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2014年12月07日
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トウダイグサ科 ━①
このブログ『物臭狸の花日記』は植物、特に分類関係を
中心としています。 今、分類にはいろいろと大きな変化が起こっています。 近年の遺伝子解析などに基づき新しい分類体系が 出来てきています。 当ブログでは未だ採用していませんが、考えないと いけないかもしれないです。 分類体系の難しい話はとりあえず置いておいて、
野外へ出ての観察が少なくなる冬の間 現行の科とか属について少し勉強していきたいと思います。 最初はトウダイグサ科を取り上げてみましょう。 トウダイグサの仲間は変わった花を付けます。 「花日記」ではトウダイグサ科はあまり取り上げていませんでした。 まずは、科の名前にもなっている代表 トウダイグサ をご覧ください。 トウダイグサ(燈台草)<学名:Euphorbia helioscopia L.>
トウダイグサ科トウダイグサ属 二年草 本州以南の日当たりのよい荒地や畑などに生える二年草。
春早くに花を付ける植物で茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。 全草有毒。 たくさん群生していました。
撮影日 2010.3.20: 群馬県
高さ20-30cm程度。茎の中程の葉はヘラ型で互生、
茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ輪生する。 花期は4月-6月茎の頂部の葉は丸みの強いヘラ型の葉を5枚ずつ
輪生する。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。 苞葉の中に黄色い花を複数つける。
苞葉は椀状で、その中に黄色い花がある形が、燈火の皿(灯台)に 見立てて和名がついた。 杯状花序と呼ばれる変わった花序です。
一秋は岬などで見る船のための灯台を考えていましたが、実は昔の明かり
燈台からのようです。
杯状の中から芯が出ている姿は雌花・子房が出ている姿に良く似ています。
なかなかうまく名づけたものですが・・肝心の燈台が見られなくなったので・・
ちなみに
『燈台下暗し』の燈台もこちらの燈台のことです。
@@@@@ 杯状花序(はいじょうかじょ) @@@@@ 有限花序の一つ。花軸と包葉(苞)が変形して杯状になったものの中に、
退化した雄花と雌花がつくもの。 トウダイグサの仲間にみられる。壺状花序。 [ めしべのみ,あるいはおしべのみに退化した何個かの花が、 包葉の内部に包まれていて,花序全体が一個の花のようにみえる。 ] @@@@@ @@@@@ @@@@@ @@@@@
丸いものが飛び出しています。雌花(子房)です。
雄花(おしべ)もわかりますね。 ちょっと分かりにくいのですが、その元に取り囲んでいる4枚の 小さいのが苞で、苞には蜜腺があり、花序全体が1つの花のように 見えます。 トウダイグサの仲間の見分けのポイントとして
◎ 子房 ━ 毛の状態(有毛かどうか・表面にイガイガがあるか つるっとしているかなど) ◎ 苞 ━ 形 が重要のようです。 |
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懐かしく買ってきました





