文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

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※私がイヤホンガイド放送を一度聴いた記憶だけを頼りにUPしました。
文中の言葉は、仰った言葉そのままではないものもあります。
思い違い・聞き違い、またニュアンスの違いなどがありましたらご容赦ください。
また、間違い等がございましたらご指摘いただけると嬉しいです。

「襲名おめでとうございます(^▽^)」というインタビュアーさんのお祝いに、二つの「ありがとうございます」が返ってきました。
耳に心地いい優しげなお声は玉太郎丈・・・って違う、松江丈!まだ慣れないっ!
音割れぎりぎり、録音の高音限界か!?ってなぐらいに甲高い元気いっぱいのコドモ声は、もちろん新生・玉太郎ちゃん!
・・・って、玉太郎ちゃんのお写真ご覧になりました!?
お父様は見事に整ったお顔立ちの正統派美男子。血を引くムスコは・・・こりゃ言わずもがな(^^♪
いやーん、お顔立ちが整ったコドモってもう人形ですね。可愛すぎますね。
よしっ、これからお姉ちゃんは君を玉ちゃんと呼ぶよ♪
これからのたまちゃんは、多摩川に生息するアザラシ君のことじゃありません!
玉三郎丈をカワイく呼んだわけでもありませんからっ!←ヒー!これ恐れ多いっ(_人_)

※以下敬称略で記載させていただきます

《「松江」は女形の名跡?》

松江丈:「松江」という名前は今の魁春さんが大きくなさったお名前で、「松江」といえば今でも魁春さんのことというイメージですよね。
今も魁春さんのことを松江さんってお呼びになるご贔屓さんもいらっしゃるぐらいで。
それがありますから、「松江」という名前は女形の名跡だというイメージがあるかと思うのですが、私はこれから女形になるわけではいないです。
今から女形になろうったって、多分「先代の松江はよかったよね」って話になるだけでしょうから(笑)
名前を継いでも、今までどおり立役中心で行くことになるかと思います。
梅玉さんの例がありますね、梅玉ってお名前はもともと関西の女形の名前ですが、今では今の梅玉さんの立役ってイメージで定着しています。
私も、早く「松江」といえば私のことだって認識を持っていただけるよう、頑張らなくては」

《屋号も変わります。》

インタビュアー:「このたびのご襲名で、屋号も変わることになりますね」

松江:「そうなんですよ。加賀屋(=かがや)になりました。
また、『玉太郎』は成駒屋の名跡なのですけれども、今後は加賀屋の名跡とさせていただくことになりました。
今まで、さんざん『成駒屋の!中村玉太郎です』って言い続けてきたんですけれども(笑)
これより、東蔵より親子三代、屋号は全員『加賀屋』となります」

《今後、やってみたいお役は?》

インタビュアー:「今後、立役でやってみたいお役などはありますか?」

松江:「やりたい役というよりも、チャンスがあればどんな役でもやってみたい。
体験したことのある演目の中でも役はそのほかにいくつでもありますし、こういう言い方をするとお客様に失礼かもしれませんが、さまざまに挑戦し勉強させていただきたいという気持ちです。
私も40になりました、もう頑張るしかありません」

松江:「私の初舞台は鏡獅子の胡蝶でした。舞台を後ろからずっと見ていまして、あの演目には憧れがあります。以前勉強会でさせていただいたことはあるのですけれども。
前半はお小姓弥生、私の女形がいいといってくださる方もいらっしゃるので(笑)」

《パパが一番カッコいい!!》

今月の公演チラシには「六代目中村松江襲名・五代目中村玉太郎初舞台」として、親子が揃いの正装で金屏風の前に畏まったお写真が掲載されています。

松江:「お化粧はちょっと前に練習しました。撮影当日に初めて化粧して、嫌だーって出てこなくなっちゃったら困りますからねぇ。
でも、裃と袴の正装のお衣装をつけるのは当日が初めてで」

インタビュアー:「お揃いだね」

玉太郎:「うん!この中でパパが一番カッコいい!」(←かーわーいーいー!!!!)

松江:「そう?ありがとう」(←この言い方が「パパ!」って感じなんですよぅ!)

インタビュアー:「お化粧はどうだった?冷たかった?気持ちよかった?」

玉太郎:「カッコよくなった!」←わー、白塗りお化粧はカッコいいって認識なんだ!
インタビュアーさんの言葉を鸚鵡返しに「冷たかったー」って言う口調が子供っぽくてかわいいの♪

《ご自分と、息子と》

松江:「私は6歳のときから踊りのお稽古をはじめましたから―――それまでも舞台には出ていたのですけれども、今この子の年の5歳の時には何もしていませんでしたね。
ですから、この子は父親よりも・・・父親の体験しなかったことをしているんですよね」

松江丈の口調ってのんびりと穏やかで、あまり感情が出ないように思っていたのですけれども、この言葉を仰るとき・・・ほんのちょっと、誇らしげな、嬉しいような、頼もしさの手ごたえを感じているような、そんな感じが口調に滲んだんですよね。
若いパパ、そしてお師匠。松江丈は一人何役もの立場で玉太郎ちゃんに向かうのだなぁってふと思いました。

