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ヤマザトマムシグサ(山里蝮草)
<学名:Arisaema galeiforme Seriz.> サトイモ科 テンナンショウ属 多年草 本州(群馬・長野・山梨・愛知・岐阜)山地の林内、林縁などに生える 多年草。
撮影日 2018.06.03: 群馬県
高さ30〜120cm。鞘状葉や偽茎は淡緑色か淡紫褐色で、班がある。
葉は2個、小葉は7〜17枚で、葉軸は発達。 花期は5〜6月。仏炎苞の筒部は淡色、舷部は濃紫色でヘルメット状に
ふくらみ、横に広がる。
付属体は棒状で濃紫色、筒部の上端から長く突き出さず、
先端部は濃紫色が多い。
仏炎苞は外面が緑色,内面は白条の目立つ紫褐色となり,非常に特徴的。
仏炎苞が緑色のものはミドリヤマザトマムシグサ f. viride Seriz. という。
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サトイモ科
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ヒトツバテンナンショウ(一つ葉天南星)
<学名:Arisaema monophyllum Nakai> サトイモ科 テンナンショウ属 多年草 本州(東北・関東・中部地方)のやや暗い林内、林縁の斜面地などに生える
草丈20〜60㎝の多年草。 撮影日 2018.4.30: 群馬県
葉は1個(まれに2個)で、7〜9個の小葉からなる。
よく葉が1個しかついていないものを本種としているが、テンナンショウの仲間は 栄養状態が悪いと葉が1個しかつかない場合が多く、 小葉は卵形〜楕円形〜倒卵形で先は鋭尖頭。葉軸はしばしば葉柄に対し葉の数だけでは同定の根拠とならない。 ほぼ直角に出る。 花期は5〜6月。仏炎苞は白緑色で、舷部は長三角形でほぼ直角に前傾し、
黄緑色で光沢があり、内面の中央近くに八の字の濃紫色の帯状の斑紋がある。 仏炎苞の内側にある八の字形の濃紫色の斑紋が最大の特徴。
付属体は細い棒状で、先端は斜め前に曲がる。
仏炎苞舷部の内側に濃紫色の斑紋が見られないものはアキタテンナンショウ(f. akitense)、逆に内側全体が暗紫色のものをクロハシテンナンショウ(f. atrolinguum (Nakai) H.Ohashi)という品種になっている。 |
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ミクニテンナンショウ(三国天南星)
<学名:Arisaema planilaminum J.Murata> サトイモ科 テンナンショウ属 多年草 撮影日 2018.04.30: 群馬県
本州 関東地方〜中部地方(茨城・埼玉・群馬・長野・静岡・愛知県)の
落葉樹林の林下、林縁に生える草丈50〜70cmの多年草。 偽茎が長くカントウマムシグサに似る。 葉は2個、葉軸が発達し、小葉は7〜15枚。
葉は普通2個、葉身は鳥足状に分裂し葉軸は発達する。小葉は7〜15個、 披針形〜楕円形、両端は尖り細鋸歯がある。 花期は5〜6月
仏炎苞は緑色、葉よりやや遅れて開く。口辺はやや広く開出し、 襟状に広がる。 舷部はドーム状とならず平に前曲し、白条は目立たない。
広卵形〜卵形で筒部とほぼ同長、口辺部は耳状に開出し緑色。 舷部上部は淡緑色,筒部から舷部基部にかけては白色である個体が多い。 付属体は淡緑色、棒状で直立し、仏炎苞口部からほとんど上に出ない。
カントウマムシグサに似るが,付属体が短く,
仏炎苞舷部に白条が目立たない。 邑田仁博士が.群馬県三国 山で発見した。
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ミズバショウ(水芭蕉)
<学名:Lysichiton camtschatcense (L.) Schott>
サトイモ科 ミズバショウ属 多年草 撮影日 2017.06.17: 長野県(志賀高原)
北海道と中部地方以北の本州の日本海側に分布する。
南限の兵庫県養父市の加保坂峠にも隔離分布している。 山地帯から亜高山帯の湿原や林下の湿地に自生する。 各地に多数の群落が知られ、特に尾瀬は「夏の思い出」 の歌でも有名です。 ♪♪♪ 「夏の思い出」(作詞:江間章子、作曲:中田喜直) ♪♪♪夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 遠い空 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径 水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている水のほとり 石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空 夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ 花のなかに そよそよと ゆれゆれる 浮き島よ 水芭蕉の花が 匂っている 夢みて匂っている水のほとり まなこつぶれば なつかしい はるかな尾瀬 遠い空 実際に尾瀬沼でミズバショウが咲くのは5月末ごろで
これは尾瀬の季節でいうと春先になる。
江間はミズバショウが夏の季語として歳時記に掲載されている ことから夏と表現したんだそうです。 花期は低地では4月〜5月、高地では融雪後の5月〜7月。
葉は花の後に根出状に出て立ち上がり、長さ80 cm、 幅30 cmに達する。 発芽直後の葉の間から純白の仏炎苞を開く。
これが花びらに見えるが仏炎苞は葉の変形したもので 仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった 花序(肉穂花序)である。 1つのの花序(肉穂花序)には数十から数百の小花があり、 すべてが両性花である。開いた時点で、多くの小花は雌蕊が 露出していて、開花の後数日すると、花序の表面を押し上げる ようにして雄蕊が出現し、多くの花粉を放出する「雌性先熟」。 種子が完熟した果穂は、ぼろぼろと崩れ、果肉をつけたままで
種子が散布される。果肉は軽くスポンジ状で水に流される(水散布)。 種子自体も軽くて水に浮く。 実生は条件の良い場所に定着すると3年程度で開花する
成長した個体の塊茎から、細長く短い地下茎が生じ、栄養繁殖する。 栄養繁殖による子は親個体のすぐそばに見られるため、数個体が まとまって株立ちする。 和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されている
イトバショウの葉に似ていることに由来する。 地方名
ベコノシタ(北海道・葉が牛の舌に似る)
ヘビノマクラ(北海道・花序を蛇の枕に見立てる) パラキナ(北海道・アイヌ語で幅の広い葉) ウシノクチヤ(石川県白山・ザゼンソウも同じ異名で呼ぶこともある) |

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