花まる玖珠の里山だより

心地よい関係をつくっていきたい***

原発

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小出裕章氏が「People’s News」のインタビューに        答えた記事です。6/19 


事故原子炉の状態は? 
出…1〜3号機は、核燃料棒がメルトダウンして、圧力容器を突き破り、
下に落ちています。その先がどうなっているのか誰にもわかりません。
見に行くこともできないし、知るための測定器も配置されていないので、
全くわかりません。
私は、溶け落ちた燃料が、建て屋のコンクリートも破って地下水と接触して
いるかもしれない、と思っています。もしそうなら、高レベル放射能が地下水に
流れ出てしまうので、建て屋の外側に深い壁を作ることを昨年5月から提案し
続けています。残念ながら、東電は何もやっていないという状態です。

放射能を閉じこめる最後の防壁が、原子炉格納容器ですが、1〜3号機は、
格納容器のどこかが壊れていることは確実です。核燃料被覆管の材料である
ジルコニウムが水と反応してできた水素が、建て屋に漏れだして爆発したの
ですから、疑いようがありません。ただし、格納容器が完全に崩壊したわけでは
ないので、まだまだ大量の放射能が、中に存在している状態です。


4号機の使用済み核燃料プールの崩
1〜3号機は、原子炉建て屋の最上部でクレーンなどを設置している通称「オペ
レーションルーム」が水素爆発で吹き飛んだわけですが、
4号機は、その下の階も吹き飛びました。ここに使用済み核燃料貯蔵プールが
あります。つまり、防護壁のない核燃料がむき出しのまま、崩れかけた建て屋の
中に存在しているということです。

4号機のプールの中にある放射性物質は、広島原爆の約5000発分です。
毎日のように起きている余震によって、万が一この壁が崩れ落ちるようなことが
起これば、人が近づくこともできなくなり、手の施しようがなくなります。
福島原発事故による放射能のこれまでの放出は、総量で広島原爆160発分と
政府は発表しています。私は400発分くらいだと思っていますが、4号機の
プールの中には、その10倍以上の放射性物質が、むき出しのまま存在しているの
です。このプールがひっくり返れば、世界がどうなるのか、想像もできません。
ーー中略ーー

この1年で何が変わったのか?
あれほどの惨事を経験しながら、原子力政策も推進勢力も何も変わらなか
った、というのが率直な感想です。故郷を追われた住民が10万人と言われています。
住み慣れた場所を離れ、隣人・友人と離ればなれとなり、人生設計の土台を
奪われたという重みを、どう考えればいいのでしょうか? 
戦争でもこんなことは起こりません。

核災害に対する政府の対応は、猛烈な汚染地域の人を避難させただけでした。
その周辺の(私から見れば)これまた猛烈な汚染地域の人々は、その地に捨て置か
れたのです。「逃げたい人は、自分で逃げろ」という姿勢です。
極々一部の力のある人は、家族ごと逃げて新たな生活を始めました。

さらにごく部の人は、子どもと母親だけ逃がして、自分は仕事のために汚染地帯に
残りました。
この人々だって、家族がバラバラになって家庭崩壊のリスクを負っています。
そして大部分の人は、逃げることができず、汚染地帯で子どもを育てています。
親は、「こんな所で育てて良いのか? 泥まみれで遊ばせていいのか? 」と心配
しながら生きています。その重さをどう考えていいのか私にはわかりません。

ところが原子力村は、何も変わらなかった。
ここまでの惨事を目にしながら、今でも「原子力をやめたら、経済が弱ってしまう」
などと言っています。私には信じられないことですが、彼らが政治・経済の中枢を
握り続けていて、影響力を行使し続けているのです。全くすごい国だと思います。


反原発の気持ちはあるが、様々な理由で実際に抗議行動などが
できない人たちに対してコメントを。
私が原発に反対してきたのは、差別に抵抗しているからです。原発は、都市と過疎
地の差別の上に建ち、下請け労働者への差別なしに成立しません。
私の現場は原子力 ですから、原発の差別性に反対しているのですが、
差別は労働現場にもこの世界にも、山ほどあります。

そうした「差別」に抵抗することは、誰にでもきっとできるし、それをやって
くれるのなら、反原発にも、全ての問題にもつながります。

自分が「どうしてもこれだけは譲れない」という、そのことに関してだけ
やってもらえればいいのです。それですら大変なことですから、余力の無い人は
それでいいのです。自分を責める必要はありません。

