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歌舞伎、宝塚歌劇団、劇団四季・・・大好きな舞台の感想をつらつらと♪

宝塚Review

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宝塚歌劇団の舞台感想です
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【公演データ】
公演名:宝塚歌劇 雪組公演 『ミュージカルロマン 霧のミラノ』
会場:東京宝塚劇場
観劇日:2005年8月23日・9月23日

【主な出演】(敬称略)
ロレンツォ・クローチェ:朝海ひかる
フランチェスカ・マルティーニ:舞風りら
カールハインツ・ベルガ―:貴城けい
ジャンバティスタ・サルバトーレ:水夏希
エンマ・シャンピオーネ:天勢いづる 
ピエトロ・マルティーニ:未来優希 他

《お芝居が「変わってる」!!》

自分としてはめったに出来ない二度目の観劇。
一回目には感じられなかったほどの引力でぐいぐい舞台に惹きつけられながら、心の中でめちゃめちゃ瞠目していたのは(お芝居が全然違う、めちゃめちゃ深くなってる!!)ってことでした。
特にロレンツォ@朝海さん!ロレンツォという男の魅力が、ものすごく立体的に膨らんでいたんです!

舞台は18世紀、オーストリア軍に祖国を占領されたミラノ。
オーストリアの圧倒的な軍事力の前に、ミラノ市民は牙を抜かれた獣の如くただひたすら耐えるだけの日々を余儀なくされていた。
ロレンツォ・クローチェ。かつては誇り高き伯爵であった彼も、今では事なかれ主義の市職員として無為な日々を暮らしている―――そう、表向きは。
しかしその実、彼こそが反オーストリアの地下組織・レジスタンスの統率者だったのだ。
祖国の誇りを取り戻すため密かに地下組織を束ねる彼は、鋭い鷹の本性を凡庸な市職員の姿に隠し・・・心あるミラノ市民からは臆病者と謗られ蔑まれながらも、蜂起の日のために己を殺していた。

そんなある日、事件が起こる。
ミラノ一の織物業社・マルティーニ家が、反オーストリア活動に関わったとして業務停止命令を受けたのだ。
容疑は、マルティーニ家当主・ピエトロがレジスタンスであるという疑い。
しかし現実のピエトロは恋愛問題から身を持ち崩した遊び人に過ぎなかった。
家業を顧みないピエトロに代わってマルティーニ家を支えていたのは、ピエトロの妹・令嬢フランチェスカ。
兄の放蕩、そして誤解から生じた突然の業務停止命令―――女の細腕にはあまりにも重い難題に思い余ったフランチェスカは、オーストリア軍情報部少佐・カールハインツに直談判を試みる。
しかし、多くの職員の生活を預かる経営者としての必死の訴えも、国威を盾にした権力者にはまったく届かない。
(どうしよう、どうしたらいいの)
引くわけにはいかない、経営者の私が引いたら、大勢の人たちが路頭に迷うのだから!
狂ったように追いすがるフランチェスカにカールハインツ一行が気色ばんだそのとき、二人の間に男が割って入った。ロレンツォである。
その場をどうにか治め、フランチェスカの訴えを聞いたロレンツォは彼女の健気さに心打たれる。
(大企業の突然の業務停止はミラノに混乱を招く、この誤解を解かなくてはならない)
大義名分を得たロレンツォは、市職員としてこの事件解決に奔走する。
ミラノのために。
マルティーニ家のために。
・・・「フランチェスカのために」。
鉄の仮面で周囲を欺き己を殺し、智謀と信念に命を捧げた「レジスタンスの統率者」。
その氷の心が、一人の女性の温もりによってゆっくりゆっくり溶かされていく―――

懸命の調査で無実の裏付けをとる。
そして、無実が明らかになっても命令を解こうとしないオーストリア軍に直談判に出向く―――
大義の為に表向きは事なかれ主義を貫くロレンツォが、意識下の感情でフランチェスカを守ろうとしている心の「あや」がとっても伝わってきました。
本人さえも自覚していないほど奥底で萌芽した愛情が、完璧に装った「鉄の仮面」を一瞬緩ませてしまって・・・
命令の撤回を迫るその追求の鋭さに、無力な雀を装って隠しとおしてきた「鷹」の本性がちらりと覗いた。
それをカールハインツは見逃さなかった・・・
くだけた会話の水面下で行われていた、真に有能な男たちの腹の探り合い。微細な心の揺れ。含みの多いそれらの感情が、かなりの説得力で展開していました。
芝居心のない役者には、これは出来ない芸当だって!

