|
伊能図を見ていると、測量線の中に赤い星マークがたびたび出現します。 これは伊能忠敬が天体観測した地点を示しています。また測量日記にも天測の有無を几帳面に記述しています。 一日の測量が終わりデーターを整理したのち夜間晴れていれ止宿先で天体観測したわけです。 毎日大変な作業をこなしながら測量を続けていたのですね。 どのような天文観測をしていたのかを知りたいと思っていたところ、「江戸時代の天文学」という放送大学の公開講座があることを知り聴講してみました。(6/19) 場所は放送大学の附属図書館で自宅近くにあります。この図書館は学外者も利用でき蔵書も多く静かな施設で良く利用させてもらっています。 - この講座の講師は中村士(つこう)教授。今週日曜に地球に帰還した惑星探査衛星「はやぶさ」の可視カメラ開発担当者です。ジャガイモのような形をした「イトカワ」の写真には、その鮮明さにびっくりしたものです。 そして氏は「はやぶさ」が宇宙を7年も航行している間に国立天文台を定年退官して現在は帝京平成大学の教授になっています。「はやぶさ」の7年という時の流れを感じるエピソードです。 ところで講演の内容は鎌倉時代以前から明治初期までの日本の暦と天文学に関する系譜を概観したもので、特に権力者がたびたび改暦した理由が日・月食の予知にあったこと、予知するためには西洋の進んだ天文学と観測が必要であったことを述べられていました。 講演からは伊能忠敬が頻繁に行った天測の具体的な内容は分かりませんでしが、忠敬が地球の大きさを知るために緯度一度の正確な長さを追求した思いは伝わってきました。
|
その日その日
[ リスト ]






放送大学は千葉衛生短大の前でしたね、いろいろな事が思い出されて懐かしいです、娘も24歳になりました。
2010/6/25(金) 午前 11:04 [ 筋金入りの天邪鬼 ]
そうですか、娘さんは医療業界で活躍されているのですね。
衛生短大と放送大学周辺の街並みは今でもあまり変わっていません。機会がありましたら是非「なぞりの旅」をしてください。
2010/6/26(土) 午前 10:13 [ senior style ]