文花座

歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

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うららかな休日。
こんな日はお外に遊びに行きたくもなりますが、今の私にはそんな小さな春探しも許されません。
・・・それもこれも、空気中に漂うちっちゃい奴らのせいで(><)
花粉よ!お前達の望みは何なんだ!!何をねらっているというのだ!!

という訳で。
強制的インドア派にさせられた私が何気なくTVつけたところ・・・情報番組のトークコーナーに三田寛子さんがゲスト出演なさっているのを発見!
三田寛子さん、ふわっとした陽だまりみたいな雰囲気がとってもCuteなタレントさん。
そして、歌舞伎役者・中村橋之助丈の「永遠の恋女房」(笑)
そしてそして、ちっちゃい歌舞伎役者・中村国生ちゃん&宗生ちゃん&宜生ちゃんのお母様でいらっしゃいます。
寛子さんご本人のこと、旦那様のこと、お子さんのこと・・・
たっぷり聞かせてくださったトークがとっても面白くって、ステキなご家庭を垣間見るみたい。
ご覧になれなかった方もいらっしゃると思いますので、トークレポでお楽しみください♪

○私の宝物

このトークコーナーは、ご自分で撮ったお写真を見ながらお話しをしていくスタイルです。
まずは一枚目。
「私の宝物」というタイトルのお写真は、三人のちびっこ歌舞伎役者がだんご状にならんだもの(^^)
ほんの半年前、九月大歌舞伎の舞台で観た3兄弟なのに・・・明らかに「でっかくなってる!!」
ちょっぴりふっくらしていた国生ちゃん、俄然スリムに!
もともと整った目鼻立ちが際立って、「カワイイ♪」から「ちょっと・・・クラスの女の子の胸ときめかせちゃってるんじゃないの?」な罪な男顔に(笑)
いたずらっ子なおどけ顔の宗生ちゃん。
二人の間にはさまれた宜生ちゃんも、たった半年前の初舞台からぐっとお兄さんになった面構え!

一人一人の性格について。
いくら喋ってもいい足りない!という感じでお話してくださいました(^^)

まずは長男の国生ちゃん。
「お兄ちゃんは、長男らしくおっとりしてはいるんですが、とっても周りに気を使うんです。
周りの人がやりやすいようにって」

次男の宗生ちゃん。
「宗生はね、家族の中で唯一私と同じB型なんです。なので、性格もとても似ている部分が多くって。
たとえば周りを盛り上げようとして一人ですごく頑張ったりするんだけれども、うまくいかずに空回りしちゃったり・・・一生懸命なんですが、誤解を受けやすい性格でもありますね。
それに、真ん中でしょ。上の子としてしっかりしなきゃというのと、でもまだ甘えたいというのがあるんだけれども、そこが上手く言えなくて我慢しちゃう。
ですから、二人だけで出掛けたりするんです。そうすると、彼の「あっ、こんなところもあったんだ!」という発見があったりして(^^)」

末っ子の宜生ちゃん。
「二人のお兄ちゃんが『がっ!』と両脇を守っている感じで、いつも助けてあげちゃうんですよね。
なので、一人になったら大丈夫かー!?というのがありますけれども(笑)
この年齢の子はほとんどそうなのかもしれないですけれど、家や家族の間で見せる彼の魅力的なところを外ではなかなか見せられなかったり。すこし内弁慶なのかもしれません。
そういう、自分を表現するのが下手なところ・・・そこがちょっと心配ですけれども」

歌舞伎役者のタマゴとして特殊な世界で育っている三人。
周りに望まれることも、期待されることも普通の子以上のものがあるはずです。
けれど、寛子さんのお母様としての視線はとっても細やかに「その子」を見つめていらっしゃる。
芸の世界が特殊であったとしても、人としての根っこのところがこんな豊かな愛情で包まれているからこその3兄弟の笑顔なんだなぁと感じました(^^)

と、ここで以前橋之助丈がご出演になったときのお写真が登場。
全く同じ構図のだんご状3兄弟。
タイトルも「私の宝」・・・って、寛子さんとかぶってるっΣ(゜□゜*)!!
さすが以心伝心夫婦♪
こっちの宜生ちゃんなんて、まるで赤ちゃんでねー!かわいいったらありゃしないっ!!
あの赤ちゃんがこんなに大きくなってねぇ、とオバちゃんのように喜んでしまいました(笑)

○野球選手からパワーを貰います!

