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のんびりしたブログですがよろしくお願いいたします。

星たちは花になりました

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 たちになりました

 風が語る星と花の物語


〜星たちは地上に降りて花になりました〜

 夜空の星は、野の花のよう。

星のお話が風にゆれて流れて行きます

夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。

そして、星のドラマの主人公たちが 

野山に、季節の花となって咲きこぼれます。


 ペルセウス座流星群 タマスダレ
 
盂蘭盆の夜 星が流れます
ペルセウス座流星群です
永遠に希望と感謝を忘れないように
人々は一瞬の輝きに 願いをかけます

人も太古から続く星の一つです。

八月の野原 真っ白いタマスダレの花が咲きました
オショライトンボを休ませて咲きました
風が鎮魂歌を歌います
永遠に希望と感謝を忘れないように
そしてペルセウス流星群は 鎮魂歌の星になりました。


 お盆のころになると,「ペルセウス座流星群」の活動が活発になります。ほんの一瞬だけの輝きを見せ,夜空に吸い込まれるように消えていく流れ星に急いで願いをかけます。
少し秋風が吹くお盆のころ、真っ白のタマスダレの花が咲きます。玉虫色のしっ尾と真っ黒の羽の、オハグロ蜻蛉が羽を休めます。オハグロ蜻蛉はおしょらい蜻蛉とも言います。おしょらいさんは、お精霊さん ご先祖様の霊のこと。
タマスダレが咲き、オショライ蜻蛉が飛び始めると、空は一刷毛秋模様。
そのうつろいに、そおっと手をあわせましょう。


残暑お見舞い申し上げます

 みなさま夏休みはいかがお過ごしでしたか。私は充実した夏休みを過ごさせて
いただきました。有り難う御座いました。
また皆さまの所へ遡ってお邪魔させていただくのを楽しみにしています。
よろしくお願い致します。


エッセイ くにから うた  
ちちははと とほつおやから すめみおや やほよろずへの くにからのみち
自父母及先祖以至皇祖宗及八百萬之神而國體之道也

南出喜久治先生著「くにからのみち」まほらまと草紙発行ヨリ

 私達にはそれぞれ両親がいます。私達の両親にも両親(祖父母)があり、その祖父母にもそれぞれの両親(曾祖父母)があって、それを連綿と二六代までさかのぼっただけでも、祖先の総数は一億三千四百三十二万七百二十六人となります。つまり我が国の現在総人口(平成二十一年度三月三十一日現在)を超える数となり、これほどまで多くの命を受け継いで今、私達が生かされているのです。間違いなく「生かされている」のです。どれ一つが欠けても、今の「私」はいないのです。どの一つが欠けても現在の自分は存在せず、また次の子供も存在しない。多くの命を受け継ぎ、自分は生かされている一つであることを感じたいものです。これは宗教に関係がありません。ご先祖さまがいてこその自分達であるのです。


 最近あまりにも悲しい事件が多すぎる。子供を死に至らしめる虐待、100歳以上の行方不明者。これは政治や行政の問題以前に、人としての基本である、「1億3432万726人の一人である事」を忘れた結果であろう。
自分の祖父母や親の存在確認すらも出来ないで、平然と何年も生活して居られるものだろうか。我が子への愛情を簡単に放棄出来るものだろうか。ここまで人の心は失われてきてしまったのかと恐ろしくもなる。
 親の存在確認すら出来ない、これは形を変えて現在の「姥捨て山」ではなかろうか。
「姥捨山」は最後、高齢者の知恵に人間性を取り戻すのだが……。
折からお盆の季節だ、先祖様や祖父母、両親 そして子供を敬い、1億3432万726人の命を考え直す時にして欲しい。そして人間性を取り戻して欲しい。そして亡くなった尊い命に冥福を祈るお盆にしたい。