そして、フランチェスカへの愛を自覚し、想いを相手にぶつける場面―――
ここがね、一度目の観劇と二度目の観劇で劇的に変わったと思ったんです!!
一回目の観劇の時、私はロレンツォ@朝海さんの心を見透かすことができませんでした。
フランチェスカ@舞風さんに愛を告白するロレンツォは笑顔でした。
けれど、その笑顔はあまりに端正過ぎて、理想的な笑顔すぎて・・・仮面みたいだった。
「よろこび」を表現する仮面みたいだったんです。

それを見たときの正直な感想。
(この愛は、フランチェスカの独りよがりなんじゃないか。
フランチェスカは、もしかしてその愛情を利用されているんじゃなかろうか)って一瞬思ったんです。
フランチェスカがあまりに一途だったから、あまりの愛情に目が眩んだかのような陶酔を見せていたから、そこにはっきりとロレンツォ<フランチェスカという「愛情方程式」が見えてしまったのですよね。
後半になっていくに従って、ロレンツォの実際の行動がその疑惑を打ち消していきましたけれども、あの告白シーンには、あの場面の意図したものをこちらに納得させる説得力がありませんでした。

でも、二回目。
彼の心が、フランチェスカという女性に対してだけは剥き出しに解き放たれたのがすっごく伝わってきて!!
はっきりと見えましたもの。得た愛情に、心が喜びに満たされていく様が!
それに答えるフランチェスカの一途さも、今度こそは最高の健気さと女の懐の大きさ温かさを思わせました。
なんかね、しっかりと受けとめてもらったフランチェスカ@舞風さんは・・・ものすごく可愛かった(*^▽^*)
よかったねぇぇ!!って心から大拍手でしたもの!
その場面の、なんと花の咲いたように美しかったことか、盛り上がったことか!
その後に続くひなげしの丘のシーンも、こちらの心までほっかりするような温かさに満ちていて(^^)
お二人の魅力が倍増しているように感じられました。

朝海ひかるさんは、感情が表に出にくいように思います。
クールさや、知的に皮肉ってはぐらかすような「心の見えなさ」が常にある。
それが「朝海ひかるの男役」の魅力でもあり、また欠点でもあるように思うのです。
それが欠点になる時は、一回目の時みたいな状態になっちゃう。
彼女の芝居は繊細、でも繊細すぎて、宝塚劇場っていう大箱の隅々まで伝わりきらないことがあるように思うんです。
そしてそれが最高の魅力に変わるのは、まさに二回目みたいな時ではないでしょうか。
普段「心の見えない男」の想いが、自分でも制御の利かない感情の昂ぶりのあまり溢れ出す―――
現実の男性に置き換えてみたって、これほど女性の心を最高に満足させる魅力はないでしょう(^^)
正直、この魅力に嵌ってしまうと・・・朝海ひかるから抜け出せなくなります(笑)

《ここらで一句!?》

一幕目が終了した途端、興奮した連れのMちゃんが突然口走った一言。

『水さんが かっこよすぎて どうしよう!』

・・・突然一句ですかいっΣ(゜□゜*)!!
「い、いや、べつにあなたがどうもしなくていいとは思うけど・・・」と皆に突っ込まれつつ、全員内心激しく同意していたことが後ほど判明(笑)
いやぁ、水夏希さん@ジャンバティスタ・・・カッコよすぎますでしょう!!
なんかね、雪組さんって「少女漫画」系の人が多いような気がするの。
トップさんもそうだし、あまりに綺麗すぎる貴城さん、音月さん・・・否応なく、どうにもこうにも雰囲気がスゥイ―トに偏りがち。
そこに「劇画」調の水夏希さん加入はインパクト絶大でしょう!!

「大人の世界お見せします」なエンマ@天勢いづるさんとの絡みもものすごく色っぽいし、なんていうか「後姿が男に見える、本格派の男役」でいらっしゃますなァ。
水さんの加入は、無限に広がるパステルカラーイメージの雪組に、しっかりした黒枠をぐっと書き込んだみたい。
舞台がきゅっと引き締まったように思います(^^)

――その2へ続く―――

――初めての方はその1からお読みください――

《樹里咲穂の「男役」》

明るく朗らかで、一見単純そうなアーネスト@樹里咲穂さん。
恋に浮き足立った様は無邪気で可愛らしくて、まるで子供みたい(^^)
でも。
グゥエンドレンと心が通い合い、初めて彼女を抱きしめた時、彼女に見えない顔の中に切実な必死さが見えたのです。
眉のあたりに、不安そうな、複雑な表情が潜んでいた。
あれっ、と思いましたね。友人なら、酒でも飲んで問いただしたくなるような―――
でも、それも本当に一瞬で消えてしまうぐらいのさりげなさで、朗らかさに飲み込まれてしまいました。
笑っている笑顔に影はないのです。でも、時々何かが内側を掠めていくのがわかる。
愛すべき人だって、楽しい奴だって思って傍にすりよっている私の心が、一瞬ひやっとするような感じがある。
ヘンだな、へんだな・・・という違和感だけを残して、説明のつかないものが樹里アーネストの中にありました。