上記のお写真は野球のユニフォームで写っていました。
「今野球に夢中なんですよ。今日も3人とも野球しに行ってます」

3兄弟の付き添いでよく野球もご覧になるそうですが・・・
「私ねぇ、いまだに野球のルールよくわかんないんですよ(笑)打ったら、一塁か三塁好きなほうに走ればいいじゃないって思ってるくらいで」

旦那様(橋之助丈)は3兄弟とキャッチボールをしたりする?との質問には
「してますよ、お休みの時とか。でもなかなかお休みもなくてね。
で、私が頑張ってお相手したりするんですけれど、絶対ワンバウンドじゃないと相手に届かないし(涙)
向うからのボールも「あー、あっ!」(←実演付)とか言って絶対取れないし(←絶対・・なんだ・・)
・・・キャッチボールになってたことがないですね」

「以前、何かのパーティーで大リーグ・ヤンキースの松井秀喜選手にお目にかかったことがあって。
後姿を見たときに、本当にもうものすごく大きくてね。体の大きさ以上に、雰囲気がものすごくおおきくて、おおらかで。
初対面・・・というか後姿を一方的に見ているだけで、「わーい!」って飛びついてぶら下がりたくなっちゃうような人なんですよ、あの方。
この前、平成中村座がニューヨーク公演をしたときに、ヤンキーススタジアムでの試合に招待していただいたんですけれども。
松井秀喜選手が出てくると、もう、なんていうか、ものすごい元気を貰えるんです。
私なんて野球のルールもよく分かっていないくらいなのに(笑)凄いパワーを貰えるんですね。
それを家族中で体感して・・・
私たちも、見ている方にほんのちょっとでも幸せを受け取ってもらえる仕事をしているんだから、松井選手みたいに元気を与えられるようになりたいね、ならなくちゃねって。
うちは結構、野球選手からパワーを貰っていますね」

野球はどこチームのファン?との質問。
「うちねぇ、みんなばらばらなんですよ。国生が巨人でしょ、上原投手が好きで。宗生がヤクルト。で、主人は広島の方と交流があってそちらのファンで・・・私はヤンキース、松井選手のファンだから(←ここまで国内リーグ範囲だったのにいきなりワールドワイドにっ(笑)寛子さんらしい〜)」
司会者の薬丸さんはどうしても横浜ベイスターズと言わせたかったようで・・・
「あっ、じゃぁ宜生をそっちファンになるように仕向けるということで(笑)」

―――その2に続く―――

長らく続いたご報告もついにラスト!
読んでくださった皆さんもお疲れ様でした。
書いた私もちょっと指がいたいです(笑)

初めての方は、下の「その1」「その2」「その3」「その4」をご覧になった後にこちらにお越しくださいませ。道は長いですが・・・へこたれずにここへ戻ってきてくださいね〜!!

《浅倉さんの「赤」のイメージ》

ご自身で作曲もなさる浅倉さんは、今「虹の七色」をテーマにした作品を作っておられるとのこと。一年かけて、7つの色からイメージした音楽を発表されるそうです。
すでに2作品は発表済みだそうですが、その中の「青」を作られたときのエピソードをお話してくださいました。

「青のイメージは、とても静かなそよ風に付いた色のイメージ。
そよ風はどういう音だろうかと、じいっ耳を澄まして聴くのです。
本当に、心を研ぎ澄まして聴いていると、風の底にかすかな音があるんですね。
その音を楽器の音に置き換えて、膨らませて、そうやって音楽を作りました」
とのことでした。
このことをお話しなさっているときの浅倉さん、先ほど福助丈が映画についてお話しされた時と似たような雰囲気でいらっしゃいました。
プロの音楽家の感性の一端を垣間見たようで、面白いお話しでしたね。

こののちも、7色の創作は続きます。そのうちの「赤」について。
浅:「福助さん、赤いお衣装をよく着ていらっしゃいますよね」
福:「あぁ、姫のお衣装ですね」
浅:「とてもお似合いだと思います。赤は、歌舞伎の福助さんのイメージから作ってみようかなと思っているんです」
とのこと!福助丈の赤姫イメージの「赤」、どんな曲になるのでしょうね。是非聴いてみたい!
(←はっ、もちろん他の七色も注目です!)