   薬師寺_薬師如来像  木村徳太郎  
 
       こつこつこつと 
       薄あかり
       鳴いてゐました
       ちちろ虫。

       誰か垂幕
       如来さま
       ちりちり鐘も
       冴えました。

       優しいお顔
       如来さま  
       印を結んで
       御慈悲です。

       こつこつこつと
       薄明かり
       式花も 菊も
       身にしみて。 

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 風が語る星と花の物語


〜星たちは地上に降りて花になりました〜

 夜空の星は、野の花のよう。

星のお話が風にゆれて流れて行きます

夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。

そして、星のドラマの主人公たちが 

野山に、季節の花となって咲きこぼれます。


 蛇と蛇使い座 トケイソウ
 
トケイソウは、神秘的な色と姿を持ち、ほのかに香りを漂わ
人々の気持を和らげてくれます。
長く伸びた巻きひげは、蛇のようにそばのものに絡みついていきます。
アスクレピスはギリシャ一番の名医でした。
死にかかっている人々をたくさん救いましたので、
死神は困り、大神に頼んで彼を殺してもらいました。
代わりに大神は、彼を星座にされました。
そして疫病が流行ると、彼は使者である蛇に姿を代え、
人々を救いに来ると伝えられています。


エッセイ 楽しい 復活  
 雨上がり、キュウリの蔓がどんどん伸びている。キュウリだけではない。サツマイモの伸びた蔓や、トマトの脇芽を挿し芽しておいたものもしっかり根付き、青々としている。野菜屑から自家で芽をだしたカボチャは、大きな葉と花を咲かせている。 
 三十年余前に、引っ越して来た時の我が家は大草原の小さな家の風情だった。周りには家も無く楽しみは畑をすることぐらいだった。それがいつしか五千戸からなる大新興住宅地になり、私もパートに出始め楽しみは外へと向かい、いつしか畑をしなくなっていた。
 昨年、孫が小さい畝を一つ作り、ミニトマトを植えて帰った。それが、庭木を越す高さになり食べても食べても赤や緑の実が太陽に煌き、その美しかったこと。そのときの感動が私にまた、畑をするきっかけをつくってくれた。
 もうすぐトマトが赤くなる。楽しみに一畝、二畝と頑張って畝を増やしていく。畝から子供たちや孫の声が聞こえてくるようで、私に大きな楽しみが戻って来た。 

ところが、ところがだ。
 なんとカラスが大挙して庭に舞い降りるのだ。朝早くからトタン屋根の上を走る。何事かと目が覚める。隣家のTVアンテナに指令をだすかのように君臨している。そして「もう一日大きくしてから神棚に供えよう」と楽しみにしていたナスは見事に中を繰り抜き、薄く皮だけを残している。中身の無いナスが茄子紺色を輝かせてぶら下っているのだ。枝まで折っている。「もう少し赤く染めよう」と思ったトマトは姿形も無くなっている。カラスがみんな搾取して行ったのだ。柿や枇杷や杏も私の口に入った事は無い。私はいつも負けて、全てカラスに譲っていた。
しかし、畑の生り物は腰を摩りながら、蚊に襲われながら、汗を搾るほどに出して、生み出したものだ。許す事は出来ない。

 私はいままで気がつかなかった。どこの菜園にもネットが被せられていた。丹精込めて作った作物を「サルに盗られたイノシシに盗られた。シカに踏み荒らされた。いや、アライグマが出た」と聞くことはあった。悔しそうに語る人の気持が始めて分かった。
「許せない。焼き鳥にするぞ!」
怒り満面の私を見て夫が「人格が変わるから、やめとけ」と一言。
 怒っている場合ではない。そう言えば、どこの菜園でもネットが張られていたではないか。カラス予防は菜園の必要条件だったのだろう。
そんな事に気がつかず私は無頓着だったのだ。孫が植えた昨年のトマトにカラスはこなかった。あのとき盗られていたら私は畑を始めなかったかもしれない。いやそれより、作物をとられる人の悔しさに気が付くこともなかったかもしれない。カラスはそれなりに私にいろんな感情を増やしてくれたわけだ。そう思うと、焼き鳥は止めて置こう。

