穏やかな日々

どうか天災も穏やかに〜〜〜〜〜。

心の扉

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原因は

脳の誤認・・・

ええ、確かにそうよ。
分かって居るの・・・本当は、何を誤認しているのか・・・

極限まで、我慢しているの。
それ以上、思ったり、悲しんだり、怒ったり、嘆いたりするのは、
自分が狂ってしまうんだろう・・・って。

父の様に、怒りに任せて暴力をふるったり、
母の様に、絶えず愚痴るのは、大っ嫌いだった。
同じ様に、周りの人間関係でも・・・

凄く耐え切れなく嫌いな部分が有ったとしても、
やっぱり好き。

好きだから、許しながら、
心の奥底に、畳んで仕舞い込んで居た筈なのに、
静かな不安が、引き金となって時々・・・吐き出そうとしていまうの。

ただ・・・それだけなの。
心の隙を付かれてしまう事があるのよ・・・。
ウッカリ・・・ね。

ただ・・・それだけなの。


つまづき

人は、躓いた時・・・
どうやって立ち直ったら良いのだろう。
若い時、何度も考えたけど・・・答えが見つからなかった。
ある時、弁論大会に向かう車中で、恩師がさりげなく言った言葉を思い出した。

「間違ったら、間違った場所からやり直せばいい。」

無論、その時は、私が弁論大会で躓いた場合を想定しての話だったのだと思うのですが・・・
今思えば、それは・・・全てに対して言える言葉だと感じる。
そのまま、素知らぬ顔をしてやり抜くも、
躓いた場所に戻るのも、結局は本人次第。
どれも、間違いでは無いにしても、
あの時の、恩師の言葉をが、とても重く思える今。
心を壊してしまった人に、果たしてその言葉は、
気づきに導くことが出来るのでしょうか・・・。と・・・






開かない扉

病は気から・・・とは、良く言ったもの。
40歳で早世した姉は、生まれた時から美形で
蝶よ花よと持て囃され、中学の卒業を待たずして縁談の山だった。
しかし、生まれ落ちた星の下が、開拓の極貧だった為
卒業と共に、名古屋の叔父の基へ就職した。
しかし、都会へ出た姉は、その蝶と花に誘われて
芸能界の端くれに魅惑を感じて、その身を投じてしまったが為に、
怒濤の人生を歩んでしまっのです。

イタコ様に、
「まだ来る人じゃないよ。」
と、言われたけれど、時・・・既に遅し・・・で帰ることは事は出来なかった。

姉の神経は蝕まれていたのです。
帰るチャンスを、アッサリと逃してしまい、再び目を覚ます事が出来なかった・・・。
心さえ病んで居なければ判断出来た物を・・・。

二番目の姉は、蝶と花に比較されて、只管堅実的に生きようとしました。
舞踊・習字・・・習い事もさることながら、
PTA会長夫人やら、何とか夫人・・・と、世間の目から注目されて、
優雅な奥様街道の筈だった。

しかし、その姉のプライドをズタズタに切り裂く嫁を迎えてからと言うもの、姉も精神安定剤を手放す事ができなくなったのです。

私は思う。
何故、捨て去れないのだ・・・と。
所詮、この世の姿は、砂の器なんだと思えなかったか・・・と。

二人の姉に共通するのは、大勢の友が居た事。
友と知人は違うのに、皆纏めて友達と言う。

私は、姉妹でも友達以下でした。
究極に困った時だけの妹でした。

私は、姉達の様に、器用に立ち振る舞えなかったので、
“言って良い相手と悪い相手の区別が付かないの?”
と、良く叱られた。
いわゆる、毒舌ってヤツですけど・・・
逆に、何故そんなに大勢の人とつるまらなければならないのか・・・が、
理解できなかっただけなんです。
だから、家族は皆私の事を、
容赦なく一刀両断するヤツだと、今でも思っている。

