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年末は親戚の和菓子店で正月用の餅作りを手伝うのが恒例となっている。 正月用の餅はお供えと伸し餅だ。 昨年はブログで伸し餅を紹介したが、これは3升サイズ(上下合せて5.1kg)のお供えだ。 この位大きくなると素人では作れない。まさに職人技である。臼から搗き立ての軟らかい餅を取り出し計量してから手でこねて形を作る。餅の正面張力をうまく使って形を作り、すかさず風をあてて表面を冷まし、形を固定する。全体の形と表面の滑らかさが命だ。 お供えの売上は景気のバロメーターだ。好況のときは大きいサイズが、不況のときは小さいサイズが売れる。 お供え餅は文字通り予め神様へお供えして新年の福を請願するものだから、不況の今こそ沢山お供えして願いを叶えてもらいたいと思うのだが、先立つものに左右されてしまう。 最近、辛み餅を食べていないので、搗き立ての餅を大根おろしに絡めて食べたいなあと、リクエストすると休憩時に願いが叶った。実に美味い。 子供の頃は搗き立てを辛み餅にして食べる機会もあったが、今では伝説的になってしまった。これも餅作り現場での役得だ。 |

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