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カワラケツメイ(河原決明)
<学名:Chamaecrista nomame (Makino) H.Ohashi> マメ科 ジャケツイバラ亜科 カワラケツメイ属 一年草 本州、四国、九州の山すそや土手、道端、川原、原野など開けた場所で、 日当たりのよい比較的乾いたところからやや湿った草原に群生する。 河川改修などによって河原の植物群落は帰化植物が非常に多くなり、
在来種が減少している地域が非常に多く、そのため、カワラケツメイも 稀少になっている。 草丈は30〜60cmほどで、茎は細く中実で、1本またはときに根元から
枝分かれし、やや密に毛が生える。 撮影日 2007.09.02: 群馬県 葉は互生の短い葉柄がつく偶数羽状葉で長さ3〜7cm、小葉は15〜35対、
線形または狭卵形で、先端はわずかに微凸形、中央部のもので 長さ8〜12mm、幅2〜3mm。托葉は針形または線状狭卵形。 葉柄の上部に円盤状の腺体(蜜腺)が1個つく。
花期は夏から秋(8〜10月)。葉腋から花柄を出して、長さ約6〜7mmの
黄色い小花が1ないし2個咲く。 花弁はほとんど同じ形をした5弁であり、他のマメ科の植物の特徴である
蝶形花とならないのが特徴である。雄しべは4〜5本と他のマメ科植物より 少なめでときに仮雄蕊がある。 萼裂片は先端が鋭くとがり、狭卵形で長さ5〜6mm。
晩夏から秋に長さ3〜4cmの果実(豆果)を斜め上向きにつける。 全体に伏した短毛が多い扁平な莢の中に8〜12(ふつう10)個の
硬い種子がある。 種子は黒褐色で、ほぼ菱形、長さ3.5〜4mm、幅2.5〜3mm。 茎葉を摘んで茶の代用とするほか、果実は煎じてマメ茶とする。 別名ネムチャ、ノマメ、マメチャ、ハマチャなどとよばれる。
和名の由来は、川原などに群生し、エビスグサの種子であるケツメイシ (決明子)に似るところからつけられている。 別名のネムチャは、葉の形がネムノキに似ることから、また、ノマメは 野生の豆を意味する。 よく似たものに帰化種のアレチケツメイがあるが、葉柄の蜜腺は黒っぽく柄がありキノコ状、5個の花弁のうち1個が大きい。 また、 クサネムは外見、姿がよく似ている。クサネムの方は全く毛がなく、葉の裏面は白みを帯び薬効はない。はっきりした違いは、カワラケツメイの豆が立つのに対して、クサネムのそれは垂れ下がる。 絶滅危惧種に指定されているツマグロキチョウが、食草としている。
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マメ科

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