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書庫ブドウ科

ヤブガラシ

蔓雑草の続きです。
これもあちこちで良く見かける草です。


ヤブガラシ(藪枯らし)
<学名:Cayratia japonica>
ブドウ科 ヤブガラシ属




北海道西南部から南西諸島まで広く分布する蔓性多年草。
道端、林縁、荒れ地などに普通に生え、市街地では公園の
フェンスなどにもよく絡まっている。
イメージ 2
撮影日 2015.09.13: 群馬県

長さは2 - 3m。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、
覆い被さって葉を茂らせる。
イメージ 3
葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉で互生する。
小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。
イメージ 1
花期は6-8月、花は葉と対生する散房状の集散花序につき
徐々に開花する。
イメージ 4


花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。
イメージ 6

イメージ 7

花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が
中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。
イメージ 5

この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。
多くは3倍体で実をつけないが、一部の2倍体株は花後に
球状の液果をつけ、最初薄緑色のものが熟すとつやのある黒色になる。

若芽は茹でてあく抜きすると食用になる。
利尿・解毒・鎮痛などに薬効のある生薬として利用される。

その名前が示すように繁殖力が大変強い草であり、
地上部を抜き取っても土中に根茎が残れば春から夏にかけて
盛んに芽を出す。
根茎は横に長く伸びるため、一度はびこって根茎が広がってしまうと、
その土地から完全に取り除くのは至難である。
ヤブガラシは名前のとおり、藪を枯らしてしまうほど繁茂して覆ってしまうことから名づけられた。
別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。

  • 顔アイコン

    先日ナベナを教えていただいたので訪問してきました。
    野草がいっぱいで素晴らしいですね。これなら私の疑問も解決していただけると確信しました。また判らない事が有ったら是非ご教示ください。
    ヤブカラシをビンボウカズラっていうんですね。道理で我が家にいっぱい生えてくると思いました(笑)

    [ h31377 ]

    2015/9/16(水) 午前 8:44

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