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(その1から続く) 国道を分れて右に小浜(オバマ?ではなくコバマ)への里道に入る。 (12:17) 周囲を海で囲まれている日本には「小浜」という地名が多い。 地図ソフトで小浜の地名を検索すると173件も出てきた。その中で福井県の小浜市だけがアメリカ大統領選で盛り上がった。早い者勝なのだ。 小浜の集落に入り、ガレージで作業中の婦人と立ち話。(12:41) 山を越えて来たというと、よく無事でと驚いた様子。イノシシが集落に頻繁に現われているらしい。 越えてきた尾根はイノシシ山になっていて猟友会の駆除が行われているという。 家庭菜園にも、ご覧のような罠が仕掛けられている。 婦人が観賞用の「ハラン」や寿司屋が使う葉の出荷作業をしている奥を見ると、沢山の蘇鉄(ソテツ)の葉が置いてあった。 ここで尾根で見かけた蘇鉄の植栽の意味がわかった。 小浜の猫 小浜の海岸に出ると見事な富士が目に入ってきた。 幕張から歩き始めて以来、初めて見る富士の全容である。 試みに双眼鏡の接眼レンズにデジカメを押し当ててシャッターを押してみた。 初めてやってみたがけっこういける。 ここで昼食。浜に打ち上げられた流木に腰をおろし富士を見ながらの贅沢なランチだ。 (13:00) 国道127号と平行して小浜から石小浦、南無谷をつなぐ素掘りのトンネル歩きは、お勧めのコースだ。 素掘りのトンネルと美しい入江が数珠のようにつながって現われる。 考えるに、 磯沿いの山道を整備して小浦から小浜、石小浦をつなぐハイキングコースを作れば変化に富んだ素晴らしいトレッキングトレイルになる。 石小浦から南無谷崎の海岸は崖になっていて磯歩きは困難である。 伊能図でもこの海岸は測量していない。 歩道の無い国道の南無谷隧道を迂回して素掘りのトンネルを抜ける。 (13:56) 出入り口は光が射し込んで明るい。光が届かない中間は蛍光灯照明がある。 軽自動車が一台通れる生活道路となっている。 本当に南総は素掘りのトンネルが多い。 コンクリートの隧道と違って内部はソフトな壁面である。手堀りの雰囲気がよい。 素掘りトンネルを抜けて国道127号に合流する。流石に国道は車両が多い。やはり歩行は危険であり、このような素掘りのトンネルがあるのは歩行者には本当にありがたい。 廃トンネルや現存する素掘りトンネルをもっと整備してハイキングコースとして再生することを願うばかりだ。 国道を横切り南無谷の集落を抜け南無谷海岸に出る。 (14:07) 浜から南無谷崎を振り返る。 やはり南無谷崎は潮によっては通過が困難と思われる。 (伊能図の測線も岬を除けている) 前方に広大な大房岬(たいぶさみさき)が見えてきた。 次回はあの岬を一周するのだ。 パソコンのディスプレイが浜に漂着している。 パソコンは浮かないと思っていたら、モニターはブラウン管が浮きとなって浮かぶのだ。 不法投棄も絵になる光景だ。 地形図では法華崎の先端は崖記号になっている。 当然迂回しなくてはならないと思っていたが来てみると地形図にはない遊歩道ができていた。 風の強い日は波しぶきに注意だが素晴らしいプロムナードだ。 この辺は「関東富士見百選」にも選ばれているビューポイントである。 散歩している人が同じような形をした島を手前が「舟虫島」、奥が「雀島」と教えてくれた。 地形図をみると大房岬の南側にも「雀島」がある。雀といい舟虫も珍しい命名だ。 前回、元名海岸付近で見たイソギクがここでは開花している。花の細かさに驚く。イソギクは葉が好きと言う人がいるのも頷ける。 思い切り花弁を開いたツワブキの花から元気を貰った。 花の香りも良い。(一度嗅いでみることをお勧めします) 陽もだいぶ傾いてきた。夕陽が大房岬に落ちようとしている。 岩富隧道の迂回に予想以上に時間を費やしてしまい予定の那古(なご)までは厳しいそうだ。 今回はここまでとする。(15:13) 地図上の距離は9.2キロ。 今回はGPSの電池の接触不良が発生して累積キロ数が取れなかった。 JR富浦駅発16:17の特急で帰宅する。 |
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2008年11月17日
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