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パリ滞在中は、ずっと曇り空でした・・・。
パリ5区、ムフタール。
この界隈も懐かしい場所・・・
コントルスカルプ広場。
思い出の深い、一番好きな広場です。
初めてこの広場に来た頃は、
中央の噴水も、周りの囲いもなく、石畳の中央が地下鉄の通気孔になっていてあたたかい空気があがってくるので、冬には浮浪者に格好のねぐらとなっていました。
広場の周りは、いくつものカフェに囲まれています。 ちょうどこのカフェの上に知人が住んでいて、よく訪ねました。
広場の片隅にある時計塔。
他ではめったに見られない、いいアクセントになっています。
コントルスカルプ広場からわき道にそれると・・・
この落書きは、「白い男」(メスナジェ作、1961生まれ)
パリ下町の20区を中心に、
取り壊しの決まった家等によく書かれているとのこと・・・
ここも懐かしい路地・・・
「光明酒家」
ムフタールの裏通りに50年以上前からある、
ベトナム風中華食堂。
昔から、パリに住む多くの日本人画家や芸術家たちが
若かりし時代、この店オリジナルのドミソース(ラーメン風)やドミソテー(焼きそば風)のメニューを目当てに訪れたようです。
私も貧しかった学生時代には、少しお金が入ると友人たちを誘って。
2〜3品の料理をみんなで分け合い、その頃店においていた1リットル瓶に入った安いロゼワイン(今はもうありません)をがぶ飲みしました。
パリの小中学生は、みんなフードのついた上着を着ています。
休み時間は天候に関係なく教室を閉めて外に出されるからだと聞きました。
パリ左岸、セーヌ川そばの地下鉄サン・ミッシェル駅。
地下鉄の入り口のアールヌーヴォーのデザインは、
エクトール・ギマール(建築家、1867〜1942)によるもので、モンマルトルの麓のアベス駅などにも見られますが、今では数少なく珍しくなってしまいました。
サン・ミッシェルの裏通りには、
ブロシェット(串焼き)が名物のギリシャ料理屋や、
アラブなどのエスニック料理店が多くあります。
ここ「オーボンクスクス」は、
学生時代に初めてクスクスを食べた店。
その頃は、薄汚れた店内に木でできたテーブルと椅子があるだけで、クロスはかかっておらず、紙のランチョンマットがのっているだけでした。
私はいつも(写真ではドアの左)窓際の席に座り、
道行く人をながめながら、
クスクスのスープと粉をおかわりして(無料)
1リットル瓶に入ったヴァンドターブル(店で一番気軽なワイン)を飲んで、居酒屋代わりに使っていました。 アルジェリアの赤ワインを普通のボトルで飲みます。
この店も、もう1リットルワインは置いていません。
ずいぶん、品がよくなりました・・・
羊の骨付きロースト
大ぶりの野菜がごろごろ入ったクスクスのスープ♪
このスープを、
スムールという粉(100%デュラムセモリナパスタ)に
じゃぶじゃぶかけながら食べます。
黄色いレーズンは甘み、赤い調味料は辛いハリーサ、
好みで混ぜます。
大好物の羊の煮込みは、クスクスにピッタリ!
左にあるポワシシュー(ひよこ豆)は、特に美味しいわけではありませんが・・・
たとえ日本でも、クスクスにはこれが入ってないと寂しい気がします。
地下のトイレ
地下にも、客席がありました。
本当に見違えるようにきれいになりました!
懐かしいパリの味、クスクス。
特に冬の寒い日。
あたたかい鍋料理のないパリで、
体を温めるためによく食べたものです・・・
訪れるたびに、懐かしい店がことごとくなくなり、
店は残っていても、
様変わりして昔の面影は薄れていきます。
東京にも言えることですが、
馴染みの店、懐かしい風景が無くなっていくのは
寂しいものです・・・。
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