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数年前のテロ以来久しぶりのパリでしたが
パリ大の学生時代から数十年経つのに
全然進歩しないダメな部分が数多く・・・
失望と苛立ちで疲れました😢
☆
「オペラ座」前
大型バスが行き交うパリ観光のメッカで
時代時代の新手口のスリが多発する危険な場所です
☆
町の中心の歩道は狭く
石畳が傾いたり壊れていたりで歩きづらく
今回はあちこちの建物が工事中で
景観も最悪・・・
☆
パリの主要交通機関・メトロ(地下鉄)
パリで目に付くメトロの美しく奇怪な? 入口は
緑の蔦が絡まったような柔らかな液体が伸びたような
不思議な外観はパリのイメージシンボルになった
アール・ヌーヴォーの代表的建築家
エクトール・ギマール(1867-1942)の作品です
ノスタルジックなデザインは好いのですが・・・
メトロの中に入ると相変わらず汚く・・・
これでも相当明るく綺麗にはなったのですが
駅に全くトイレが無いのでコンコースがトイレです
おしっこ臭いのは昔と同じ・・・
老朽化した壁の改修工事が行われていますが
まずトイレの設置と日々の清掃をすべきです
☆
乗り継ぎルートも相変わらず迷路の様
通路を曲がって・・・上がったり下がったり・・・
やたら無駄に歩かせます
世界を震撼させた偉大なデザイナー
イブ・サンローラン展のポスター・・・
沢山の芸術家を輩出しているパリそして
世界一の観光都市のパリが
何故【旧態依然】としているのでしょうか?
どこも階段ばかりの構内はバリアフリーとは程遠い有様・・・
車椅子など入れる筈もなく
ベビーカーは階段担ぎ上げ・・・お父さんも大変です
☆
町のコンビニはやっとほんの少しずつ
パリ街中に指折る程で・・・
品揃えは日本はもちろんのこと韓国や台湾にも及ばず
☆
21世紀の時代に先進諸国なら当然簡単に手に入ると
思われるものも見つからない・・・
コンビニやスーパーにロックアイスも無し
定番のクラッカー、リッツ等も無し
ペリエ、バドア等の天然極弱炭酸水は有るけど
ウィルキンソン炭酸等の強炭酸が存在しないのは旨い
ハイボールも出来ず不自由で驚きです・・・何故??
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唯一の楽しみだった食べ歩きですが
昔馴染みの好いレストランは
どんどん無くなってしまいました・・・😢
☆
昔は好きだったこの店(エスガルゴ・モントルグイユ)は
エスカルゴと伝統的ビストロ料理が美味でした
今は雑なセットメニューで観光値段の店に変わってしまい・・・
☆
以前『レ・アール市場』があった頃は
市場で働く人が通って地元に愛されたこの店も
市場跡地にできた大型ショッピングセンターの
「フォーラム・デ・アール」に来る観光客相手の
24時間365日やっているお店となり
雰囲気もがらりと変わりました・・・
☆
ここも老舗のビストロ
以前は食通の垂涎の的となる美食で有名な店でした
入り口を入るとすぐ厨房になっている斬新な設計
☆
今でもミシュランにも掲載されている店ですが・・・
店内は観光客の英語が飛び交います
パンと大きなバター
フランスでは昔から普通はバターは出しません(^^;)
サバのタタキは生臭く・・・
アーティチョークのスープ煮
薄いフォンで旨みの無いとんでもない味
魚料理もシェフの意図が解らないひと皿・・・
仔牛のクリーム煮
大量のリゾットの上に雑に盛り付けられ・・・
ハウスクリームシチューのほうが美味しいくらいです
デザートのクラフティや・・・
チョコレートムースも学食レベル・・・
☆
このコース料理は1人34€(約4400円)!!
グラスシャンパンとワインを入れると
1人60€(約7800円)以上・・・この料理でこの値段!
