|
16日の火曜日に映画を見に行きました。
10年前に作られた映画です。
ドキュメンタリー映画です。
東中野のポレポレという映画館での特集上映会。
在籍していた学校の先生が上映後に講演をやるというのでいってみました。
映画の内容はというと、この日は「マイ アーキテクト」。
近代建築の巨匠ルイス・カーンの生き様みたいなモノを描いたものです。
この時代の巨匠というとライト、コルビジェ、ミースと結構有名な方々が多くいるのですが、カーンはどちらかというとややマイナーなようです。
バリバリの新進気鋭といった仕事の仕方ではなく、ジミというかモクモクと積み重ねていった建築に芸術性が高かったということで、マスコミ受けがそれほど良くなかったようです。
個人的にはすごく好きな建築家で、講演会無しでも見てみたかったモノです。
映画としては、カーンの息子の父への回顧録なんですけど、この息子さんは愛人との間の子で、60過ぎの子でもあり、お姉さんも別腹違いで二人いるんです。
先日亡くなった三国連太郎さんと同じように、建築家ということに心血を注いでいた人で、家族はあくまでも付随するカタチだったみたいです。
その息子さんも父親が亡くなってから35年たって、もう一度父と向き合い、その奥にあった建築を見つめなおすことで家族、故人を振り返っていったようです。
ドキュメンタリーだけど、結果だけを追い求めているのではなく、時間をめぐりながら結論をココロに刻み込める映画で、カーンの人となりをシッカリと見せてくれるものになってました。
しかし、シネコンがどんどん作られていく時代、このような小さな映画館が潰れずに残っているのはスゴイです。
友人の言葉に「大阪は大人が文化を作っているけど、東京は学生が文化を作っている」というのがありました。
実際は大人が商業ベースで学生を乗せているのかもしれないけど、このような単館上映でしかやれない映画を見る場所は文化が存在しないと無理。
若者の自由な発想とあらゆる興味への探究心が文化を創っていくんですね。
やはり若者の町は動きがある。
映画館が町の流行の最先端であった時代。若者だけじゃなく皆がその最先端に出会おうと映画館に通っていった。
今ではPCがその役割を担っているけど、情報が文化になるには人が介在しないと。
このような映画館が町にひとつはほしいものだ。
※人形町に映画館を見付けたときはチョットおどろきました。
|
全体表示
[ リスト ]



とくちゃんさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
私が初めて見たドキュメンタリーはディズニーです。たぶん。
ドラマを作っているけど、ディズニーの動物映画は自然界の厳しさを教えてくれるドキュメントでした。
一番記憶に残っているのは「世界残酷物語」ですけど。
ウミガメの涙は未だに忘れることが出来ません。
子どもたちの好きなアニメは昔に比べてリアルですよね。
ドキュメントとリアル。感じるトコロが似てくるかも知れませんね。
2013/4/21(日) 午後 10:18 [ デコ ]
肉のをざわさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
映画からはいろんなことを教えられた気がします。
学校の勉強では受けることの出来ない、歴史や生活習慣、音楽、宗教、そして希望という名の科学。
型にはまった生活からの脱却を感じていたのか、とにかく映画は別の世界を見せてくれていました。
2013/4/22(月) 午前 0:17 [ デコ ]
みんぽぽさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
最近はシネコンが全て座席指定なので、席取りに並ぶという光景は見なくなりましたね。
ネットで予約も出来るので家族連れには重宝しているようです。
映画を観るという事が、一日がかりのイベントから、気軽に観に行けるようになったというのはシネコンの最大の功罪だと思います。
でも、商業主義的な観点からいうと、ドキュメンタリや文芸作品というのはなかなか上映出来ないモノなんだと思います。
歌舞伎などは確立した舞台ではあるけど、能、狂言、バレエ、オペラなどは文化としての舞台は確立しているけど、一般的な観劇としてはマイナーな立場だと思います。
東京だと数の原理でマイナーも選択種の中に入れることができるんですね。
若者が都会に出て行く道理がわかります。
情報が動いているのを生で実感すると、ドラッグのように常用性を感じてしまうのかもしれません。
でも、本質を理解してくるとUターンとなるのかな。やはり人に帰りますね。
2013/4/24(水) 午後 7:38 [ デコ ]
星降る子さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
今回は単館上映のイベントらしいので、大阪には行かないかもしれません。
ドキュメンタリー映画というのは、なかなかやっているのところが少ないようです。
リアルという意識の位置づけが難しいようです。
フィクションだからといって現実と離れすぎるとウソになり、近づきすぎると理屈っぽくなる。
ドキュメンタリはモロにその現実。
でも描写や見る角度の違いでフィクション以上にドラマチックに感じるトコロが面白いです。
大阪の文化は「リアル」だと聞いています。
たしかに街を歩くと「今」を感じさせてくれる空気があります。
東京は「よそのものの街」といわれている部分があるのですが、それはあくまでも虚飾の事なんです。
スタイルを確立させようと、どこか脚色しているウソっぽさ。
個人になると「リアル」は存在するんですけど。
それを表したのが「寅さん」でしょうか。
人生の面白さこそドキュメンタリそのものですよね。
人の交わりは、それの最大のアドリブになるんだと思います。
2013/6/17(月) 午後 10:21 [ デコ ]