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ヨーロッパの伝統芸能・オペラなどだと、客席も舞台の一部とみなされ、ある程度暗黙のドレスコードが存在するらしいですね。
そこで、上記の質問を頂きました。
歌舞伎を観る時、どんな服装をしていけばいいのか。
ずばり「和服」です!
洋服で行こうものなら、入口で「ちょいとちょいとお兄さん!こっから先はお江戸だよっ!」と追い返されちゃいますぜ!!
・・・嘘です。嘘をつきました。
すいません、ちょっと疲れていたものですからm(__)m
で、ここからがホント。
基本的に、ドレスコードなどは存在しません。
たぶん、歌舞伎は「伝統芸能」の枠で括るほど高尚なものではないんですよ。
(↑芸術的レベルという意味ではなくてね、娯楽の質として。)
一般的にみて「見苦しくない格好」であればまったく問題はないでしょう。
歌舞伎観劇は長時間に及ぶ長丁場。不慣れな服装で疲れてしまっては元も子もありません。
Tシャツジーパンレベルでもちろん大丈夫です。
お着物での観劇は楽しいですが、帯結びに注意。
華やかに膨らませていると・・・座席に背をつけられず自分もキツイですし、後ろの座席の人が見難くなってしまいます。
ただ、一階席でVIPな観劇をするときには、ちょっぴり心がけが必要です。
歌舞伎は基本的に客席の電気が消えず(特別な演出がある場合を除く)観劇中も客席は明るいままです。
そして、歌舞伎独自の舞台機構として、下手側に客席を突っ切る「花道」が設置されています。
客席を突っ切っている以上、劇場内すべての観客の視線は客席にも注がれることになるのです。
「眼に入って、雰囲気を壊す服装」だけは自制が必要。
禁止ではもちろんありませんが、一階席だけはあまりにカジュアルな服装・目立つ服装・肌が露出した服装は避けた方が無難です。
歌舞伎って、お着物を着ていらっしゃる人が結構多いです。
特にお正月や襲名披露は着物率高し。
素人の私が見ても「いい着物だ」と分かるほどの品を纏っていらっしゃったり。(←全身トータル・・・数百万?いや、もう一桁か!?)
女の子が可愛らしい大正ロマン風のおしゃれをしていたり。
大人の女性がさらりと着こなす風情が素敵だったり。
男の方がこなれた着こなしをしていると、異常に素敵に見えたりね(←ゲレンデ現象のようなものか!?)
初日や千秋楽、また時折、ロビーに役者さんの奥様やお嬢様が居ることもあります。
さすがの美女っぷり、お着物の着こなし、身のこなしを柱の蔭から覗いたり(←怪しい・・・)
着こなし、小物使い、ヘアスタイル・・・劇場前で人間ウォッチングをするのもまた楽し(^^)
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