浅倉さんの初公開の新曲に福助丈の踊り(スライド)を組み合わせるという企画がありました。
とっても興味深い企画だったんですけれども、お写真がすべて裏焼きになってしまっていたり、スライド操作に手違いがあったり・・・でちょっぴり残念なことに(もっともっと素敵な「踊る福助さん」を浅倉さんファンの方にも堪能していただきたかった(涙)←ファンのエゴ(笑))

でも、お写真がすべて裏焼きになってしまっていたミスに対しても
「まぁ、裏から見られることも珍しい体験ですからね(笑)」
と、恐縮する映写担当の方や司会者の方をフォローなさるお姿がお優しかったです。

《こまやかなお心遣いに感激!》

トークショーもいよいよ最後。
福助丈・浅倉さんからのプレゼントが、抽選で客席へ手渡されることになりました。
福助丈のプレゼントは映画『娘道成寺』のポスターへ直筆サインを入れたもの、映画オリジナルの手ぬぐい、サイン入りの写真集。
(←欲しい!!と念を送るもあえなく玉砕(涙)当選なさった方おめでとうございます〜)

当選した方が舞台まで賞品を取りに行き、ご本人から手渡しで賞品をいただくのですが、浅倉さんのプレゼントの当選者が発表された時、なにやらトラブルが。
どうも当選者の方が足を怪我して松葉杖をついている方だったらしく、舞台まで出てこられないようなのです。
司会者の方は「後で係の者に届けさせます」と。
安全面のこともあるのでしょう、仕方のないことですけれど、とても残念そうな声が客席から上がりました。

そのとき、福助丈が「届けてあげなさいよ」と仰ったんです。
浅倉さんもそうしたかったようなのですが、ゲストの立場上、ご自分からは言い出せないことですよね。
司会者の方にしても、お立場上言えないことだったと思います。
そう言った上で、
「ただし、触っちゃ駄目ですよ〜。お席からお立ちになりませんよう!」
冗談っぽく、さりげなく客席に注意を。
客席も、そんなサプライズが嬉しくないわけありません。特に前方は浅倉さんのファンの方が多かった様子です。
「はい、わかりました!!」というような素直な(?)反応がありました。
そうやって場を作っておいて、司会者の方に許可を貰い、浅倉さんは客席へ。客席は大盛り上がり!
トークショー終了後の帰り道、たまたま浅倉さんのプレゼントを貰った方がすぐそばにいたんです。
かなり熱烈な浅倉さんファンだったようで、わざわざ客席まで降りて手渡しをしてくれたことに感激し涙を流して喜んでいました。
福助丈の行動、すごくさりげなくて自然でしたけど、とてもスマートで素晴らしい対応だったなぁと感じました。

《トークショーのあいだ中・・・》

ふと気付いたのですが、福助丈がお話しされる言葉ってとても丁寧で綺麗なんですよね。
お稽古、お三味線etc・・・(あと、「これにも“お"をつけるんだ!」と場内がざわめいた丁寧語が・・・なんだったかな?浅倉さんにも「お○○ですか・・・」と突っ込まれていたんですが、それが当然と思っているらしい福助丈は何のことやらわからない様子で受け流してました)

最初はちょっと違和感を感じたのですが、慣れてくるととても心地いいのですね。
おっとりとした品があって、言葉が柔らかい。やっぱり、とても美しく感じられる。
何を言われたわけでもないですが、言葉遣いに気をつけようと思わされました。

最後に退場される時、福助丈はなぜか浅倉さんと腕を組み(←女の立場で組む方で(笑))スキップをして退場されました・・・おちゃめすぎる・・・

・・・そんなこんなでトークショーは終了。
すごく楽しかったです(^^)

ご報告、さらに続きますよ〜。
・・・だっ大丈夫ですか!?パソコン見すぎで目が疲れてません?

