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トキイロクズ(朱鷺色葛)
<学名:Pueraria lobata (Willd.) Ohwi
      f. alborosea (Makino) Okuyama>
マメ科 クズ属 多年草








クズ<Pueraria lobata (Willd.) Ohwi>は秋の七草の一つとしても
知られ、北海道から九州までの日本各地の山野にふつうに見られる
つる性多年草です。道端や河原などいたるところの空き地などに
生えて繁茂している雑草です。
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撮影日 2018.09.01: 群馬県
花はマメ科特有の紅紫色の蝶形花でよい香りがします。
群馬の一部には"クゾフジ"と呼ぶ方言があります。

で、時に白花が見られることがあります。
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撮影日 2018.09.09: 群馬県
白色は少なくて、薄桃色の花が多いようです。
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白色のものはシロバナクズと呼ばれます。ややピンク色をしたものもあり
トキイロクズとよばれます。
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↓↓↓ 画像追加 撮影日 2018.09.09: 群馬県  ↓↓↓

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クズ  〜更新版〜

クズ(葛)
<学名:Pueraria lobata (Willd.) Ohwi>
マメ科  クズ属  多年草






北海道から九州までの日本各地の山野にふつうに見られるつる性多年草。
荒れ地に多く、人手の入った薮によく繁茂する。
万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。
イメージ 2
撮影日 2018.09.01: 群馬県
茎は太く丈夫で、長く他に絡みついて10m以上に伸び、
全体に褐色の細かい毛が生えている。
広い範囲で根を下ろし、繁茂力が大変強い。
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      かつての農村では、クズのつるを作業用の材料に用いたため、
       定期的に刈り取られていたが、刈り取りを行わない場合は
       短期間で低木林を覆い尽くすほど成長が早い。
       伸び始めたばかりの樹木の枝に巻き付くと、樹木の枝が
       曲がってしまうこともあるため、人工林においては、
       若木の生長を妨げる有害植物と見なされている。

根もとは木質化し、地下では澱粉を蓄えて肥大した長芋状の
塊根となる。
       クズは根茎により増殖するため、地上部のつるを
       刈り取っても地下に根茎が残り、すぐにつるが再生する。

世界の侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000) に選定されている種の
一つである。
葉は互生し、三出複葉、小葉は草質で幅広く大きく浅く2〜3裂する
ものが多い。
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小葉の柄は短く、2つの側葉の形は楕円形、真中の小葉は円形です。
葉縁は全縁、長さ、巾とも10〜15センチ程です。葉の裏面は
白味を帯びて毛が密集してざらざらしています。
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花期8〜9月、秋に葉腋から穂状に総状花序が立ち上がり、
濃紺紫色の甘い芳香を発する花ををたくさん咲かせる。
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花は蝶形花で長さ1.8〜2センチ、赤茶色
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色には変異がみられ、白いものをシロバナクズ、淡桃色の
ものをトキイロクズと呼ぶ。

10個の雄しべが合着して、単体雄しべになっているのが特徴。
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果実は長さ6〜8㎝、巾8〜10㎜の扁平で、茶褐色の剛毛に被われる。
  ⇒ 果 実

古くから食用や薬用として用いられてきました。
根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られる。

     大きく肥大した塊根に含まれるデンプンをとり、「葛粉」として 利用されてきた。 秋から冬にかけて掘り起こしたものを砕いて洗い、精製する。 葛粉を湯で溶かしたものを葛湯と言い、熱を加えて溶かしたものは 固まると透明もしくは半透明になり、葛切りや葛餅、葛菓子(干菓子) などの和菓子材料や料理のとろみ付けに古くから用いられている。
  
春先から初夏にかけて伸びるつる先や花も天ぷらなどにして 食用に出来る

     根を乾燥させたものを生薬名葛根と呼び日本薬局方に収録されている 生薬である。発汗作用・鎮痛作用があるとされ、 漢方方剤の葛根湯、参蘇飲、独活葛根湯などの原料になる。 風邪や胃腸不良(下痢)の時の民間治療薬として古くから 用いられてきた。



