文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

幕間の歌舞伎語り♪

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以下の項目をご説明します(^^)

●一幕見ってどういうシステム?
●お席はどこ?制限人数は?
●お値段は?
●一幕見チケット購入法&一幕見の方法
●一幕見割引情報♪
●Q.見やすいお席はどのあたり?
●Q.友人といっしょに観たい。二人とも並んでいなくては駄目ですか?
●Q.5月の勘三郎披露興行、どのくらい並べば一幕見チケットがとれますか?

まずは、一幕見のシステムを簡単にご説明。
●一幕見ってどういうシステム?

歌舞伎座公演は通常、昼の部・夜の部ごとに「数作品が1セット」になった形態で上演されています。
一幕見とは、「一幕(=1作品)」だけを見ることが出来る歌舞伎座独自のシステム。

各部(昼の部or夜の部)をすべて観ると、総公演時間は、トータル4時間超にも及ぶ長丁場。
見続ける気力体力に不安のある方にとって、興味のある1作品(=1幕といいます)だけを見ることが出来るこのシステムはとってもお手ごろです(^^)
さらに、一幕見をつなげて各部の全幕を見ることも可能。
ただし、昼の部・夜の部をまたがって観ることはできません。昼の部終了後、夜の部の列最後尾に並び直すことになります。

●お席はどこ?

お席は3階B席のさらに後ろ、通称「天井桟敷」。
90席程度の座席があり、全席自由席。早いもの勝ちです。
立見も出来、制限は50人くらい。
座席の一番後ろに手すりがありますので、寄りかかっていることが出来ます。
壁際に一段高い台があり、そこに立ってもOK。
下手な座席で見るよりも、ここに立って観るのが一番見やすいという説も・・・

座席+立見(=140人くらい?)で人数制限がありますので、満員になってしまえばチケット販売は打ち切られます。

●お値段は?

幕ごとにお値段が違いますが、大体1000円前後。
『歌舞伎座ホームページ』で幕見料金の確認ができます。

『歌舞伎座ホームページ』URLはこちら↓
http://www.kabuki-za.co.jp/

ちょっと近道♪「5月興行情報」はこちら↓
http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0505/5kg_1.html

通して見た場合、お値段は3階B席よりちょっぴり安いか、もしくは同じお値段になります(月によって違います)
5月公演の場合ですと、B席3500円のところ、幕見での通し3300円。ちょっぴりお安い(^^)
正規ルートの最安値で観劇することが出来ます。

一幕見のイイところは、イヤホンガイドが安い!
イヤホンガイドとは、歌舞伎の同時解説システムのこと。
解説や豆知識をタイミングよく説明してくれ、歌舞伎がとっても分かりやすく、楽しいものになります♪
通常650円→400円(保証金1000円は別。機材返却時に返金)
聞こえる内容はすべて同じです。
これもちょっと嬉しい(^^)

●一幕見チケット購入法&一幕見の方法

歌舞伎座を正面に見て、左側。大きく「一幕見」の看板が出ている入口があります。
そこで列を作り、販売開始時間を待ちましょう。
列の前方には床几(腰掛け)がありますから、座って待つことが出来ます。

開演時間の約30分前に1幕目のチケット発売開始。
その時、それ以降の見たい幕すべてのチケットが購入できます。
ですから、その時点で希望すれば、最後の幕まで購入可能なわけです。

で、チケット購入→客席へ入場となります。
ここからが早い者勝ち!でも客席まではびっくりするくらい急な階段、しかも長い(笑)
これも歌舞伎を観るための試練ですっ!・・・がんばれっ!

2幕目のチケットは、1幕目が終わって、幕間(=休憩時間)に入った時に販売開始。
2幕目以降の販売開始時間は下記サイトを参照してください。
『歌舞伎座ホームページ』よりちょっと近道♪「5月興行情報」はこちら↓
http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0505/5kg_1.html

1幕目だけを観て帰る人がすべて出てきた後に、係員の指示に従って入場します。

ただここで注意したいのが、1幕目を観て、そのまま続けて2幕目も観る人はそのまま座席に残っているのです。
座席に座ったまま、次の幕のチケットもぎりをしてもらえるシステム。退場しなくていいのです。
続けて見る人は、1幕目だけを観て帰る人が席を立った瞬間、また早い者勝ちでいいお席に移動!
ここも勝負どころ!
(↑このチャンスを活かせば、思わぬラッキー席が取れるかも♪)

・・・ですから、たとえば2幕目チケットの一番に並んでいたとしても、1幕目から続けて観る人がすでにいいお席を確保していれば、それ以外の空いているお席しか取れない(もしくは立見)ということ。

「一幕目が満員で、その人たちが全員2幕目も続けて観る」のなら、2幕目のチケットは定員オーバーで販売もされないということもありえます。
通常はほとんどないですけれども、初日や千秋楽はこういったケースがあるかも。要注意です!

