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ネコジャラシ、ミゾソバ、サクラタデ、チカラシバ、ノギク、カラスウリ、アケビ、アカマンマ、カヤツリソウ、メヒシバ・・・・野には秋の草花がいっぱいです。
みなさんの秋が掛かりました。
脳いきいきふれあいアート<59>
秋草の墨絵
今月の「脳いきいきふれあいアート」は秋を楽しみました。
どんな秋草が好きですか? 今日は野原で力強く咲いている草花を描きましょう。力強いと言うと、どれも茎がしっかり背を伸ばしてますね。
(ネコジャラシ、ミズヒキソウ、メヒシバ・・・どれも雑草と言う名前ではありませんよ。昔これらで遊びませんでしたか。メヒシバはこうもり傘に、ネコジャラシは毛虫にしたり・・・)
朝露を踏んで沢山の草花をいただいてきました。これを活けてみましょう。(オアシス=水が含んでいて自由に活けられますよ)まず活け花を楽しみましょう
1) 今日はこれを描きますが写生ではありません。描くことより花との対話を楽しみ、花の周りの空気も感じてね。
2) 薄墨をつくり、筆と割り箸ペンとで力の入れ具合で線が変わること、花が成長するように下から上へ何本も線を練習して表情の違いを楽しんで下さい。
3) 練習が終わると割り箸ペンに薄墨を付けて、短冊用の紙に秋草の茎の印象を線描きして下さい。
(短冊に秋草を描き=観察画ではないです=細長く野の風景を切り取る画面を楽しみましょう
4) 野草の持っている茎の力強さ、線の表情の違いを楽しみましょう。(茎や葉は繊細に見えて力強いです)秋風に揺れる動きも感じらて絵に乗せられれば良いですね。
5) 筆も使って筆の穂先で葉も描きましょう(葉は筆の穂先を生かし、一筆で描きましょう(細部にとらわれず葉の印象をのびのびと)
6) 太い穂先(ねこじゃらしなど)は指先に水をつけ描きたいところを湿らせ薄墨をさします。(滲みが面白いですよ)
7) 割り箸ペンで穂先の表情を加えても良いです。
8) 水彩絵の具で彩も加えてみましょう(多いめの水で溶き、薄墨とのバランスも楽しんでね
(足らないと思うと描き足しても、色をところどころにおいても良いですよ。バランスよく仕上げてください)
10)サインを入れましょう(落款風が良いかもしれません)何枚でも描いてみましょう。
一番お気に入りに描けたものを短冊に仕立てましょう。
秋の野原が手の中に来ましたね。ばんざ〜〜〜〜い!
画材を求めて野原へ出ました。おりしも10月8日は「寒露」すっかり朝晩が冷んやりして気持ちの良いこと。そんな中、草花はどれも露でお化粧をしていました。陽の色を映して、風を映して、空を映して・・・どれも最高のダイヤモンドで着飾っていました。
清らかな綺麗な露で野は覆われていました。
朝露をのせ野原に影もありました。
草の中にエノコログサも。影と風と草のコラボレーションです。晩秋になればこれに落ち葉が敷き詰められ、その上で影が寝るのでしょうか。
木の影 木村徳太郎
木の影 なんだか
生きてゐる
うすうす地面に 呼吸(いき)してる。
鐘の音 夕焼け
かけるから
木の影なんだか 聞いてゐる。
すずめが 落ち葉をつゝくから
木の影なんだか ふるへてる。
木の影 なんだか 生きてゐる
うすうす地面に 呼吸している。
私はこの詩を読み違えていました。この詩の影は木陰(緑陰)と思っていたのです。が、朝早く野の影を見て、緑の大地に落とす影は、小さな秋の花や草を抱いて落とす影だったのではと思い直しました。影は秋の影だったのかなと気がついたのです。
そうして、もうすぐ影も裸木を映しスマートになります。夏の荒々しい影ではない。この詩の作者(木村徳太郎は花ひとひらの父です)は秋が好きでした。きっと影は秋の影だったような気がしてきたのです。
秋の墨絵、花ひとひらの試作です。今回は試作を参考にしないでのびのびと自由に秋を描いてもらいました。みなさん小さな秋を持って帰られました。
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2012年10月09日
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