そして、ラストシーンの独白―――
ものごとに深く突っ込まず、浅く楽しく盛り上がっていた物語が一気に「縦」の幅をもったあの瞬間。
そのときに「あぁあの違和感はこれだったか」とものすごく納得できたのです。
アーネストの心には満たされない不安があった、隙間があった。
彼の愛は、すべてを満たされたぼんぼんが付け加えるように求めるものじゃなくて、もっと切実で必死なものだった・・・
このことが、何の違和感もなく納得できたのです。

多分、前半の「違和感」がまったくなかったならば、最後のシーンは取ってつけたようなお涙頂戴シーンになっていたでしょう。
あそこまでの「納得」は絶対になかったでしょう。

役って、舞台の上で語られる台詞だけ、行動だけでつくられるものじゃないのだって、最近いろいろな舞台を観て知りました。
なんていうかな・・・説明が及ばないところまで、その人がそこまで生きてきた歴史まで感じさせるくらい「その人自身」がしっかりとそこにいないと、演技がうすっぺらいのです。
樹里咲穂さんはお役をきっちり生きていらした。

女性が男を演じる。
そして、その男が「男の歴史」をもって生きている。
そこまでの芝居が出来る「男役」って、本当に限られた存在だって思うのです。

樹里さんのアーネストってすっごくカワイイ。
でも、どんなにかわいい行動をしても絶対に「オンナノコ」にはなっちゃわない。
きっちり男で、母性本能をくすぐられちゃうような「男の色気」でカワイラシイんですよね(^^)

本当に、見事な男役さんです。素敵な男役さんです。

《可憐で熾烈なオンナの戦い!+1》

二人の娘役・グウェンドレン@遠野あすかさん&セシリィ@桜一花さん、もうものすっごい魅力的でしたぁ(^▽^)
人形みたいに可憐な容姿に、強くて逞しい女の本性とキュートな小悪魔を飼っているみたい♪
生き生きとリアルな「聖女じゃない」現実感、豊かな包容力と優しさに、女の本性は「聖女だなぁ」と感じさせる現実感があって。
二人並んだ時の「大人の女」VS「旬の美少女」対決のバランスが絶妙だったなぁ♪

そして+1=ブラックネル夫人(^^)
さすがの貫録、出雲綾さん!貴族夫人の権高さとかけろりとした図太さ、愛嬌もたっぷり。
娘カップルに有無を言わさぬ迫力がステキでした。
歌の迫力もすごかったなぁ。

《ありがとう樹里さん♪》

この公演は、専科の実力派スター・樹里咲穂さんの退団公演でした。
ラストダンスをリードする男役・樹里咲穂さん。
いろんなことを知っている男性が垣間見せる表情のような、複雑で奥深い表情が本当に・・・上手く言えませんが、男役が格好いいというのは、本当にこの色気のことなんだなぁって思いました。
観ていて、もう無性に寂しくなりまして・・・
「あぁ、もう次の舞台に樹里さんはいないんだぁ(T^T)」って。

でも、フィナーレは明るかった!
ちょっと曇った心の雲をぶわぁっと強風で吹き飛ばすかのようなフィナーレの明るさに、あの笑顔に、「やっぱり樹里さんだぁ(^^)」って嬉しくなりました。

《カーテンコールのご挨拶》

鳴り止まない拍手に、一度下りた幕が再び上がりました。
ご挨拶をなさる樹里さんのお声がビックリするくらい可愛らしくて(おおーっ、ホントはこんなお声なのかっ!!)、会場がちょっとどよめきました(笑)

「本日は、お越しいただきありがとうございました。
こんなにたくさんの拍手をいただいて、芝居中も笑い声がいっぱい聞こえてきて、なんていうか、今日のこの空気は本当に宝物です。
この嬉しさをパワーに変えて、明日からの公演も頑張ります。
皆様、本日は本当にありがとうございました!」
(※言葉は若干違うかもしれません)

樹里咲穂さん、こちらこそ、楽しい舞台をありがとうございました!
感謝いっぱいの拍手を贈りつつ、最後の幕が下りました。

【公演データ】
公演名:宝塚歌劇花組日生劇場公演『ミュージカル Ernest in Love(アーネスト・イン・ラブ)』
会場:日生劇場 

【主な配役】(敬称略)
アーネスト(ジャック):樹里咲穂
グゥエンドレン:遠野あすか
アルジャノン:蘭寿とむ
セシリィ:桜一花
ブラックネル夫人:出雲綾

《もう、全員愛しちゃったっ(*^▽^*)》

「だって、私はアーネストと婚約したんですもの!」
『・・・ちょ、ちょっと待って!!アーネストですって!?アーネストは私と婚約してるのよ!』
・・・うわぁぁ、来たぞキタぞぉ♪(*^m^*)
この瞬間の、ムショーなワクワク感(+ちょっぴりイジワルなヨロコビ)はなんなんでしょ?

