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脳いきいきふれあいアート<60>
収穫に感謝して
11月は沢山の収穫の恵みです。勤労感謝の日があります。昔は「新嘗祭」と言い農作物の恵みに感謝するとても大事な式典でした。「新嘗」とはその年収穫された新しい穀物のことを言い、「瑞穂の国」の、国家の重要な儀式だったのです。それが昭和23年に現在の「勤労感謝の日」に制定されました。外国では一年の終わりが10月31日で、ハロウィンのお祭りがあります。死者の霊が家族を訪ねて精霊や魔女が出てくると信じられ子供たちが仮装し、ここにはカボチャのお化けが出てきます。これも勤労に感謝するお祭りではないでしょうか。カボチャはとても優れものです。煮付けにしても、サラダにしても天ぷらにしてもお菓子にしても美味しいし、冬至にはカボチャを食べる風習もあります。これは糖化に時間がかかり、晩秋以降が食べごろになるのと年末まで日持ちする数少ない野菜だからです。うらなりと言って味は落ちますが遅くに(最後までがんばって)実を付けるうらなりカボチャもあります。どれも有難い生り物です。
感謝の気持ちをこめて、11月の「脳いきいきふれあいアート」はカボチャの量感画にしました。勤労や自然の作物に思いを乗せ、アートを楽しもう。我が家で収穫したカボチャを使うことにしました。私が収穫したカボチャです。いっぱいカボチャと会話して、アートを楽しんでもらいました。 いろんなカボチャが出来ました。捨てた残飯の種子が芽を出し実ったものもあります。
臨床美術でよく描かれる<量感画>は形にとらわれないで(写生ではありません)中から描いていきます。五感をふる活動させるのです。
カボチャを切って種子や果肉を観察、カボチャを味わいカボチャの質感を感じる。そしてカボチャの話題、思い出を楽しむ。 これは制作に入る前の「導入部分」でとても大事なものです。そして中身(核)を描いていき、表皮をかぶせ制作します。(目に見えている表皮の中に、しっかりと中身も描かれているのです)が、「どうして中身から描くの」と、どうしても輪郭から描こうとする人もいます。 「どうしたら中(核)から描く面白さを理解してもらえるだろう」これが私の悩みの一つでもありました。
そして思ったのです。「そうだハロウインのカボチャだ」と。
かぼちゃの量感画
目鼻をくりぬき、ハロウインで遊んでみました。切り抜いたカボチャをメインに構成しました。
2)カボチャの中身に感じる色で1点を打ち、そこからカボチャを広げていきます。中身を育てていくのです。 3)その上に表皮を被せていきます。サンドペーパーでのオイルパステルの重ね具合や伸びを楽しむ。 4)モデルのカボチャを見ながら、描いたものをそのカボチャに手で千切るか鋏で切って、形を表現していく。 5)それを好みの台紙に貼り、かつ他の紙などを組み合わせ構成し作品に仕上げる。 5)台紙に貼る前に描けたカボチャに、目鼻をくり抜き、くり抜いた(カボチャの一部)ものを使い、構成して台紙に貼り作品を仕上げる。 6)サインを入れて出来あがり。 7)作品の合同鑑賞会がとても面白くなりました。 脳ふれあいアートを実施している、「ふれあいの家、デイサービスの家<おしどり>」では毎年秋にバザーが行われます。なにかお手伝いが出来る喜びを教室の皆んなにも感じてもらいたくて、今まで制作した臨床美術の画法でポストカードを作り、ボランティアで参加してきましたが、ポストカードは自分で絵を描く人が多いのと、最近は葉書を出す人が少ないこともあり、毎年同じような葉書では飽きられるということを感じました。そこで今年は「オリジナル起き上がりこぼし」を作ることにしました。「転げて笑って」の、あの起き上がりこぼしです。
皆で大笑いしながら作りました。たくさんできました。
沢山積んで達磨落としで遊びます。はねられても「笑って、笑って」笑う門には幸せがあります。
ライオンズクラブでやったとき「毛がないのはおもしろくない」と毛髪を足して下さる方がいて、それは面白かったです。そこでそのアイデァをいただき、「笑っておじさん」に毛を足すことにしました。下準備をしていきました。そしてみんなで沢山作りました。値段は1個100円です。大きくしたので重ねてダルマ落しでも遊べます。
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