来た道行く道通りゃんせ/風にのって花ひとひら

のんびりしたブログですがよろしくお願いいたします。

春紫苑(春女苑)の花

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

ハルジオン(春女苑)

イメージ 1

イメージ 2

乙女
 大好きなハルジオンを花束にして電車に乗りました。少しドキドキしています。
昔、ハルジオンのことを、こともなげに「貧乏草」と言った女の人がいました。
私はそれがトラウマになっているのです。楚々とした素敵な女性だったのに・・・。
 ハルジオンは、牧野富太郎博士の命名で、漢字「春紫苑」と書きます。私の大好きな花なのです。
車窓から見える琵琶湖が、キラキラ耀いています。ハルジオンのような小さい漣が戯れているのでしょう。
そんなことを思いながら、ハルジオンの花束に顔を埋めてみました。仄かな匂いは、まるで乙女のような香りがしました。その優しい匂いと電車の揺れに誘われて、私は小さく口ずさむのでした。


「今年もまた咲きました あなたに似てる春女苑
 だから今もまだあなたと 暮しているみたい

 花には花の悲しみが 人には人の苦しみが
 いつしか巡る季節の中で 思い出に変わるかしら

 寒い冬には春のぬくもり思い出せず
 疑ったり 迷ったり 心は弱いものですね

 信じていいです 春女苑
 必ず咲きます 春女苑」
(作詩・作曲 さだまさし)

 さだまさしさんは、ハルジオンに春女苑という漢字を当てています。ハルジオンは、乙女のような、そして春風のような女人がふさわしい花だと、私も思うのです。ハルジオンは決して「貧乏草」などではないのです。
とは言っても、薄桃色の和紙に包まれた大きな野花の花束を抱く私を、人は「ビンボウグサを抱いた老女」と不審に思うかもしれません。それが心配で、恥らう乙女のように顔を伏せおりました。すると、
「綺麗なお花ですね」と、知らない方が声をかけて下さったのです。嬉しかった!
ハルジオンが、素敵な花だと思ってくださる方は、やはりほかにもいらっしゃるのです。
それで私は、自信を持って先ほどより、もう少し顔をあげもう少し大きく歌いました。電車の音は軽やかにリズムをとってくれました。

「ハルジオンコンサート(私が勝手に命名)に出演するのです。私の絵本“星たちは花になりました”に、オカリナ演奏を入れて欲しいと言ってこられました。
『ハルジオン(乙女)は、星座になりました』と、絵本のページは開かれていきます。一曲目は<見上げてごらん夜の星を>。続けて十曲が選曲され、絵本の最後に「花や星を大切に。自然の美しさを」と結ばれていることから、「滋賀県には、琵琶湖と言う素晴らしい自然があります。」と、“琵琶湖就航の歌”で締め括るように構成された台本が、届けられたのです。絵本と曲を上手に組み合わせて下さっているのです。私の思いをちゃんと伝えてくださっているのです。出演しないわけにはいきません。大喜びで引き受けさせていただきました。もちろん、ボランティアです。吹奏させてもらえることが嬉しく、とても有り難いのです。そしてその感謝の気持を表わしたいと、ハルジオンをたくさん摘んで行ったのです。
「聞きに来てくださった方々に、ハルジオンを貰っていただこう」と思ったのです。
 ハルジオンは優しい微風がとても似合う花なのに、どうしたことでしょう。
屋外での、その日の演奏会場は、風がきつく楽譜が飛んで行ってしまいました。
でも、慌てません。なぜなら・・・。
乙女座となるハルジオは、「苦しみから逃げて空に駆け上り、星座になりましたが、人間はそんなことは出来ません。だから、いろんな苦しみや裏切りや悲しみにも耐えて、地上でしっかり足を踏ん張って頑張りましょうね」と、私はいつもメーセージを送贈ているのです。楽譜が飛んだぐらいで萎れていては、ハルジオンに申し訳ありません。恥かしげに顔を伏せはしても、ハルジオンは萎れてなんかいないのです。私も頑張りましたよ。もちろんハルジオンの花もたくさんの方がもらって下さいました。
そして、お礼にと、女の子がハルジオン色の雲を千切ったような綿菓子をくれました。フヮフヮのピンク色の雲です。ハルジオンが雲に乗ったみたいでした。
雲を千切っていただくと、ハルジオンに似た香りが口中に広がっていきました。
 私は思うのです。「心」はなんと素晴らしいものだろうかと。
年齢に関係なく、乙女になることだって出来ますし、そしてまた、貧乏草と思うことも出来るのです。
私は、ハルジオンを乙女のようだと、いつまでも思える心のほうを、大切にしたいと思うのです。
無理かな! 乙女の恥じらいとは裏腹のような大きな口をあけ、綿菓子をいっぱいにほおばっていましたもの。
(お知らせ)
 そしてまた嬉しいことに参加させていただけました。ボランティアは、私を楽しませてくれ、そして、素晴らしい巡り会いが生まれるのです。
朗読(声で名作に接する事が出来ます)(眠くなったら眠れます)(沢山の人と一緒に、同時に感動できます)オカリナの音(ね)を、少しだけ、朗読に加わえさせて下さいました。
お近くの方や、時間のある方は、ぜひお遊びにおいでください。




「仔馬」     木村徳太郎 「ドウブツ(動物)序詩」ヨリ  
   
                此處は 大阪

                梅田駅

                ごくんと逆吃(しゃっくり)

                機関車は

                貨物の仔馬

                驚かせ

                知らぬ顔して

                發車です。


                青森までは

                まだ遠い

                仔馬なんども

                跳ねるだろ。


2007.05.22

全1ページ

[1]


.
花ひとひら
花ひとひら
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
友だち(7)
  • 吉野の宮司
  • ++アイサイ
  • ハマギク
  • plo*er_*un*yama
  • あるく
  • こうげつ
友だち一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中
衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事