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伊能図を考える

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五井までの伊能測量隊のルートは伊能図の測線の形状から房総往還をたどったように思える。

六月二十二日の伊能忠敬測量日記には 朝より晴、少白雲あり。六ツ半後五井村出立。批村海へ遠し。岩崎新田、玉前新田、松ヶ島村、青柳村、今津朝山村、姉崎村、駅場なり。
…とあり、五井からは往還を離れて海岸線をたどったようだ。

そこで五井からの測量隊のルートを私なりに解釈してみる。
伊能図の中の赤い線は実際に測量隊が歩いた測線である。伊能中図の朱線をトレーシングペーパーになぞって、これを馬加村と五井の特徴ある街道筋を目印にして Google Earth の画面に貼り付ける。ほぼ海岸線(房総往還)が一致する。(Hmm…great!)都川、村田川、養老川の河口と測線との位置も一致している。

しかし、これを見ると養老川河口から姉崎に至る測線はコンビナートの中(埋立て地)に張出している。現在の国道16号線が埋立て前の海岸線と思っていたが様子が違うようだ。200年前の海岸線はこのように海に張出していたのであろうか。
海岸線の変化は海流、川から運ばれる土砂の増減、地震による土地の隆起・沈降などによって変わることが知られている。伊能図コピー時の間違い、測量の間違いなども要因として考えられる。
明治初期に作られた「二万分の一迅速測図」も図書館で見てみた。現代図と若干相違するも伊能図のように大きく張出してはいない。

イメージ 2

現実的にはコンビナートの中を歩くことは出来ない。
そこで今回(6/7)の歩くルートは伊能隊のルートにあまり固執しないで上図のように決めてみた。

JR五井駅−緑地運動公園(16号線に沿って歩く)−今津朝山(古い街並みを期待して)−田中地蔵(何かありそう?)−道しるべ−房総往還に合流(姉崎)−椎津−JR長浦駅

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