 夫が防鳥網を張ってくれた。子供たちが残して行った、超賑やかなラップやレゲエのCDをぶら下げた。ラメ入りのテープを張った。テープが陽を受けて眩い。風に揺れてCDが踊る。キュウリが少し曲がっているのはリズムを取っているからかもしれない。
いま作物は安全にすくすく大きくなっている。楽しい復活だ。

   暑い日盛り  木村徳太郎  1985.08.07作
 
       暑い日盛り 
       雀 子雀
       トマトをつつく。

       つつきゃトマトは
       売れなくなって
       母さん困る。

       トマト売れなきゃ
       ご本が買えぬ   
       僕たちゃ困る。
 
       つつくのやめて
       昼寝をしろよ

       目覚めりゃ西瓜
       一切れあげる。

       雀 子雀
       つつくなトマト。 

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 風が語る星と花の物語


〜星たちは地上に降りて花になりました〜

 夜空の星は、野の花のよう。

星のお話が風にゆれて流れて行きます

夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。

そして、星のドラマの主人公たちが 

野山に、季節の花となって咲きこぼれます。


 竜座 ノアザミ
 
 鋭い刺で、ノアザミは、人を寄せつけようとしません。
長い茎は、炎を吹く竜の頭を乗せ、風の中を泳いでいます。
 大神ゼウスと女神ヘーラの婚礼に沢山の女神たちが
お祝いに金のりんごを贈りました。
 ヘーラはこのりんごを誰にも採ることができないように
竜の番人をつけました。
ところが、りんごをヘラクレスに奪われてしまいました。
 神様は一生懸命にりんごを守った、竜をかわいそうに思い
その功績をたたえて、星座に加えられました。


失敗しても頑張ったこと、神様はそれを褒めて下さったのですね。


エッセイ 風を漕ぐ  

 合歓の花が、コロコロ軽やかに転がって行く。私もスカートを膨らませコロコロと自転車をこぐ。向かい風、背を押してくれる風、どれも心地よい。

 ところが、最近自転車に乗る人のマナーが、悪いようにも思う。
 先日は、水田を細く渡ってくる風の農道で、対向車輪と当たりそうになった。「自転車も左側通行をすれば衝突はしませんよ」と言うなり「うるさいババァ」と言われてしまった。また疾風のように横を駆け抜けた自転車が、私の大事なブローチをかすめて飛ばしてしまった。
 これはマナーが悪いのだろうか、それとも私の動作が鈍いのだろうか。

 私が自転車に乗り始めたのは中学三年生の時だ。
中学校は家から七キロあまり離れていた。途中に、片側が一段高い雑木林、片側は渓流がチラチラ光って見える薄暗い杉木立の峠があった。路線バスもあったが、通るのは日に二本ほどで自家用車も珍しい時代だった。
その峠をタクシーがときたま通る。お客を乗せて村に入った帰りの空(から)タクシーだ。私たちはそのタクシーに出会うと、「乗せて〜」と追いかける。鞄を大きく振りあげ、セラー服のスカートを翻し、集団で走る。タクシーは必ず止まってくれた。乗り込んだ後は、お抱え運転手で通学するお姫様気分で、賑やかにお喋りの花が咲く。それが常習化されていた。
「今日はタクシー通らへんな」そんな時は、渓流の音だけが峠に上ってき、私たちを無口にさせた。
 三年生になると補習授業が始まる。帰宅時間もバラバラになり、友達はみんな自転車通学になった。自転車は高額品で、家にある大人の自転車に張り付くようにしてペダルを踏む子もいた。
私の家には自転車は無かったし、また「買って欲しい」ことも言い出せず、私だけはいつまでも徒歩通学だった。そんな私を見て、担任の先生が「お前は自転車に乗らず風の音を聞き、草花に目をとめて歩くのが似合うよ」と慰めか励ましかを言ってくれる。私も風や光りを感じながら歩くのが好きだったから、自転車の無いことに不満はなかった。しかし冬休み前の日暮れは早い、薄い闇が迫っていた。タクシーが来た。一人なので躊躇したが、私は空タクシーに手を上げた。
「一人だけか? 」「みんなは自転車なんや」運転手さんは黙ってドァーを開けてくれた。しかし、発進するなり言ったのだ。
「このままどこかへ連れて行こか? 」私は凍りついた。(横着してタクシーに乗ってはいけなかったのだ。降ろして!)しかし、声にはならなかった。ただ恐かった。
「嘘や嘘や」運転手さんがミラーを覗き込んで震えている私を見て、大笑いをする。
「峠道で中学生が乗り込んで来るって有名やで。先生は注意せえへんのんか? 地元のタクシーだけが通るとはかぎらへん。やめとき」と言った。
 そのあと、「高校に必ず合格するから」と中古の自転車を買ってもらい、乗る練習をした。何度も何度も擦り傷を作った。峠で小石に乗り上げ谷へ転がり落ち、杉木立にひっかかって、運良く通りかかった同級生のお兄さんが助けてくれたこともあった。
私は運動神経がどうも鈍いようだ。自転車になかなか乗れなかった。しかし、タクシーに乗せてもらいたくない。高校にも受かりたい。懸命に練習をするしかなかった。