インタビュアー:「舞台で共演なさる皆さんのこと、玉太郎君は分かってますか?」

松江:「どうだろう?東蔵と私のことぐらいは認識してると思いますけど・・・あと、魁春さんは分かるよね?お稽古してもらったものね?(と玉ちゃんに問いかける)」

玉太郎:「お話した」

松江:「お話したっていうか、お話聞いてもらったんだよね」(←小さく訂正(笑))

インタビュアー:「玉太郎君、ムシキングが大好きなんですよね!」

松江:「しゃべりだすと止まらなくなってますね(笑)でもアニメは興味ないらしくて、カードばっかり」(←こういう会話、ホント「幼稚園児のパパ」ですよねぇ!)

ぷぷっ、お稽古場でムシキングレクチャーを受ける魁春丈・・・(想像中)(^m^*)

《「頑張るしかないものね」》

インタビュアー:「じゃぁ玉太郎君、これからも頑張ってね!約束だよ」との言葉に、玉ちゃんから?インタビュアーさんから?指切りをすることになった様子。
「指きりげんまん〜♪」を高らかに歌いきる玉ちゃん。可愛いけど声は真剣、生真面目にお約束した模様です。

松江:「あーあ、約束しちゃった(笑)」

のんびりしたいたずら口調で茶化す松江丈。
そして、こう仰いました。

松江:「頑張ろうね。頑張るしかないもんね」

あっ、このお言葉、さっきも仰っていた―――
子供に言い聞かせるようにも、独り言のようにも、自分に言い聞かせるようにも聞こえたこの言葉、その口調。
「頑張るしかない」
松江丈が口になさったその言葉はあまりにも真っ直ぐで、単純ではあったけれど、これこそが松江丈の今の心境そのものなのだろうなって思いました。

大きな名前を継いで。
息子が初舞台を踏んで。
体も動き、芸歴も年を重ねた今このときを「頑張るしかない」。
のんびりと穏やかな雰囲気の底に、静かな決意を感じさせるお言葉でした。

《松江丈&玉太郎ちゃんからのプレゼント♪》

インタビュアー:「このインタビューを収録するとき、玉太郎君はそのままじゃマイクに届きませんので、椅子に座布団を敷いて座ってもらいました。
で、その場で急遽、その座布団に松江丈と玉太郎君のサインをもらいまして、これを抽選で一名さま!にプレゼントいたします。
一名さま、って当然ですね(笑)そのとき使っていた一枚しかありませんから。
お名前と、なんか・・・ヘラクレス?とか書いてあります(←ムシキングつながり!?)
一階のイヤホンガイドカウンターに応募用紙がありますので、皆さんどしどしご応募ください!
応募用紙に、お二人へのメッセージや激励を書いていただくと、当選確率がアップするカモ?知れません(笑)」

とのことでした!!
天下の美丈夫・中村松江ファンの皆様!
そして、お隣のお父様を見ればカッコよく育つこと間違いなし!な玉ちゃんに、いまからツバつけておきたいお姉さま方!
これは欲しいじゃありませぬか(^^♪
・・・って、玉ちゃんのサインって・・・(^^;←コワイモノミタサ

六代目中村松江丈御襲名。
五代目中村玉太郎丈初舞台。
改めまして、おめでとうございます!!

先日、国立劇場平成十一月歌舞伎公演『通し狂言 絵本太功記』を観劇してきました。
役者さんたちの思いが伝わる大熱演、そしてそのドラマの深さに思わず不覚をとりそうになりながらの充実した観劇でした。
この切なさ、この悲しみは現代にもまったく同じ形で存在するに違いないです。身につまされる方も多かったのじゃないかしら。

そして今回、イヤホンガイド(=同時解説システム)の幕間特典として、主人公・武智光秀を初役で務められた中村橋之助丈のインタビューがありました。
それがとても素敵な興味深いものでしたので、記憶の薄れぬうちに記しておきたいと思います。

※私がイヤホンガイド放送を一度聴いた記憶だけを頼りにUPしました。
文中の言葉は、仰った言葉そのままではないものもあります。
思い違い・聞き違い、またニュアンスの違いなどがありましたらご容赦ください。
また、間違い等がございましたらご指摘いただけると嬉しいです。

《太十(=たいじゅう)の光秀》

※『絵本太功記』は主人公・武智光秀が主君である織田春長を討ち取った「本能寺の変」前後13日間を、一日一段の実録風に描いたもの。
その中でも十日の段・尼ヶ崎閑居の場は義太夫狂言屈指の名場面として有名で、通称『太十(=たいじゅう)』と呼ばれているそうです。

奥田さん:「武智光秀、初役ですが」

橋之助丈:「このお役は本当に憧れでしたのでね、嬉しいというより、ついにできるのかという思いがありました。
太十の光秀っていうのは、立役の卒業証書みたいなものなんです。
外のポスターになっている光秀の扮装をして写真を撮った時―――9月頃だったのですけれども、撮影をしながら「夢じゃなかろうか」と思って思わず手の甲をつねりました」