私は、3・11以降に放射能汚染をとにかくしっかり調べて公表し、責任のある者
から汚染食物を食べるべきだ、という発言をしてきました。
私にとってもジレンマはあり、測定をしてきちっと知らせたら結局、金持ちが
きれいな食べ物を買い、貧乏人が汚染された物を食わされる、ということになると、
私でも容易に想像がつきます。

ですから責任に応じて引き受けるしかない、と言っているのですが、実際には
そうならない可能性が高い。でもそれで、貧乏人と金持ちの歴然とした差が、
より明確になります。見えなければ立ち上がる力も沸かないので、可視化させる
べきだと思います。

ただし、騙されないで欲しいことはあります。
橋下市長などに対して、「今の酷い社会を変えてくれるかもしれない」と、
期待をかける人がいますが、そんなことをしたら余計に悪くなるだけです。
どんな社会を作りたいのか? を、1人ひとりがしっかり考えることなく、
誰かに依存するなら、悪い方向へ行くと思います。


放射能無害化は、極めて困難
子力発電はウランを核分裂させますが、核分裂させると、核分裂生成物が
できてしまいます。元々ウランは、放射線を発する危険な物です。
その危険なウランを核分裂させると、その途端に放射能の量が10億倍に増えます。
 それだけの凄まじい力を人間は持ってしまったのです。
人間が核分裂の連鎖反応を使うようになったのは、1942年です。
米国がマンハッタン計画という原爆製造計画を立ち上げ、物理学者が長崎原爆の
材料であるプルトニウムの製造法を考えました。
そして、プルトニウム製造には原子炉を動かすのが最も効率的、と結論しました。

皆さんは原発を「発電」のための装置だと思われているかも知れませんが、
元々開発者は、発電などに興味はなく、プルトニウムを作るための手段だったのです。
しかし、当初から「これをやると大変なことになる」ことはちゃんとわかっていまし
たので、1942年時点から無害化の研究は始まっているのです。
研究は続けられ、今年で70年になりますが、未だにできないのです。

               ー後略ー(なぜできないか?が続きます)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

花まる玖珠の感想
国民が目をそらすことなく正確な情報を得て、自分の立っているその場で
「どうしてもこれだけは譲れない!」とそのことに関してだけしっかりやる、
とても大事なことだと思いました。

全文は以下でご覧下さい。
「People’s News」 ▼原発事故の総括

滅びに向かうニッポン


国民の意見とは関係のない所で、政府独断で 恐ろしい事が次々に
決まっていく。進められていく。

東電福島事故の危機は知らされないで 大飯原発再稼動、
地方自治体の首長に押し切らせようとする 放射能を含むがれきの
広域処理。
消費税増税法案の あっという間の3党合意。

マスコミはオウム逃亡犯のお話でおまつり騒ぎ、話をそらすこと
ばかり考えている。たいしたジャーナリズムだ。
多分、優れた記者やジャーナリストたちは干されているのだろう。

原発の地元、原発を動かさない事には生活できない人たちは
不承不承再稼動に手をあげざるを得ないのかもしれない。
地元には「再稼動をやめてくださいとお願い」するしかないが、
立場上反対できない人も大勢いるはずだ。

反対の意思表明ができる立場の人たちが、一生懸命反対するしかない
と思う。自らの生き方の問題として、納得できるように動くしかない。
もう日本はダメだろうと思うのだ。

先日ある方と話していて、私が「このままでは日本は滅びますね。
目前にして、どう生きていったらいいのでしょう?」と聞いたら
その方は「北極へ向かってどんどん進んでいくと、北極点の先には
何もありませんか? ソコから南下が始まるでしょ?」と答えた。

そうか、北極点といえども地続きで一種の通過点だ。
多くの人が亡くなり国民は塗炭の苦しみを味わうことになるだろうが、
その先の世界がないわけではない。
今はその先のカタチをどれだけ創っておけるか、ということなのだろう。

「備えよ、こころせよ」というのが くり返される言葉なのだ。

2012年6/14(木) 大阪毎日ラジオ 小出裕章氏 音声9分
http://www.youtube.com/watch?v=Wsg0GBBdCuU&feature=player_embedded
 
一部分だけの引用
・福井県おおい町長が再稼動を認める意向を福井県知事に伝えて
知事が同意して,総理大臣に伝えて再稼動になる見通しですが?
 