 あの時のにわか仕込みの練習のせいか、いまでも私の乗り方は変だ。他の人は片足でバランスをとりながら漕ぎ始め、上手にお尻をサドルに乗せる。しかし私はバランスがとれず、サドルにまたがり漕ぎ始める。
子どもたちが小さいときには、それぞれに子供用自転車を買い与えた。子供たちはすぐに乗れるようになった。休日は一列隊を組み家族揃って自転車で出かける。夫の荷台に次男を乗せ、長女、長男、私と並ぶ。長男が石につまづき自転車ごと道路に倒れた。自動車が急ブレーキをかけた。すぐに長女が自転車を止めて長男を起こしてくれた。私は体が硬直して、長男を抱き起こせなかった。
 私は運動神経が鈍いのだろう。
でも乗り方が変でも格好が悪いだけで、別に支障があるわけでもない。今日も風を受け、懸命に自転車を漕いできた。夏アザミが咲いていた。大好きな井上揚水の「少年時代」の歌が口から出る。自転車を漕ぐとなぜか私は少年のようになる。白い雲を見上げる。そして自転車の漕げることに感謝するのだ。

  
 自転車  木村徳太郎  
 
       心が弾むよ ドレミファソ

       口笛吹いて 自転車だ

       踏めよペダル ドレミファソ 

       車輪が光る 青空だ

       かけろかけろよ ドレミファソ

       お花が匂う 微風だよ

       心が弾むよ  ドレミファソ

       おばさんたずねて 行く道だ。 

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 風が語る星と花の物語


〜星たちは地上に降りて花になりました〜

 夜空の星は、野の花のよう。

星のお話が風にゆれて流れて行きます

夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。

そして、星のドラマの主人公たちが 

野山に、季節の花となって咲きこぼれます。


 織女星と牽牛星 オオバコの花
 
 オオバコは小さな花を咲かせます。天の川の川底の砂粒。
今年もまた会う日が来ましたね。

“指きりげんまん“ は 指を絡ませた約束
“オオバコ相撲“  は 茎を絡ませた勝負。
「プチッ」
切れたオオバコに 約束がちぎれたようで悲しいものでした。

一年に一度だけ会う日の 天の川

オオバコの星屑は いまも流れているのでしょうか。

神様は「約束の輝き」を 星座にされたのですね。


エッセイ 笹かざり  

 ボランティアに行きオカリナを吹いてきた。平均年齢85歳の方々の集りだ。部屋の真ん中に、瑞々しい笹の葉に色とりどりの短冊が掛けられている。「七夕」の歌を大きな声で歌って下さった。とても嬉しい時だ。嬉しい気持が、笹飾りの短冊に手をのばした。
参加者がそれを見て「大きな声で短冊を読み上げて」とリクエストがきた。
一枚一枚、笹の間から五色の糸を掬うように読んで行く。
それぞれの願い事が微笑ましい。
いくつになっても、願い事を書くのは楽しいものだ。書くとそれが叶ったような気持になれる。

