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♪ オカリナを吹こう (22)
再生とふるさと
言葉を失ってしまった。
一カ月ほど前、誰がこの惨状を想像しただろうか。「頑張れ」の言葉は酷だという人もいるが、頑張れしか言いようがない。一人に頑張れと言っているのではない。みんなで頑張るのだ。ただ、頑張れを言う傍観者になってはいけない。批評家になってもいけない。みんなで頑張るのだ。
「頑張れ」と「有り難う」の言葉は失っていない。
被災者の方々、地震の中で生まれてきた赤ちゃん、九日ぶりに救助された若者と高齢者、不眠不休で職務をこなしておられる方々、ボランテイアの方々「頑張れ」「有り難う」
手を携えること、目には見えないけれどみんなで手をつなぎ「頑張れ、有り難う」を繰り返す。
一ヶ月前お茶会をした。季節の花に使ったネコヤナギがそのままになっていた。活けかえることも忘れ祈るばかりの日々が続いた。
ネコヤナギは、葉が出始め花がほうけ始めていた。処分しようと花器から抜きだして驚いた。根が出ているのだ。陽の射さない花器の中で根を出していた。
「再生」。 私は一筋の光を思った。
ネコヤナギは本来強い植物ではある。しかし活け花に使った、花器の暗い水の中で根を出しているのを見たとき、「再生」を強く思った。
地面にそれを植え変えた。力強く根づいていくだろう。
「頑張れ、頑張れ、そして、有り難う」。
「震災見舞い大祈祷会」が吉野山で行なわれる。例年「拉致被害全員帰国悲願祈祷」が行なわれていた。オカリナで「故郷」を吹かせていただき、末席に加えていただいていた。演奏がユーチューブで流れているの聴いて、恥ずかしさで耳を覆いたかった。
「下手なのだ」もう吹きたくないと思った。
桜どきの吉野は大混雑だ。特急券は早々と完売になり座席確保もままならない。そんな中、高齢の横田滋さんが人混みにつぶされ立ち通しで吉野山に着かれる。その姿を見たとき、私は悲しかった。「こんなにもみくちゃにして良いのか。」「下手なオカリナを吹いて良いのか」私は自答自問していた。
そして気がついた。
横田滋さんはどんなに疲れても、どんなにしんどくとも、「めぐみさんのことを覚えていてくれる者に」有り難うを思い、自分に勇気を持ち、生きることに前を向いておられるのだ。しんどくとも、どんな遠方をも鞭打ちながらも、だから来られるのだ。それに気がついた。
風化させてはいけない。風化させてはいけない。日本人の特性、思いやり、和の精神に、風化はない。
オカリナは下手かもしれない。でもみんなで「故郷」を歌いたい。
人はみなきっと「ふるさと」があるから頑張れるのだと思う。
事態は推移し続け「ふるさと」は形として見えなくなっても、「ふるさと」はすべてに繋がる。
そしてそれが再生ではないだろうかと思う。
義援金しか出来ないのがもどかしい。しかし、これから長い推移が続く。祈りを続けたい。
ボランティアで入れる時がくれば、介護ヘルパーで行きたい。
吉野の宮司様(http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/60884545.html)からお借りして「お知らせ」にした。プリントして知人たちに手渡している。一人でも多く吉野山へ来て欲しい。
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こうげつさま、有難うございます。みんなで頑張って再生へ、力を寄せ合いたいですね。大きな大きな犠牲の上に、いろんなことを教えられました。無駄にはしたくないです。小さな力も寄せ合えば大きくなります。いまこそ草の根っこ、そう思うものの、あまりの酷さ、あまりに酷いリーダーに目を剥くばかりです。
2011/3/25(金) 午後 2:48
早起きネコさま、有難うございます。ご無沙汰ですね。元気でやりましょうね。釜石のブログ友もみなさん無事でした。その方は地震のとき、普段から津波の恐ろしさは知っているのに「自宅に帰りたい」とそればかりを急いだそうです。誰かの「高台へ」の声に我に返り、向きを変え一生を得られたそうです。自宅に帰りたいという帰巣本能と、高台へと言う理性との一瞬の差だったのでしょうね。本能と理性に涙しました。東北、関東のブログ友の方々が、被害は大きいですが、無事でやっと安心した、最近です。
一緒に祈りましょうね。どこの場所であれ、祈って、長く目を向けていたいですね。
2011/3/25(金) 午後 2:59
こんにちは〜〜花ひとひらさん、YouTubeに載ったんですか?どのようにしまら見れますか?是非拝見して見たいです
被災者の方々の笑顔が見られるようになりましたね〜〜
子供は無邪気です!嬉しい事、悲しい事、素直に表しますね!それが子供ですよね
YouTubeの件宜しくお願いしますm(_ _)m
2011/3/25(金) 午後 5:18 [ - ]
花の吉野祈願祭で行われる東日本大震災鎮魂慰霊祭と拉致被害者の全員帰国悲願祭で、「ふるさと」をオカリナで演奏されますと、その心と音色が大津波の犠牲者並びに拉致被害者に必ず届くと思います。吉野は、日本の起源に因む「ふるさと」的な土地であり、桜花爛漫の最高の季節ですから、素晴らしい祈願祭になることでしょう。
2011/3/25(金) 午後 8:40
ひなちゃん、こんばんは。お元気で良かったです。
ユーチューブは昨昨年に掲載音が流れたもので、保存していないので、どこだったか分かりません。毎年宮司様のブログで紹介されているようです。ごめんね。役に立たなくって。