全く喜びが有りません
☆
昔の良きビストロもこんな風に変わってゆくのは
怒りを通り越して寂しい限りです😢
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フランス日記
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仏蘭西に住んでいた頃から、パリの酒場にはたくさんの思い出があります。
毎日浴びるように安ワインを飲んだり、
大好きな三ツ星レストランに通って、シャンパン三昧だったり、
カフェのおやじさんの故郷のワインを紹介してもらったり...。
ただ最近は、パリを再訪するたびに、
変わりゆくビストロやカフェの現実を目の当たりにして、
少々切なさも覚えています...。
毎日浴びるように安ワインを飲んだり、
大好きな三ツ星レストランに通って、シャンパン三昧だったり、
カフェのおやじさんの故郷のワインを紹介してもらったり...。
ただ最近は、パリを再訪するたびに、
変わりゆくビストロやカフェの現実を目の当たりにして、
少々切なさも覚えています...。
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巴里の観光地は
昔、散々まわったので
エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館、
ノートルダム大聖堂等には足が向かず・・・
☆
パリ北東部・・・映画『アメリ』で紹介された
ノスタルジックな風景のサンマルタン運河沿い
パリに着いて
最初に滞在したサントノーレ通りの
憧れだった‟アパルトマンの屋根裏部屋”から引っ越し
当時は珍しかったこの近代マンションに移ると
最新の設備と環境にすっかり満足し
長く住んでいました
私は8階建てのビルでしたが
程なく広い庭の片隅に
30階建ての高層マンション(↑)が建ち
よくこの屋上に昇りパリのパノラマを楽しみました
☆
マンション隣の教会の前を抜けると
すぐ見えてくる・・・
運河に掛かるこの橋は
船が来ると車道部分が引き上げられ船を通します
昔から馴染みの散歩道・・・
サンマルタン運河を歩いて下ります
☆
途中の八百屋には旬の枇杷や・・・
珍しい平たい桃(Peche Plate:ペッシュプラット)です
かわいい小さな種が真ん中にあるだけで
皮も柔らかくそのままいただけます
☆
運河を下ることほどなくパリ東駅に到着
ここから数分歩くと・・・
☆
サンマルタン運河の中でも一番きれいなスポット
フランスの映画監督マルセル・カルネの名作
『北ホテル』の舞台となった場所
橋のたもとに・・・「Hotel du nord(北ホテル)」
70年代初めてのパリで
このホテルを訪れて部屋を求めてみましたが
長期滞在者で何時も満杯でした・・・!
今はレストランになっています
☆
橋の下でマロニエの実を見つけました♪
大きく黒いのは去年の実で手前の緑のイガは
未だ小さいうちに風で落ちてしまったものです
☆
サンマルタン運河を後に・・・
パリ・リヨン駅へ移動
駅2階に老舗のレストラン
その名も「ル・トラン・ブルー」があります
汽車を待つ客が食事を楽しめる駅の食堂・・・
とは言っても・・・宮殿の様なゴージャスな店内
☆
入り口から左右に二つのサロンがあり
レストランと喫茶ラウンジに分かれます
気軽に飲み物を楽しめる喫茶ラウンジは
落ち着いた幾つもの部屋が有ります
☆
ゆっくり食事を楽しめるレストランのサロン
駅のレストランとは思えない雰囲気ですが
旅人がいつでも利用できるように
昼から夜まで通しで営業しています
☆
シャンパーニュでこれから出かける旅に思いを馳せ
旅の安全と無事を祈って乾杯をするのも
また楽しいものです
☆
前回はフルコースをゆっくりと堪能しましたが
日々レストラン巡りで疲れたので
今回は極く軽いランチ♪
季節のアスパラガスのオードブル
ツナと蟹のサラダ・・・
駅構内の食堂とはいえ綺麗な盛り付けで
手の込んだなかなか美味しいお料理です
☆
白身魚のポワレはフンワリと柔らかな仕上がり
鶏肉のロースト
かりっと焼き上がった鶏肉に
緑のハーブソースが新鮮な香りを添えます
ガロニのグラタンパイも好い肴です
☆
