来た道行く道通りゃんせ/風にのって花ひとひら

のんびりしたブログですがよろしくお願いいたします。

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ヘルス・ツーリズム

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(I)好きなジャガイモの花や菊菜の花が咲いていました。(2)削いだ美しい木の皮(3)細い木と藤蔓を切り、杖とリース作り(4)整備され木漏れ日の中へ琵琶湖の風が吹き上ってきます(5)入り口も綺麗になりました(6)沖島小学校と児童たちの応援メーセージ。
画像3,4,5,6はhttp://blog.goo.ne.jp/kkkk_015/e/4b2357f3d1bc922ad668cd4018384f14さんよりお借りしました。

ヘルスツーリズム  (3)
(チーム沖島)

  ヘスル・ツーリズム研修後、ヘルス・ツーリズムフイールドの実践をかねて、滋賀県の財産である沖島に何か貢献できないだろうかと、「チーム沖島」が結成された。
 沖島は琵琶湖の沖合約1.5kmに浮かぶ琵琶湖最大の島で、400人ほどの人が居住している。島に自動車は一台もない。交通手段は船だ。暮らしはすべてマザーレイク(琵琶湖)と強く結び付いている。
小学校と幼稚園はあり、素敵な木造校舎の小学校在校生は現在十名。学校の前に湖が広がり、琵琶湖に抱かれて子供たちも育つ。
 昔、織田信長に専用漁場を特権的に認められていた島でもあり、島内には立派な寺院や神社があり、島の人々の暮らしを見守っている。湖越しに長命寺山、鈴鹿山系、西方に比良山系の美しいロケーションが広がり、琵琶湖と共に、神と、歴史と、伝説と、人と、が交差する島だ。

 島で出会う人たちはどの人も優しい笑顔で挨拶をしてくれる。
若者は船で市内へ働きに行く。中学生は船で市内の学校へ通う。農業をしている人は船で市内の開拓地へ通う。同船した定期便では、市内で買い物を済ませた高齢者たちが、大きな荷物を手に手に井戸端(湖端)会議に弾んでいる。手助けして荷物を運ぶと気持ちの良い笑顔を返してくれる。湖鳥が鳴き、頬に当たる湖風が気持ちを和ませ、安心感にすっぽりと包まれような島だ。
しかし、出会う人たちは高齢者が多い。
 山の僅かな裾に湖を前にして畑と家が並ぶ。瑞々しい作物の畑を耕す高齢者の姿が琵琶湖をバックに動く。洗濯物が道路に湖風を受けはためき、漁業の網も干されている。島を訪れてくる他人を警戒しない素朴さがあり、ときたま通る自転車の高齢者、すべて時がとまったようで波音だけが聞こえてくる世界だ。 この俗化されていない暮らしを大切にして、私たちは何をすればいいのだろうか。何から始めればいいのか。見切り発車のような「チーム沖島」である。
「山にはもう残念やけど登れんようになった」と、島の代表者が言う。湖はもちろんだが、昔は山へ薪をとりに行ったり山菜摘み行ったりと、山も生活に密着していたのだろう。それが高齢化が進むにつれ山も荒れてきたようだ。
<ヘルス・ツーリズムフイールド>は<頂上を目指さない癒しの里歩き><琵琶湖周辺の低山で日頃を忘れてホットする時間とスッキリ気分>を得ることだ。研修のときに言われた<それぞれの自分が癒される森(居場所)を持つこと>沖島はそれが出来る所だと思う。
ただ自然を満喫するだけでなく、そこにちよっと人助けになるようなことも出来れば、それはより心地よいことだ。
私は、沖島でなにかお手伝いが出来ることにとても幸せを感じる。

