|
私の好きな伊藤比呂美さんが、山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』のことを論じていました。
『アラベスク』への延々と続く熱〜い絶賛
子どものころからの少女マンガの定番としてのバレエ漫画への薀蓄
バレエが日本の少年少女にとってファンタジー、非現実だった時代から
海外で活躍する日本人バレリーナが増え、バレエが少年少女たちの日常になりえた現代で
繰り広げられる一人の少女の物語としての『テレプシコーラ』
のっけから、この漫画が嫌いだ、と言われます。
『アラベスク』のノンナのようにハッピーエンドでは終わりそうもない、容赦ない展開、
>山岸凉子が相手を傷つけるのに選び取る言葉は、鎖鎌のように鋭い。
彼女が一貫してテーマにしてきているのは、人間の奥底にひそむ恐ろしい病的な精神構造
なので、『テレプシコーラ』にもふんだんに登場します。>救いのない鎖鎌に倒れる人達。
私も伊藤さんと一緒に目をそむけながらラストを待つだろうと思います。
途中までダ・ヴィンチの連載を読んだのでコミックスは買ってませんが、このさい一気読み
したく探しています。
昔、橋本治が『アラベスク』にハマっていて、当時出版した編み物の本の中で、ミロノフ先生
が作品の中で着た黒いチュニックを中細毛糸で編んで自ら着た姿を公開していました。
・・・・・ふっ、負けたぜ。
(その本には『あしたのジョー』を中細で絵画のように編みこんだセーターも紹介されていました)
|
アラベスク!何度読み返しただろうか?その後山岸涼子のマンガを何冊か続けて買い込んだっけ。主人公はみなホッソリしていましたよね?テレプシーコラは読んで無いです。うーーんマンガ喫茶にでも行こうかな?それともBOOK・OFFで買うか?
2007/5/23(水) 午後 9:32
山岸さんの作品は全て持っていますが、それらのものの集大成といった感じがあります。
ネットでの匿名性を利用した悪意のある中傷が原因で飛び降り自殺をするバレリーナ・・・などネット社会の闇の部分も山岸さんには容赦なく断罪してほしいんですけど。
『アラベスク』から30年。比べて読むのも興味深いです。
2007/5/24(木) 午前 5:18