シャンパンを1本空けて旅人気分を楽しみました
レストランからの駅前の眺め・・・
駅前の喧騒とは別世界の
静かで華やかなランチのひとときを味わいました
(*^-^*)
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羽田空港から一路
エールフランスでパリへ・・・
ウエルカムシャンパーニュ
大好きな「テタンジェ」のシャンパン
この会社は昔からよく通ったパリの3星レストラン
「グランヴェフール」のオーナーでもあります
歴史ある「ル・グラン・ヴェフール」
最高の美食と
ショパンの愛人ジョルジュ・サンド、
ナポレオンとジョセフィーヌ、
文豪アレクサンドル・デュマ等
多くの文化人の座った席があなたを迎えてくれます♪
☆
出発早々
日本時間では真夜中のディナー
ボルドー、ブルゴーニュ、ロワール、ラングドック等
厳選されたフランスの上質なワインがいろいろ
世界最大産地イタリア・パロマをしのぐ
サンダニエーレ産プロシェット&メロン
黒胡椒風味スモークサーモン
蟹と季節野菜のシェリーヴィネガーのサラダ
お好みのチーズなど・・・
メインの鶏肉のシュプレーム
鶏肉と野菜の旨みが凝縮されたブイヨンの
濃厚な味わの照り焼き風のソースでいただきます
もうひと皿は牛フィレ肉のグリル、マデラ酒ソース
上質の肉ですが・・・焼き具合が微妙(^^;)
☆
デザートはマンゴーのソルベ
コーヒー味のマカロン、レッドペッパー入りプリン
アーモンドとアプリコットのケーキ
コーヒーとコニャック
☆
ひと眠りして夜中に目覚めたら
パーサーが夜食を持ってきました
鮭のおにぎり、フルーツサラダ、チョコレート・・・
他にタルトレット、ハムや無花果チャツネのトースト、
鴨串焼き、鶏肉と茸のキッシュ、サンドイッチ、
ケーキ、アイスクリーム等々盛りだくさん
☆
もうすぐパリ
朝食・・・フルーツジュース、紅茶、ホットショコラ
ペストリー盛り合わせ等
メインは鶏ソーセージグリル、スモークターキー・・・
ほうれん草のオムレツは固くていまいちですが・・・(^^;)
朝ビールは美味しいです♪(笑)
☆
久しぶりの巴里
まずはセーヌ左岸のサンミッシェル駅
ナポレオン3世がパリの街を大改造して
1855年に建設されたサン・ミッシェル広場
このサンミッシェルの噴水は
カルチエ・ラタンのシンボル的存在で
パリジャンの左岸の待ち合わせスポットとしても有名
☆
メトロ・サンミッシェル駅から徒歩2分で交通至便・・・
庭付きホテルのエクゼクティブルームは
いろいろと不備が多く・・・(^^;)
早々に馴染みの右岸のホテルに予約を入れました。
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リヨン
観光案内所があるベルクール広場から
旧市街の高台の教会がきれいに見えます
リヨンのレストラン巡りをしていて見つけた電車
街中の急勾配の丘を登るためラック式鉄道が何時も使われています・・・
日本では昔
この方式で横川〜軽井沢間にアブト式と言う
歯型のレールと歯車を噛み合わせる鉄道が有りました
学生時代に毎夏
避暑に行く時に乗った思い出がよみがえります
☆
リヨン食べ歩きも
そろそろ終わりに近づいて・・・♪
「メール・ブラジエ」や・・・ 「グルメ・ド・セーズ」や・・・
「ソフ・アンプレビュ」など・・・
☆
美味しいレストランもいろいろありましたが
『ブション』と呼ばれるリヨンの郷土料理店は
どこもいまいちだったので・・・(^^;)
どこかに美味しい『ブション』がないものかと
最後に探してみました
『ブション』の中で最も有名な店のひとつ
「ダニエル・エ・ドゥニーズ Daniel et Denise」
リヨンに三軒のお店を展開しています
ミシュランおすすめの店にも選ばれているよう・・・
店先の「TOQUE BLANCHE(コック帽)」の看板は
リヨンを中心としたローヌ・アルプ地方のシェフたち
有志が作っているグループの加盟店とのこと
「ダニエル・エ・ドゥニーズ Daniel et Denise」の
旧市街の店舗を訪ねました
赤いチェックのテーブルクロスに紙のランチョンマット
如何にも気軽な大衆食堂の雰囲気です
賑わう店内
無料の付きだし