3幕目以降はすべてこれと同じです。

●一幕見割引情報♪
一幕見には、2つの割引があります。

1:学生のみが対象の「学生割引」
※チケット購入時に「学生証」の提示で、一幕100円の割引(全幕対象)

2:携帯電話(Docomo・TU−KA・AU・J−PHONE)利用者対象の「歌舞伎モバイル割引」
※無料サイト「歌舞伎モバイル」にアクセスし、‘歌舞伎座幕見席割引‘画面を画像メモで保管。
チケット購入時に「割引画像」を提示すると、昼・夜ごとに指定の一幕が200円割引

ちなみに、5月大歌舞伎の割引指定幕は昼の部が『菅原伝授手習鑑 車引』+『芋掘長者』(2幕セットで1幕扱いになります)、夜の部が『義経千本桜 川面法眼館の場』になります。

「歌舞伎モバイル」へのアクセス方法はこちら!↓
http://info.keitai.biglobe.ne.jp/i/kabuki/?AD

●Q.見やすいお席はどのあたり?

座席が選べるのであれば「1列目」「中央〜上手側」「前が通路になっている場所」がベストです。

なぜ「前が通路になっている場所」かというと・・・
一幕見席の前は3階B席に当たるのですが、座席の高低があまりついていません。
よって、B席座席の後ろをとってしまうと、目の前で視界が人型に区切られてしまうことがあるのです。
前の方が大きな方だったりするとさらに悲劇が(涙)(←いやっ、あなたは悪くないんですけど・・・)
3階B席の通路と幕見席の通路の位置はずれていますので、目の前が通路になっている場所であれば、視界を遮られることがありません。

なぜ「中央〜上手寄り」かというと・・・
お芝居を見るとき中央(センター)で見るのが一番見やすいのは自明の利。
さらに、上手寄りがいいという根拠は「花道がちょこっと見える」ということ。
歌舞伎には下手側に「花道」という客席の間に伸びた舞台機構があります。
3階席以上からはほとんど見えないのですが、上手側に寄って角度をつけると「七三」付近まで見えるようになるのです。
「七三」(=役者の登場する場所から7、舞台から3の位置)とは、役者がポーズを決めたり立ち止まって芝居をしたりすることが多い場所。ここが見えると嬉しいです(^^)

もし上記の条件の場所が取れなければ、むしろ2列目に下がってしまう方が見やすいです。

また、下手な座席に座るより、立見のほうが視界が遮られるイライラ感はなくなります。

●Q.友人といっしょに観たい。二人とも一緒に並んでいなくては駄目ですか?

A.一人並んでいれば、その後でお友達を列へ入れてあげることが出来ます。
これは、劇場側も認めていることなので大丈夫。
私もよくやりますし、皆さんもやっているので文句を言われたりはしません。ご安心を(^^)
念のため、後ろに並んだ方に「連れが後ほど来ますので」と伝えておけばさらに安心です。
列が長くなったとき、人数をカウントすることがあります。そのときには後から来る人がいることを言ってくださいね。

ただし、チケット販売時までに人数が揃っていないとダメです。
一幕見チケットは、列に並んでいる人しか販売してもらえません。
一緒に買っておいてあげるということは出来ないですから注意!

●Q.5月の勘三郎披露興行、どのくらい並べば一幕見チケットがとれますか?

