デコのブログ

このまま梅雨明けかしらん?

全体表示

[ リスト ]

使命感に思う。

3月10日の土曜日、両国の復興記念館に行ってきました。
当日は東京大空襲から67年目にあたり、春の慰霊大法要が東京都慰霊堂で行われていました。
昨年の東日本大震災から365日目。忌まわしい日が2日続くカタチとなったのですね。
被害者としては忌まわしい、直接大きな被害にあわなかった私ですら忌々しい。イメージ 1
天災と人災。戦争というものが単なる人災で済まされるはずは無いけれど、誰かを恨んですむものでもないと思います。

関東大震災では10万5千余人の死者、行方不明者。大空襲では8万7千余人の死者がでた。
どちらも火災による死者が多く、この慰霊堂のある場所は、震災時は元陸軍被服廠跡地の公園予定地で避難地となっていたが、避難者の家財道具などに周囲の火災が燃え移り、東京市の死亡者の半数を超える3万8千人程の死者がでてしまたという惨状になってしまったとか。

イメージ 2
震災後、死亡者を慰霊し、このような災害が二度と起こらないように祈念するための慰霊堂が昭和5年に建てられ、翌6年に復興記念館が建てられました。
また、大戦後1948年に各地の身元不明の遺骨を納骨堂に改葬し、戦災者整葬事業の完了した1951年に「東京都慰霊堂」と改称したそうです。
復興記念館には当時の被害の状況と復興に関する資料の展示がなされてました。
大正12年という時代の民主的な動きはわからないけれど、復興には官民一体の動きがあったことは間違いなく、その場の利害関係を模索しているような動きでもなかったようです。
今見ると復興案とかチャチな感覚を受けるかもしれないけれど、理想と未来に対する思いが表された案だと思いました。
東日本大震災が起きてから明日で丸1年。
被災地が被災地のままなのは、被災地に住んでいないものの怠慢になるのでしょうか。
朝のTV番組で、東京電力や原発に関する有様のことをやっていたのですが、コメンテーターの一人の方が「東京に住んで電気を使っている限り加害者でもある」という言葉を投げていました。
目からウロコというか、ココロの奥にかぶさっていたものが取れたような気持ちになりました。
そう。原発を作る時の場所の選定の時に、自分の土地はイヤだ。という話から始まっているはずなんですよね。
妥協として「他の土地に建つのであれば」というモノを奥のほうにしまいこんでいる。
沖縄の話についても同じことが言えるのでしょう。
今、事が進まないのは、被害者に対する考えを被害者の思いで推し進めようとしているからじゃないかと思います。
加害者が被害者の気持ちを考えるという事がズレているんだと思います。
考え方の差というものが少し判ったような気がします。
今回の震災に関しては「使命」という意識が別のカタチで残りました。
建築という仕事に携わっていると、法規上の事や生活安全上の事など建物を建てる事に対しての最低限の使命感があります。
基本的な使命感は、商業ベースに引きずられてドコかにいってしまいますけど。
関東大震災、戦後の復興に関しての仕事は「使命」というものを感じます。
今回の震災でも、救助に携わっていた方々には「使命」の意識をものすごく感じました。
しかし、復興ということになるとそれがなかなか伝わってこない。
「こどもたちにこの土地をふるさととして残せるように」
被災された方々はハッキリとした「使命」を前面に押し出しているけれど、外の人は「絆」とか「つながる」とかスローガンのような言葉はのこすけれど「使命」になるものとは明らかに違うのだという事を改めて思いました。
最近、ボランティアの方が「ボランティアとしてではなく友達にあいに行く」と言っていたのをTVで見ました。
ミュージシャンの方が「励ましに行く」のではなく、「楽しむんだ」と言っていたのを聞きました。
現地に行っていると意識は繋がるんですね。
自分には復興に関して直接手を出すという事は出来ないけれど、今まで以上に建築に対する「使命」を前面に出してゆくことを心がけたいです。これからの未来に対して考えたいです。
可能な限り、暮らしの安心という事にこだわりたい。

閉じる コメント(8)

自然災害、人災?私も原子力をなぜ一番電力の使う所に作らないのか?私の田舎にも原発、原発処理施設ありますが、電力は必要何ですね〜地球は生きている以上何があるかわからない!昔から繰り返しおきている事だと思います。自然の中に私たちがいるのであって、私たちの中に自然があるわけではない!平和な私たちは、ちょと見直すべきかもしれませんね!

