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御煮しめは、上手く出来た。
お刺身も左利きながら、舟盛りにした。
茶わん蒸しも、ナスの煮浸しもエビ蒸しも・・・
ただ、出し忘れも多くて苦笑の連続でもあったけど・・・
出来る限りのおもてなしをした・・・つもり。
「実家に行っても泊まれる状況に無いし、姉(私の母)の所も同じだし、アンタが居てくれてこんなんしてくれるから、私も父ちゃんに面目が立つわ。」
その一言で救われると言うものですわ。
叔母さんに限った事ではない。
私とて、母が居ればこその実家であって、何れ同じ道を辿るのも近い。
叔母とは、高校に進学したい一心で頼った縁があって、母の姉妹の中でも親同然の縁があったので今が有る訳で、
人の縁とは、正に異なもの味なもの。
60年ぶりの同級会で、叔母さんは、時の流れの長さを痛感したとか・・・
慣れ親しんだ同級生の言葉が分からない・・・
嘗て自分も普通に喋って居た筈の言葉が、改めて聞くと分からない。
ただただ・・・皆が笑うのに合わせて笑うしか無かった・・・と。
それでも、楽しくて楽しくて仕方が無かった。
終戦直後で、全員集まったのは、入学式のたった一日だけで、
後は、幾つかのグループに分かれて、それぞれの地主さんの家が教室になったのだとか・・・
そんな思いで話に花が咲き、花は散るのを惜しみつつ5年後の再会を約束してお開きになったと・・・。
定年後は、着物の着付け教師の肩書を持ち、全国の大会へと生徒を育成する傍ら、夏はスイカの収穫。冬は、地場産業のころ柿の製造にと、休みなく働く叔母さん。
長い事労組の組合長をして、その後労働金庫の理事を務める傍ら、庭師の肩書を持つ叔父さんも、すっかり痩せて線が細くなってしまった・・・
逆らえない老いと向き合いながら、人・・・それぞれの道を静かに歩く。
別れの朝、帰る後ろ姿が小さく見えた・・・
私も、叔母さんの様な歳の取り方をしたいもんだと見送った。
だが、そんな私をちっとも感傷に浸らせてくれない会社事情・・・
トラブル勃発で、明日から作業が出来ない・・・ってか!
本社からは、提出書類の満載!
もう辞めるんだってばぁ!!!
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愚痴
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来週の火曜日に、石川県の叔母さんが来る事になったので、
久々に姉夫婦が、息子の施設の帰りに寄った。
巷の空気は、お雛様祭りなのねぇ〜〜〜
姉達が持ってきたオードブルに、“お雛様セット”って・・・
全く同じ内容で、言葉だけが違うオードブル(笑)
私は、朝から何を作ろうか思い悩んでいた。
3時30分から、主人の歯医者だし、ガソリンも入れて来なきゃ・・・
そうそう!伯母さん達が来たら出す“御煮しめ”の材料も買わなきゃ・・・
あれこれ考えたら、頭がパンクしそうになったので、
3か月ぶりのココアの散歩でもしよ!