あっ失礼しました、ご覧になっていない方にはまったく意味不明ですね(笑)
じゃぁ、ちょっとストーリーをご説明。

時は19世紀。イギリスはロンドン。
暇を持て余し、優雅に紅茶をのむのがお仕事・・・な貴族の存在も、なんとなーく許されているイイ時代。

田舎貴族アーネストは、ロンドンに住む貴族令嬢・グゥエンドレンにぞっこん。
明日にでも、いや今日にでも、いやもう一刻も早く!あの子にプロポーズがしたいんだっ!と、ゲートインした競走馬のごとく意気込んでおります。
そんなとき、友人・アルジャノンのところへグゥエンドレンの母・ブラックネル夫人が彼女を連れてお茶に来るとの情報をゲット。
これを逃がす手はない!とアーネストは、悪友アルジャノンの自宅に押しかけます。

アーネストの来訪に、アルジャノンはニヤニヤと含み笑い。どうも、暇つぶしにはもってこいの面白いネタをつかんだようで・・・
ネタ元は以前アーネストが忘れていったシガレット・ケース。
その内側に「愛するジャックおじ様へ 小さいセシリィより」と彫りこまれていたから、悪友は喜んだ♪
おいおいアーネスト、これはお前のシガレット・ケースだろ?
ジャックって誰だよ。お前のこと?
それにこの「小さなセシリィ」って?いかにもカワイ子ちゃんの匂いがするじゃないか♪
・・・イイのかな?グゥエンドレンが怒るぞぉ(^皿^)
とまぁ、イジりがいのある友人アーネストをからかおうという訳。
持ち前の素直さでアルジャノンの罠に嵌ったアーネストは、隠していた秘密を告白させられる羽目になります。

・・・わかったよ。
実は、僕はトーマス・カデューって紳士の養子なんだけれども、そのカデュー氏が亡くなる際、僕を孫娘・セシリィの後見人に選んだんだ。
まだまだお堅い田舎貴族の一人娘の後見人ともなると、道徳的で品行方正な紳士であることが必須条件。
狭い田舎町でバカやったら、たちまち筒抜け。なのに、用がなけりゃ領地を抜け出すこともままならない。
僕だってまだ若いのに、そんなの息がつまるだろ?
だから、アーネストっていう架空の弟を生み出したって訳。
それで、どうにも手がつけられない不良のアーネストにロンドンで暴れまわってもらう。
で、田舎では、かわいい弟のしりぬぐいに出向く可哀想な兄貴ってことで放免してもらうのさ。
そして、ロンドンでの僕は、謹厳実直なジャックの弟・不良のアーネストとして、思いっきり羽根を伸ばすって訳なのさ。

それを聞いたアルジャノンは、堅物だと思っていたアーネストのなかなかオシャレな状況に感心。
実は僕にも困った時に都合よく病気になってくれる架空の友人がいるんだ、そうして口うるさい都会を抜け出し、田舎でロマンスに耽るのさと笑い飛ばします。
友人の無節操さにあきれ返る生真面目男アーネスト。けれどそこは・・・まぁ悔しいことに、自分も同犯。なーんにも言えません。

さて、愛しいグゥエンドレンが母・と共にやってきました。
アルジャノンのはからいで、グゥエンドレンと二人きりになったアーネストは愛を告白します。
実はグゥエンドレンも、子供みたいな素直さがカワイイ♪とアーネストにぞっこんでした。
プロ―ポーズは大成功!!
二人は夢見ごこちで愛を確かめ合います。

そこへ戻ってきたブラックネル夫人。そこには「婚約したの♪♪」と浮き足立つ二人。
貴族の娘がいざ結婚、となったらお笑いごとじゃすまされません。
娘の結婚相手には、娘を幸せにするだけの地位と身分と・・・お金のある男じゃなくちゃ。
べたべたとくっつく二人を引き離し、ブラックネル夫人はアーネストの身元調査をはじめます。
真面目で素直なアーネストは、妻となる人の母親に嘘をつくなど思いもよらず、自分の奇妙な出生をそっくりそのまま伝えたのです。
僕は自分の本当の親を知りません。
赤子の僕は、駅の手荷物預かり所に預けられた黒い皮製のハンドバッグの中に入っていたんです。
その荷物を受け取ったミスター・カデューが、僕を養子にしてくれて・・・
「手荷物預かり所?」
「・・・黒い皮製のハンドバッグ!?」
なにそれ!?そんなわけの分からない出生の人に、娘は差し上げられません!!
ブラックネル夫人は怒り狂って婚約を破談してしまいました。

ガ――――ン・・・とショックにうちひしがれるアーネスト。
地面にめり込みそうなくらい落ち込むアーネストを尻目に、アルジャノンはアーネストがさんざん自慢した「小さなセシリィ」に興味津々。
そこへ、母親をまいたグゥエンドレンが駆け込んで来ました。
あなたの出生の秘密は聞きました。なんてロマンティックなの!!そんなことで私の愛は変わらないわ。
だって、私・・・真面目、誠実、熱烈って意味の「アーネスト」って名前が大好きなんですもの!!
(あのう・・・僕、本当はアーネストって名前じゃないんですけど・・・)
「アーネストじゃなくてもさ、僕が僕なら名前なんてどうだっていいでしょ?」(←おずおず)
『嫌』(←きっぱり)
「ハイ・・・m(__)m」(←完敗)