昔、我が家でも、子供達が小さいころには必ず七夕には「笹飾り」をした。
里芋の葉に転がる露で墨を擦り、それで字を書くと「字が上手になるからね」と朝早くから子供たちに号令をかけ、露を集めて来る。それはいつしか墨汁になり、サインペンになったが笹飾りは随分続いた。みんなで願い事を書くのは楽しかった。「サッカーが上手になりますように」とか、「みきちゃんと友達になりたい」とか、可愛らしい願い事だ。「お母さんの餃子の皮が破けませんように」と言うのもあった。あれは料理下手な私を気使かって書いてくれたのだろう。そのお蔭で、私は皮を破らずに餃子を焼くコツを学んだ。
短冊に書かれた「願いごと」は、子供たちがなにを考えているのか、それを少し知ることが出来る奥深い行事でもあったように思う。奥底に眠っている、見えない願望、欲望、希望を知ることが出来る機会でもあったのだ。
 私は折鶴をぶら下げた。「なんで鶴なんか笹につけるの?」子供たちは怪訝がる。
「たくさんの願い事を、鶴に持って行ってもらわんとアカンから」と私は言う。
「七月七日は上弦の月」それは「織星と牽星が乗る船」。その舟までしっかり、たくさんの願い事を運んでもらえる鶴が必要だと話すのだ。

 私は大きな鶴でも小さい鶴でも折鶴だけは、年端もいかないころから上手に折れた。あれは父の策略だったのだ。父が折り方を教えてくれた折鶴に、願い事を書いて夏の夜、蚊帳の上に毎日乗せるのが父と私の約束だった。
父に叱られた日は「お父うさんを怒って下さい」と書き、「姉ちゃんのお古の服ばかりは厭です」とか「明日もジャガイモのおかずにして下さい」とか、他愛ない事が書かれていた。しかし、父はそれで私の「奥深くの思い」を悟っていたのではないだろうか。母親のいない子の思いを、少しでも知ろうとする男親の策略だったのだと思う。

 私は、七夕の笹飾りの願い事には、周りに気を使って本心を書けない、こましゃくれた子供だった。
我が子たちは、素直にいろんな願い事を書いて育ってくれたと思っている。私はそれを乗せる鶴をせっせと折っていたのだ。


 短冊を読み上げる一枚一枚に笑いと拍手が起こる。私はますます声を張り上げて読んで行く。
「私も笹飾りをつけて良いですか? 」

短冊に願い事を書きそして折鶴もぶら下げた。みなさんから大きな拍手が起った。

 私の願い事「七夕に会おうね」

  
 七月星空  木村徳太郎  
 
       七月 闇空    銀河の河

       幅は東西     二十光年

       一夜の逢瀬    一行き来 

       星の話の     彦星よりも

       早く突っきる   翔けて行く

       ロケットみたいな

       飛行機 標識灯

       僕は見てます    遠眼鏡

       七月 星合     涼みの庭よ。

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 風が語る星と花の物語


〜星たちは地上に降りて花になりました〜

 夜空の星は、野の花のよう。

星のお話が風にゆれて流れて行きます

夜空に輝く星は、夜明け前に妖精になって 地上に降りてきます。

そして、星のドラマの主人公たちが 

野山に、季節の花となって咲きこぼれます。


 琴座 ホタルブクロ
 
 可愛い下向きの花が風に揺れています。
耳をすませると、ホタルブクロの中から
美しい音楽が聞こえてきそうです。
 オルフェスは琴の名手でした。
その美しい音色は、死の国の番人さえも
うっとりとさせました。
 そして、番人は死の国にいる妻を地上につれて帰ることを
「地上に出るまでふり返らない」という条件で許してくれます。
しかし、彼はあと少しのところでふり返ってしまいます。
 悲しみのあまり、狂乱して野山をさまようオルフェスをあわれと感じた
大神様は彼と琴を星座にされました。