で、今回の公演。
通常ですと販売時間までに行っておけば、入場できないということはほとんどないはずなのですが・・・
しかし今月は特別な公演ですから、販売時間ぴったりでは入場制限に引っかかる可能性が高いです。

待ち時間の件は、お日にち、天気、たまたまその日は・・・という運も絡んできますから、確実な時間を申し上げることはできません。
あくまで参考までにお考えください。

1幕目から観るのであれば、立見でもよければ販売時間の1時間前程度。座席がとりたければ2時間前くらいが目安でしょうか。
100%間違いなく取れるとは言い切れませんが、この時間なら80%は大丈夫だと思うので。
行ってみて、「見られなかったー」というのがとっても悔しいので(笑)そんな思いをするなら少し多めに待っとこう!という判断でのお時間です。

2幕目、3幕目からご覧になる場合は、『●一幕見チケット購入法&一幕見の方法』でご説明した通り、長く待っても立見の可能性があります。
長丁場ですし、座席(しかも見やすい場所)を取りたいのであれば、1幕目から入場してしまうのがベストではあります。

一幕見の状況、歌舞伎座に直接問い合わせてしまうというのも手かもしれませんね。
現状を教えてくださったり、アドバイスなどいただけるかも知れないです。

当然ですが、土日祝は通常より込みます。可能なら平日がよりベスト。
また、評判のいい公演であればあるほど、千秋楽に近づくにつれ、どんどん込んでくるとのこと。
できるだけ早い日程の方が比較的空いているとのことでした。

現在、歌舞伎座は空前のお祭り騒ぎ!
なにといったって、十八代目中村勘三郎襲名披露なのですヾ(@^∇^@)ノ
歌舞伎に興味のある人はもちろんのこと、披露興行の熱狂ぶりを伝えるメディアやTVの特集番組を見て「ちょっと、観てみたいなぁ」と思っている人は多いのではないかしら。

けれども、襲名披露の最終月・5月公演の前売りチケットは「全日程全席種が発売当日に完売」という離れ業で消えていきました(←なんだよそれっ!?ありえないっΣ(゜□゜*)!!)

せっかく歌舞伎に興味を持ったのに・・・もう、観るチャンスはないの??という悲痛な叫びを聞きつけました。
泣く子があれば行って助けるyukiyanagi!(←卒論は宮沢賢治です!!)

実はね―――生観劇の方法は、まだまだいくつもあるんです!!
今からでも間に合う!世紀の大襲名を、生で体験してください!

方法は4つあります。

●正規販売:「戻り券」の再販売を狙う!
●裏ルート:金券ショップ・オークション・チケット救済掲示板を利用して個人取引!
●正規販売:当日券で観る!
●正規販売:一幕見で観る!

ひとつずつ、入手方法等をご説明。
●正規販売:「戻り券」の再販売を狙う!
前売りチケットはすでに完売していますが、これは「すべてに予約が入っている」というだけのこと。
電話やWebでの販売の場合、その場でチケットを引き渡すことは出来ませんから、購入者には「予約番号」が渡されます。
「予約番号」を持っている人が、所定の方法によって代金を支払い、引きかえにチケットを受け取るわけです。これが「発券」。
「発券」が行われたチケットはキャンセルがききません。

ただし、「予約番号」には有効期限があり、期日までに発券しないと権利が消滅してしまうのです。
ですので、事情によって発券されないチケットがこれから出てくるわけです。
「いろいろなルートでチケットを手配していて、他でチケットが確保できたからもういらない」とか、
「友達同士で共謀(←チケ争奪戦の敗者は言葉が卑屈になる(涙))して確保したけれど、一番いい条件のチケット以外は発券しない♪」とか、
はたまた「はうあっ!!発券忘れたっ!!」(←お辛いことです・・・ (゜ーÅ))とか。

そうしたチケットのことを「戻り券」と言います。
戻り券は、随時正規ルートで再発売されています。
ただし、戻り券がいつ出るか、というのはまったくの不明。チケットの購入者が予約した日によりますから。こればっかりは運次第。
思わぬ良席がぽんっと戻ってくることもあるそうですから、侮れません。

購入方法としては・・・
正規ルートの販売ですから、購入方法は以下のとおり。
『劇場チケット売り場』で確認。Lucky!ならすぐ購入♪
『チケットフォン松竹』(=電話販売)へこまめに問い合わせ。Lucky!ならすぐ予約♪
『チケットWeb松竹』(=Web販売)へアクセスし、空席状況を確認。Lucky!ならすぐ予約♪
(↑『チケットWeb松竹』の利用は、無料の会員登録が必要です)

詳しくは、松竹公式サイトで御確認ください。
『松竹 Offical Web Site』URLはこちら↓
http://www.shochiku.co.jp/

ちょっと近道♪「勘三郎襲名披露5月公演」紹介ページURLはこちら。
演目・出演者など情報たっぷり♪↓
http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/index.html