・・・問題は山積みだけど、愛するグゥエンドレンは心を決めてくれた。
こうなったら、これ以上のごたごたは御免だ。「ジャック」と「アーネスト」を一人にまとめとかなきゃ。
ロンドンのアーネストには・・・死んでもらおう。ごめんね。
で、田舎に戻った僕は、弟を失った悲しみのあまり、弟の名と共に生きたいという涙涙の美談ゆえに洗礼を受けなおし、名前を「アーネスト」と改める・・・って筋書きでいこう。
よっしゃ。(ちょっと強引だけど)ゴールデンプランだ♪
アーネストは田舎に戻り、二人を一人にまとめる工作に出ました。

こちらはアーネストの田舎。
「小さなセシリィ」はCuteでおしゃまで、大人になりかけの美少女っていう絶妙な魅力を持った女の子です。
刺激のない田舎暮らしを、豊かな空想力でシゲキテキに彩りながら暮らしています。
セシリィの最大の関心は、謹厳なおじであり後見人・ジャックの不良の弟・アーネスト。
悪い人っていうけれど、どんな人なのかしら?
私「悪い人」って見たことがないのよ・・・なんだか、とっても刺激的じゃない?
私と「悪い人」アーネストは婚約するの。でも、「悪い人」だから一度は破談ね。「悪い人」は私への愛ゆえに悔い改める、そしたら私は許してあげるの―――なんて空想を膨らませているところへ、お客が現れました。
その人は、なんとあの「アーネスト」だというのです!
わぁ、これが噂の「悪い人」なんだわ!!セシリィは興味と関心で一気に彼に惹かれてしまいます。
この「アーネスト」、実は悪友アルジャノン。
傷心のまま田舎に帰った親友を心配して・・・というのは真実か口実か、アーネストを追いかけてきたアルジャノンはどこかで彼を追い抜いてしまったらしく先に到着。
そして、ちらりと見た可愛いセシリィに一目惚れ(*^▽^*)
アルジャノンは彼女の無邪気な独り言を聞き、心を掴むにはコレが一番!と勝手にアーネストを名乗ったのです。
アーネストと名乗ったアルジャノンとセシリィは一気に恋に落ち、その場で婚約の約束をします。
よし、じゃぁ僕はアルジャノンという名前を捨てる!洗礼を受けなおし、アーネストと改名するんだ!これも可愛いセシリィのため♪
アルジャノンは教会へ向かいました。

突然ふって湧いた甘い恋にうっとりするセシリィの元へ、お客さんがもう一人。
愛ゆえに、駆け落ちの覚悟でアーネスト(=ジャック)を追いかけてきたグゥエンドレン嬢です。
未来の夫・アーネストの館に住むオンナノコにちょっと驚きますが、まぁそこは大人のオンナの余裕を見せて鷹揚にご挨拶をします。
セシリィはピンときます。この女性、きっとジャックおじ様の彼女だわ。
グゥエンドレンも納得します。この子、きっとアーネストの妹か、甥っ子ね。
将来の義姉妹だわと納得した二人は、愛想よく女同士の友情を確かめ合います。
けれど、ふいにセシリィが口にした一言で勘違いの関係に亀裂がはしりました。

「だって、私はアーネストと婚約したんですもの!」
『・・・ちょ、ちょっと待って!!アーネストは私と婚約してるのよ!』

・ ・・ってところで、最初のワクワクにつながる訳です(^^)

一途で生真面目、なのにどうしようもなく・・・ツメが甘い(笑)
その朗らかな「抜けっぷり」がたまらなくオンナゴコロをくすぐるアーネスト@樹里咲穂さん。
茫洋としているようで、やることには抜け目のないアルジャノン@蘭寿とむさん。
品のいい貴族令嬢・・・と油断してると大間違い!なんていうか、「生命力に溢れたイキモノ」(笑)なグゥエンドレン@遠野あすかさん。
Cuteで可憐、でもその実、コアクマな微笑みも持ったセシリィ@桜一花さん。

全員がものすごく生き生きと躍動感に溢れてて、小粋でキッチュで見栄っ張りで、でも温かくて優しくて・・・とにかくすっごいイイ奴らなんです!
もう、全員愛しちゃった♪

だからね、全部が内側から楽しかったんです。外側から笑わせてもらったんじゃなくて、内側から笑ったの。

無邪気で高らかな歌声。
心が天に浮き上がっていくような愛のデュエット。
コミカルで残酷な、苦しい悩みに満ちた、そして心を包み込むような歌声を聴きながら・・・
登場人物たちといっしょにドキドキしたりちょっと怒ったり、分かってるけどちょっとイジメてみて心のすみっこで笑ったり・・・
全身全霊で、愛する人を受け入れる喜びを味わったり。

あぁもう、すっごい面白かったなぁ(^▽^)ミュージカルって、こうでなくっちゃ!!