しみじみと熱っぽく語る口調に、大人の男の体の一番深いところに触れた「喜び」を感じました。
若者が「夢」に興奮して気負いたつ無鉄砲な勢いとはまた違う、きたるべきものをぐっと重く受け止めたような感じ。
腹を据えてかかった情熱が透けて見えるかのようだなぁ(^^)

《「一から作り上げる」ということ》

奥田さん:「私がこの作品の解説をさせていただくことに決まって、ご出演中だった御園座の楽屋へも何度かお邪魔させていただいたのですけれども、橋之助丈の楽屋にはずうっと文楽『絵本太功記』のビデオがかかっていましたね」

橋之助丈:「このお芝居、十日の段は名場面として繰り返し上演されていますが、その他の場面はほとんど上演実績がなかったんです。
ご覧いただければその理由もお分かりかと思うのですけれども、今回は通し狂言としてきちんとお見せしようということですので、そういった場面はほとんどすべて一からつくっていくことになりました。
元である文楽を参考にしながら考えていかなくてはいけなかったので、必死になって(文楽の)ビデオを観てね。
でも、やっぱり人形と人間は違いますからねぇ。
人形なら、義太夫の見せ場は何にもしないでいることも可能ではありますけれど、人間の場合それはできませんし・・・
文楽では凄くいい義太夫だとか音楽がたくさん盛り込まれているんです。どれも削りたくないくらい。
でも、それを全部盛り込んだら上映時間が5時間以上になりますから。
いや、国立劇場ならやらせてもらうことはできるんですけれどもね、お客様にご迷惑なだけで(笑)
そうやって一から舞台を作り上げる体験というのは、大変ですけれど楽しいですね。
こうしたらいいかな、こうしたら伝わるかなと試行錯誤で・・・」

奥田さん:「客席の反応が舞台をつくるということもありますでしょうし」

橋之助丈:「ああっ奥田さん、いいこと言って下さった!そうなんですよ」

橋之助丈:「猿之助の兄さんとか、勘三郎の兄貴とかがやっているような、新作を送り出すっていうことは本当に度胸のいることです。
僕なんか小心者だから「これでいいのか?」ってビクビクしっぱなしですけれども(笑)」

「伝統の芸を会得する」こと、それだけでも人一人が背負えるぎりぎりの重量感じゃないかなぁ。背負いきれない人の方が格段に多いでしょう。
それでも、歌舞伎役者さんたちは次のステップのことまで考えているというのは、冷静に考えれば脅威だなぁって思いました。
若手の役者さんには、まだできないことがある。大御所俳優さんには望めないことがある。
伝統の芸が大きくなって、かつ若いエネルギーは存分という橋之助丈世代の役者さんが望まれる仕事はものすごく多いのだと思います。
思わず声援を送りたくなっちゃいました。

《自分たちの「作った」復活狂言が!》

橋之助丈:「以前、国立劇場の企画でそういった上演の途絶えていた作品を復活させましてね、その作品が認められて、その他の大劇場(=すいません、劇場名を仰っていたのですが記憶がナイ(T^T))で上演されたのです。
携わって下さった先生方(=お二方の名前が挙がったのですが・・・弱小記憶力でぇぇ)が凄く喜んでいらして。
意義のあることだと嬉しかった」

《「これは光秀の血の色じゃない」》

橋之助丈:「光秀は、春長の命令を受けた蘭丸によって鉄扇で打たれますでしょう。春長本人からじゃない、意を受けた他人から打たれる。この屈辱は大きい。
春長の「顔を打て」という言葉で額を打たれ、割れた傷から血が流れます。
こういう傷は、普段なら床山さんが作ってくれるのですけれど、今回は私としても思い入れの深いお役ですから、いろいろ注文させてもらったりしました。
それこそ自分でプラモデル屋とかに行ったりしてね、こういう形がいいんじゃないか、色がいいんじゃないかなんて考えたりして。
周りの色との兼ね合いだとか、義太夫狂言では使える色も制限されていますし、ただリアルなだけじゃ駄目なのです。
光秀が屈辱の中で流した血の色なんです。
「これは光秀の血の色じゃない」なんて、不思議な注文もつけたりしました」

これは光秀の血の色じゃない―――その感覚って凄い。
そして、きっとその思いに応えられる人が歌舞伎の裏方さんには居るのだと思う。
まったく凄い世界だなぁ・・・

《光秀の書》

奥田さん:「二幕目・妙心寺の場では、光秀が屏風に辞世の句を書き付けるという場面がありますが」

橋之助丈:「そうなんですよー(苦笑)私は普段左利きなんですけれども、これは右手で書かなくては変ですから」

奥田さん:「難しいでしょう」

橋之助丈:「なかなか上手にはねぇ(笑)
でも、こういうと奇麗事かもしれませんが、字の上手い下手は問題ではないと思うんです。大切なのは、それを書いている自分が光秀であるかどうか。
字だけを上手く書こうと集中すると、地が出ちゃう。「橋之助」になっちゃう。
光秀として書けたなら、字は下手でもそれは光秀の書なのですよね。
実際「難しい」と感じたのは、字を書くことそのものではなくて光秀になることの方でした。