と、何の脈略の無い行動をした。
でも、頭の中は、本日のメニューと火曜日のメニュー・・・
伯母さんは、料理の味もさることながら、色目にもうるさい。
特に、御煮しめは、京都風に色を愛でる。
所謂、“白い御煮しめ”だ・・・それでいて、醤油の味が無いと駄目。
私は、淡口醤油が上手く使いこなせない。
何しろ淡口は、塩分濃度が高い。
なので、シッカリとダシを執らないと、ただの煮物になってしまう。
で、本日は、その試作を試食して貰おうって魂胆だった訳。
ところがさ、お酒が入ったら、春巻きだの牛タン・オードブルや
お漬物に手が行ってさ、御煮しめそっちのけ・・・
まぁ・・・ビールやワインには、御煮しめはねぇ〜〜〜〜。
日本酒を出すんだった・・・と、反省。
それに、此方の方では、カツオダシに濃口醤油で、甘めだしねぇ。
叔父さんは、昆布ダシの効いた銀杏入りの茶わん蒸しは欠かせないし。
銀杏・・・缶詰で我慢して貰おう・・・。
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だぁ〜〜〜れも来ないし、なぁ〜〜〜んにも食べたいものも無しで、
正月気分満載な主人を尻目に、渋々お買い物に行った年の暮れ。
年中食べられるから、敢えてこれ!って物無いよね〜〜〜
フッと思った。
そうだ!今年はオモチを買おうっかな・・・
他ならぬ息子が好きなものだし・・・と、切り餅に手を伸べた。
正月も残り僅かとなって、息子に
「お雑煮でも作る?それとも、焼く?」
って聞いたら・・・・
「本当はさ、俺餅好きじゃないんだよね。お母さんさぁ、要らなく婆ちゃんに好きだって言ったもんだからさ、俺の顔を見る度に、必ず餅だすからさぁ、本当嫌だったんだよねぇ。」
って、言うじゃない?
「何で?婆ちゃんの送ってくれた餅、学校から帰ったら一人で焼いて食べてたじゃん?」
既に、ン・十年前の話だぞ???
「だって、それしか無かったから、仕方なく食べてたんだよ。」
なんで今更なんだよ〜〜〜。
幾ら私の勘違いだとは言え、今更言う??
つうか、知らなんだ・・・・ゴメンヨ。
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昨年の大晦日に、雪除けしようと、
手袋を歯で噛んで嵌めていたら、歯を折った主人。
「お母さん!歯折れだ!!」
折れた歯を私に突出し、血相を変えて訴える。
正月用の黒豆の味見をしていた私は、
「私にどーしろと?」
冷たくあしらって、小皿の残りの黒豆を食す。
カラン・・・??
口の中に、黒豆以外の物体が・・・
ゲッ!
私もだ。歯が取れた〜〜〜。
・・・で、二人揃って正月明けから、毎週土曜日歯科通院と相成りました。
心配なのは、他ならぬココア・・・
二人で治療すると、タップリ二時間は要する訳で、
その間、ココアはお留守番。
二人で揃って出かけると、狂った様に騒ぐので、
私が出て、車で待機して10分後に主人が出てくる。
テレビで、飼い主の着ていた服を置いておくと、気持ちも落ち着くと言っていたので、私のパジャマをソファーに置いて出かける。
帰ると、ココアのブランケットと、私のパジャマが
巣繕いされてあって、パジャマが温かい・・・。
効果あるんだねぇ・・と、話して居たら、
次の週、主人が自分のパジャマを置いた。
ところが、
パジャマは、食い千切られて無残な姿に(^^;
ショックを受ける主人。
「何が違うんだよ〜〜」(;;
言わずもがな・・・でしょ。
で、今週も私のパジャマを、得意げに置いたわ〜〜。
ザマァーーーーー!アハハハハ・・・・
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工場の仕事が終了する時間までは、
何時電話が掛かって来るか分からないので、
寝るにも寝れない日々・・・。
PM8:00にもなると、
チッコして、勝手に二階に上がって行くココアですが、
「お母さん、まだ寝ないの?」
と、何度も居間に降りてくる筈なのに、
今日は、PM7:00になるかならない内に
二階へ上がって行ったっきり、
降りてこない???
「あれ?ココちゃん、今日は降りて来ないねぇ〜〜?」
って、主人に言ったら
「だって、明日も明後日も雨だって言うから、夕方も散歩に行って来たんだもん。流石に疲れたんだべ。」
・・・・・・・・・・って???
なぁにぃ〜〜〜〜????
二日分の散歩して来ただとぉ〜〜〜〜〜〜??
有り得ない・・・有り得ない理由を
いけしゃーしゃーと、言い切る主人が
腹立たしい限りにございます。
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