――その2に続く――

【公演データ】
公演名:宝塚歌劇 宙組公演 グラン・ファンタジー 『レビュー伝説――モン・パリ誕生77周年を記念して――』
会場:東京宝塚劇場
観劇日:2005年

【主な出演】(敬称略)
オーレリアン:和央ようか
ジジ:花總まり
水夏希
大和悠河 他

《こんな幸運あってもいいのっ!?》

観劇日はカード会社の貸切公演でした。貸切特典として、幕間にプレゼント抽選が行われます。
今まで何度か貸切公演で観劇しているのですが・・・プレゼントなんて当たったためしがない(T^T)
いいんだもの!私は公演を観られただけで満足なんだもん!と無関心を装って周りとお喋りしつつ、片耳だけダンボにしてしっかりと抽選発表を確認する(笑)
・・・と、トップスターさんのグッズに見事当選しました!
わーい、初めての当選!ヾ(@^∇^@)ノと喜び勇み、ニコニコしながらおトイレへ。
戻ってきて席に着いたところ、係員さんが近づいてきました。
なんだっ?私達なんか悪いことでもした!?(←こういうところが小心者)とびくついておりましたら。
「おめでとうございます。そちらのお席番号が、DVDプレゼントに当選いたしました」
・・・・はぁ。
「後ほど取りにいらしてくださいね」
係員さんはニコニコしながら去っていきました。

皆できょとんとしつつ、係員さんの言葉を復習する・・・ど、どうもDVDが当選したらしい・・・
ヒィィィ(゜□゜;ノ)ノこんなことってあるんだっ!!
2000席以上ある宝塚劇場の座席番号で抽選して、たった2名の当選プレゼントなのにっ!!

カード貸切プレゼントって「どうせ当選する人が決まってるんでしょ¬(  ̄ー ̄)┌」とか「いいお席じゃないと当たらないよ(-ε-)」とか思ってたら、違うんですねっ!
パンピー&あんまりよろしくないお席でも当たったっ(^^)
皆さんも希望を捨てず(?)貸切プレゼントにワクワクしましょう!幸運はそこにあるかもっ!
・・・あー、これでしばらくの運を使い切ったかも〜(でもいいもんっ!)

《レビュー伝説――モン・パリ誕生77周年を記念して――》

このショー。凄く良かった!
おもちゃ箱をひっくり返したような元気いっぱいの楽しさ、格調高い品のよさ・・・宝塚レビューの魅力がたっぷり詰まっていて(^^)
そして、全幕通してのストーリーが本当にドラマティックで・・・
近い将来、天に召されることが決まっている一人の貧しい少女・ジジ。
この世に何のいいこともなかった彼女に、せめてたった一つでも心から笑えることを、と天のクシダ氏は自分の愛したレビューの世界を彼女に贈ります。
目もくらむような華やかな世界に生きるエトワール座のスター・オーレリアンに相手役として選ばれ、汚いジジは美しく姿を変えます。
この時の、ジジ@花總さんったら、子供だけが持っている透明感が感じられるくらい無邪気。
姿は可愛らしく変わっても、それに照れてぶっきらぼうに喋る言葉、仕草・・・本当に、この場面では分不相応な晴れ着に戸惑い、まったくドレスに「着られた」ジジそのもの!
だって、花總さんですよ!?洗練されきった肉体が事実としてそこにあるのに、このときは余分なものがもっさりとくっついた少女に見える。美しさも、品位も、このときには輝かないんです。

そのジジがオーレリアンに選ばれ、ものすごい勢いで少女から女への階段を駆け上がって行く。
ドレス姿が板につき、ダンスもしなやかさを増していき・・・でも、まだ未熟。
未完成の「子供」と「大人」を一つの体に交互にちらつかせながら、ジジは、初めて得た「生きる喜び」に命を燃やしていきます。

ジジの死を彩る為に相手役を務めるオーレリアンの心に、いつしか愛が育っていく。
少女から大人へと一直線に駆け上がっていくジジの、美しく洗練されていく姿。
才能が、砥石に磨きだされるように輝きだす様。
命に火がついた、無自覚の必死さ。
それをすべて飲み込んで、初めて愛を得た子供がその心地よさに酔い、大声で「私は今!幸せだ!」と笑いながら人に触れ歩くような無邪気さ。
しかしオーレリアンは知っているのです。ジジの命がもうすぐ尽きることを。
最後の誕生日。
この日を最高の一日にしようと、オーレリアンとレビューを創る仲間たちは舞台を整えます―――

このときの和央さん。
すべてを知った存在でありながら、命尽きるジジの心に、すべてに寄り添いたいと思う心が苦悩する表情に滲むようです。
生の尊さを知りつくし、死の悲しみと不可避を飲み込んでそこにいる存在の哀しさが漂い、劇場の空気がその心へ吸い込まれていくようでした。

