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♪ 星たちは花になりました
風が語る星と花の物語
〜星たちは地上に降りて花になりました〜
夜空の星は、野の花のよう。
星のお話が風にゆれて流れて行きます
星たちは 地上に降りて 花になりました
夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。
そして、星のドラマの主人公たちが
野山に、季節の花となって咲きこぼれます。
髪の毛座 ビヨウヤナギ
長い雄しべを持つビヨウヤナギは、雨上がりには、美しい髪を洗ったよう。
風が吹くとその髪は光り輝き、たなびきます。
エジプト王の后ベレニケーは、世界中に知れ渡る美しい髪の持ち主でした。王が遠征に出かけるとき、「もし王に勝利を与えて下さり、無事帰ることができましたら、私の髪をささげます」と神様に約束しました。
そして王は大勝利を治め、彼女は髪をささげたのです。
神様はその美しい髪をたたえ、星空に飾られました。
ツバナ流しの風が流れ始めると、いよいよ梅雨の始まり。雨だれを一つ一つ集めたように紫陽花が咲き始め、横ではビヨウヤナギが長い髪を洗っています。雨もまた良いものですね。
エッセイ 「父の日 もうすぐ」
もうすぐ父の日だ。父はもうとっくに亡くなっている。母親を早くに亡くし、男手で育ててくれた。生存中の「父の日」に何もプレゼントをした事がない。
昨年、そんなこともあり、父へのお礼をかねて私の駄文と父の残した詩とを組みあわせ、自費出版で本を出した。自費出版や、自分史には、人それぞれの意見があり快く読んで下さる人もそうでない人もあった。しかし、その本には私の「ありがとう」そして「ごめんなさい」が詰まっている。そして、嬉しいことに本は出版大賞にも選ばれた。
それより一番嬉しかったのは、本を通じて未知だった人や、父の繋がりからたくさんのご縁が増えた事だ。そしてその方達に私は今見守られている気がする。何もプレゼント出来なかった父へ、プレゼントと思い出版したのになんのことはない。私が大きなプレゼントを貰らっていたのだ。父は、本を通じてたくさんの繋がり、縁を私に残し、そして私に大きな贈り物をしてくれた。父にプレゼントのつもりが、私がプレゼントをして貰ったのだ。
いつまでも親の愛は強く、有り難く永遠なのだと思う。「お父さん。ありがとう」今年の父の日は、また形のプレゼントは無いけれど、父の好きだった花を持って墓参りに行こう。
「お父さんありがとう」を言ってこよう。そしてみんなにも「ありがとう」を。
「花に学ぶこと」
6月8日、米国科学アカデミー紀要で「寒さを経て春に咲く植物の一つ、ハクサンハタザオは過去六週間分の気温を『記憶』して開花のタイミングを決めている」と発表された。私はいつも不思議だった。天候不順な年もあるが、それに上手く合わせ、時季がくればその時季の花が咲き揃う。なるほど、数日から一週間程度の気温変化には惑わされない巧みな仕組みがあったのだ。そしてそれは虫たちが動き出すころに開花すると言う連携にもなっているらしい。なんと賢しこい神の恵みだろう。
私は普段からもう一つ不思議に思う事がある。それは季節に添い花の色があるように思うのだ。春はピンク色、新緑の時季はそれに対比するような黄色、そして初夏には白色が出始め、梅雨には水瓶のようなアジサイが咲き、盛夏には太陽を映して原色の花が多い。これもなにかメカニズムがあるのだろうか。
花には学んだり教えられたりするが多い。花を通して自分をみつめ、命の大切さ、価値ある存在に気づく。そして癒される。花はどんな環境におかれても自分の命のある限り、一生懸命生きようとする。それにはいろんな知恵があったのだ。人間には先刻言ったことも意図して忘れる人もいるが、花はちゃんと「記憶」して、そして生きているのだ。これからもいろいろ解明されることも多いだろうが、花はすべて「生きるメカニズム」を教えてくれている気がする。花に学ぶ事は多い。
小さい雀 木村徳太郎
小さいお庭の 小さな日向
小さい木椅子に 小さく寝てる
小さい坊やの 小さなお頭
小さい風が 小さく揺する
小さい雀が それ見て逃げた
六月はまた小さな鳥たちが遊びます。燕の子ども、雀の子ども、どれも小いけれど飛ぶのは上手。とても可愛いです。
* 本のタイトルは「ジューン・ドロップ」。これは六月の季語です。ジューンドロップは柿の生理落果のことをいい、なり過ぎた実は自分で落とすのです。
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秀作ジューン・ドロップ、お父さんへの最高のプレゼントだったですね。
人間は地球への適応能力が弱いから手足(運動)と知恵が与えられたのであって、鉱物や植物への尊敬と感謝を忘れてならないと思いますね。
2010/6/9(水) 午後 7:26
なるほど、どうして「美容ヤナギ」なんて名前がついたのか、判ったような気がします。
星を見る会でつかおっと。
2010/6/9(水) 午後 9:12 [ ほくと ]
ひな。ちゃんおはよう御座います今日も爽やかな日です。思い出は良い事も嫌な事もあるあるだろうけど、不思議な事に歳を重ねるにつれ、良い思いで楽しい思い出が多くなります。でもどれも思い出の上にひなちゃんがいるのですからどれも宝物ですよ。
梅雨は来週辺りからが本番みたいです。いまから爽やかな緑の空気をいっぱい蓄えて置きましょう。
2010/6/10(木) 午前 7:51
こうま地蔵さま。有り難う御座います。本当に、自然も人も(自然の一部)上手くなっていると思います、与えられたことに感謝と他へのお互いの尊敬を私も忘れないようにしたいです。
こうま地蔵さま、「アヌビスの恋」読み返しています。続編は?
