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映画「剣岳点の記」を 見てきた。(6/25) 岩の鎧(よろい)をまとった剣岳と 雪渓を取り巻く鋭い岩峰に 息を呑む思いであった。それに現地での撮影ならではの 迫力あるシーンに 身を乗り出さずにはいられなかった。 今までロングハイキングの折は 事前に三角点をチェックし、ルートに近ければ 出来るだけ 訪ねるようにしていた。 三角点に惹かれるのも、その一つひとつに設置のドラマがあるからだ。 映画館から帰って 新田次郎の原作「剣岳点の記」 を読み返しながら、 主人公柴崎芳太郎と 長次郎が辿ったルートを 地図上でトレースして 映画の回想にしたった。 私が 剣岳を 初めて真近に見たのは、 今から 51年前 1958年の夏。 第2回全国高校登山大会 「白山集中登山」 に参加し、その帰路 金沢から富山に出て、立山登山のついでに 剣沢で天幕を張ったときであった。 そのとき持参した地形図(1/50000)をひっぱりだして見ていると、 剣岳の標高が 3003m になっていること、三角点を示す 三角のマークが無いことに 気付いた。 最新の地形図では 三角点のマークと 標高2997.1m のほかに 2999m が 併記されていることも分かった。 ウエブサイトでこのへんの事情を調べてみると色々分かってきた。 ・・・いきさつ・・・ 1907年(明治40年)7月13日測量隊剣岳登頂。しかし、標石荷上げできず標石のない四等三角点とした。 (点の記なし)。 剣岳の標高は 周囲の既知の標高から 2998mと計算された。
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その後の測量で 標高が3003mに変更された時期があった。私が使用した地形図の剣岳標高は この時期のものだった。 また5万分の地形図には四等三角点は三角マークを表記しない ことも知った。
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2007年 剣岳測量100周年の記念事業として 三等三角点が設置され、GPSによる測地により、2997.1m に修正される。 そして「点の記」が作成された。 また、標石の標高(2997.1m)と 最高点(2999m)が 地形図に併記されることになった。(最新の地形図) |

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