交流のある書家の先生にお手本を書いていただいて何度かお稽古はしたのですが、お手本は所詮お手本なんですよね。
演技もそうですけれど、まずは真似からはじまりますが、最後はそれを自分の中で自分のものにしなくちゃならない。

・・・って、なんかすべてが自分の字の下手さの言い訳のように聞こえますけれども(笑)」

このあと、その場面が上演されました。
うわぁ・・・橋之助丈、ご謙遜!!
私はもちろん書のことなど分かりはしませんが、客席に向けた背中、筆の先から次々と生み出されていく文字―――その美しさ大きさはさすが「光秀」だなって思いました。
屏風の字、あのあとどうなるのだろ?
欲しい人はごまんといらっしゃるに違いない・・・
歌舞伎役者さんは大変だな、書への嗜みもないとできないお役があるんだぁ。

《市川團十郎丈への思い》

橋之助丈:「この公演では、我當のお兄さん、東蔵のおじちゃま・・・(とご出演の役者さんほとんどすべてを挙げて)皆さんがものすごく協力してくださったんです。
ご病気で休演された團十郎のお兄さんの分までという思いが、皆すごく強かったように感じました。

以前、歌舞伎座で太十が掛かったとき、團十郎の兄さんが光秀をなさって、僕が久吉をさせていただいたことがありまして。
舞台へ向かう通路で、拵えをすませた兄さんのお姿をお見かけしたとき、本当に10歩くらい後ずさりしてしまいましてね。
もう・・・立派でねぇ!
顔がものすごく立派でね、なんというか、人間的な大きさというか、もう後光がさしているかのようだった。
この光秀と一緒の舞台に立つのだと思ったら、正直、膝ががくがく震えだしました。
あの光秀と、久吉はある意味対等のお役でしょう。この人を相手に俺はやるのか、出来るのかァ、って。

早くお元気に、戻ってきて頂きたいです」

感に堪えない、という興奮口調で話す橋之助丈の思い出話、よほどの衝撃だったのだろうなってことが伝わってきました。
役者仲間の皆様も、観客も、誰もが思いは一つ。
團十郎丈の元気なお姿を、ただひたすらに待っております!!

《進化する一ヶ月。》

橋之助丈:「こういうことを申しあげるのは言葉が違うかもしれませんが、初日の幕が開いてからもこの舞台はどんどん変わっていくのではないかと思います。
もちろん、初日の段階で完成した洗練されたものを舞台に乗せる意気込みでおりますけれども、ご覧になって下さっているのが前半であれば、そのときにしか観られない舞台になっているかと思います。
できることなら、中日、千秋楽と何回か観ていただけるといいんじゃないかなぁと(笑)」

《自分の使命》

橋之助丈:「私も、この夏で40になりました。
古くから時代は変わって、今、TVがあってインターネットがあって、でもいつの時代になっても歌舞伎を観に来てくださるお客様がいらっしゃるというのは、ずっと変わらない部分と時代に合わせて変わってきた部分があるからなのだと思います。
私自身も歌舞伎に携わる者として、使命というか・・・この仕事を天職だと思ってやらせていただいております。
精一杯に務めていきたいと思っています」

12時開演、4時20分終演の長丁場。でも、ちっとも長くは感じなかったな。
お芝居の面白さももちろんですけれど、幕間まで興味津々で楽しませていただいたからかも(^^♪

橋之助丈は・・・やっぱり、素敵ですねぇ。いや、もちろん素敵なのは分かってましたけど♪
↑『毛利元就』以来のファンでして(^^>「しおしおなさいますな」ですっ(←分かる人にしか分からないね、これ・・・)
すごく「気ィ使い」な一面も覗かせてもらったり、その情熱の一端を感じさせてもらったり。
凄く真面目で、でもおおらかで、優しい方なんだろうなぁ〜って思っちゃいました。
うふふ、ますますファンになってしまった(*^▽^*)

幕間に役者さんのインタビュー、嬉しすぎる趣向です!!
これからもお願いします、イヤホンガイドさん♪

―――初めての方は「その1」からお読みください(^^)―――
下記アドレスより行ってらっしゃいませ!!
再び御目見えできるその日まで〜 (;∇;)/~~お待ちしております〜

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その1』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16414014.html

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その2』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16504946.html

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その3』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16831559.html

《質問もうひとつ!》

質問者がもうお一方指名されました。こんども若い女性。
お立ちになった瞬間、後ろの方から「おおっ」というどよめきがっ。
なぜって・・・その美背中がねぇぇ(笑)
ホルダーネックかチューブトップかのお洋服で、背中が三分の1ほど見えていたんですね。平均年齢の高―い客席に慣れているカブキズキさんたちには、実にシゲキテキな光景なワケでございます(笑)
そうなの、今回の客席は本当に客層が若くって、普段見慣れない感じのワカモノが多数。
勘&七兄弟が広げた裾野の広さですねっ(^^)