小説て難しいですね。私も「花かがり」でつまづきました。でも
書きたい事が書ける幸せですね。
2010/6/10(木) 午前 7:58
ほくとさま。有り難う御座います。星の王子様?みたいなほくとさんに目に留めていただき光栄です。こうして星と花と繋がるのって楽しいですよ。(ごり押しだと言う人もあるけれど)
野山の花はほんとうに、星のようです。
2010/6/10(木) 午前 8:02
内緒さま。ありがとうございます。そちらへ行かせていただきました。
内緒さまはじめ、ブログでお出会いできたみなさま、いつもありがとうございます。ブログでいろんな方にお出会いでき、優しい人からは優しい心を、賢者からは、賢しこさを少し分けていただけ、いろんなことを共感させていただけ、元気さを分けていただけ、また疑似体験をさせていただけ感謝です。
ありがとうございます。
(PC不調もありブログをやめようかとも思いましたが、こんなに素晴らしい方々との繋がりは消せませんね)
これからもよろしくお願いいたします。
一つ紹介で〜す。ここへおいで下さる「ひなた」さんがジューンドロップをTBしてくださいました。またここからの「輪」つながるといいなぁ〜。
みんな元気に暮らしていくためにもブログはあるのかな・・・・(つぶやき)
2010/6/10(木) 午前 8:53
花ひとひらさんの文章は長いので、すべてに感想を書くことが出来なくてごめんなさい。
全部読ませていただいて、私もはっと気が付いたことですが、ひょっとして、花達は何でも知っているのではないか、ということでした。花達と暮らしていて、日々、花達に教えられることが多いと、私も感じています。我が家の庭の花たちは、今やご近所から「あなたのうちの花はみな雑草ね」と言われるくらい、たくましく雑草化しているのですが、彼らは実に上手く季節の間合いを見計らって咲き誇り、そして時が来れば散っていきます。
明日辺り「もう、私たちを引っこ抜いて、次のお花さんたちを世話してやって頂戴」といっているヤグルマキクの最後の一叢を片付けようと思っている所です。
花ひとひらさんのブログにはいつも何か大切なことが隠されているような気がします。
2010/6/10(木) 午後 5:03 [ afuro_tomato ]
afuro_tomatoさんおはよう御座います。いつもありがとう。読んでくださり有り難う御座います。自然は神様、きっと神様はなんでも知っておられるのでしょう。学ばせていただけることの幸せです。
私もわざわざ雑草?を、花が可愛いので庭に持ち込んで植えていました。「貴方の庭は貧乏ね」て言われました(笑)。そしてそれらは逞しくなり、今年は(庭を整理しているので)抜きました。彼たちは花が可愛いとかだけでなくほんとうにいろいろ教えてくれますよ。(いまは間引く=捨てることの大事さも)ね>「もう、私たちを引っこ抜いて、次のお花さんたちを世話してやって頂戴」 >これも大事なことだと思います。
こうして季節と共に、自然に生きることの爽やかさに感謝です
2010/6/11(金) 午前 7:13
素敵なトップ いよいよ紫陽花が色付き
本の表紙をいつも思い浮かべてます。
純粋で心優しい言葉が沢山詰まった ジューン・ドロップ
俺はもう沢山生きたから 次はおまえが生きよって
世代につなぐ 生きるエネルギーのバトンタッチみたいな 季語
素敵な季語を教えてくれて有難う。
ポチで良い朝ですよ。
2010/6/12(土) 午前 10:07 [ - ]
花ひとひらさま こんばんは。
記事を拝見していて 本の表紙が違うのかと広げてみましたら本の後ろに葉っぱとカエルさんを見つけました!