 まず手始めに沖島の山(けんけん山)の整備を少しずつやっていければどうだろう。
作業道具は島の倉庫に収められていた。大きな弁慶の七つ道具のような大鎌は私の背をはるかに越え、腰のベルトに鉈を通すと、一人前の杣人になった気がする。
けんけん山は沖島小学校の児童たちの遊び場であり、学習の森であろうか。子供たちが建てたのだろうか、「お花見広場」とか可愛い標識が目立つ。しかし、その立て札も手入れが行き届かないのか、木々で覆われ隠れている。小学校から山の入り口に繋がる階段も草だらけで、木々や藤蔓がからまり薄暗い。続く山道は、よりうっそうとしている。メンバーはまずその入り口から整備することにした。伐採した木と、ゴロゴロとある石とを組み合わせ、階段を作っていく。大きな岩もある。昔は採石もなされていたのだろう。
 伐採した細い木で「杖」を作った。これは別のNPOで東日本大震災に杖を送っているメンバーがいて、TVで放映されていた。なんでも被災した高齢者は、杖も流され、避難所でおぼつかない足で歩き回ることは迷惑だろうと、歩くことをしていないらしい。そこで、杖を手作りし1本1本にメッセージを書き、歩くことを願って被災地に送っているのだ。次回は直接手渡しボランテイア参加もしてくると言う。鋸の使い方は先日の森林研修でずいぶん上手になったと思う。沖島の山は植林のなされていない雑木林だ。いろんな木がある。アカメガシワ、ヒサカキ、コナラ、・・・ ・・・杉や檜とはまた違う切れ味だ。
 椿の木は硬く綺麗に樹皮が削れるので良い杖になるらしい。
細い木を選び、間引して杖の長さに切っていく。木を切るときなんだか忍びない気もしたが、杖として役に立つのだから木も往生してくれるだろうと思う。大きな藤蔓が絡み合っている。それはリースにして持ち帰ることにした。
杖(椿の木)の皮を剥きその樹皮で磨くと艶が出てくる。出来た杖は、握り手に滑り止めのゴムをつけ、紐をつけ、細工をして完成させ被災地へ届けると言う。なかなかの手間のかかる作業だ。その一部をお手伝い出来たことになる。東北の人を思い浮かべながら丁寧に皮を剥いで行った。メンバーの一人が、杖に児童たちのメーセージを乗せてもらえるように頼んできた。
少し休憩をしてオカリナを吹いてみる。
 ヘルス・ツーリングはのんびりゆったり自分なりの方法で、森から癒しを貰うことである。
ハーモニカとジョイントした。森の中で吹くのはなんと気分の良いことだろう。見通し良く、明るくなった地面に描かれる木漏れ日の、幾何学模様を見ながら吹くのは気持ちが良い。影がこんなに優しいとはいままで気がつかなかった。とても優しい気持ちになれる。伐採され明るくなった空間の木々が、窓枠か額縁のように琵琶湖をおさめている。小鳥の声がかぶさる。とても優雅で楽しいひと時だった。
草が生い茂り歩きにくかった小学校に繋がる階段も綺麗になり、上り下りがしやすくなった。薄暗かった山の入り口も明るくなり「けんけん山」の標識もよく見えるようになった。丁度滋賀県の子供たちの実習船「うみの子」の担当者たちが来合わせた。「先日来たときはずいぶんと暗いところだと心配していたのに」と驚いている。嬉しくて、疲れた汗が爽やかに体の奥に染み込んで行った。

 十名の児童たちが書いてくれたメーセージにも感動した。「僕たち沖島の木で作った杖です。沖島から応援しています。沖島へも是非来てください」沖島への愛情と被災者の方への心遣いが伝わってくる。

 ヘルス・ツーリズムの醍醐味を体験できたような一日だった。森に感謝、ボランテイィアに感謝。「ふるさと」を思う心に感謝だ。そしてみんなで作った杖が被災された高齢者の役に立つことを祈る。

燃える新緑の「けんけん山」は、どこよりも琵琶湖が似合う所だと思う。山に子供たちの歓声と波音が響くことだろう。その響きは、遠い東北の被災地へも届くはずだと思う。


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                   朝  木村徳太郎  

風が波のやうに光つて

蜜蜂がぶんぶん舞つてゐる

花の陽炎も明るい。

なんだか

ぢつとしてゐられない感情が

春雪のやうに

頭をがんがんならせる。

もうすつかり春になつた

一握りの土くれも

いきもののやうに

こんなに胸をはずませる。

強くなろう 強くたたかほう

山羊のやうな雲が流れてゐる

青空の今朝

しきりに心がいきまいてゐる。 

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