客席:「以前TV番組で、幼い頃のお二人がお父様のお稽古を受けているのを見ました。
かなり厳しく、びしばしっと手も出ていたのですけれど、今でもお稽古となるとあんな風なのですか?」

勘太郎丈:「(笑)あの頃は、すぐ手も出ましたねぇ!でも今はさすがに。もう言葉がわかるようになりましたから」
勘太郎丈の生真面目な「言葉がわかるようになりましたから」に場内大爆笑ヾ(@^∇^@)ノ

《『妹背山婦女庭訓 道行恋苧環』演目紹介&見どころ》

アナさんより「続いて行われる二つの演目について、ご説明をお願いします」とのご依頼。
まずは、勘太郎丈が『妹背山婦女庭訓(=いもせやまおんなていきん) 道行恋苧環(=みちゆきこいのおだまき)』のご説明を。

勘太郎丈:「お三輪という若い女性がおりまして、彼女は、えっと・・・庄屋の娘だっけ?(←「酒屋の娘」とこっそりカンペby七之助丈。おっ、初めてお兄様に助け舟(笑))
酒屋の娘で、求女という男と恋仲です。
まぁ、お三輪のほうが惚れこんで、求女を追いかけているという状況なわけですけれども。
けれど、求女は橘姫というもう一人の女性とも・・・
あー、男って駄目ですねぇ!まったくそういうもんなんですよねぇ」
アナさん:「・・・なんだか言い訳のように聞こえますけれども(笑)」
勘太郎丈:「いやっ!だから僕はイヤなんですよ、なんかこういうのばっかりで(T^T)」
アナさん:「では、ご自身としてはこういうの(ウワキな男心的発想)はお好みではないと?」
勘太郎丈:「そっ、そうですね・・・」←ちょっと焦る。なぜか焦る(笑)

(気を取り直して)
勘太郎丈:「求女役は澤村國久さんが演じます。國久さんはウチのお弟子さんではなく、藤十郎のおじちゃま(=澤村藤十郎丈)のところのお弟子さんです。
暫く体を壊してしまっていたのですが、復帰されて、このお役もご自分でやりたいと仰って出演してくださいました。ありがたいことだと思っています。
橘姫役は中村仲之助、お三輪役は中村仲四郎、ウチの弟子です。
皆、大変稽古を頑張っておりました。どうぞご期待ください。
見どころとしては、二人の女性の踊りの違いです。
橘姫の「姫」の踊りとお三輪の「町娘」の踊りの違い、比べるのも楽しいかと思います」

このご紹介の時、なんというか・・・勘太郎丈が「主」の顔をなさっていたのですね。
誤解なさらないでね、もちろん傲慢ななどという意味じゃまったくありません。
護るべき人というか、自分が押し出してサポートしていくべき人、責任を持つべき人・・・世に言う師匠=弟子の関係が、ちらりと見えたのです。
私はこういう歌舞伎のお家のお弟子さんがどういう立場にあるのかよく分からないし、中村屋のお弟子さんというからには勘三郎丈が師匠にあたるのだろうとは思うのですけれども、勘太郎丈が確かな「愛情と責任」でお弟子さんを見ていることがなんとなく伝わってきたのですよね。
こんなにお若い人が、そいういう意識を持って、そういう責任を持っているらしいということに、なんだかはっとさせられました。
すごいこと、ですよね。
これが、中村屋の表看板を背負って立つということなのだとおぼろげながらに感じたことでした。

そして、澤村國久丈を語る時のお言葉を聞いていて、ふと別のメッセージを聞いたように思いました。
「知ってください、舞台以外の場所はお客様には見えないですけれども、見える必要のない部分ですけれども、役者はこういう事情の中で舞台に立つのです」という。
大きな名前の役者なら、苦労も美談として語られることもあるかもしれない、復帰を熱狂的に受け入れられることもあるかもしれない。けれど、多くの役者は違う。
舞台人である以上、舞台裏の事情を声高に叫ぶことはできないでしょう、もちろんそれをすべきでもないでしょう。
けれど、それをさりげなく伝えようとした勘太郎丈の優しさに、私はもう勘太郎丈にゾッコン惚れてしまいましたよ(笑)
(これから、好きな男性のタイプは勘太郎丈って言おう・・・(独り言))

そして、小さなツボ(笑)
「藤十郎のおじちゃま」って・・・ホントに「おじちゃま」って言うんだ!!
インタビュー記事なんかで見かけたことはあるのですけれども、生で聞くと結構びっくり。
なんというか、育ちがよさげというか、高貴な意味じゃなくお坊ちゃまというか・・・
うん、私はこの大らかな感じが、すっごく好きなんですよね(^^)