こうして手元にある事に改めて喜びを感じています。
今日 夕方に娘と庭先から燕と雀をみつけしばらく 見ていました。 羽をひろげてみたり お話しているような 小鳥たちのさえずりに顔を合わせて微笑みました、そして夕焼けの空へ飛んでゆく姿 本当に可愛かったです^^
…いつまでも親の愛は強く、有り難く永遠なのだと思う。「お父さん。ありがとう」…花ひとひらさま、素晴らしい言葉をお聞きでき感動しております。 ありがとうをこめて…。
2010/6/12(土) 午後 11:08
志乃さま。有り難う御座います。ぼつぼつ雨の季節ですね。我家の枇杷の実が色づいてきました(と思ったら)木が鴉で黒山に。そして金の実は全部無くなりました。
紫陽花色で気持を鎮めました。
ジューンドロップ。そうですね、>俺はもう沢山生きたから 次はおまえが生きよ>バトンタッチですね。ますますこの季語好きになりました。こちらこそありがとう。そして次へのバトンタッチです。
昨日はポチでよい朝を、今日も良い朝を迎えましたよ。ありがとう。
2010/6/13(日) 午前 7:07
こうげつさま。有り難う御座います。本を手にしてくださり有り難うございます。あの本の装丁は私がしました。(初めてのことだし、素人ですので、いろいろ考え、苦労して、そして楽しかったです。普通本を開けると裏も表も同じ色のものがくるのですが、あそこも色を変え、そしてアジサイと蛙が遊ぶようにしました。(うふふ、そんなことにも気を止めてくださったのですね。)嬉しいです。
いま、燕や雀の子供を見ます。まだどこか飛び方がシャープではないですが、可愛いです。最近自然から学ぶことがとても多いです。
そんな学ぶ姿勢も父が教えてくれたのかなと思う時が有ります。
「ありがとう」です。
2010/6/13(日) 午前 7:17
こうげつさまもお友達に入れさせていただいて良いでしょうか。
PCのことあまりと言うか理解力が劣っています。システムが理解出来ない事が多いです。でもやっと友達機能が分かりかけました。
友達機能たくさん使いたいです。宜しくお願い致します。
2010/6/13(日) 午前 7:21
内緒さま。こちらこそ有難うございます。更新も遅れがち、REもおろくなったりですが、よろしくお願い致します。嬉しいです。素敵なお友達がたくさんです。
2010/6/15(火) 午前 8:27
父を尊敬する心、父を思う心、父を慕う心、父を愛する心、父に感謝する心などを、父の日に寄せた、今日のエッセイを読んで深く感銘しました。世の中は広い。父を嫌う、父を恨む、父を他人と思う人も少なくない。現に、自分はどうか・・明治生まれの厳しい父には、地震、雷、火事、親父の如く辛い子供時代を過ごした。母親、子供達に厳しかった。いい思い出が少ない。その反動で、今は妻と二人の娘に自然体で優しくしている。その良否は自分では解り難い。でも少なくとも、嫌われていない様です。
花ひとひら様の父上様は現世で最上級の努力をされたその結果、愛しい娘様、つまり花ひとひら様から大いに感謝され、無上の幸福を感じておられる事でしょう。男手だけで子供を育て上げるのは大変だったことでしょう。
2010/6/15(火) 午後 7:04
こちらのビヨウヤナギとアジサイは盛りまでもうちょっとというところです。
今日の天気は、晴れのち曇り今は雨…。
2010/6/15(火) 午後 9:18 [ ほくと ]
tueda67さま。有り難う御座います。時代によって表現が違うのかもしれませんが、慈しむ事は変わらないように思います。でもそれを反面教師にして次の世代に轍を踏まないのも人間の進化?
>その良否は自分では解り難い。>きっとそれが歴史として結果が出るのでしょうね。みんなそのときそのときを、これが良いと思い頑張っているのだと思います。
脈々と続いているそれに人の素晴らしさを感じ、父の日や母の日にはそういうことも思ったりします。
先日老夫婦(私たち)になると、子供からでなくお互いを「母の日、父の日」にプレゼントしていることが多いという話題で盛り上りました。そして結論は理屈じゃなく、なんでもプレゼントしてもらうのは嬉しいよねと言うことになりました。きっと今は「黙っていても分かる」時代から表現してこそ分かる時代になったのでしょうね。これはこれで微笑ましいです。大いに品物も、優しさもプレゼントしましょう。
2010/6/16(水) 午前 7:14
ほくとさま。こちらではいま、ビヨウヤナギが濡れています。改めて長いオシベは洗い髪のようです。アジサイもビヨウヤナギも雨が似合うと思います。
こちらは今日は曇り、午後からは夏日になるようです。
「はやぶさ」には感動でした。怒られるかもしれませんが、私はサッカーより感動してました。「はやぶさ」にも人生?があるのですね。
2010/6/16(水) 午前 7:20
花ひとひらさんおはよう御座います。
メルヘンの世界ですね。傑作
2010/6/19(土) 午前 5:45
あるくさま。有難うございます。
俗世間を離れてたまには星の世界も良いものと・・・
出来ることならいつまでもメルヘンで・・・
日本書紀や万葉の世界もメルヘンを感じます。
傑作有難うございました。
2010/6/19(土) 午後 6:48