和名は、かつて大和国(奈良県)吉野川上流の国栖(くず)が
葛粉の産地であったことに由来している。

別名 : クズフジ , クゾフジ
ウマノオコワウマノボタモチといった地方名がある。

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
<学名:Vigna angularis (Willd.) Ohwi et H.Ohashi
      var. nipponensis (Ohwi) Ohwi et H.Ohashi>

マメ科 ササゲ属 蔓性1年草





本州、四国、九州に分布し、原野の草地に生育する。
茎は長さ3m以上になり、つるになって他の草などにからみつく。
全草に黄褐色の開出する粗い長毛が生える。
イメージ 1
撮影日 2018.09.01: 群馬県
葉は3小葉からなる。
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葉は互生し長い葉柄のある3出複葉、頂小葉は側小葉より大きい。
小葉は狭卵形から卵形で、長さ3-10cm、幅2-8cm、縁は全縁か
浅く3裂するものもある。先端は急に鋭くとがり、基部は鈍形で
短い葉柄があり基部に小托葉がある。葉の両面には黄褐色の
長毛が生える。
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花期は8〜10月。葉腋から出る短い総状花序に2〜10個花が
固まってつき、花序の節が肥厚する。花の基部に萼に接して
2個の小苞がある。小苞はボート形、有毛で先が尖り、
萼の長さの約2倍長。萼は4裂する。小苞葉は萼より長い。
花は黄色で、長さ幅ともに15-18mmになる。
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マメ科に限らずほとんどの花は、放射相称花か左右相称花に分類され、
対称軸があります。しかし、アズキの花には対称軸が無く、非相称花に
分類されます。

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ヤブツルアズキの花は、マメ科の特徴である旗弁・翼弁・竜骨弁から
構成されていますが、その形態が他のマメ科植物と異なっています。
旗弁は左右非相称で、2個が合着して筒状になった竜骨弁は
クルリとねじれ、左側の翼弁がかぶさっている。
右側の翼弁は竜骨弁を抱くように突き出る。
雄蕊10個と雌蕊1個は竜骨弁の中にあり、同様に曲がる。
竜骨弁と花柱の先端は嘴(くちばし)状に伸長する。
竜骨弁が反時計方向に大きくねじれ上がり、翼弁がからみついています。
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果実は線形の豆果で垂れ下がり無毛、長さ4-9cm、幅約4mmになり、
6-14個の種子を入れ、緑色から黒緑褐色に熟し捻じれて裂開する。
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種子は短円柱形または長楕円形で、長さ3-5.5mm、幅2-4mm、
厚さ2-3.5mmになり、アズキより小さい。色は褐色から暗紫褐色で、
へそは線形で仮種皮は細く、盛り上がらない。
縄文時代にこの ヤブツルアズキと、ダイズの原種であるツルマメが食用にされていた事が分かっています。ヤブツルアズキはアズキの野生化したものか、アズキがヤブツルアズキを品種改良したものといわれている。


ヤブツルアズキは、"藪蔓小豆"の意で、栽培種のアズキは茎が直立し、
つる性にならないのに対し、ヤブツルアズキは野生種、すなわち
「藪に生える蔓性の小豆」、「藪蔓小豆」を意味する。
ツルマメ(蔓豆)
<学名:Glycine max (L.) Merr.
 subsp. soja (Siebold et Zucc.) H.Ohashi>
マメ科 ダイズ属 一年草





本州、四国、九州、沖縄の日当たりのよい野原や道端に生える
蔓性の1年草。
茎は細長く、長さは1 - 4 mまで他の木や草によく絡みついて伸びる。
茎は細いが強く茶褐色の下向きの毛が多い。
イメージ 1
撮影日 2018.09.09: 群馬県
葉は互生、長い柄を持った3枚の小葉からなる3出複葉で、
各小葉は披針状の長卵形、長楕円形、披針形などが見られる。
葉の縁はなめらかで、長さ3.5 - 6.0 cm、幅1.5 - 2.5 cmほど、
両面に短毛があるが、裏面の脈上には毛が多い。
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先端は円頭から、やや尖るものまで変異がある。
小葉の基部には小托葉があり、狭披針形で黄色く柔らかい毛がある。
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花期は8〜9月。葉腋から房状花序を出して、長さ6mm前後の淡紅紫色の
蝶形花を3 - 4個つける。
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まれに白花もあるそうです。
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萼はツリガネ形で5裂し、黄褐色の細かい毛が密生する。
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花弁のうち旗弁の中央部分は凹んだ形状をしている。雄しべは10本で、
下側の9本が下部で癒着して一体となる。
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秋にダイズによく似た長さ2〜3cmほどの豆果をつけ、
淡褐色の毛が密生する。

