来た道行く道通りゃんせ/風にのって花ひとひら

のんびりしたブログですがよろしくお願いいたします。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

イメージ 1

ひとのこころの  木村徳太郎 
教育勅語論争のあとさき 
良心対良心の対決だから 
            (10) 
___「教育勅語」論争のきっかけ___  
さて、「白い馬四十五号」が三月初旬に手元に届いた。「教育勅語論争」が掲載されていた。それを読ませてもらい、その論説に応えることにする。永井氏の文章を便宜上大きく六章に分けさせてもらって、その一章づつについてお答えと、私の言いたいことを書いていく。
初めの一章について。
「討論と言う物は結論を先に出しておいて、お互いその結論を投げつけ合うのは日本の国会みたいなんもので討論にならぬ。だから僕は結論をださなかった」とおつしゃっていますが、この論争のきっかけは、貴男が私に直接に葉書で「教育勅語と君が代は日本の一番悪い象徴だ」となんの交渉もなかった私に結論をつきつけてこられたから起きたことではないでしょうか。また「教育勅語反対論の名誉のためにも引っこむわけには行かぬ責任を感じるので重いペンをとりあげ」とありますが、これは当然責任をとって筆をとってもらうのは当たり前のことで、他人を引き合いに出し、他に転化してものを言われるようなことは謹んで欲しい。
二章
貴君は木村氏が「天皇を神と仰ぎ、教育勅語を自らの教訓として尊守されるのは木村氏個人の行為だから自由で、これに対してなんら余計な口をさしはさもうとは思わぬ」とおっしゃっていますが、それなら、何故私に「教育勅語と君が代は日本の一番悪い象徴だ」と言ってこられたのですか。貴君の言う自由とはどんなものですか。いまになって「それは自由だから口をさしはさもうとは思わない」と言うことはおかしくないですか。(私は一貫して貴男のお説の通り、その自由をおしすすめ私の考えを発展させてもらう)
貴男は「個人としての教育勅語を奉載するのでなく、学校教育の中に持ち込もうとしている、この教育勅語を天皇制の一つの権威として学校教育に持ち込もうとしていることに反対しているのであり、木村氏の教育勅語奉載論がそうでないなら、真に幸いである」と述べておられるが、学校教育に持ち込もうと言った如きは、今日までなんら書いたことはない。貴男が反対の立場なら、当然断わられたらよいことで「ぼくら」という複数を使ったり、「教育勅語を学校に持ち込もうとすることに対して」とか言うことは貴男の勝手な解釈で、討論には関係のないことではないでしょうか。私と貴男の場合は思想の問題で討論しているのであって、政治や政策にたいして討論しているのではありません。「教育勅語を奉載するのは個人の自由。それを政治に持ち込むことに反対」と、この二章では言っておられるのだと存じますが、これは論争が飛躍したことで問題外のことではありませんか。自由であれば、貴男のように、初めからとやかく言わないで私個人の思想だとほっておかれたらいいでしょう。それをとやかく言い、それに反対されたからと言って、政治的なことに転化しょうとするのはおかしくはありませんか。また「紀元節復活論も神社などが宗教行事として行うなら問題は無いが、国家的な行事とすることには反対しなければいけない。なんと言ってもこれは天皇制の象徴なのだから」と仰っていますが、私の見解を述べさせて頂きます。
紀元節復活に対する賛否の世論は、私と貴男が今更討論するまでもありません。これを巡る議論は私と貴男だけの問題でなく、賛否共にここ二、三年来論じ尽くされた感があります。がここに要約してみますと次の二点に帰着するのではないでしょうか。
その一つは二月十一日と言う日が科学的根拠を持たないという点にあるようです。この主張者は少数の文化人や戦後派歴史学徒で、日本書紀所載の紀元は歴史事実に反し、作為されたものであるという仮定から出発しています。その同調者は戦後の偏向教育を受けた年齢層の人々で、自分としては定見でなく、ただ科学的という言葉に魅せられているようにみえます。これは貴男と私の論外のことですので紹介しませんが、国民感情と民族思想から言っても紀元節は国家発祥の象徴の日として設けられたのであり、歴史事実を要件としなくとも、神話であっても、その神話の中に、民族の生の源泉を汲み取り、明日への発展に資する事と、神話をぶちこわして感激をしらないみじめな人間を作り出す事と、いづれが自然でしょうか。
もう一つの反対論は貴男の言っておられることにつながりますが、建国の日を持つ事には
