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芸術は爆発だ!

9月20日土曜日。
知人が通っている料理学校の実演販売会が開かれるということで、中目黒の学校まで行きました。
なかなか人気の学校で料理とかはスグにオーダー切れになってしまうという事です。
この日はお昼前に合わせて出かけていったのですが、知人の専門はスイーツ。
すでに数組が並んでいたので、挨拶はそこそこに並んでスイーツをゲット。
上の階ではカフェの実演販売があるので、ソチラで試食。
小さなスイーツも数を食べれば腹も膨らむもので、料理のほうは、並んでいる人も多かったので表でとる事にしました。
この後、目黒の庭園美術館に行こうとしたのですが、11月22日までリニューアル工事中。
結局ご町内の松岡美術館へ。
松岡地所の創業者、松岡清次郎さん(故人)の私立美術館です。
ブールデル、ヘンリー・ムアの現代彫刻やガンダーラ、ヒンドゥーの古代彫刻、陶器や日本画など多岐にわたるコレクションです。個人でよくもまあこんなに集めたものだと感心してしまいます。
もちろん大会社の社長さんだったのだから、お金の出所は何とやらといったところがあるでしょうけど。
でもコレクションを単にコレクションに終わらせないところが偉いもので、コレクションの維持ということを考えれば美術館を持つということはものすごく大変なことだと思うし、投資とかの対象でしか美術品を見ない成り上がりとは違う、商人の豪胆さを見たように思います。
芸術というもの、実に奥深く、孤独の世界かと思えば、華やかであったりイヤラシくもあったり、繊細であったり豪放であったりと人の介在の仕方によって色々な姿を見ることがあります。
単なる屑が、見立てによって価値が180度裏返ることなどあたりまえで、時代による価値基準の変化で作品の良し悪しが決まるという実に不思議な感覚がするものでもあります。
芸術家の裏にパトロンありといいますが、実にこのパトロンという存在は芸術家以上に芸術を芸術として確立させてきた人たちだと思います。
そこに芸術家は名声と理念のジレンマを感じるみたいですが、パトロンたちはそんなことは鼻にもかけない。
その意味ではパトロンのほうが感性だけで趣味を芸術品に育て上げるチカラを持っているのかもしれません。
芸術作品を作り上げるには芸術家がいなくては出来ないけれど、それを継続させ拡散させるにはパトロンなくして成り立たないことなのかもしれません。
この私立美術館は単なるコレクション館かもしれないけど、このコレクションから新たな芸術の発想を持つものが現れれば、それは芸術の拡散といえるものでしょうから、松岡さんも芸術のパトロンなんでしょうね。
日本の今の建築は、そのパトロンというものがほとんど存在しない。
建築にお金を懸けるというより、事業という見方しかしないから、芸術性なんて二の次。建築に対する理念すらネジまげてしまっている建物がほとんどです。
そもそも、建築自体が他人の金を使って建築物を構築していくわけだから、施主がパトロンである事実は代わらないのですが。建築家の多くが自分の設計を「作品」と呼ぶトコロもそのまま。
最近では施主と建築家の間にプロデューサーなる者の存在が出現してきていますが、それは建築家が職業建築家に成り下がるようなもので、世間から理念を置き忘れた建築に「NO」という現実を突きつけられた瞬間でもあると思います。
職業建築家が悪いというわけではないけど、生業が基本にあるがために、夢や理念を忘れてしまった設計者に、その夢や理念を語られても、現実に出来上がるものが薄っぺらなモノに見えてきてしまうのでしょう。
自分自身、建築を芸術だという見方はあまり好きではありません。
あくまで、建築物に芸術性を見るというスタンスで接したいと思っています。
松岡美術館のような私立美術館があるうちは、芸術が芸術として存在できるでしょう。
建築界もそのようなカタチになればいいんですけど。元の金額が大きいだけに大変なのかもしれません。
松岡美術館を後にして歩いて恵比寿のガーデンプレイスの都立写真美術館へ。
報道カメラマンの岡村昭彦さんの写真展、新人写真家たちの写真新世紀東京展などを見ました。
建築の世界と違い、芸術の拡散をものすごく感じる写真展でした。
報道写真に芸術性などないのかもしれないけど、意志や存在を感じた写真のチカラにそのような感覚を持ちました。
料理、彫刻、絵画、陶器、写真と芸術となるモノに接した1日でしたが、建築にはなかなか感じるものがなかったのは残念でした。どこかがズレているのか。自分の感性の乏しさか。
でも美術館をでたトコロで綺麗なものを見れました。街と自然とのコラボでした。建築が無意識です。
イメージ 1
建物のシルエットが重なっている向こうの空があまりにも綺麗でした。
建物のフォルムが見えないから空が引き立つのかもしれません。
イメージ 2
感性を磨くために五臓六腑に研磨剤と潤滑油を充填させます。
 

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青空まったりおじさんさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
去年あたりから空がとても気になるようになりました。
以前、駅で見た夕焼け空がスゴク綺麗だったのですが、私の携帯では満足な写真が撮れずに悔しい思いをしたことがあります。
たぶんその時からなんだと思います。かといって、いつもカメラを持ち歩いているわけではなく、未だに同じ携帯を使ってますから、それに凝っているというほどではないんですけど。
朝、出勤してからはほとんど事務所を出ることなく、夜になるまでパソコンとにらめっこの毎日なので、外に出るとまず空を見上げてしまいます。結局、外の世界が恋しいんだと思います。

2014/9/30(火) 午後 8:15 [ デコ ]


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