ジジの誕生日会。
孤独な日々が今は夢のよう。
たくさんの人と愛に包まれて、ジジは幸せの真っ只中に居ます。
自分のために踊る男達のダンス。そして、ただ一人の相手役・オーレリアン・・・
オーレリアンのリードで踊るうち、ジジとオーレリアンの心は溶け合いひとつのものになっていきます。
今まさに、幸せの絶頂―――
恍惚とした喜びの中で、無理を重ねたジジの命は宙に掻き消えるように天に召されていくのです。

倒れたジジと、死に行く彼女を止められないことを知っているオーレリアン。
オーレリアンはただ、ジジをしっかりと抱きしめます。
このときの二人・・・見事に、ドラマの中に溶け入っていました。ストーリーはあっても、台詞もエピソードも何にもない「ショー」の世界。にもかかわらず、ここまで哀しく、美しいドラマを客席に届ける表現力って本当に凄いことだと思います。

オーレリアンとジジの物語が終わり、物悲しいようなひと時が漂います。

しかし、クシダ氏はこういうのです。
「それから77年の歳月が流れ、奇跡が起きた。あの、エトワール座の仲間たちがいま、宝塚の舞台にたっているのだ!」と。

舞台中央に、あのオーレリアンの美しい姿。そしてその傍らには・・・ジジが!
哀しい恋人達は宝塚の舞台に蘇り、今もレビューを創りつづけているのです。
かつての思いを、情熱をそのままに――――

そして、オーレリアンとジジは美しいデュエットダンスを踊ります。
この時・・・
袖から走り出てきたジジ@花總さんをみて、体に電撃が走りました。
先ほど、死の直前までそこにいたジジとはまったくの別物!
洗練、という言葉がこれほどまでにぴったりする姿はないと思います。余分なもののすべてが切り捨てられた、あまりに際立って美しい姿!
肉体を失い、魂だけになって・・・そして、また帰ってきたジジが、今度こそと一途な思いを込めて作り上げた体なのだろう、気品なのだろうと思わせられる見事さ。

そして、その花總さんを受け止める和央さんの、なんと気品高く美しいこと!
長い手足が伸びやかにしなり、手先の動きが言葉に尽くせぬ優雅さです。

本当に、夢のようなデュエットダンス。
花總さんの手足が和央さんの体に絡まるたび、ため息モノの美しさでポーズが決まります。
本当に信頼しあった、息の合った、そしてお互いの個がものすごく高いレベルにあるコンビにしか成し得ないものだろうと思います。
ブラボー!!

このショーの人を超えた不思議な世界観をつくりだしていたのは、主演のお二人を取り巻く皆さん。
W2番手の水夏希さん、大和悠河さんを初めとして、明るさの中に物悲しさの漂う不思議な舞台を創っていらっしゃいました。

今回、その魅力にメロメロ♪だったのは水夏希さん!
この方、あまりに怜悧に際立った男役的美貌の持ち主なので、今までクール専科かと思ってたんです。
それが、ねぇ!弾けた時のパワーったらすごいし。
色気のあるダンス、雰囲気、完全に魅了されちゃいました(≧▽≦)
今度お目にかかるときは、移動なさった先の雪組♪
・・・というか、雪組すっごく好きな組なのでっ、楽しみがまた一つ増えました♪

見終わった後も、充実感たっぷりのショーでした!

【公演データ】
公演名:宝塚歌劇 宙組公演 ミュージカル『ホテル ステラマリス』
会場:東京宝塚劇場
観劇日:2005年

【主な出演】(敬称略)
ウィリアム・オダネル:和央ようか
ステイシー・ランカスター:花總まり
アレン・ケンドール:水夏希
ガイ・プレスコット:大和悠河
モーリス・ランカスター:未沙のえる
ミセス・サランドン:出雲綾
サリー・ブランシェット:貴柳みどり
ウォルター・グリーン:美郷真也
ティモシー・マクファーソン:寿つかさ
ダニエル・スカリティッシュ:遼河はるひ
アリソン・オーウェル:彩乃かなみ
リンドン・マクレモア:悠未ひろ 他

このお芝居、ちょっと辛口感想になってしまいます。

観ている間、気持ちがほぼ平坦のまま。盛り上がりがほとんどなかったんです。
「つまらない」「ひどい」というほどの感想でもなかったのですが、もしこれがTVなら、気紛れでチャンネルをかちゃかちゃとまわしてしまいそうな。

