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★ ヌスビトハギの仲間 ★
フジカンゾウ(藤甘草)
<学名:Desmodium oldhamii Oliv.> マメ科 ヌスビトハギ属 多年草 本州〜九州の山野の林内に生える多年草。
茎は直立〜斜上し高さ50〜120cm、茎や葉の両面など全体にまばらに 毛がある。
葉は互生し、奇数羽状複葉。7または5小葉からなり、
小葉は卵形〜長楕円形、長さ3〜10㎝、幅2〜6cm。
先が尖り、基部は楔形。葉柄は長さ4〜6㎝。
ほとんどのヌスビトハギの仲間は3出複葉ですが、 フジカンゾウは5,7個の羽状複葉なんで葉で識別が 可能ですね。 托葉は線形で長さ7〜8mm。
茎頂と上部の葉腋に総状花序を作って
蝶形花を多数つける。長い花序は40㎝ほどになる。 花は淡紅紫色(ピンク)で長さ8〜10mm。萼は小さく
5浅裂し有毛。 ヌスビトハギの仲間の花は『爆裂花』といわれ
「虫が蜜を吸おうと花にもぐりこむと、爆発するように 翼弁・竜骨弁が下へはじけ同時に雄しべが上方に跳ね あがって虫の腹部に花粉をたたきつけるよう出てきます。」という仕組みを持っています。 元には戻らないので、虫が来た花とまだ来ていない花が わかります。 蘂が出ている花には虫が訪れたということです。 花柄は長さ4〜6㎜、果時には6〜11㎜になる。
果実(節果)は8〜10mmの柄があり、小節果が1〜2個、
小節果は長さ12〜16㎜の半月形、くびれが深く、熟すと 関節で切れ、1個ずつバラバラになって落ちる。 種子は長さ約9㎜、幅約5㎜、扁平で小節果と同形(半月形)。
花が藤、葉っぱの茂る姿が甘草(マメ科の薬草)に似ているのでこの名前があります。
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マメ科
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★ ヌスビトハギの仲間 ★
ヤブハギ(藪萩)
<学名:Hylodesmum podocarpum (DC.) H.Ohashi & R.R.Mill subsp. oxyphyllum (DC.) H.Ohashi & R.R.Mill var. mandshuricum (Maxim.) H.Ohashi & R.R.Mill> マメ科 ヌスビトハギ属 多年草 北海道〜九州の山地の林内や縁に生え、茎は直立し60〜100cm。
半日陰で湿り気のある場所に多い。 ヌスビトハギの変種で、あまり分枝せず、葉は茎の中央から 下に集まってつき、互生で3出複葉。ヌスビトハギとの中間的なものも 見られます。 撮影日 2018.08.05: 群馬県
小葉は長さ4〜6cmの狭卵形。中央より基部に近い側で最も幅が広い。
裏は淡緑色。 葉が下に集まってつくのが特徴です。 花期は8〜9月
節果には短い柄があり、半月形の小節果がふつう2個つく。
節果の表面にカギ状の毛があって動物や人の衣服に付いて遠くに運ばれる。引っ付き虫の一つです。藪に生えるハギに似た植物ということから名前が付けられた。
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クララ(眩草、苦参)
<学名:Sophora flavescens Aiton> マメ科 クララ属 多年草 本州、四国、九州の日当たりの良い山野の草原などに自生する
高さ50〜150 cmの大型の多年草。茎の基部は木質となる。 榛名富士をバックに
撮影日 2018.07.22: 群馬県(榛名山)
草原環境が農業形態の変化によって衰退しているため、
自生地がかなり減少している。 茎、花枝、葉柄等に茶褐色の短い伏毛有り。 糸状で長さ15-25cmの托葉は早く落ちる。 葉は長さ15〜25cmで大きく、小葉はかなり数が多く
(15〜41枚)、細長い奇数羽状複葉。 小葉は細長い楕円形で、 基部に近い部分で最も幅広い。小葉は両面有毛であるが、 表面の毛はまばらであり、肉眼では確認しにくい。 裏面は毛が多く、特に脈上には顕著。葉は夕方には閉じる。 花期は6〜7月。茎の先や枝先に20〜25cmの総状花序をだし、
淡黄色の蝶形花を多数開く。 豆果は線形で長さ7-8cm。熟すと両側のぎざぎざで裂ける。
数個の種子がさやにおさまっている。 全草有毒であり、根の部分が特に毒性が強い。
根は、苦参(くじん)という生薬であり、日本薬局方に 収録されている。消炎、鎮痒作用、苦味健胃作用があり、 苦参湯、当帰貝母苦参丸料などの漢方方剤に配合される。 ルピナンアルカロイドのマトリンが薬効の元であるが、 薬理作用が激しく、量を間違えると場合によっては 呼吸困難で死に至る。素人が安易に手を出すのは 非常に危険である。 また、全草の煎汁は、農作物の害虫駆除薬や牛馬など家畜の
皮膚寄生虫駆除薬に用いられる。 和名の由来は根をかむと目がくらむほど苦いため、 眩草(くららぐさ)といわれていたものが転じて クララと呼ばれるようになったといわれる。 |
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汎世界的な種で、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・
南アメリカなどの海岸に分布している海浜植物。 日本では北海道から九州までの各地の海岸に分布する。 日当たりの良い砂地や岩場などによく見られる。 まれに内陸部の湖岸でも見られる。 全体に粉白色を帯び、草丈は高くなく地表面に沿って
角張る茎を伸ばし這い広がり長さ1mほどになる。 海岸に群生していました。
葉は8〜12枚の小葉からなる偶数羽状複葉で、 葉軸の先端は巻きひげとなる。小葉は6〜12個で、 長さ1.5〜3cm、幅1〜2cmの卵形から長楕円形。 葉の基部に三角状卵形の托葉をつける。
托葉は大きく、小葉とほぼ同じ大きさ。 花期は4-7月。濃紫色の花を葉腋の総状花序に3〜6個
咲かせる。 花がスイートピーに似ており、美しいので
栽培されることもある。 旗弁ははじめ赤紫色、のちに青紫色に変わる。
翼弁や竜骨弁は白色を帯びるものやほとんど白色を 帯びないものもある。まれに旗弁の白色のものもあるなど 変化が大きい。 豆果は長さ約5cm、幅約1cmでほとんど無毛。
エンドウマメのような形状で、若いものは芽と共に 食用にできるが、ラチリズムを引き起こす オキサリルジアミノプロピオン酸などの毒成分を含むため、 過食は禁物。 種子は球形で褐色。
和名の由来は、浜辺に生え、エンドウマメに似ていることから。
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