小出氏: (京都大原子炉実験所)
イメージ 1過疎の町が,原子力にすがって生きていく事を受け入れてしまう.
1度受け入れると,原発に依存する町になる
次々と金を欲しがるようにする,日本の原子力のやり方です
 
 
言葉は悪いですが・・・・原子力は
麻薬患者を作って,麻薬漬けにしてきた歴史でした
地域の人達に,原発を止めろと簡単に言えない.
どうすれば,町が原発なしで生きていけるかを
考えなければいけないのだと思います

・東電は,福島第1の2号機において
詳しい損傷箇所や原因について報告書に書いていないそうですが?
 
小出氏
現場に接近できないし,原因を確定するのは30年後になるかもしれない.
2号機の損傷場所は,私なりの推測があります.
格納容器本体とサプレッションチェンバーを結ぶ巨大配管が
破損したと思っています.
(津波が来る前に,地震で損傷が考えられる)
元々,米国のGEの設計者たちが指摘していた事です.
地震が原因で壊れていたとバレたら,日本の各原発を動かせなくなる
だから,政府・電力会社はすべてを「津波」のせいにしたいのです.
 
・せっかくこの夏,原発なしでも乗りきれる事を
証明できる非常に良いチャンスでした
そのチャンスを奪われて,非常に残念ですが?
 
小出氏:
おっしゃる通りですね.
本当は,節電しなくても乗りきれるのです.
それは,政府自身が公表している統計データが示しています.
原発を動かさないと停電するぞという脅しで,
ほとんどの皆さんが騙されてしまっている.
 
国民のほうが,節電ぐらいやろうという気なのに
野田さんは「国民の生活を守るため」と国民に恩着せがましく理由をつける.
本当に異常な人たちだと私は思います.
---- 一部分の引用終----
 
過去記事
小出裕章氏が大学3年で突然,反原子力になった理由
http://blogs.yahoo.co.jp/permer4_4/27022070.html
小出裕章氏の若い頃から今までの講演会(動画)全部  随時追加中
http://nakagawa.good-space.jp/koide.html

転載元転載元: 茨城(KI)県那珂市近郊の歯科:中川デンタルクリニック


オウムの高橋逃亡犯がタイミングよく逮捕され、明日のワイドショーは
この話でもちきりだろう。そんなに大事なことか?

その陰で大飯原発3・4号機を何が何でも動かそうとする動き
が進んでいる。
  福井県おおい町の町長が再稼動に同意。
  福井県議会は、再稼動の賛否を表明せず事実上県知事に判断をゆだ
  ねたが、最大の自民会派が容認の方向で一致して知事の判断を後押
  しする形。
  県知事は16日午前にも、野田首相に同意を伝える方針という。
  (「西日本新聞」を要約)

              イメージ 1

同時に、被災地のがれきを大金を使って遠く九州や沖縄にまで
運ぼうという がれきの広域処理運動(まさに運動だ)も根強く進行し
ている。
  いくつかの自治体が名のりをあげ試験焼却にまでこぎ着けているが
  焼却灰の埋め立てなどで 住民の反対の壁は厚い。宮城・岩手両県
  も一部 原発事故の汚染から逃れられなかったからだ。
  被災地では、がれきを分別して埋め立て巨大な防波堤や墳墓を
  創ろうとする動きがやっと認められ、動き始めた。

イメージ 2



原発とがれき、2つは根っこを同じくする問題
分けて考えていては大変なことになる。

このままでは、延長線上に日本の崩壊を思わざるを得ない。
今はタブー視されている放射能被曝がしだいに顕在化して、国民は
「放射能を除去する」という輸入新薬を 高いお金(消費税もアップ)
でを買うしかなくなる・・・

被曝国民(原発事故で避難政策をとらなかったツケが重なる)と
諸外国(大地や海洋の汚染)への賠償で国家財政は、破綻・・・

日本全土が汚染列島化し、すべての第一次産業が立ち行かなくなって
食料は殆どを輸入せざるを得なくなり・・・
それでは何で生活していく? 世界各国の原発の廃棄物を何らかの形で
引き受ける仕事しか無くなるのではなかろうか?