《美の競演!?》

続いて、七之助丈による『団子売』のご説明。

七之助丈:「団子売の夫婦が、仲良く団子をつくって売る・・・って、まぁ、そのまんまなんですけど(笑)」
アナさん:「一幕目の『蝶の道行』では、勘太郎さんが立役(=男性役)、七之助さんが女形(=女性役)でしたけれども、次は逆なのですよね。
みなさま!美の競演をお楽しみください♪」
七之助丈:「美の競演って(笑)・・・あの、それ昼の部でも仰ったでしょ?そしたら、なんか兄貴の拵えが遅いんですよ。おかしいなぁと思って見に行ったら、ものすっごい念入りに化粧してた(笑)」
勘太郎丈:「だってそう言われちゃぁさぁ・・・ご期待の向きもあるだろうからさ(焦)
でも、団子売は別に『美』とかそういう範疇じゃないんですよ!女房ですから、愛嬌勝負みたいなもので」
アナさん&七之助丈:「うふふ&ふふっ(なぜかニヤニヤ)」
勘太郎丈:「・・・Σ(゜□゜*)!!負け惜しみじゃないですよ!?」

・・・そんなこんなで、楽しいお話だらけの芸談は終了いたしました。
兄・勘太郎丈、弟・七之助丈のキャラ(?)分けが面白かったなぁ。なんか、正しい「兄弟図」を絵に描いたようだった(笑)
お兄ちゃん、あんまりムリしないでね。弟くん、時たまはお兄ちゃんを助けてあげてね♪

そして、すっごく微笑ましかった・・・というか「そうなんだね」と納得させられたことは、クールでドライな面もおありのような七之助丈が、ものすごくお兄様を好きであり尊敬しているっていうのが伝わってきたこと。ちょっとイジリながらも(笑)
本当に素敵なご兄弟(^^)ご兄弟が二人いて、本当によかったねぇ!って思っちゃった。

お父様・お母様に、観客からも大感謝だな!!ありがとうございますっm(__)m

―――初めての方は「その1」からお読みください(^^)―――
長いですけど、ここまで戻って来てくださいねっ!!

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その1』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16414014.html

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その2』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16504946.html

《お二人の今後のご予定は?》

アナさん:「お二人の今後のご予定を教えてください」
勘太郎丈:「12月は歌舞伎座に出演させて頂きます。
そして、TVで・・・あっ、また出てこない(焦)
(暗記した答えが出てこないテスト中学生のような苦悩ぶり→ヾ(@^∇^@)ノあっ!思い出したらしいっ。おめでとうっ)
11月は、フジテレビ『女の一代記』瀬戸内寂聴さんの回に出演いたします。
12月は、日本テレビ『河井継之助』に出演させて頂きます。
河井継之助という人物は幕末の長岡藩の志士なのですけれども、僕自身もその人生を知ってとても感動しました。
父親は、継之助を20年来ずうっと演りたがっていたんです。今回ようやく実現しました」

アナさん:「この『河井継之助−駆け抜けた蒼竜−』は、十八代目中村勘三郎襲名記念の番組でもあります。放映に先立って、中村屋を追った特別番組も制作されております。この錦秋公演にもTV撮影が入っております。
皆様、どうぞご覧下さいませ」

七之助丈:「12月は歌舞伎座、父が主演の『河井継之助』にもちょこっとだけ出演させてもらっています。
1月は新春浅草歌舞伎、2月は予定がまだ決まっていません。
(↑あらっ七之助丈フリーですってよ!!TV番組&舞台関係者さんチャンスですっ)
3月4月はコクーンです」
(↑えっ、コクーン!?公式サイトで調べてみましたら、まだその情報は公表されていませんでした。現段階ではあくまで「ご予定」のお話かと思いますが、これは・・・!!続報を待ちましょうっ)

雪柳注:お二人のご出演情報はこちらです。皆様お見逃しなくっ(^^)↓

《TV》

『女の一代記 第一夜 瀬戸内寂聴』(勘太郎丈)
放送局:フジテレビ 
放映日時:11月24日(木)20:00〜23:08
勘太郎丈のお役:木下涼太(主人公・瀬戸内晴美(=寂聴)の年下の恋人役)
番組公式HP:http://wwwz.fujitv.co.jp/onna/index.html
(↑勘太郎丈のインタビュー記事も掲載されています)

『18代中村勘三郎襲名大型時代劇 河井継之助−駆け抜けた蒼竜−』(勘三郎丈・勘太郎丈・七之助丈)
放送局:日本テレビ
放映日時:12月末

『(未定)十八代目中村勘三郎襲名大型時代劇を記念した特別番組』(勘三郎丈・勘太郎丈・七之助丈)
放送局:日本テレビ
放映日時:12月末

《舞台》

『十二月大歌舞伎』(勘三郎丈・勘太郎丈・七之助丈)
劇場:歌舞伎座
公演期間:12月2日(金)〜12月26日(月)
公演公式HP:http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/0512/index.html