2012/3/16(金) 午後 10:13 [ moto3 ]

顔アイコン

羅王さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
原発を作る時に安全性について十分に語られていたはずなんですよね。
「そんなはずじゃなかった」は言い訳にしか過ぎないです。
送電ロスを考えても地方に原発を作ったという事は、ハナから安全性に対して「神話」なんてなかったと思います。
私は騙されたとは思いません。むしろ原発に対する信念と使命をかけた人たちがいたはずだという事に対して、今の原発を管理している人たちが腹立たしく感じます。
この意識は東電だけではなく、JRとかNTTにも持っています。
課せられた使命を、販促に置き換える。むしろ民間になったことで商売が基本になってしまった組織にプライドはなく、ブランドを大切にする人たちの集まりになってしまったのだと思います。

2012/3/16(金) 午後 10:57 [ デコ ]

顔アイコン

デコさんの仕事は、人を幸せを作っている仕事だから頑張ってくださいね〜。。でこさんちが作った建物に人が集い、会話が生まれ、悲喜こもごもの毎日が生まれますからね。

2012/3/19(月) 午後 5:23 [ 青空まったりおじさん ]

顔アイコン

青空まったりおじさんさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
仕事という事で考えると非常に悩みます。
業界をピラミッドで喩えると頂点は、役所や商社系のデベロッパーと言ったところでしょうか。
独自の設計組織を持っているのではありますが、計画系なので詳細設計は大手設計事務所かゼネコンに任せる状態です。
この辺りが商業ベースに流されてしまうトコロなんですね。
神戸の震災の時も結局は大手の企業で動かしたので、動きはそれなりにあったけれど、関西というベースで考えると、ほとんどが東京に流れたんだと思います。
今回の東北の復興に関してもそれに近い事になると思います。
使命感からくる流れではなく、商業ベースになってしまうでしょうね。
聞こえてくる復興案も、東北が自立する案ではなく、観光やドコにあるのかわからない商圏を無視した再開発ですから。
人の意識を変化させるような働きをしなくてはと意気込んでみるものなかなかうまくいきません。でもすこしずつ広げたいな思っています。

2012/3/19(月) 午後 7:23 [ デコ ]

デコさんこんばんは。

震災から1年が経過してヽ(´Д`;)ノ
関東大震災とか、東日本大震災を想うと、
デコさんのおっしゃる通り。
東京に人口が集中する限り加害者になるんですよね。
東北の人たちに笑顔を取り戻してあげたいです。
原発に代わる新しいエネルギーを待たれます。

2012/3/20(火) 午前 0:16 [ ひまわり001 ]

素晴らしいですね。


とくちゃん

2012/3/21(水) 午前 2:58 [ とくちゃん2011〔原点ブログ〕 ]

顔アイコン

mikimoiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
都市部への人口集中は太平洋ベルト地帯に現されていると思います。
結局は働く場所を求めての人口移動だったのでしょう。
華やかな都会での生活への憧れというのもあったでしょうね。
右上がりの成長期のツケが今になってやってきたと思うしかないのですが、何も知らない子供たちはかわいそうです。
私は原発にも強い理念があったものと考えています。
善悪の考えだけで物事を進めていては、右上がりの成長期と同じ過ちを繰り返すだけだと思います。
関西は大阪都構想でゆれ動いてますが、理念を忘れて、善悪の解釈で進んでしまいそうでチョット怖い感じがしています。

2012/3/21(水) 午前 11:31 [ デコ ]

顔アイコン

とくちゃんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
私の勝手な思いです。
人にはガンコ、一徹と言われます。
自分では人のいう事をスグ取り入れてしまうから優柔不断に思われる感覚でいます。
ただ納得がいかないものに対してはズット拘ります。
賭け事には向かない性格ですね。
勝っていても勝ち方に納得がいかないと、納得するまで追い込むから結局は負けてしまうんです。
このような戯言ですが見ていただいて嬉しく思います。

2012/3/21(水) 午前 11:39 [ デコ ]


.
デコ
デコ
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(2)
  • テンちゃん
  • 詩織@日和ギャ
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事