初めての方、この下の「その1」「その2」「その3」を先にごらんくださいませ。

《漫才コンビ大介福助(笑)》

司会者の方が、客席から募集したお二人への質問を読んでいる最中、突然・・・
「大介さん・・・福助さん、あら、お二人ともスケさん(笑)なんですねぇ」と。
浅倉さんの「ほんとだ。なんか漫才コンビみたいだけど」との言葉に、福助さん突然思い出したように笑いだして。

「漫才コンビね(笑)今日登場した時、あなたの格好見てどうしようと思っちゃった。なんか、漫才でもやらなきゃいけないのかなぁって」
(←浅倉さん、かなり個性的なデザインのお着物を着ていらして・・・いやっ、なんだか可愛らしくてとってもお似合いなんですが・・・どうも・・・ギャグっぽい(笑))

そして、何かを思いついたらしく、いたずら小僧のように浅倉さんをけしかけてこんなことを。
「・・・大介です」(←訳がわからないながらに言わされている感じ?)
「福助でーす!!」
すっごいベターな漫才コンビのごとく!!場内騒然(この人、歌舞伎界のすごい人のはずだよな!?という衝撃がはしる(笑)もうね、ありえないくらい嬉しそうなんですよこのときの福助さん。子供のよう。)

もうすっかりできあがったテンションの福助丈。
「いやぁ、トークショーのお相手の依頼を受けた時、怖い人だったらどうしよう〜と思ってたんですよ。大ちゃん、第一線のミュージシャンでしょ。ものすごいかっこつけて(笑)演奏している姿しか見たことなかったからね。もうびくびく」
(↑この言い方、すっごく可愛らしくって!こんなにキュートな○○才の男性っていないよなぁ・・・などと思っちゃいました)
「僕も、福助さん怖い人だと思ってましたよ」
「そう?こんなんですけどね」
(↑浅倉さんも以外でしたでしょう。私もものすごい以外でした(笑)びっくり。福助丈って・・・こんな方だったんだ!)

《娘道成寺〜蛇炎の恋〜》

福助丈主演の映画「娘道成寺〜蛇炎の恋〜」について、撮影時の様子をお話してくださいました。

「作品のクライマックスで、『京鹿子娘道成寺』という踊りを躍らせてもらっています。
高野山での撮影だったんですけれど、ロケが終了したすぐ後にそこが世界遺産に登録されました。
ですから今ではもう、ああいう形の撮影は不可能なのですね。

撮影時、お寺に泊めていただきました。
朝、座禅を組んでから、撮影に向かいます。
舞台があって、そこで踊るわけですけれど、もちろんお客さまは一人もいない。
普段は劇場のたくさんのお客さまに向って踊りを「見せる」訳ですが、その時はキャメラだけがおかれていて、それに向ってたった一人で踊りました。
とても静かな中でね。

そうしたとき・・・ふうって、何か白いものが降りてくる感じがしました。
踊りが上手に出来たとか、失敗したとか、そういうことではなくてね。
お客さまの中で踊る空気とは異質な、なんと言うか・・・たった一人の自分と、仏様、神様のような存在とだけ向き合って踊る・・・という感覚がありました。

上手くは言えないけど、そういう中で踊れたことに幸せを感じます」

と・・・
このことを話していらっしゃる時、その不思議な状況を、感情をとても丁寧に言葉にしようとなさっているのが感じられました。
ゆっくりと、ちょっとひそやかな声でお話ししてくださったのですが、福助丈のお話しを聞いている会場はしんと静まり返っていました。
芸術家の一種独特の空気に気圧されて、息を詰めて目を離せないような・・・緊張した空気がありました。
このお話しをなさっている時の福助丈のお顔、最前の無邪気に笑っているお顔とはがらりと変わっているのですね。驚くほどに。
近寄りがたいような、浅倉さんが福助さんのイメージを「怖い人だと思った」という感覚がぴったりするような雰囲気でした。