エピソード的には、夢夢しいだけじゃない、リアルな感情に共感できる場面がいっぱいありました。
社会に出て、ビジネスというものに直面した時に感じる「心」「情」「真に価値のあるもの」が第一ではなくなってしまうことへの反抗心。不満。そして諦念。
ステイシーの「守りたいもの」への愛。
モーリスの「現状を改革しなくてはならないのが分かっていながら、古い人間の「古い信念に縋る」ことしかできない自分自身に縛られる悲しさ」だとか。
ウィリアムの、アレンの心の揺れや葛藤・・・
ひとつひとつをピックアップすれば、結構深みのある大人の物語とも思えるんですけれども・・・
なんだろう?すべてが中途半端で、唐突な感じにつながってしまっているような?
スターがいっぱいいて、そのすべてに役を振り分けなくてはいけないからかな、お役のキャラクターが唐突だったり、役として存在する意味がわからなかったり。
ストーリーを推し進めるためのご都合主義があからさまで、「ええー?」となってしまう点もありました。

それに、物語のキィが分かりにくい(涙)
ウィリアムとステイシーが海辺で語り合い、去り際のステイシーの一言でホテル再興の糸口を見つけるところなど、物語がグワーッと勢いをつけて突き進んじゃいましたけれど私には意味が分かりませんでした(><)
リンドンが殺人者として捕らえられようとするエピソードも、観劇後に頭の中で理屈をつけて理解しなくてはいけないような分かりにくさ。
私の台詞の聞き落しとか、理解力が低いのが原因かもしれませんけれども・・・

そして、最後。
「本当に大切なもの」に気付き、アリソンとの婚約を破棄してホテルに残る決意をするウィリアム―――
たしかに、地位とか安定は捨てたけど・・・
ホテルが開発計画に飲み込まれて閉鎖と決まった時、ウィリアムって何にもしてないんですよね?
嘆くステイシーを慰める男らしさをみせたぐらい。
ホテルが結果的に救われたのは、ティモシーの研究が「たまたま」開発計画を阻止する結果になったというだけ。
もし、何の解決になっていなかったとしても、クールなウィリアムがホテルを存続させたい意思を示して感情を爆発させただとか、ホテル側に立って何かしらの行動をしたりだとかしたならば、その次の行動ってとてもすんなり受け入れられたと思うんですよ。
でも、このシーンの状況からいくと「無償の感情」というよりちょっと計算高い「ホテル存続という結果が転がり込んできたのをきっかけに、心を決めた」みたいなあざとさすら感じちゃう。
これ、どうなのかなぁ・・・
和央さんの演技がそういうずるさを感じさせないきっぱりしたものだったから、観劇している時にはそれほど気にはならなかったんですけれども、後で思うと「?」でした。

でもね、いいシーン、いくつもありましたよ。
グリーン夫妻に対する、ホテルマンたちの心づくし。
(自殺するかもしれない)という疑いをそれぞれの胸に秘めながら、それをおくびにも出さずに心をつくす姿の、薄氷を踏むような緊張感、よかった(^^)

ステイシーとアレンの、幼馴染同士の会話もすっごいよかった。
ステイシーの自分の心さえ掴みきれないような混乱、アレンの、苦い思いを自ら口にする苦悩と肉親に対するような温かさ。
「後悔したまま、俺の横に座るな」というセリフ&苦しみと照れ隠しがないまぜになったぶっきらぼうな行動、あのシーンの感情がすっごい伝わってきて、とっても切ない(゜ーÅ)

群集でホテル買収の不安を踊る場面、その「理由のない不安」が凄く伝わってきて迫力がありました。

そしてそして、最後にウィリアムに別れを告げられて去るアリソン!
胸の内、切ないくらいに察せられるのに・・・
ウィリアムの心を奪ったステイシーに対する凛とした態度、アレンの「またお越しください」という言葉に返した「ありがとう」という声の、格調高い品位といったら。
アリソンという女性の、美しく気高く、真の意味で上流階級に生きるお嬢様の精神が伝わってきました。

ココから、ちょっとミーハ―ですけど(笑)
スーツ姿が似合いすぎの和央ようかさん!いやぁ、文句なし理屈抜きのカッコ良さですなぁ!
「ウィリアム」というキャラの行動にちょっと納得できない部分があったとしても、根拠もなく「あの人はそうじゃない!」と思わせる人柄のよさ、温かみを感じさせるところがさすが。
甘い雰囲気があるのに、芯のところがしっかりと男らしいところもすごい魅力的(^^)

花總まりさん、この方は本当に「そのキャラを生きる」芝居をする方!
容姿がお見事。ダンスがお見事。歌声も綺麗・・・なうえで、この芝居心。
しかも、初々しさや慎ましさ、舞台の上で見せる笑顔のけれんのなさは一級品♪
マリ様のすべてに文句のつけようがありませんm(__)m

最後のシーン。
海辺に立つ二人のシルエットがね、もう絵に描いたようにお見事なカップルぶりな訳です。
伸びやかで男らしい和央ウィリアム、ほっそりと可憐で慎ましい花總ステイシー。
あー、お見事・・・とホレボレしてしまいました。

「満足!」と「微妙・・・(苦笑)」を交互に感じながら、お芝居は幕を閉じました。

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