『チケットWeb松竹』URLはこちら↓(購入には会員登録が必要です。無料)
http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/

『チケットホン松竹』についての詳しい説明URLはこちら↓
http://www.shochiku.co.jp/play/phone-j.html

さて次は、ちょっぴりダークな裏取引(笑)・・・嘘です嘘です。
購入したけれど、どうしても都合がつかなくなった等のチケットを、個人同士でやり取りしするケース。
●裏ルート:金券ショップ・オークション・チケット救済掲示板を利用して個人取引!
まずは金券ショップ。
コレばっかりは運ですが、時折期日ぎりぎりのチケットが値引きされていたりすることも。
お近くの金券ショップをダメモトで覗いてみると・・・幸運が待っているかもしれません(^^)

次はWebオークション。
目の飛び出るような高額取引も行われていますが(悔しい〜(><))、条件や運によっては定価やそれ以下のお値段でチケットを譲ってもらうことも可能です。
ただし、正規ルートではない個人対個人の信用取引。誠実に対応し、してもらえる相手でないと嫌な思いをすることにもなりかねません。
リスクはありますが、実益は大きい!私もお世話になってます♪
Webオークションによっては手数料の必要な所もありますので、利用規約を御確認ください。

日本最大のWebオークション『Yahoo!オークション』。出品数が多く、かなり使えます。
『Yahoo!オークション』URLはこちら↓
http://auctions.yahoo.co.jp/

数は少ないですが、時々ビックリな掘り出し物が!
『オークション・ショッピングのビッダーズ』URLはこちら↓
http://www.bidders.co.jp/

『楽天フリマ オークション』URLはこちら↓
http://furima.rakuten.co.jp/

お次はチケット救済掲示板。
個人サイト等で、チケット救済を目的とした掲示板を設けてくれているところがあります。
オークションと同様、正規ルートではない個人対個人の信用取引であることをお忘れなく。
しかし、カブキズキが集まるサイトに併設されているものですので、譲る人も良心的であることが多いように思います。
定価や定価以下が基本。利益や見かえりが目的ではない、純粋な「行き先に困ったチケット救済」が行われている所がほとんどです。
各サイトの利用規約をきちんと確認し、「個人のサイトを使わせてもらっている」礼儀をわきまえればとっても有効な方法です♪

こういった掲示板はたくさんありますが、中でも「雰囲気が明朗」「使いやすい」「情報が多い」でお気に入りの二つをご紹介します。

『華・成田屋』(コンテンツ名:「チケ成」)のURLはこちら↓
http://homepage1.nifty.com/yumishan/index.html

『海老蔵まにあっくす』(コンテンツ名:「チケット救済専用BBS・切符救済願出所」)のURLはこちら↓
http://homepage3.nifty.com/urimaru70/naritaya/index.htm

さて次は。
今までの方法は運まかせ、神頼み。
けれど、ここからは『並ぶ気力と体力』があれば、100%入手可能!
●正規販売:当日券で観る!
歌舞伎座では、当日先着順で販売される『当日券』が必ずあります。
事情によるキャンセル券+(チケット完売の場合)一等席の後ろ・二等席の後ろに補助席が出ます。
お値段は一等・二等と同額。
日によって数は若干違いますが、毎日およそ30〜40席程度が販売されます。
一人3枚(だったかな?複数枚購入できることは確かなのですが、枚数があいまい。歌舞伎座へお問い合わせください)まで購入できますので、友達のうちじゃんけんに負けた一人が頑張るか(涙)、数人で交代しつつ並ぶのもアリでしょう。
販売は10時から。

ただし、当日券は相当に込み合います。
今となっては正規ルートで購入できる最後の一等(二等)席。
戦いに敗れたカブキズキが詰め掛けますので、特に休日であればかなり長時間並ぶ覚悟が必要。
確実という案内は到底出来ませんが、すくなくとも2〜3時間前からのスタンバイは必須かと思います。
座るものを持っていって(列の前方であれば、床几(腰掛け)を出してくれますのでそれに座ることができます)、暇つぶしグッズを持ち込んで・・・
「休日は本を読もう。ただし場所は歌舞伎座前でね♪」ぐらいの気持ちでお出かけになるとよいかと。