『新春浅草歌舞伎』(勘太郎丈・七之助丈)
劇場:浅草公会堂
公演期間:1月2日(月)〜12月26日(木)
公演公式HP:http://www.shochiku.co.jp/play/others/060102/index.html

《会場内から質問を!》

次は質問コーナー。「お二人への質問がある方は挙手をお願いします」とのこと。
うわっ、こんな趣向もあるんだΣ(゜□゜*)!!これからご観劇になる方、質問をご用意なさっていらっしゃいませなっ♪
アナさんの言葉が終わらぬうちから、会場内では激しい挙手の嵐!!
真っ先に手を上げた大正ロマン風のカワイイお着物の女性が指名されました。

客席:「昼の部も観劇させてもらいました。素晴らしかったです。
(↑「おおっ」と驚く舞台上のお二人。アタマを下げてお礼してました)
お二人に質問なのですが、客席が盛り上がったり、拍手の大きさなどで舞台が何か変化することはありますか?
たとえば、ものすごく盛り上がったら「もっとやってやろう」という意識が起きたりだとか、普段と違うことをやったりだとか」

質問者の方に一礼し、質問のあいだ中ずううっとその方の顔を見つめたきりで肯きながら話を聞く勘太郎丈。
その誠実な聞きっぷりがすごく印象的―――「兄貴は優しいんですよ」という最前の七之助丈のお言葉が蘇ります。

勘太郎丈:「客席の盛り上がりだとか、拍手の大きさというのはもちろん舞台上でもはっきり分かります。
でも、それによって芝居を変えることは、僕はしませんね。しないように心がけています。
芝居は一人で作るものじゃありませんから。
周りの方がいて、それまでのお稽古がある。自分の気持ちだけでそれを崩すことはできません」

七之助丈:「僕も同様ですね。特に演出家がいる舞台などでは。
計算され尽くしてつくられた演出ですから、「いくら盛り上がったとしても、これ以上やったらくどくなるよ」と厳しく釘を刺されています。
もちろん力は貰いますよ。連獅子のときなんかは、客席の雰囲気や拍手に後押しされて「もっとやってやろう」という気になります」

勘太郎丈:「その場で返す事はできないときでも、なんていうか・・・オーラでかえすというか。その後でかえすというか。
上手く言えないですけれど、客席から貰った情熱は舞台の上からお返ししようと思っています」

お二人の「伝えよう」とする意志、「答えよう」とする意志がすごく伝わってくるコメントでした。
あの時のお二人の一生懸命さ、文章では到底伝わらないのが悔しいのですけれども・・・
お二人には、トークにちょっと不慣れそうだとか、緊張しているだとか、初々しいなぁ(^^)とか、そういうのも確かにありました。
トークをショーとして、もっと「上手」にできる人もいるでしょうね。
でも、なんていうかね。心が伝わってくるのです。
同世代の人間として(←いやっ、私は年上ですけどね)羨ましくなるほどの「使命感」みたいなものでしょうか、自分のなすべきことがわかっていて、それに一直線に進んでいる爽やかさがあって。それを伝えようと懸命になる意志があって。
もちろん、若い二人のお話に説教くさい「理屈」はありません。
ただ、その存在自体が、羨ましいほどに魅力的なのですよね。
TVや映画、歌舞伎以外の舞台で彼らに魅了された人も多いのでしょう、客席の歌舞伎舞踊公演らしからぬ年齢層がそれを物語っています。
そういう人たちに自分たちが舞台にかける情熱を伝えることは、どんな理屈をこねるより、どれほど歌舞伎を身近に感じさせることだろうって思いました。
お父様が世に伝える、巨大なメッセージがある。
そして、息子たちがお父様にできない何かで伝えるメッセージがある―――
中村屋の存在は、歌舞伎界にとってこの上なく大きいもののような気がします(^^)

―――まだまだ続くご報告♪その4に続く―――

―――初めての方は「その1」からお読みください―――

『中村勘太郎 中村七之助 錦秋特別公演『芸談』その1』はこちらから↓
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_yukiyanagi/16414014.html

《兄として見る弟&弟として見る兄》

アナさん:「とっても仲のいいお二人なのですけれども(笑)
お兄さんとしてみた弟・七之助さん、弟さんとして見た兄・勘太郎さんを率直に言うと、どんな方でしょう?」

勘太郎丈:「あまり弟という感覚がないんですよ。一歳半しか離れていませんし、初舞台も一緒でしたから。それに、僕の方がいじめられてましたし」
七之助丈:「いや、負けてくれていたんだと思いますよ・・・違うの?(笑)」

けんかもなさる?という問いに、
勘太郎丈:「そりゃぁ男兄弟ですから、ちっちゃい頃は常に取っ組み合いのけんかですよ。
じゃれあいがけんかに発展していく、みたいなね。今はさすがにとっくみあいはしませんけど」

勘太郎丈:「七之助は興味のないことにはものすごく無関心ですね」
七之助丈:「兄貴は逆に、すごく周りに気をつかいます。興味のないことでも一生懸命聞いてあげたりだとか、優しいんですよ。誰にでも優しい。そういうところ、すごく偉いと思いますね」

アナさん:「では、二人の共通点は?似ていらっしゃるところはどんなところですか」

勘太郎丈:「面倒くさがりですねぇ。もう起きるのが面倒くさい。あっ、休みの時ってことですけど」
そして突然、勘太郎丈がこんなことを言い出しました―――
「だからね、僕、絶対同棲なんてできないと思うんですよ」

「なにを突然!?」と驚いたフリをしつつ、カナリ食いつくアナさん&客席(笑)
勘太郎丈・・・そんな「突っ込みドコロ満載」そうなネタを自ら振るとはっΣ(゜□゜*)!!

