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スミレの仲間は四国には40種類くらいしか無いのであまり悩まされることも無いが例えばシハイスミレのいろんなタイプにそれぞれ変種名を付けたりされたらもう私はお手上げです。
全部、シハイスミレで通用するのでありがたいことだと思っています。
今時分、もうシハイスミレの花を見ることできないが、先日歩いた山で見たシハイスミレの話です。高知県のその山のシハイスミレは葉の主脈にだけ白い斑が入るタイプでした。(コンピラスミレとも呼ばれるがシハイスミレです)
尾根を越えて反対側は愛媛県です。そこのシハイスミレは側脈まで白い斑が入ります。(フイリシハイスミレと呼ばれるタイプです)
県境の尾根にはその両方が混生しています。
2タイプの真ん中が県境で左が愛媛県、右が高知県
なんと、両タイプの中間型(雑種)がありました。
ここが県境と言うことになります。
シハイスミレが県境を分けた全国的にも珍しい例です。
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スミレ教室
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私は以前、ナガバノスミレサイシンの純白花(アルビノ)を見たことがあるが、これコミヤマスミレの純白花か〜と一瞬ときめきました。
茎葉にまったく濁りが無いと見えたのでした。でも花にはちゃんと紫点が入っています。なので白花種とは呼ばず青軸種とします。
コミヤマスミレは葉の斑紋が美しく自生地によって多彩な模様を描き出してくれることからそれを見るだけでうれしくなります。なので出会ったらよく撮影します。過去に写したコミヤマスミレは数10タイプにのぼりますがこんな青軸は初めてです。
この自生地のものはすべてこのタイプでした。
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久しぶりにヒメミヤマスミレの群生に遭遇しました。
2000株は超えてると思います。
ヒメミヤマスミレは牧野さんが横倉山で発見したスミレで開花期(今頃)になると横倉山のその子孫株を見るべしと訪れる人も多いと聞きますが近年そのスミレは若干量しか無いようです。
今回、この群生は九十九曲峠の遊歩道で写しましたが私どもの園内でも過去にはこれ以上に群生しておりました。スミレの性質として大群生した後は急速に衰退するものです。我が園の場合は急速にでは無く10年くらいかけてゆっくり衰退しました。
今でも少しは咲いていますが。
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サクラスミレは“スミレの女王様”と呼ばれる高貴なスミレ。高知県での自生地は梼原町とお隣、旧東津野村だけ。
久しぶりの出会いです。
このスミレ、桜色ではないが大きくて花形が良いことからスミレに興味を持ちはじめるとあこがれの存在となる。
高知県では梼原町だけにしか自生してないアケボノスミレとこのサクラスミレがわずか2m横に自生していました。
※ 葉の主脈に濃い斑が入るものをチシオスミレとして分ける方がおられますが私はサクラスミレに統一しております。
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アケボノスミレです
画像では本当のピンクが出てくれませんが美しいピンクです。大きくて花形もよく、遅れて出てくる葉がハート形とまったく欠点のないスミレです。
このアケボノスミレ、高知県内の自生地は梼原町だけ。梼原町には県境沿いに断続的に出現するのと町中央部の独立峰にも自生します。
四国に自生するスミレで一番美しいのはどれかと聞かれればちょっと困りますが美しいのを3種挙げよ、と言われれば全員このアケボノスミレは挙げてくれます。
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