最後は、気力&体力には自信アリ。財布の中身には自信なし(滝涙)な方に!
●正規販売:一幕見で観る!
一幕見とは、「一幕(=1作品)」だけを見ることが出来る歌舞伎座独自のシステム。
歌舞伎の正規チケットは、昼・夜ごとに「数作品が1セット」になった公演形態なのです。
すべて観ると、総公演時間は、トータル4時間超にも及びます。
見続ける気力体力に不安のある方にとって、興味のある1作品(=1幕といいます)だけを見ることが出来るこのシステムはお手ごろではないかしら(^^)
一幕ごとに値段が設定されており、大体1000円前後で見ることが出来ます。
今公演の一幕見料金は下記サイトを参照してください。

『歌舞伎座ホームページ』より「5月興行情報」URLはこちら↓
話題と見どころで、見たい作品選びもできますよ♪
http://www.kabuki-za.co.jp/info/kougyou/0505/5kg_1.html

一幕見をつなげて各部の全幕を見ることも可能。
通して見た場合、お値段は3階B席(3500円)よりちょっぴり安い3300円。
正規ルートの最安値で観劇することが出来ます。

お席は3階B席のさらに後ろ、通称「天井桟敷」。座席が90席、立見が40人程度が制限人数です。

一幕見についてはプロなので(笑)
システムについての説明&ちょこっとアドバイスがあります。別記事で詳しく♪

歌舞伎について、いろいろとご質問を頂きました。
そして、ふいに気付いたこと。
「あっ、そうか!初めての方はここのところが分からないんだ!」

ちょっと前の私も思っていた疑問質問。
コレが分かれば歌舞伎の敷居なんてひょいって飛び越えられちゃうのにな、っていうちょっとしたアドバイス――

私自身も歌舞伎デビューしたばっかりの「初心者カブキズキ」。
ご質問にお答えできるような立場じゃない・・・のですがっ、今なら分かることも多少はありそう。
それに、「芸術鑑賞!!」「批評!!」という高レベルには到底及ばず、キャーキャーと楽しんでいるごく普通のカブキズキ。
楽しむ為の歌舞伎なら、ちょっとは自信もついてきたし(^^)(←ミーハーだし(笑))

・・・と、いうわけで。
歌舞伎についての疑問質問、ちょっとしたQにお答えしていこうと新設しました『歌舞伎Q&A』。

ご質問がありましたら、この記事にコメントしてください。
分かる範囲でお答えします。
分からなかったらその機会にお勉強もして、頼りがいのあるカブキズキ先輩にすりよって(笑)
お時間を頂くかもしれませんが、気長にお待ちください♪

ではでは、どうぞお気軽にご質問を〜!!

コメントでご質問を頂きました。

「歌舞伎はストーリーを知らずに観にいっても楽しむことができますか??」

――――そうだよね、不安だよねぇ!
私自身も半年前に歌舞伎デビューしたばっかりの「初心者カブキズキ」。
ご質問にお答えできるような立場じゃない・・・ですがっ、初めてご覧になる方と同じ感覚で歌舞伎を観ているはず。
私が歌舞伎をめいいっぱい!楽しむために試行錯誤したアドバイスをご紹介します♪

まず、ご質問への答え。
「Yesなのもあるし、Noなのもある」
「Yesであっても、もっと楽しめる方法がある!」
どういうことかといいますと・・・
歌舞伎の種類によって違うんじゃないかなぁということ。

歌舞伎には、大きく分けて4つのジャンルがあります。

まず一つ目は【時代物】。
コレは、簡単に言えば「江戸時代の人たちにとっての時代劇」といったところ。(←例外もアリ)
『朗々と謡うような、いわゆる‘歌舞伎っぽい‘台詞回し』
『格調高い古めかしい言葉』
『誇張された非現実的なお衣装やお化粧』
・・・いわゆる、‘歌舞伎のイメージ`を地で行く作品群です。

幕が開いた瞬間、圧倒されるほどの美の世界!
ビックリを通り越してあっけに取られるほどの華やかさ。
「うおー、歌舞伎を観に来たぞー!!」という掛け値なしの満足感を味わえます♪
台詞は若干難しく思えますが、そこは日本語。集中して聞いていればまったく分からないことはありません。