エッセイ 
蛍のいれもの  思い出のいれもの

 蛍を入れて持ち帰りたくなるようなふっくらとした白いホタルブクロの花。
昔、蛍を入れる入れ物がたくさん有りました。太い葱の筒。大きな紫陽花の葉。父の薩摩切子のインク瓶に入れたこともありました。蛍はシャンデリァの光りの砂になりました。
 蛍は菜種の種ガラを束にして捕まえました。「ホーホー蛍来い、こっちの水は甘いぞ」蛍は甘い砂糖水が好きなのだとばかり思っていました。数える必要が無いほど沢山捕まえられました。持ち帰った蛍を蚊帳に放つと、点いたり消えたりする灯かりがいつしか夢の中へ誘い込んでくれる灯りとなりました。目覚めると蛍は野に帰ったのかいませんでした。あの灯かりは夢だったのかと擦る目に太陽の眩しかったこと。そんな中私の一番のお気に入りは、麦藁で編んだ蛍籠でした。
 隣の市は「蛍の里」です。沢山の観光客が訪れます。蛍を増やし始めたころには、掃除機のような物で吸いこみ、一夜にして全て蛍は持ち帰られたそうです。(料亭などに蛍を売る業者がいるのです)今はそれもなくなり、たくさんの蛍が人々を楽しませてくれます。そして蛍資料館もあります。そこで私は懐かしいものを見つけました。麦藁で編んだ蛍籠です。螺旋状になった円錐形の籠です。底が抜けています。そうです、蛍は上に登っていくので底は無くても良かったのです。
 またこの市は、麦の平野が続きます。私の居住地は山裾で、水田も棚田ですがここはどこまでも続く平野地です。緑の水田と茶褐色になった麦畑が市松模様に続きます。嬉しく見とれる景色です。でもこれは方向音痴の私泣かせでも有ります。
目印が無く同じ景色が続き、それほど車を飛ばした感覚が無いのに随分と駆けており、いつも迷子になってしまうのです。蛍の灯かりでは道案内にもならず泣きそうになります。でも懐かしい風の模様です。
 子供のころ麦畑に「おはぐろ」という病気に罹った黒い穂が混じっていました。それを、口を横に開き歯に塗るのです。おはぐろが何かも知らず、でもなんだか艶めかしい遊びでした。今はそんな黒い穂はなく緑の背の高い雑草がところどころに覗き、茶褐色に緑のビーズを散らしたように見えます。
迷子になりながらも、この景色が大好きなこと知人に話すと「本当は米を作りたいのに、減反で作れないから麦を作っているんや」と睨まれました。そんな睨む人に、麦藁帽子は麦藁から出来ている、夏出番のストローも麦藁だったことを話すと驚いていました。
 昔は季節が手を繋いでいたのですね。蛍が飛ぶと麦の藁で編んだ籠が出来、少しすると同じ麦藁で編んだ帽子を被り、セミやカブト獲りに行き、疲れて帰ると麦藁のストローで井戸水に砂糖を入れて蛍のように飲みました。お八つは麦を粉にした「ハッタイコ」でした。おはぐろを塗ると夏が始まったのです。
 藁の蛍籠を見ていると、そんな夏が走馬灯のように廻って行きました。蛍の点滅の灯かりに思い出も走って行きました。

  
 蛍  木村徳太郎  
 
       草の葉を すけて あをく 光る。

       ホタル ホタルよ 銀のメタルになれ。

       __銀のメタルになれば つけてもやるに。

       草の露 のんで 涼しく光る。

       ホタル ホタルよ 薄荷水になれ。

       __薄荷水になれば のんでもやるに 

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