トークショーの短い間だけでも、近寄りがたいような凛とした福助丈、子供のように可愛らしい(←失礼!)福助丈・・・とさまざまなお顔を見せてくださいました。
福助丈の魅力に引き込まれて大笑いしつつ、気付けばトークショーのお時間も残り少なくなってきました・・・
ご報告も次がラスト!
もうちょっとだけお付き合いを♪

まだまだ続くご報告♪
初めての方は下の「その1」「その2」をご覧になった後、こちらへいらしてくださいませ〜。

《大河ドラマ「新撰組!」》

大河ドラマ「新撰組!」に孝明天皇役でご出演の福助さん。
脚本家の三谷幸喜さんとのエピソードをお話してくださいました。

「前に「研辰の討たれ」という演目で、奥方の役をやったんです。
その奥方の台詞に『アッぱれじゃ!』(←ものすごいコミカルなイントネーションで・・・文字で伝わらないのが悔しい〜)っていうのがありましてね。その芝居を三谷さんが観に来てくれていて、その後楽屋にいらしたんですけど、あの『アッぱれじゃ!』をものすごく気に入ってくれたらしくて。
『福助さん、お役が孝明天皇ですから、さすがにアレは無理ですけど・・・』とか言っていたんです。その後に、届いた台本を見たら・・・台詞の最後に『あっぱれじゃ』の一言が(笑)
なんかね。孝明天皇ですからね。真面目に「あっぱれじゃ」って言いましたけどね。
でも、なんか、そういうの嬉しくないですか?」
(↑・・・きっと、ものすごく真面目な感動シーンのはずなのに・・・これを聞いた後だと笑ってしまいそう。いかん、いかん)

《歌舞伎の音楽》

トークのお相手浅倉さんはミュージシャン。歌舞伎の音楽にもご興味がおありのよう。

「三味線の音、鼓や太鼓、笛の音・・・聞いているとすごく心地がいいんですよね。なんというか・・・好きとかそう言うレベルじゃなくて、日本人のDNAに刷り込まれている音という感じでしょうか。あの音には、音楽をやっている人間としてとても興味がある」と浅倉さん。
(↑『DNAに刷り込まれている音』という表現に「なるほど!!」と思わされました。私自身も感じていた心地よさ、心にぴったりくる感じ・・・そういうことなのかも、と納得しちゃいました。)

「あの三味線の人たち、一直線に並んでるじゃないですか。どうやって音合わせてるんですか?指揮者、いないですよね?」と浅倉さんのご質問。(←たしかに・・・)

「ああ、あれね、よく観ていただくと分かるんですけど、一人だけ撥捌き・・・手のアクションが大きい人がいるんですよ。別に目立ちたがり屋な訳じゃなくて(笑)その人がお三味線を弾く方たちのトップなんです。アクションを大きくして、他の人に動きを見せている訳です。それにみんな合わせる。そのお三味線のトップの方の真下に、鼓のトップの方が座ります。この人もひとり大きな動きをします。」
(↑へぇ、知らなかった(初心者丸出し!)今度の観劇の時、ちょっと注意して観てみようと思いました。こういった豆知識を教えていただくとまた違った見方が出来て、ニセ通気分が味わえます。)

「歌舞伎の世界で、音楽って実はあまり発展していない分野なんです。
だから、たとえば大ちゃん(←福助さん、初っ端に「あなたのことなんて呼べばいい?大ちゃんでいい?」と。無理やり(?)了解を取ると、以降ずっと「大ちゃん」(笑))みたいなミュージシャンの方に曲を作ってもらって、それで踊る・・・っていう試みも、面白いと思うんだ」と。
(↑浅倉さんも興味深げでいらっしゃいましたし、あの意気投合ぶりからして・・・実現、するかも?ぜひぜひ!!)

「和楽器って、素材が動物のものが多いんだよね。
お三味線は猫(犬?馬?だったかな、すいませんうろ覚えです)の皮が張ってあるし、鼓の皮も(思い出せない〜!すいませーん!)だとか。
だから、海外とか行くでしょ。あっちは動物愛護がすごいのね。
『音楽素晴らしいわ!』(←英語のイントネーションで日本語(笑)福助丈一人二役。)
『センキュー』
『その楽器は何で出来ているの?』
『HAHAHA・・・ノープロブレム!』(←??)
みたいな感じで、ごまかします。」(←・・・ごまかせて、いるのか?)