コレを見るときには、とことん!予習をして行ったほうがいいと思います。
時代物の作品というのは、長大な物語のうち、見どころたっぷり♪な場面を切り取って独立させた作品が多いんですって。
つまり、その場面に至るまでのあらすじや登場人物の紹介などはすっぱり省略。
観客が「そこまでのストーリーは知っている」ことを大前提に、おいしいトコどりで上演するわけです。
なので、突然その部分だけを観ても「・・・・なんでぇっ!?」となちゃうんですね。
その上、言葉がちょっと難解。(←頑張って聞く!という集中が必要!)
登場人物の人間関係は面白いくらい入り組んでいる。(←人間パズルか!?とつっこみたくなる!)
一筋縄じゃいかない、二転三転のストーリー展開・・・
言葉や行為と裏腹な真意を腹芸で見せたりすることも。
たぶん、初めて観劇してすべてを理解することは不可能なんじゃないか?と思います。

事前に、物語のあらすじ・登場人物の人間関係・物語の前提などを調べて頭のすみっこにおいておく。
ネットで検索したり、書籍にあたったり、まだ全然数が足りないですけどこちらのブログの「歌舞伎演目解説」がお役にたてるかも。
劇場に行ってからプログラム(=筋書、と呼ばれています)を購入すれば、詳細な情報が載っています。
それを購入しなくても、無料でもらえる公演チラシの裏側「話題とみどころ」を読んでおけば内容を大雑把につかむことが可能。

歌舞伎って、娯楽のくせに伝統芸能というプレミアがついていますから、普通だったらこっちが頑張って調べなきゃいけないことも、向うから「理解して!」と言って資料を提供してくれる(^^)
お金なんかかけなくても、大概の情報はゲットできます。

そうやって物語を自分の中で噛み砕いてから観劇すれば、よく分からないストーリーに振り回されて混乱し、蚊帳の外に追い出されてしまう〜という悲劇はある程度防げます(笑)

お芝居はストーリーにはらはらドキドキするのが醍醐味でもありますが・・・
普通のお芝居だと、その「はらはらドキドキ」はストーリーを追うことで直接的に感じられます。
けれど、時代物の歌舞伎はストーリーを知っていて、その上で観ていても「それ」があるんです。
さすがに、名優と呼ばれた何人もの人たちが生涯かけて演じ続けてきた価値のある「凄み」のようなもの。
人間の根っこのところにある、日常では決して掘り起こされることのないものが、重たいドラマの世界を生きる主人公たちの中に浮かび上がり、役者の体を通してにじみ出る様・・・
それに心を添わせることは、どんなに良く出来たサスペンスより「はらはらドキドキ」するもの。
何度も何度も繰り返し上演され、役者が何度も何度もその役を演じ、観客がストーリーも暗記してしまったような物語を何度も観る――――
年月を経て残った名作と呼ばれる作品は、その鑑賞に堪える作品だからこそ。
何度観ても発見があり、感動があるのは本物だからなのかなぁ、と思います。

・・・かと思うと、「理屈もなんもない!とにかく豪華に!痛快に!」という作品もあったりするのが面白いところ。
日本人って、前者みたいにとことん深刻に精神の迷路の中に入っていくようなものを尊んだりする一方、とことん単純にお祭り騒ぐのも好きらしい(笑)
そういう作品にぶち当たったらですね、屁理屈はいらないです。
ストーリーは頭の中にいれておいて、そっちを追う手間を省き、目の前の現実にあっけに取られているのが正しい観方なんだと思います。

結論。
A.『時代物は徹底的に予習すると、よりいっそう楽しめる!』

次は【世話物】。
これは、前記の言葉でいうならば「江戸時代の人にとっての現代劇」といったところ。
時代物が武将や上流階級の人々の世界なら、世話物の主人公は市井の人々。
内容もぐっと砕けて、言葉も聞けばそのまま理解できるものがほとんどです。
また、エンターテイメントとして、ストーリー以外にも面白味がたっぷり!
河竹黙阿弥の流麗な七五調の台詞回し、早替わりなどのビックリ趣向、歌舞伎ビギナーでも御存じ「弁天小僧」「お富・与三郎」などキャラが際立った作品などなど。

