旅は道づれ風吹くままに

ロングハイキングと地図と写真が好きなシニアです。

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五井から長浦へ(1)

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午前8時半すぎJR五井駅に到着。(6/7)
スタート前に駅中のコンビニで水、おにぎりと菓子パンを買う。
街道歩きでは水や昼食を早めにゲットしておかないと悲惨な目にあう。
コンビニは便利であるが人があまりいないところには無い。あたりまえであるが不便である。

JR五井駅から北にルートをとり歩き始める。



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広い通りを行くと変形5叉路に富貴稲荷神社が出てくる。
地元の人の話では以前は川岸(かし)という地名で海苔や貝の養殖が盛んであったという。

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見事な彫刻を施した社殿が土地の繁栄を物語る。





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裏手に回ると、ここにも富士塚があった。





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養老川を渡る(潮見大橋)まじかに東電五井火力発電所の煙突が見える。
伊能測量隊は船で渡ったのであろう。

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橋を渡った左角にコンビニ。その横に新しい神社がある。
ここも出羽三山信仰が色濃い。


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漁場解放の記念碑。
父祖伝来の漁場を明け渡した苦渋の選択をにじませている。






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見る人もおきつねさんも戸惑う「何これ珍風景」。
移設前はどんな位置関係にあったのであろうか。

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緑地運動公園に向う途中、思わず目をこする。
空中浮遊の車列。どうなっている?
(車体解体会社)


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旧海岸線に到着。16号線沿いに緑地運動公園が続く。
巨大な京葉コンビナートとの緩衝帯となっている。

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はまぐりの碑。
かっては良好な漁場であった。
バカ貝を「あおやぎ」と呼ぶのはこの先の青柳が発祥の地である。

伊能図を考える

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五井までの伊能測量隊のルートは伊能図の測線の形状から房総往還をたどったように思える。

六月二十二日の伊能忠敬測量日記には 朝より晴、少白雲あり。六ツ半後五井村出立。批村海へ遠し。岩崎新田、玉前新田、松ヶ島村、青柳村、今津朝山村、姉崎村、駅場なり。
…とあり、五井からは往還を離れて海岸線をたどったようだ。

そこで五井からの測量隊のルートを私なりに解釈してみる。
伊能図の中の赤い線は実際に測量隊が歩いた測線である。伊能中図の朱線をトレーシングペーパーになぞって、これを馬加村と五井の特徴ある街道筋を目印にして Google Earth の画面に貼り付ける。ほぼ海岸線(房総往還)が一致する。(Hmm…great!)都川、村田川、養老川の河口と測線との位置も一致している。

しかし、これを見ると養老川河口から姉崎に至る測線はコンビナートの中(埋立て地)に張出している。現在の国道16号線が埋立て前の海岸線と思っていたが様子が違うようだ。200年前の海岸線はこのように海に張出していたのであろうか。
海岸線の変化は海流、川から運ばれる土砂の増減、地震による土地の隆起・沈降などによって変わることが知られている。伊能図コピー時の間違い、測量の間違いなども要因として考えられる。
明治初期に作られた「二万分の一迅速測図」も図書館で見てみた。現代図と若干相違するも伊能図のように大きく張出してはいない。

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現実的にはコンビナートの中を歩くことは出来ない。
そこで今回(6/7)の歩くルートは伊能隊のルートにあまり固執しないで上図のように決めてみた。

JR五井駅−緑地運動公園(16号線に沿って歩く)−今津朝山(古い街並みを期待して)−田中地蔵(何かありそう?)−道しるべ−房総往還に合流(姉崎)−椎津−JR長浦駅

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