福:「戦後、芸事がまたできるようになったとき、町じゅうの野良猫(犬?)がいなくなったとかね。そしてその後お三味線が大量生産されるという・・・」
浅:「・・・シュールですね」(←確かに)
なんていう、ちょっとブラックな会話も交わされていました。

トークご報告、まだまだ続きます♪
初めての方は、下の「その1」からお読みくださいね。

《福助丈の美の秘訣!》

「これ、みんなが聞きたいと思うんですけど・・・福助さんの美の秘訣は?」と浅倉さんが質問してくださいました。我が意を得たり!と喜ぶ場内。

アドバイスの第一声は・・・
「別に回し者じゃないですけど、コーセーのアイライナー、あれいいですよ!使いやすい」
(↑ふと思ったのが・・・「お化粧品を実体験で薦められる男性って、めずらしいよね(笑)」)

それはさておき。
自分を綺麗にするコツは、「見られているという意識じゃないかな」と仰いました。
人からも、自分からも見られているぞという意識。自分から、というのは鏡を見ることです。
「この前、玉三郎さんがお化粧している後ろで、仁左衛門さんが『わしらくらい鏡見てる男って、他におらんやろうなぁ』と仰ってましてね。そうだなぁ、と思いました」

鏡を見て、自分を常に確認する。ちょっとした表情、仕草をしてみる。屈んでものをひろってみたりする時の姿なんかも、見つめてみる。
「5分間、いつもより鏡を長く見る。これだけでも違うのじゃないですか」とのことでした。
(↑自分を見つめる・・・一見ナルシストのようにも聞こえてしまいますが、それは『弱点や欠点から目をそらさずに、自分を律し、高める意欲を持つ』ということなんだと思います。
より良いものを求める姿勢。美=向上なのではないかしら?
たるんだ肉が醜いのは、そのビジュアルが、というより、その状態に甘んじて諦めきっている姿勢そのものなのかもと感じました・・・・よし、ダイエットだ!!)

・・・ついでに思ったこと。
玉三郎丈が化粧をし、仁左衛門丈が後ろに立ち、福助丈が覗き込んでいる姿が映った鏡の映像って・・・凄くないですか?
鏡に映った映像、そっくりそのまま欲しいなぁ(笑)

《伝統文化を引き継ぐ立場に産まれるということ》

トークのお相手浅倉さんは、歌舞伎界の世襲制度にとても関心と憧れの気持ちがおありの様子。
幼い頃からいわば「英才教育」を受ける立場にあった福助さんを「素晴らしい」「羨ましい」と仰いました。
芸術を志すものにとって、やはり物心つかない頃から身に染み込んだ芸というのはとても大きなものであり、それを受けられる人は、ごく一握りの人間なのだと。
福助さんは肯きながら、とても真剣な顔をして聞いておられました。

「歌舞伎の世界で生きていこう、って決められたのはいつですか?」という浅倉さんのご質問。

「決めた・・・というか、私の場合、産まれた時からはっきりとしたレールがあって、まわりの人間全員が、そのレールの上を走るように求めていましたからね。若い頃はそれがどうしても嫌で、反発したこともありましたけれど・・・・」

「はっきり覚悟を決めたのは15,6(←確か・・・スイマセンちょっとうろ覚えで)の時。大叔父に、歌右衛門という女形をやっていた人がいるんですけれど、この人の舞台『関扉』を観たときですね。
なんか、もう『やられた!!』と感じました。それからですね。」

(↑このお話しをなさっている時の、おだやかな笑顔と真摯で誠実な口調が印象的でした。
言葉数は少なかったですけれど、本当に悩まれた苦しい時期があったんだなということが伝わってきて・・・もっとお話しを聞きたかったですけれど、この点はトークショーの趣旨の外のものですし、お時間のこともあり、少しお話されて終わりになってしまいました。しかし、もっとお聞きしたいテーマでしたね。)

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