ブログに音を入れる方法をブログ友の志乃さんに(釜石在住)教えてもらいオカリナ演奏を入れようとしたことがあったのですが、そのままになっています。志乃さんが無事で良かった。そのうち音をいれたいです。
2011/3/25(金) 午後 11:15
tueda67さま、有難うございます。考え直さないといけないことがたくさんありますね。それが再生でしょうね。一致団結で日本の再生だと思います。頑張って吹いてきます。みんなで故郷の歌の大合唱です。天に届くように。めぐみさんに届くように。被災者の方に届くように。
2011/3/25(金) 午後 11:22
せっかく花は咲くのですから、辛い心でいても見てあげたいですよね。亡くなった方々の無念の分まで、咲けばよいと思います。
2011/3/26(土) 午前 8:57 [ ほくと ]
なんとか支援したいと焦りながらも、もどかしいですね。
今は急性期、やがて我々の出番が回ってくると思います。
拉致問題もそうですが、時間とともに忘れられていくのが怖いです。
これから、これからですね。半張りましょう。
2011/3/26(土) 午後 3:42
ほくとさま、ありがとうございます。お元気で嬉しいです。そうですね、一つ一つの花、大切に見たいです。花って不思議です。こんなに寒暖がはげしいのに、咲く時期は毎年だいたい同じですよね。
どの花も無念さを代弁してくれるのでしょうね。けなげに見たいです。
2011/3/26(土) 午後 11:56
こうま地蔵さま、有り難うございます。何とかしたいもどかしさ、でも日本人の底力が(いままで隠れていた部分までが)あふれ出すときだと思います。あれだけの犠牲の上に、日本人の底力をみせてくれ、る再生のときかもしれません。無駄にしてはいけませんね。一人一人に出番が回ってくると私も思います。忘れずに力を出したいです。忘れずに長く長く見守りみんなが頑張りたいです。未来の子供たちのためにも復興を果たしたいです。
2011/3/27(日) 午前 0:03
こんばんは
桜の季節になりました。傑作
2011/3/29(火) 午後 6:22
あるくさま、有難うございます。毎年花は咲くと言うものの、花は同じく咲くものの、あまりにもこの春は辛いですね。桜の花を被災地で懸命に職務を果たしておられる方、被災者の方々に見せてあげたいですね。一日も早くそうなるときが来ることを祈ります。そして感謝の(花にも)の日々ですね。
2011/3/30(水) 午後 5:48
内緒様、そうですか、どこかでみんな繋がっているのですね。
訪問をしてあげてください。みんなで見守っていくことも、ブログの力と思いますよ。アドレスは http://blogs.yahoo.co.jp/leseten/64221826.htmlです。
2011/4/1(金) 午前 10:22
花ひとみさん、「ガンバレ」「ありがとう」の言葉は、人間同士のお互いの心の触れ合いが有って始めて意味が有るのだと分かりました。
2011/4/10(日) 午後 4:24 [ 琵琶湖研究室 ]
琵琶湖研究室さま、有り難うございます。いまこそ言葉の有り方、重みを感じたりしています。現在の事態になっても「何とかしようと懸命にやっている」とか「新しい元気な日本をつくろうではないか」など、演説に酔っている政治言う家には不信感で、リーダーをまかせておけないと思います。言葉は実行と心の触れ合いですね。
2011/4/10(日) 午後 11:50
東日本大震災鎮魂慰霊祭、拉致被害者全員帰国悲願祭、たくさんの方々と一緒に祈ってきました。オカリナでふるさと合唱、届いたと思います。有り難うございました。
横田滋さん、早紀江さん初め、たくさんの方々から、心の叫びを聞かせて頂きました。
2011/4/11(月) 午前 0:01
私は水挿しの柳が発根すると知ってたので先日やはり地植えしました
だけど……、どこ植えたっけ?
水やりできないので、どうか自力で根づいていてくれますよう
そんな思いを、不遇にあえぐ同胞に向けるのは酷過ぎるんだろうけど
2011/4/12(火) 午前 9:14
花ひとひらさんお疲れ様でしたおかげさまで横田夫妻をお迎えしての東日本大震災の鎮魂祭と拉致被害者全員の帰国悲願祭を滞りなく執り納めることが出来ました・・あなたのオカリナで横田さんも元気になられましよ・・滋賀県から吉野までありがとうございました
2011/4/12(火) 午後 8:42
海月さま、有り難うございます。お元気でしたか。これでブログのお友達はみんな無事だったのが確認できました。有り難うございます。
柳類は強いのに、きっと人間が野山からネコヤナギを奪ったのかもしれません。でも強いですね。何処に植えたか忘れても絶対芽吹きますよ。(私のところのはもうしっかり根付きました)記憶を載せて風化させないようにします。
海月さんのところも水遣りがなくとも根付きますよ。酷だけれど、自分が根付かないと自立できない国のようです。
2011/4/13(水) 午後 6:45
吉野の宮司さま、有り難うございます。もう吉野山の桜は中千本まで上りましたか。こちらは今が満開です。雨の桜、晴天の桜、6分、7分、8分、9分、どれも良いですね。桜は国花です。吉野の桜は日本一です。いつもより桜に元気を貰い花見をしています。
滋賀県から吉野は以前は随分遠いと思っていましたが、それほどでもないような気がしています。また参拝させて下さい。宮司様、皆様、桜疲れが出ませんように祈っています。
2011/4/13(水) 午後 6:52