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娘が年頃になった時、突然言われた。
「お母さんはずるい!何でも考えてから言う。本心が分からない!」
ヒステリックになり、私を卑怯だと言う・・・
はた・・・そう言われても、何の事やら・・・と、戸惑う私に
畳みかける様に追い打ちをかける。
「私が聞きたいのは、そんな白々しい言葉じゃない!どうしてなの?」
どう言う事なんだろうな?と、無言になる私に
「ほら!そうやって、慎重に言葉を選んでるでしょ!何で?」
ん?何だそれ・・・益々理解に苦しむが、何となく分かる気もする。
それって、他人行儀だって言ってる訳かい・・・
いや〜〜〜〜単なる癖なんだよな・・・癖。
高校に進学したいが為に、
15歳からポーンと、見ず知らずの海千山千の他人の集団に飛び込んだもんだで、自ずと身についてしまったんだよ。
岩手から、遠く離れた石川に行き、いきなり寮生活だしさ・・・
極貧だったから、学費も生活費もって考えたら、
寮に入るしか選択肢が無かった訳で、
とは、言うものの・・・進学組と就職組が、
一同に6人部屋で共同生活だぜ?
しかも、年齢も15〜40前後まで・・・バラエティ〜〜〜〜
盗難騒ぎ有り、痴話喧嘩有り・・・何でも有りの他人の集団で、
口が災いして命取りになるって現実を、まざまざと見せ付けられたんじゃ
アンタ!ナンボ山育ちの世間知らずの私だって、身構えるっちゅうもんだよ。
同じ15歳でも、就職組には、保護観察付の子や、心臓病を抱える子、
はたまた化粧して、頭にカーラーを巻いて、さながら飲み屋のママさんみたいな子まで・・・良くぞここまで揃ったり〜〜〜の、カルチャーショックつうもんだがや・・・
怖さが先に立って、慎重に成らざるを得ない状況から、
自然と身についた癖なんだって・・・・
と、大人とも子供とも付かない娘に対して、何も言えなんだ・・・。
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子供の頃の母もそんな感じでした。
家に帰ってもまるで先生といるようで、そうじゃない。心で会話をしたい、と思ったものです。
甘えたかったのかもしれないですが、甘え方が判らなかったんでしょうね、私も。
反面父とはギャースカギャースカ喧嘩をしたけれど、お前じゃない!!と、どこかで思っていた私です。
2019/2/23(土) 午後 0:57 [ ありのさん ]
> ありのさんさん
そうか・・・コンプレックスだったのね。
余所余所しく感じて寂しかったのねぇ・・・。
分からなくもないけど、多分貴方のお母さんは、貴方の事を大人扱いしてしまったんだろうね・・・きっと。
お母さんは、貴方の事を全部見通して居たのかも知れないわね。
2019/2/24(日) 午前 0:55