世話物の場合、時代物ほど予習をしていかなくても大丈夫だと思います。
予備知識なしに観たとしても、大体は理解できるはず。

ただ、やはり「作品が成立した時代の常識」があたりまえのこととしてストーリーに組み込まれていたり、所々に「?」が出てきてしまうことはあります。
また、「歌舞伎のお約束事」のようなものも、はじめてみるときは異質なものかも。
そういう部分はやっぱり「知っておく」しかないですから、そこはちょっとお勉強が必要。
また、世話物はストーリーだけじゃなく、江戸の小粋や上方のはんなりといった雰囲気、趣向の面白さというのも醍醐味のひとつ。
事前にあらすじをさらっと浚っておくと、それらの醍醐味のほうまで気を回すことが出来て楽しいかもしれません。

結論。
A.『世話物は、あらすじをさらりと浚っておく程度の予習がベター♪』

3つ目は【新歌舞伎】。
こちらは明治以降に成立した作品群。
江戸(またはそれ以前)時代の姿を借りているものの、近代的な解釈の歌舞伎版「演劇」。
ストーリーの明確な、端正な作品が並びます。
感覚としては現代劇とほとんど同様。言葉は普通の言葉そのもの。すべて理解できるはず。

ですので、このジャンルに関しては予習はしなくても大丈夫だと思います。
「ストーリーそのものを楽しむ」という楽しみ方ができる作品群。

結論。
A.『新歌舞伎=現代劇。自由に楽しんで♪』

4つ目は『舞踊』。
コレこそ、単純に観て楽しめばいい♪・・・と思いがちですがっ。
(* ̄ー ̄)"b"それじゃぁとことん!楽しむ主義に反します。
「舞踊こそ予習!」
舞踊には大筋があります。
ストーリーというほどではなくても、状況だとか人物のキャラ設定のようなもの。
そういうものを頭に入れておくと、踊りを観ていても世界がふわりと広がります。
振りの意味もなんとなく分かったりして。
「観ていて美しい」だけでも舞踊は十分楽しめますが、そこにちょこっと理解が加わるとさらに楽しい♪

結論。
A.『舞踊こそ予習!「今何を踊っているの?」「どういう気持ちで踊っているの?」を理解していると舞踊はもっと楽しめる♪』

・・・・と、ずらずらと書いてまいりましたが。
ここに秘密兵器がっ!
それは・・・
(* ̄▽ ̄)ノ■~ イヤホーンガーイドー!!(←ここ、ドラえもんっぽく読んでください!!)
歌舞伎公演を行っている場所ではほとんど「イヤホンガイド」が貸し出されています。
イヤホンガイドとは、観劇しながら同時解説を聞くことができるシステム。
作品の時代背景、分かりにくい部分の補足、ちょっと面白い豆知識、役者の紹介、見どころetc・・・をタイミングよく解説してくれます。
台詞の邪魔をしたり、うるさく喋りたてたりしないところはまさに職人技。
コレさえあれば「予習」をしていなくっても作品の内容がよく分かりますし、+αの楽しみが増えること請け合い♪
・・・いやっ、けして回し者じゃないですが、初心者には絶対おすすめ!
歌舞伎を敬遠していた知人をはじめて誘った時、イヤホンガイドを使いましたら「内容がよく分かった。結構歌舞伎面白いわ」と食いついてきました(←しめしめ)

もちろん、楽しみ方はひとそれぞれ。
みんなはどうなんだろう?と歌舞伎が好きな知人にインタビューしましたところ、いろいろな答えが返ってきました。

A:予習はまったくしないで、イヤホンガイドを使って観る。
  初めてのときからこの方法。これで十分楽しめます。

B:「初めて」というのは一度きり。
  なので、予備知識や解説などを入れずにまっさらな状態で、自分の五感で感じ取りたい。
  もちろん理解しきれないところもあるが、先入観なしで観られるのがいい。
  それでも、歌舞伎というのは十分に魅力的だと思ったし、ストーリーもなんとなく分かる。

C:まったくストーリーを知らずに楽しめるか?・・・それは無理じゃないかなぁ。
  ある程度、あらすじだけでも確認してから観た方がいい。

以上です。
もちろんこれは、私の個人的な楽しみ方。
もっといい方法もあるでしょうし、個人のこだわりもあると思います。
でも、歌舞伎を本当に理解し、とことん楽しむための何よりの方法は・・・
「とにかく、生の舞台をいっぱい観る!」ことに尽きると思います。
観つづけると、気付くことがある。楽しみも倍増する。発見がある(^^)
うーん、こんなに楽しい娯楽って、なかなかないかも♪

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