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ホオノキ(朴の木)
<学名:Magnolia obovata Thunb.> モクレン科 モクレン属 落葉高木 北海道から九州まで、各地の山地に幅広く自生し樹高30m、
直径1m以上になる落葉性の高木。 樹皮は灰白色、きめが細かく、裂け目を生じない。 何年か前に周りの木々が切られてポツンと残った朴木が花を咲かせているのに出会いました。高木なんでなかなか花を観察するのは難しいです。 撮影日 2008.06.15: 群馬県
葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにもなり、枝先に集まってつく。
葉の大きさではトチノキに並ぶ。葉柄は3-4 cmと短い。 葉の形は倒卵状楕円形、やや白っぽい明るい緑で、 裏面は白い粉を吹く。互生するが、枝先に束生し、輪生状に見える。 たまたま橋のたもとで下から生えている朴木の花が近くで見ることができました。
撮影日 2018.5.20: 長野県
葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。また、落ち葉となった後も、比較的火に強いため味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌、朴葉焼きといった郷土料理の材料として利用される。葉が大きいので古くから食器代わりに食物を盛るのに用いられてきた。 花も大型で大人の掌に余る白い花が輪生状の葉の真ん中から顔を出し、
真上に向かって開花する。白色または淡黄色、6月ごろ咲き芳香がある。 がく片と花弁の区別が明瞭ではないなど、 モクレン科の植物の比較的原始的な特徴を受け継いでいる。 果実は袋果で、たくさんの袋がついており、各袋に0 -2個の種子が入っている。
ホオノキは成長が早いため材は柔らかいが、質が均一で加工しやすいため、建具、まな板、額縁、版木、定規、鉛筆、ピアノの鍵盤、将棋の駒、太鼓のバチ、ラケット、下駄(朴歯)、刀の鞘など幅広く用いられる。 |
その他
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ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.> ムラサキ科 ルリソウ属 多年草 埼玉県へナガバノスミレサイシンを見に行った時近くで咲いていました。
福島県以西の本州、四国、九州に分布する日本の固有種。 湿り気のある山地や道端、半日陰となる木陰に生育する。 撮影日 2018.04.08: 埼玉県
高さ7〜20 cmで数本が斜めに立ち枝分かれせず、開出した
白い毛が多く生えている。 根生葉は倒披針形で長さ7〜20 cm幅2〜5 cm、ロゼット状に広がる。
茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく、 まばらに互生する。 花期は4〜5月 茎の先端に直径1〜1.5 cmの淡青紫色の総状花序を
つける。 5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する。 花序は分岐せず、8〜17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる。 萼は長さ5〜8 mmに大きく伸びる 和名は山に生育し瑠璃色の花をつけることに由来 別名ヤガラ、ヤマウグイス(山鶯) 群馬県は情報不足(DD)になっています。 |
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早春まだ葉がほとんど芽吹いていない森の中で、アブラチャンと共に
黄色い花を咲かせているのが目立つ木です。 ダンコウバイ(檀香梅)
<学名:Lindera obtusiloba Blume> クスノキ科クロモジ属の落葉小木 撮影日 2018.3.27: 群馬県
本州(新潟県、関東以西)、四国、九州に分布
成木は樹高2.5〜6 m、幹の直径約18 cm。 葉は互生し、柄があって葉身は幅広い楕円形で先端が浅く三裂する。 葉の長さは5-15 cm、幅は4-13 cm、基部が幅広く丸い。 葉質はやや厚く、表面はつやのない緑、若葉の裏面には 毛が生えている。 花期3〜4月。春、芽吹く前に黄色い小さな花を枝に無数に付ける。
散形花序につける。 ダンコウバイの冬芽は葉芽は楕円形、花芽は球形をしているが柄は無く、 葉芽・花芽ともに大柄でぼってりしている。 |
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早春まだ葉がほとんど芽吹いていない森の中で、ダンコウバイと共に
黄色い花を咲かせているのが目立つ木です。
アブラチャン(油瀝青) <学名:Lindera praecox (Siebold et Zucc.) Blume> クスノキ科 クロモジ属 落葉低木 撮影日 2018.3.28: 群馬県
本州・四国・九州に分布し、高さは6メートルに達する。
葉は互生。質は薄く卵型から楕円形。全縁で葉先はとがり、 葉柄は赤みを帯びる。冬になっても枯れ葉が枝に残っていることが多い。 枝や実にはクスノキ科に特有の芳香があるが、どことはなしに油っぽい。 葉も揉むとわずかに芳香がある。 花期3月〜4月。早春、葉に先立って淡黄色の花をつける。
種子は茶色で、油を多く含む。
花は同時期に咲く同じクスノキ科の
ダンコウバイとよく似ているが、花柄がつくので区別はできる (ダンコウバイは花柄がないので、枝から直接散形花序が でているように見える)。 アブラチャンの葉芽は小さく細長く花芽は球形。 冬期は同じ木に二種類の芽を確認できる。花芽には当然柄がついている。 アブラチャンの「アブラ」は「油」、「チャン」は「瀝青」のことを指す。
「油瀝青」ということで、木全体に油が多いことが名前の由来。 |

懐かしく買ってきました