『ブション』名物の「グラトン」(豚脂を揚げたもの)
もうひとつの小鉢は「セルヴェル・ドゥ・カニュ」
直訳すると‟絹織り職人の脳みそ”という名前の料理で
香草を練り込んだクリームチーズです
美味しいクリームチーズですが・・・
日本なら薄いサクッとしたメルバトーストが付くところを
添えたパンが固くてガリガリなのは残念(^^;)
ワインはもちろん地酒をいただきます♪
ローヌ川左岸に産する「クローズ・エルミタージュ」
グラスを傾けると
ワインの縁がルビー色の若いワインですが
香りも立ち旨味が口に広がります
☆
リヨンで飲んだワインはどれもみな美味しかったです♪
(*^-^*)
グリンピースのポタージュ
ポーチドエッグが入っているのもリヨン流とのこと
パンは美味
リヨンの名物料理「クネル」
ナンチュアソース(甲殻類の殻をつぶして作ったソースにクリームを加えたもの)
ふんわりした魚のすり身ではんぺんの様な味わい
ただあまりに大きくて味の変化もないので
2〜3口で満足しました(^^;)
メイン料理のガロニは別皿で全員に同じものが出ます
マカロニグラタンと揚げたポテト
ボリュームは満点です(^^;)
仔牛肉のポワレ
野菜が付かないのでインゲンのソテーを追加で注文
☆
やはり毎食美味しく調理した野菜が欲しいです
店内では沢山のフランス人が
食後のデザートやチーズを食べながらおしゃべりをして
午後のひとときをゆったり過ごしてました
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美食の街・リヨン
女性料理人(Eugénie Brazier)の名前がついた通りがあります
Eugénie Brazier(ウジェニー・ブラジエ)通り
この通りの角に・・・
彼女が1921年に創業し
今も多くの人に愛されているレストラン
「メール・ブラジエ Mère Brazier」があります
「メール・ブラジェ」は女性として初めて
ミシュラン三つ星を獲得しました
☆
彼女の店で修業した弟子の1人が
現在フランス料理界の巨匠として世界に名をはせる
ポール・ボキューズです
創業者メール・ブラジェから受け継がれるレストランは
現在ミシュラン2ッ星です
ゆったりとした寛ぎの空間
まずは良く冷えたシャンパーニュから・・・
付きだしはパテ・アンクルート
パテにはよく胡瓜のピクルスが付くのですが
ここでは酸っぱいチェリーが添えられています
丁寧な作りで深みのある味わいが
この店の風格を物語っていて
これから出る料理が楽しみになります
選んだ料理に合わせてソムリエが選んだ
お薦めの赤ワイン
個性的なカラフでデカンタージュ
広く空気に触れ香りが立ち
味のまろやかさが引き出されるそうです
デカンタからワインを注ぐと・・・
グラスの底はステームにまで伸びていました
自家製パン
ビオ天然酵母とオーガニック小麦粉
数種類から幾つでも好みのパンを選べます
バターは2種類
ボルドー産の無塩バターと塩味のオリジナルバター
アミューズ〜フレッシュな鯖のたたき
さわやかな柑橘のジュレ添え
前菜〜リ・ド・ヴォーのフリカッセ グリーンソース
表面カリッと中身はふんわり
前菜〜サーモンマリネと葱のコンフィ
ひと口イカのロティがアクセント
アスパラや季節の野菜がいろいろ
とても美味しくワインがすすみます
スズキのソテー マッシュポテト カラメリゼソース
細やかな焼き野菜が宝石のように飾られています
子牛のグリエ ぺルノーの香りのメレンゲソース
フヌイユ 玉ネギ
テーブルごとに二人のウエーターと
ワインのソムリエが配置され
客のペースに合わせてワインと料理が気持ちの良い
絶妙な間合いでサービスされます
何人ものスタッフが客の気にならぬ様黒子に徹し
きびきびと動いてお客様をもてなします
糖質が気になるのでデザートはパスしますが・・・(^^;)
会計前にひと口菓子のおもてなし
シトロンとフランボワーズのマドレーヌ
最後のひと口まで美味しいです♪
仕事が終わったシェフがお客さんのテーブルを回り
おしゃべりのひととき
☆
私たちもシェフに大変満足したことを伝えました
リヨンで好い思い出のお店です♪
(*^-^*)
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