でも、自分の言霊だけは、自分で培わなきゃいけないんだよ・・・。
自分を見失って、精神を病んじゃいけないよ〜。
と、心でいつも叫んでいるんだけど・・・
それが、上手く言えない。




西枕

我家の構造上、ソファーの位置が危ない配置になっています。
座敷との往来の為に、どうしても東西に置かなければならなくて・・・
普通に座るには問題無い訳だけど、テレビを見ながら横になろうとすると、どうしても頭が西に侵さる訳で、所謂西枕ってやつでさ・・・

なので、私が横になる場合は、頭を北の方角にずらして、
クの字状態で横になった・・・つもりでした。昨日は・・・

ココアが僕も寝る!って、毛布替わりに羽織ったひざ掛けの中に入って来たもんだから、抱っこついでに、西枕になっちゃってました・・・

あ・・はん・・・
来ちゃったよ〜〜〜金縛りってヤツ・・・
何とか姿勢を替えて解こうと必死になるも、
ガッシリ髪まで掴まれちゃって、
“ホラ見ろ・・・”と、言わんばかりに、テーブルに腰かけている主人と息子に視線が流された。(痛て〜し・・・)

ゲッ!主人・・・酒飲んでる!つうか・・・向かいに座っているの・・・
息子じゃない(?)・・・誰だ?薄笑いを浮かべて主人を見ている・・・
何だか変!

“お父さん駄目!話しちゃ駄目!”
出ない声を必死に出そうと、もがき抵抗する。
“ココーーー!起きてぇ!助けて!”

そうだった・・・深呼吸だ・・・吐く・吐く・吸う・・・
無心に繰り返し、フッと軽くなった瞬間にガバッと起きる。

「お父さん、もう飲んでるの?何か考え事してた?」
向かいに居たであろう人を知ろうとした・・・
「ん?別に・・・。何かした?」

言える訳無いじゃん・・・
でも、直ぐに娘の顔が脳裏に浮かんだんだよね・・・

まさか、変な考え起こしてないでしょうね。
その夜、娘から電話が来てホッとするも・・・
精神状態のドン底に居たに違いない。

そして、本日、ついうっかり又同じ時間に横になりかけた時、

い・ど・む・の・な・・・

聞えた声に、挑んでませんよ!どうぞ御行き下さい・・・
と、目を伏して答える。
道を邪魔しちゃった様で・・・・スミマセン。






一番

過去・・・そうね・・・
一番を目指して努力する私が居た。
常に競争心に燃え、テストなら満点を目指す・・・みたいな・・・
高校の時も、学校では飽き足らず、
商工会主催のサークルにも出向き、募金活動にも勤しみ表彰される・・・みたいな・・・
意気揚々としたイケイケの私だったんだけど・・・
ある日、サークルの大先輩に言われた一言で、自分を諭した。
「ハナさん、何でも一番を目指して努力する事は、良い事よ。でもね、ずっと一番でいる必要は無いの。二番目の余裕を持つ事も大事よ。
人生は、一番でなければならない訳ではないの。今は、分からないだろうけど、貴方を見ていると、昔の私を見ている様なのね・・・。
結婚して、離婚を経験した時、この私を捨てる人が憎くて自殺まで図った事があるの・・・。弱い人の気持ちが分からなかったのね。」

もっとも憧れていた先輩に言われて、凄く落ち込みました。

私の、何がいけないんだろう?って、ずっと長い事頭の中に居座っていた疑問でした。
そう・・・
時には、弱者になっても恥では無いって事を、私は理解出来ていなかったんだわね。
歳を重ねて、だんだんその言葉の重みを知る私です。
人生の勝者は、生き切った人のみに与えられる幸福感なのです。
自分に勇気を・・・慈しみを与えてこそ見える幸福感です。
人間だからこそ、嘘も罪も有る訳で、
人間だからこそ、力の他に心で制覇もできましょうよ・・・
弱者にも心が有り、強者にも悩み有りで・・・
トータルで人生ね。





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