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いくつか木苺の仲間を取り上げてきました。
そんな木苺が沢山の実をつけていたのでまとめてご覧ください。
バラ科 キイチゴ属 落葉低木
撮影日 2018.07.01: 群馬県
ニガイチゴ(苦苺)
<学名:Rubus microphyllus L.f.> 綺麗な明るい赤色ですね。
クマイチゴ(熊苺) <学名:Rubus crataegifolius Bunge> 黒っぽい赤色です。粒はとんがった感じになります。
モミジイチゴ(紅葉苺) <学名:Rubus palmatus Thunb. var. coptophyllus (A.Gray) Kuntze ex Koidz.> 黄色い実です。
それぞれに色、形等 特徴が出ています。
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バラ科
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クサイチゴ(草苺)
<学名:Rubus hirsutus> バラ科 キイチゴ属 落葉小低木 本州、四国、九州の明るい林縁や草地に普通な落葉小低木。
高さ20〜60cmと低く、草本のように見えるため、 クサイチゴと呼ばれるが、実際は木本である。 生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。 全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺がある。 撮影日 2018.04.01: 群馬県
葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつく。
頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり、 縁には細かい重鋸歯がある。 花期は3〜4月。花は白色で、5弁花。
花弁は卵円形で、長さは15-20mm。花の中央に雌蕊が多数あり、
その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。 果実は大型で初夏に赤熟し、食用となり、酸味は少なく、
とても甘い木苺。 一秋同様ボケボケです。
撮影日 2018.05.03: 群馬県
クサイチゴの花は割と早咲きで花弁の巾があるので豪華な花に見えます。
早咲きの種類でもうすっかり終わっちゃってますが、
いくつか木苺類を載せてきていたので時期外れですが載せておきます。
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サナギイチゴ(猿投苺) <学名:Rubus pungens Camb. var. oldhamii (Miq.) Maxim.> バラ科 キイチゴ属 落葉小低木 本州〜四国・九州の山地の日当たりの良い草地等にややまれに生え、 枝は蔓状に横に這い根を出して広がる落葉蔓状の小低木。 撮影日 2018.05.27: 長野県
撮影日 2018.05.27: 長野県
茎には毛が密生し、短い棘が多数生える。
枝には小さいとげが散生する、花枝は短く、数枚の葉を互生する。 葉は互生し、奇数羽状複葉で5〜7枚の小葉をもつ。
頂小葉は菱状卵形、側小葉は倒卵形〜卵形で粗い重鋸歯がある。 花期5月〜6月、白色〜淡紅色で直径2センチほどの花を咲かせる。
「枝の先に1〜2個つき、 小さいとげのある長い柄をもつ。萼には針状のとげを密生し、 腺毛もまじえる。萼裂片は5、披針形、内面に伏毛が密生して いる。花弁は5、披針形か倒卵形、萼裂片よりも長く、長さ1㎝ ぐらい。花托に短毛がある」。 萼片は鋭突な線形で花弁より長く伸び、 裏面には刺毛が多数生える 撮影日 2018.05.27: 長野県
果実は球形で、7月から8月に赤く熟し味はやや酸っぱい。
名前は愛知県の猿投(さなげ)山に因みます。 愛知県で豊田市と瀬戸市にまたがる猿投山(標高629m)に 由来し、サナゲイチゴが転訛してサナギイチゴになった。 とされています。
また、あるところでは こんな解釈が
『このイチゴはおいしくなく、その味にさすがの猿も
投げ捨てるので「猿投げ」から「サナギ」になったという。』
載っていました。
これは後付けなんでしょうね。
味は・・・
未だ実に出会っていないので食べたことがありません。
どんな味なんでしょうね。
一秋は酸っぱい方が好きなんでもしかしたら好みかも・・・
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ニガイチゴ(苦苺)
<学名:Rubus microphyllus L.f.> バラ科 キイチゴ属 落葉低木 本州、九州、四国に分布。林道沿いなど山野の林縁や、
