来た道行く道通りゃんせ/風にのって花ひとひら

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ハチク 破竹 淡竹

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ハチク 破竹  淡竹 

 季節はずれの台風が大雨を連れて来たかと思えば、その後は好天続き。例年より2週間ほど遅れて破竹

(ハチク)の筍が顔を出し始めた。6月に入って夏日のような朝、登校する子供たちが、背の伸びた細い

筍で、チャンバラごっこをしながら行く。背中のランドセルが揺れている。「早く行かないと遅刻する

よ」と声を掛けたいが、季節ごとに触れる自然も大事な学びだ。黙って見送る。

そして、「さあ忙しい!筍採りだ」と腕まくりをする。新興住宅地をぐるっと囲むように竹林がある。一

部は伐採され、今年になって住宅が建った。年を追って筍を持ち帰る他府県ナンバーの車も増えた。ふん

だんに採れる「筍の数」は減ってきた。しかし、手軽に(極、近くで)採りたて筍を賞味出来る幸せを今

年も堪能する。

 薄暗い竹薮に入る。花を終えたヤブツバキの木がある。艶やかさをそのままに葉を繁らせ、青いプチト

マトのような小さい実が、花ガラと共に見え隠れしている。米粒のような蕾をつけ群生しているドクダ

ミの1,2本は、十文字の花を咲かせている。鶯が鳴いている。スズメも囀る。鶯の子が育った場所であ

り、冬の終わりには笹鳴きが聞こえていた。そして重なり合う葉擦れの音に「スズメのお宿」を思い、僅

かに洩れくる光を反射して、黄金色に輝いている竹には「かぐや姫」を思ったりする。

破竹は「ハチクの勢い?」か。名のごとく、竹薮に捨てられたバケツまで突きとおして伸びている筍もあ

る。竹落葉の柔らかい地面に背を伸ばし筍が競争するようにたくさん並んでいる。その様子に、「蕨採

り」と同じ感覚で、私は「ハチク採り」と言って、ポキポキと折りながら採集する。それでも間に合わ

ない時は足で「ポンポン」蹴って集めて行く。集めながら「今晩はどんな筍料理にするか」「早く湯を沸

かして茹でなくっては」「何処と何処に、誰に筍を配るか」「子供に送る箱も手配をしなければ」と、思

うことが多く、太陽が高く昇るのに平衡して心は逸る。そんな中、ふと横をみると、同行者が丁寧に筍

を掘り起している。「孟宗竹でもあるまいし。掘らずに採りなさいよ」と言う。「筍は、【筍採り】では

なく【筍堀り】だ」と強調し、しかも掘り起こした穴の跡を一つ一つ丁寧に埋めている。

私は、そんな悠長なことはしておられない。速く数を採り集めることのみに気が逸っている。しかし、ふ

っと思った。こういう人がいるから「自然界は守られている」のかなと・・・。

声高に「環境だ」「自然を守る」とは言わないが、その行動に「土」を愛し「竹」を愛し、「与えられた

自然の恩恵」を愛しているように感じられた。ごく普通の人が、ごく自然体で、ごくあたりまえのように

「自然」を大切にしている心が感じられる。


しかし、感心するのも、そこまで・・・。


 私は、筍を送るため箱詰めを急ぐ。箱に収まり易いように、向きをあちらこちらに変え、入れたり出し

たりする。そのうちに、筍が伸びて?最初箱に収まっていた物が入らなくなったりする。「筍って、凄い

ね。僅かな時間にでも伸びている」と感心する。ところが、「アホか!根も水も断たれた筍の子が何を養

分にして伸びるんや。伸びるわけがないやろ」と言い返される。そこから口争いが始まり、先ほどの感心

も何処へやら・・・。私は絶対伸びていると思う。譲りたくない。いつものように感覚で物を言う女と、

理論でくる男の喧嘩が始まるのだ。


気分直しに「竹の子パン」を作ってみよう。私のオリジナルレシピだ。


強力粉 400g、ドライイースト 7g、砂糖 20g、塩 7g 
 
 水 240cc、卵 1個  バター20g

 1) 砂糖、塩を半量の水でよく溶かし、強力粉を入れ、卵と残りの水も加え、よく混ぜる。

 2) 粉と水がなじんできたら、イーストを振り入れて生地をまとめ、 粉が一塊になって きたら 台
    の上に出し捏ね始める。

 3) 生地が滑らかになるとバターを塗り込むようにして、また混ぜる。

 4) さらに滑らかになるまで捏ね、台の上に叩きつけるようにしてまた捏ねる。

 5) 生地の表面が滑らかになるように丸め、油を薄く塗ったボウルにその生地を入れて、
    乾燥しないようにラップをし、30℃位50分ほど、一次発酵をさせる。

 6) 筍を小さい賽の目に切って薄味をつけたものを加え、捏ね、乾燥しないように布巾を掛けて
    置く。

 7) 食パン型にオイルを塗ってこの生地を入れ、2次発酵をさせる。

 8) 180℃に暖めたオーブンで10分ぐらい焼く。

 9) いったんオーブンから、出し「木の芽味噌」を塗る

(木の芽味噌の作り方)

    山椒の芽(葉)を細かく刻み、すり鉢で軽く擦る。

    酒を煮きり、砂糖を入れ少し煮詰め、味噌を入れ、擦った山椒の芽を入れ最後に味醂を入れ

    照りを出す。木の芽味噌は一年分作っておき冷凍しておくと色んなことに使える。

10) もう一度180℃のオーブンにいれ再び焼く。味噌に少し焦げ目がついた時、取り出す。

    香り豊かな、筍のシャキシャキ感の味わえる「竹の子パン」の出来上がり。

   (破竹は淡竹とも)。採りたては、エグミもなく、そのままで食べられる。かなり「竹」に 

    なったものでも食べられる。油炒め。天婦羅。筑前煮。サラダ。混ぜご飯。散らし寿司。極め

    付きは一旦冷凍し、繊維に添って切り、味を濃い目につけ保存しておく。(メンマの代用にな

    る)。皮ごと焼いて薄く切り、山葵醤油で食べる。

 当分、我が家の副食代が浮く(と良いのだが)( ^-^)





  「松かさの晴雨計」  木村徳太郎    日本の旗ノートより
   

               ぢっと見てよう 松かさを。

                晴なら開くね 松かさが、

                 雨なら閉むね 松かさは、


                ジャケツの茶色

                青ズボン
  
                白い帽子に 黒い靴。


                此處はお庭の 測候所。


                技士の松かさ

                首かしげ

                ぢっと立ってゝ 空みてる。


                雨なら閉むね 松かさが、

                晴なら開くね 松かさは、

                手工で作った 晴雨計。

童謡詩【日本の旗】ノートは、十二才から十四才までの子供を對象とし、童謡を主に、幾らかの童詩を加へた、約四十篇からなる童謡詩集であります(あとがきより抜粋)



「日暮の路」     木村徳太郎    日本の旗ノートより


                  A線のような

                 電線を

                 風の弓が こすってた。


                 並木がアルト

                 ソプラノで

                 なんだか唄を あはせてた。


                 僕の靴音

                 シロホンは

                 冷たい路を 急いでた。

                 チユーバ 自転車

                 うなってゝ

                 腹にこたへる 日暮です。

2006.06.02

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