国民はもっともっと危機意識を持って、この国をどんな国にしたいか
先のことまで考えなければならないと思う。
まず、せっかく止まっている原発を動かさないことが、日本再生への
スタートだと思う。


被災地にはいまだにがれきが山積みで、これを全国が引き受けないから
被災地が大変苦労しているという情報が、あの手この手で流されている。

特にワイドショー、有名タレントを使ったコマーシャル、新聞広告やポスターは
暗黙の主張「がれき拒否は地域エゴ。自分だけよければ良いという考え方。
がれきを受け入れよ!オラ、オラ、オラ」で、国民にプレッシャーをかけている。


初めの頃は、現地の諸自治体のさまざまな復興プランが
よく報道されていた。
「すごいな〜!被災地の人たちは強いな〜」とワクワクしたものだった。
なのに、国(お役所)は法律や慣例を盾に応じず許可を与えなかった。
本当にフットワークが重い国だ、なんで現地自治体のやる気を応援しないのかと
やきもきしたものだった。


そうしたらココに至って、国家主導の動きがブルトーザーのように驀進してきた。
そのひとつががれきの広域処理だ。
被災地の未処理がれきのうちの、わずかな量を広域処理として
割り当て、何が何でも推し進めようとするプロジェクト。
http://garekikouiki-data.env.go.jp/  (環境省のがれき処理データ)


現地にまかせる小粋処理ではなくて、ヤボで効率悪い広域処理。
被災地の人々を複雑な気持ちにさせ、全国の住民を不安に落とし込む広域処理。

この問題については  
青山貞一氏(環境総合研究所顧問、元-東京都市大学・同大学院教授、環境行政
改革フォーラム代表幹事))の説明がとても分かりやすい。
2012年5月17日、永田町にある参議院議員会館で開いた講演会

イメージ 1

約100名の国会議員や都道府県議員などが参加されています。
約1時間の講演。飛ばし飛ばしでよいからぜひご覧になってください。 
YouTube



青山貞一氏は次のようにコメントしている。
 「がれき広域処理問題では、まともな 情報提供、議論がないまま、国会議員全員が
  昨年夏に瓦礫特措法に賛同し、その後、環境省がマスコミに巨額を投入し、科学
  的根拠が 薄弱かつ地方自治を蹂躙する施策を「絆」、「協力」などの心情、 情緒
  に訴える形で広め、まともな議論、反対が出来ない雰囲気をつ くりました。
  
  しかし、現実には私たちが現場を歩き、多面的に調査した結果、環 境省の政策、
  施策はきわめて杜撰、拙速なだけでなく、背後に多く の利権、権益や権限の拡大
  など、とかくありがちな省庁の焼け太り の構図が見えてきました。
  ぜひ、多くの国民に見ていただけばと思 います」  青山貞一

彼の講演の要点を少し載せると
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4



また、被災地宮城県の県会議員 横田有史氏(共産党)は 
横田氏は、2012年6月1日のブログにこう書いている。

  「今日の夕刻に、再度督促して出して貰った試験焼却の為に北九州市に運んだ
  80トンの輸送費」は、概算で1400万円であったとの「震災廃棄物対策課」
   の回答でした。
  4トントラック28台で運び、途中で「トラブル」があったことなども勘案すれば、
  通常より高額になっているとは思いますが、
  1トン当たり実に17万5000円に相当します。
  予定通り、年3万9,500トン、2年で7万9,000トンを運ぶとなると、
  輸送費だけで138億2500万円となり、宮城県名取市のがれき
  処理の西松との契約額162億円に近似する額になります。
  もちろん本番では、より安い「海上輸送」を考えているようですが、それにしても
  これほど膨大な輸送費を懸けて「ガレキの処理」を行うべき理由は
  どこにあるのでしょうか。
  被災地へ「何らかのお手伝い・支援をしたい」と言う、全国隅々の方々の中に漲
  (みなぎ)っている“温かい思い”はもっと別な形でお願いしたい。
  少なくとも宮城県について言えば「環境庁の宣伝と思い」に応えること、イコール
  「被災者支援」ではありません」
                       ー中略ー
  「環境省は、“メンツにこだわって”当初計画の「広域処理」に固執し、
  更に「命の森の防潮堤」などへのガレキの活用も渋っているようですが、全国民の
  被災地・被災者支援への熱い思いを、「被災者が求め・願っている最も効果的な
  施策」に結実させるべきではありませんか」 ー後略ー



汚染されたがれきを広域に運びだすという行為は、比較的線量の低い
西日本や九州も汚染させるためなのか? 
汚染物質を全国に運び出すノウハウ作り&壮大なルート網作りなのか?
と思わざるを得ないほど信じがたい国策だ。
このやり方は、住民にも世界にも通用しない。

いくら地方自治体が「厳しい独自の基準」を設けても、国の8,000ベク
レル以下という法律の前には、いつの間にか崩れて行く事は必至。
何ごとも「なしくずしニッポン」だから。

今一度、がれきを広域処理することは本当に被災地の支援につながるの
かを、冷静に考えてほしいと思う。

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