日当たりの良い荒地に自生する。森林内よりも攪乱 されたところによく出現する。道ばたに出ることも多い。 森林を伐採するとモミジイチゴやクマイチゴと共に 伐採跡に茨の藪を形成することがあるが、それらよりは 小柄で大きな藪は作らない。 茎は少し白粉を持ち、棘が多い。高さ1.5m程になり やや立ち上がり、よく分枝して先端はしだれる。 地下の根は横に這い、あちこちから茎を立てて、 ちょっとした藪を作ることが多い。 撮影日 2018.04.17: 群馬県
葉は単葉で浅く3裂する。葉は卵形で、基部は切形
または心形、先端は円頭または鋭頭。 ときに大きく3裂し、縁には細かい鋸歯がある。 葉はやや硬く、葉脈でくぼんでいるのでしわに見え、 表面には少し光沢がある。 葉裏は粉白色。刺は葉柄や葉裏の葉脈上にもでる。 葉柄は赤色を帯び、刺がある。托葉は長さ約5㎜の線形。 花は白色の5弁花、直径2〜2.5㎝。 6〜7月ごろには赤い実が成り食べられます。
撮影日 2018.06.24: 群馬県
果実はいくらかオレンジ色を帯びたような紅色です。
今年はあまり実に出会いがなく良い写真がありませんので
↑のリンクで過去記事をご覧ください。
小核に少し苦味が有るので『ニガイチゴ』と呼ばれます。
甘くておいしいのだが食べた後味に苦味が残るものがある。 が、さほど苦にはならないと思うが・・・ 苺が5月に赤くなることから別名ゴガツイチゴ(5月苺)とも呼ばれる。 |
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ナワシロイチゴ(苗代苺)
<学名:Rubus parvifolius L.> バラ科 キイチゴ属 落葉低木
日本全国に分布する蔓性の落葉低木。
畑地や道路脇の石垣や小川の岸辺など日当たりの良い傾斜地に 垂れ下がって生育していることが多い。 茎は軟毛が密生し下向きの刺があり木質化するが、立ち上がらず、
他の草の上に覆い被さるように育ち、その茎から出る枝は 短く立ち上がる。 撮影日 2018.6.24: 群馬県
匍匐性の地上茎を伸ばして、その先端部で接地した場所で、ラミートと呼ばれる子株を形成します。匍匐性の地上茎は、二年目に開花・結実し、その後枯死します。その結果、子株は、自動的に母株から分離され独立します。したがって、ナワシロイチゴは、モミジイチゴなどの「地下分枝型」キイチゴ類のクローン成長とは異なり、独立した子個体を形成することから「栄養繁殖(無性繁殖)」を行っていると見なすことができます。親株はもとより、新たに形成された子株からも毎年、地上茎を伸ばし成長することから、空いた空間であれば占有し、その株数を急速に増大させることが出来ます。さらに、他の植生が存在する場合でも、地上茎の蔓性植物として、他の植物に乗りあがり、被圧を回避することも出来ます。こうしたキイチゴ類は「布石型」キイチゴと呼ばれ、その移動性は、植物は移動しないものという概念を打ち破るもので、ナワシロイチゴの場合、条件さえ良ければ、年に3mほどの地上茎を伸ばすことができ、その先に新たな子株を形成することが出来ます。「布石型」キイチゴ類としては、フユイチゴ類をはじめ、ゴヨウイチゴサナギイチゴ、キビナワシロイチゴなどがあります。ブラックベリー(セイヨウヤブイチゴ)もその一つです。 落葉性の葉は互生、長さ8〜14cmの3出、まれに5小葉からなる
奇数羽状複葉。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。 葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。 葉裏は白い綿毛を密生する。 真夏の日射が強いときには葉を丸め、裏面の白さが目立つようになる。 夏の日射しを避けているようである。 頂小葉は長さ3〜5cmの菱形状倒卵形。先はまるく、縁には欠刻状の 重鋸歯がある。葉柄は長さ3〜5cm。葉柄と葉軸には軟毛と小さな刺が ある。托葉は長さ約5mm。 花を分解してみると、たくさんの花柱が束になっていて、 基部が合着した雄しべが周囲を取り巻いている。 その基部には蜜が分泌されている ナワシロイチゴは、花弁が開かず、もっぱら花弁の裏側でのみ、訪花昆虫を誘引します。エビガライチゴやミヤマウラジロイチゴなどでも見られ受粉効率が下がるといったことはないようです。さらにご丁寧にも、受粉後にガク片が閉じ、果実の成長と共に開いて行きます。もちろん、これは果実の成長過程を昆虫類の被食から守るための手段と考えられます。 果実は集合果。直径約1.5cmの球形で、6月頃に橙色から暗紅色に 熟し、食べられる。 生食には向かないが、砂糖を加えてジャムにすると美味。
⦅果実は美味く、酸っぱみもあり、ジャムの材料としては打って付けのものです。⦆ 果実の写真は↑の実のリンク開いて見てください。 核は長さ約1.5mm、表面に網状のしわがある。 ちょうどイネの種を蒔く「苗代」を作る頃に赤い実が熟すことから、 苗代苺の名が付いた。 別名アシクダシ、サツキイチゴ、ワセイチゴ、サオトメイチゴ、 ウシイチゴなどがある。 |

懐かしく買ってきました

