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先週に引き続き 新堀浜から 飯岡漁港まで歩いた。(5/11) これで 長かった 3日間の 九十九里浜歩きも 終わり。 - コミュニティバス(匝瑳市) 今朝は5時に家をでて JR飯倉駅に6:33に着く。 こんなに朝早いのは初めてである。 これも駅接続の バスに合わせるためで、これを逃すと 次は11時になるので仕方がない。 飯倉駅で バス停探しに 少し注意が 必要であったが順調にアクセスできた。 コンパクトなバスは 九十九里浜内陸に 点在する集落を 寄りながら 狭い道を進む。 始めは 乗客は私一人で、運転手とおしゃべりしができた。ドライバーの話だと 今年四月から 土日運休に なったと言う。それにしても 一律200円は 格安だ。そのうち 診療所に通う年寄り、通学の学生が乗ってきてけっこう 利用しているのが分かる。 7:09 新堀浜に降り 先週タクシーを呼ぶのに お世話になった民家に お礼に寄ろうと近づくと、丁度おばさんが塀越しに こちらに気づいて、少しおしゃべりをする。 おばさんの「がんばって!」のエールをもらって新堀浜に出る。今朝は もやで 視界が利かない。(7:45) 新川大橋を渡る。(8:52) 古代の九十九里浜は 今のような姿では なかったらしい。 貝塚のある所を プロットすると 古代の海岸線が分かるという。その海岸が、その後 隆起や 漂砂の堆積により 陸地化した。 江戸の昔、九十九里浜北部内陸の 飯岡から 干潟にかけて「椿海」という 砂丘に囲まれた 大きな入江があったという。 それが330年前に干拓され 現在の 干潟八万石に なった。 この新川は、「椿海」を干拓したときの 排水路として 掘った川である。 しかし、この干潟は 干害と 水害の 歴史でもあった。これが解決されるのは 歴史が下って 昭和二十六年、大利根用水が 完成するまで続いた。 海上保安官に間違われる。 神宮寺浜近くで 近くの住民が 貝採りに出ている。 海上保安庁に 届けをだして 鑑札を買うのだそうだ。赤いベストは マンガ(貝採り用具)用で 5月から8月15日までで 2万7千円、青いベストは カッチャキ用で7千円。違反すると10万円の科料。珍しいので デジカメで 写真を撮ったりした。 ここを離れて 浜辺の自転車道を 歩いていると、後から 50歳代のおばさんが 自転車で追いつき、海上保安庁の人か、なんで写真をとるのか。みんな 浜から上がってしまった。と不満を言ってくる。 驚いて釈明。手に持っているのはノートでなく地図であること。都会の人には珍しいので撮影したと話すと、分かった皆に話してくると引き返していった。 どうも住民は 海上保安庁に かなりの不満があるらしい。徴収した鑑札料で 飲み食いしたとか、護岸工事の漁業補償で 漁業権を放棄したのに、何故 鑑札が必要なのか などなど唾をとばして話す人もいた。 今までにも 「教育委員会の方ですか」、「大学の先生ですか」、「旦那、取材ですか」 などなど 声をかけられた こともあったが、それにしても 海上保安官に間違われるとは。 ハマヒルガオ開花の 適期は過ぎたが、替って 名も知らぬ花が 目を楽しませてくれる。 - 椎名内浜 付近の浜辺で たくさんの人が 潮の引いた浜で 何かを採っている。皆それぞれ工夫した道具で 盛んに浜を掘り起こしている。 訊ねると イシモチ釣りの イソメを採っているとのこと。 冷蔵庫で保存すると一年中使えるという。 魚のアラや 内臓の入った網を 海水の中を引き回すと イソメが出てくると言う。一方で 水の引いた所で 小さな穴を目当てに 手製のスコップで 掘り起こしている人もいる。 人夫々 こだわりがあるのが面白い。スコップは 軽トラックの 板バネを加工する のだそうだ。 飯岡海岸に 近づくと 突然靄(もや)の中から 刑部岬が現われる。 いよいよ 九十九里浜も 終わりだ。 玉崎神社 飯岡助五郎の碑 陶器製の 珍しい狛犬がある というので行ってみるが 石の狛犬であった。 最近は 仏像なども 盗難にあうから、文化財として 別の場所に 保存して あるのかも知れない。 ここには浪曲 「天保水滸伝」で有名な飯岡助五郎 の力石がある。墓は近くの光台寺にあるという。 それにしても 浪曲は 殆ど聴かれなくなった。むかしは ラジオから ひっきりなしに 浪曲が流れていた。浪曲天狗道場などの人気番組もあった。 飯岡漁港を 周って 刑部岬の下に出る。 長かった60キロにおよぶ 九十九里浜の 終端である。 海岸は ここから 銚子の外川まで10キロにわたって 切り立った屏風のような断崖が続く。 - 崖下の、この護岸の道は どこまで続くのかと 釣り人に訊ねると「通蓮洞」までと答えが返ってきた。 まだバスの出発時刻までには時間があるので行ってみる。 イシモチや スズキ狙いの 釣り人が多い。多い人は 8匹のイシモチを釣っていた。釣られたイシモチが変な 鳴き声を するのには驚いた。 灯台キャベツ と 飯岡メロン 断崖が 一瞬途切れたところが 「通蓮洞」。旭市と 銚子市との境で 磯見川が 流れ出ている。 遠くの方から 選挙日を知らせる 広報車の声が 聞こえる。市立病院が 経営難から 閉鎖され、市長がリコールされて 全国的に有名になった。その出直し選挙の 広報である。リコール側から 多数の立候補者が出て、あのリコールは なんだったのか と意外な展開になっている。 崖上に出て キャベツ や メロン畑の 農道を経て 刑部岬の 展望台に出る。 空は霞んで 眼下の飯岡漁港しか 望めない。3日間かけた 九十九里浜を 回想してみたかったが残念。晴れた早朝や 夕方には 「富士山」 や 「筑波山」が望めるという。 岬近くの一等三角点(飯岡) をキャベツ畑の中に訪ね、急ぎ岬を下りバス停(飯岡漁港)に向う。 バス停を探すの苦労する。地元民はあまり利用しないのでバス停を知らない。 この経路は1日3本で 最終の 16:50 に乗る。 歩いて旅する人はバス停を探す余裕をもってタイムスケジュールを立てなくてはならない。 このコミュニティバス(旭市)も 一律100円ですこぶる安い。 しかし乗るとき100円玉がないと まずいことになる。 生憎 小銭がなく 千円札を出すと ダメだと言う。乗ってくる乗客に 両替を頼むも 果たせず、JR飯岡駅で バスを待たせ 駅の改札口で 千円をくずして支払った。 飯岡駅で50分ほど待ち、17:51 発の千葉行きで帰宅する。 今日歩いた距離はGPSログで30キロであった。
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2009年05月13日
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