勘太郎丈:「結婚ってことになったら、そりゃもう・・・それはそれでアリだと思うんですけど。
同棲なんて、こいつ(七之助丈)もできないと思いますよ。興味のないことにはビックリするくらい無関心だから」
七之助丈:「逆に兄貴は気を使いすぎて疲れきっちゃうでしょうね。でも、普段は家にいない訳だからいいのかなぁ?」・・・と何故かアナさんに問い掛ける七之助丈。
イヤ、私はわかりませんよ(^^;と逃げるアナさん。

このあたりから、アナさんの姿勢に微妙な変化が・・・
なんだかね、最初は結構お堅く職務に従事なさっていたんですけど、なんちゅうか「お姉さんゴコロに火がついた」?
勘&七兄弟を「いじめてみたくなってきた」感がソコハカトナク漂います(笑)
客席の私もまったく同じだったんですけど、芸を見せられると一般人とは隔世の感があるお二人が、トークとなると、なんだか・・・隙だらけなんですよ(特に勘太郎丈(^^))
ちょっといじってみたくなるキャラなんですね、女性としては♪

自分で話題を振っておきながら、アナさん&客席の食いつきっぷりにちょっとおろおろする勘太郎丈。助けてあげない七之助丈(笑)
テーマが「女性観」に流れかけ、照れて若干挙動不審になる勘太郎丈にアナさん追い討ち。
アナさん:「どうかしたんですか?」
勘太郎丈:「いや、あの・・・親の前なんで」
客席にお母様がいらした様子(^^)
確かに、年頃のオトコノコが女親の前で語るべき話題じゃないよなぁ(笑)
客席がいっせいに後ろを振り向いてお母様のお姿を探す光景が面白かったです。

《お父様、お母様について》

アナさん:「お父様、お母様はどんな方ですか?」
勘太郎丈:「父は非常にマメですね。記念日とかには必ず何かしていますし。というか、両親は今年ちょうど銀婚式なんですよ」
アナさん:「わぁ!おめでとうございます(^^)では、お祝いなど考えていらっしゃる?」
勘太郎丈:「・・・考えてないですねぇ。面倒くさがりだから(笑)」
アナさん:「ダメじゃないですか(笑)」
勘太郎丈:「そうだね、なんか相談して・・・何かしたいよね」(と七之助丈に振る)
七之助丈:「(マイクも下ろしてリラックス中のところをあわてて)そうですね」

ご両親の教育は、との質問に
勘太郎丈:「厳しかったですねぇ。父は舞台のこと、母は躾や生活のことといった感じです。
今となってはそうやって育ててくださったことに感謝していますけれど、子供の頃は死にそうだった」

《将来の夢》

今まで、歌舞伎役者以外に就きたい職業はありましたか?とのご質問。
その瞬間、いいネタ振ってくれました!の喜色をうかべる勘太郎丈。
おっ、面白い持ちネタ(ネタ?)があるらしい♪

勘太郎丈:「自分は歌舞伎役者以外になりたい職業を考えたことはないと思っていたんですけれども、小学二年生のときの文集がでてきましてね。
『将来の夢』って題の絵入りの作文で、ナワトビしている絵が描いてあるんです」
アナさん:「ナワトビですか」
勘太郎丈:「そう。跳ぶやつ。で、夢は『花屋になりたい』って書いてありました(←ええっナワトビとの関連は!?)それを見て、へぇ!こんなこと考えてたんだなぁと思いました」
・・・その絵と文の繋がらなさが絶妙です(笑)恐るべし少年勘太郎のお笑いセンス(←って違う!?)

七之助丈:「僕も(歌舞伎役者以外には)ないですねぇ。
でもあれですよ。苦労しないでいきなりスーパースターになれるんだったらなりたい職業はいっぱいありますよ。
「はい、明日からベッカムね」とかいうんだったら、サッカー選手になりたいって思いますけど。でも努力してまではなりたくない。
努力してでもなりたいと思えるのは、歌舞伎役者だけですね」

笑いに紛らわせてさらりと言った台詞でしたけれど、これ、名言ではないかしら。
『努力してでもなりたいと思える職業』を得ていることの幸せ。
そして、この若さから一途にその道に邁進していること―――この言葉を、何のてらいもなくきっぱりと言い切った七之助丈の姿はものすごく素敵に見えました。

―――その3に続く―――

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