必ずしも反対しないが、紀元節を復活することにより、この背後にひそむもの、それを天皇制の復活、軍国主義の再登場があるという政治的観測に立ち反対しておられますが、私達が考えねばならないことは「あつものに懲りてなますを吹く」式の、心理的硬化症に陥って愚かな嫌悪症と古代から行なわれてきた国民の祝日を、心中させる愚は行いたくないと言うことです。平和の追求が、人類の痛切な悲願として、地球の全土を覆っている今日、紀元節を軍国主義に暴走させるというようなことは考えられません。そんな危惧をいただくのは、自信のない情けない話ではないでしょうか。
日本人でないような思想感情、および日本をどこかに売り渡そうとされるような見解をお持ちなら、これは馬鹿げたことでしょう。日本のもを信じなくて、外国のものなら信じようとされるような言葉はお気の毒になります。だが、おたがい日本人でしょう。話し合いましょう。話し合って、日本のことを知ってもらえば必ず解かって下さると思います。逆に日本人で日本が信じられないなら、これは何事も申し上げることはありません。日本の厄介にならず外国へ行かればよいことで、日本のやっかいになりながら、日本の悪いことを言うのは頭がおかしいのではないでしょうか。それと貴男は紀元節と天皇制復活とを結びつけて反対をとなえていらっしゃる。主権在民ノイロゼーともいうべき、一部イデオロギー過剰者です。簡単に次の言葉を述べましょう。現憲法に於いても天皇様は「国の象徴であり、国民統合の象徴」であらせられまして、統治権をお持ちになりません。依然として国民結合の精神的中心であらせられるのです。日本が皇室を中心にして、家族的国家として皇室と国民相互の親和と信頼によって生成発展してきたことは歴史の事実です。冷静に顧る必要が有るのではないでしょうか、単に天皇様、皇室のためだけと意義することが否かどうかは、みずから氷解する問題でないでしょうか。
二章について簡単にお答えします。一章、二章は私と貴男の討論の圏外ですが、貴男の説論がありましたので申し述べさせて頂きます。
次に三章から六章に付いて述べます。しかし、永井氏は教育勅語は徳目としてはりっぱで、それに関しては賛成だが問題は「これは支配者が被支配者に与えた道徳なので、つまり
「臣民の道」「奴隷の道徳」と述べられ、その主張としてルイ14世を引っ張り出したり、文部省の英訳文の一部をだされ、「教育勅語御下賜事情」の一つを例にあげ、全文の本質をうけとらず一部分の言葉だけを引用してことさらゆがめてものを言っておられると判断する。日本の天皇様と、外国の君主制とを深く認識しないでこれは述べておられる。日本の天皇様を外国の君主と同じ様に支配者だとかんがえられているあやまちを指摘させていただきたい。歴史を学んで欲しいと思います。
君民一如の民族で、かって君民争った事実は日本の歴史には一つも発見できません。
藤原京も、奈良京も、平安京も、土塀をめぐらせただけで、皇居と国民との間に、戦争の用意をして城壁をきずいたことがあるでしょうか。外国の君主観ではなく、一貫した国是の核心をつかんでください。日本の国史というものを解かってください。
日本の民族発生史に於いても、どのように論じられようが、魏志倭人伝の信憑性がどのように解釈されようが、二千年来、形成されてきた歴史の姿が真実を物語っています。その現実の中に潜む民族の本能が、高く理想的象徴化されてきた。その頂点に天皇様がおわしましたのであり、永井氏の言われるような「支配者で」であらせられなかったのが日本の天皇様のお姿です。本を読みますのに奇数のページを精密に読んでも偶数のページを読みませんと、本を読んだことにはなりません。このように歴史の本を読んでも、その核心をつかまないとなりません。天皇様は支配者ではないのです。貴男は「支配者」と外国君主と同じ様に考えておられることは間違いです。
天皇様の御任務は「知ろしめされる」ことで「知ろしめされる」とは「知る」という言葉の敬語です、外国の統ろしめす(支配者)ではありません。天皇様は「国民のことをよくお知りになられて、幸福と平和と発展を何時も我々のために祈ってくださる方」重ねて申し上げます。決して権力者ではありません。


 
略して一部を掲載させて頂きました。「木村徳太郎」投稿はこれで終了にいたします。ご愛読有り難う御座いました。お読みいただき、それぞれの一考の一粒にしていただければと思います。
まとめて書庫「木村徳太郎」に入れております

全1ページ

[1]


.
花ひとひら
花ひとひら
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
友だち(7)
  • ++アイサイ
  • あるく
  • ハマギク
  • 吉野の宮司
  • plo*er_*un*yama
  • まんまるネコ
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事