(未だ豆果を見なかったので以前撮った画像からいくつかご覧いただきます。)
若い豆果は枝豆によく似ています。
イメージ 10
撮影日 2015.09.05: 群馬県
莢の中に2〜3個の平たい種子が入っており、食用にすることもできる。
種子の形状はダイズによく似ているが、サイズはとても小さい。
ツルマメはダイズの近縁で、その原種と考えられていて、
ダイズはツルマメから改良されたといわれる。
イメージ 11
古代より人々が栽培し、さらに品種改良したものがダイズになった
といわれる。
2009年には山梨県北杜市長坂町の酒呑場遺跡から縄文前期のツルマメ種子圧跡が確認され、縄文前期から利用された可能性が考えられている。

ツルマメとダイズ間の遺伝的障壁はほとんどなく、基本的に交雑可能であることが知られており、ダイズの子実成分、耐病性等についての改良を目的に、さまざまな特徴を持ったツルマメの系統がダイズの品種改良に利用された事例がある。












別名、ノマメともよばれる。


昨日撮ってきた果実の画像追加 2018/9/24
イメージ 12
枝豆に似ています。褐色の毛が密生しています。

イメージ 13

ヌスビトハギ 〜2018〜

★ ヌスビトハギの仲間 ★
というか、そのものですね。

ヌスビトハギ(盗人萩)
<学名:Hylodesmum podocarpum (DC.) H.Ohashi & R.R.Mill
    subsp. oxyphyllum (DC.) H.Ohashi & R.R.Mill
            var. japonicum (Miq.) H.Ohashi>

マメ科 ヌスビトハギ属 多年草

ほとんど解説記事        ☞     の再掲ですが


イメージ 1
撮影日 2018.07.15: 群馬県
たくさん群生していました。
北海道から琉球列島までの低地から山間部の草地から森林周辺に生える。
木陰に出現することもあるが、林縁では日なたにもよく見られる。
小さな集団をつくっていることが多い。
茎は細くて硬く、株立ちになって立ち上がり高さ60〜100cmになる。
イメージ 2
ややまばらに葉をつけ、托葉は針状披針形。長い葉柄の先に
三枚の小葉がつく三出複葉。
イメージ 3

(頂小葉だけに柄があり、羽状複葉であることの証拠である。)
小葉は卵形-長卵形で、先端はとがり細かい毛がある。大きさは
頂小葉で長さ4〜8cm、幅2.5〜4cm、側小葉はこれよりやや小さい。
イメージ 4
花期7〜9月、茎の先端の方から数個の細長い総状花序をつける。
イメージ 5
下方のものでは、それらの基部には茎につくよりやや小さい葉がつく。
イメージ 6
花序にはまばらに3〜4mmと小さな淡紅紫色の蝶形花を多数つける。
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6〜8mmの柄のある果実は、普通は二節からなる節果で、種子1個を
含む節に分かれる。
イメージ 8
個々の節は偏平で半円形、両者の間は大きく
くびれ、また折れたように曲がるのが普通。上側は真っすぐで、
下側に円形の膨らんだ側が位置する形は眼鏡のようである。
私は 喪黒福造 を思い出すのですが…
果実の側面には赤褐色の斑紋があることが多い。
イメージ 9
その表面は触れるとざらつくが、これは細かな鉤が
並んでいるためで、これによって衣服などによくくっついてくる。
マジックテープ式のひっつき虫である。



名は「盗人の足萩(はぎ)」の意味で、その実(節果)の連なりが、
つま先歩きをした盗人の足跡に見立て「盗人萩」となったといわれる。

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