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クサネム(草合歓)
<学名:Aeschynomene indica L.> マメ科 クサネム属 一年草 一年生雑草で、北海道から九州までの全国の水田や川岸などの
湿地に広くみられる。 撮影日 2018.9.9: 群馬県
茎は直立して、50〜100cmほどで、茎の上部は中空。
葉は偶数羽状複葉。小葉は20〜30対あり、線状長楕円形で
長さ1〜1.5cm。裏面は白っぽい。 花期7〜10月、葉腋の総状花序に薄黄色の蝶形花を2、3個
咲かせる。 花は淡黄色で長さ約1cm、旗弁の基部に赤褐色の斑点がある。
萼は基部近くまで2裂する。
節果は長さ3〜5cmで広線形、側面にしわがあり、
4〜8個の小節果に分かれる。 川など水の流れに乗って分布を広げます。 名前は、小葉の数が多く、ネムノキの葉によく似ていることによる。
土が適度に湿った条件が発芽に適しており、畦や湿地に多く発生します。水田などでは水の中でも発芽し、開いた子葉の浮力で浮き上がって水面を浮遊し、それが浅水部分や畦際に漂着すると根を下し定着します。種子は米粒大で黒く、莢に入っています。 水田で生育したクサネムは、稲刈りのころには茎が硬くなるため作業の妨げとなり、また、黒褐色の種子は大きさ形が米粒と似ているため、米に混入すると分けづらく、米の等級を落としたりする水田ではとても厄介な雑草となります。 |
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シンテッポウユリ(新鉄砲百合)
<学名:Lilium x formolongo Hort.> ユリ科 ユリ属 多年草 道端の草むらから綺麗な花を咲かせていました。
撮影日 2018.07.14: 群馬県
タカサゴユリ(高砂百合)とテッポウユリ(鉄砲百合)が
自然に交配されてできた種類といわれる。 花期は 4-6 月、タカサゴユリともよく似ている。 自家受粉で種ができ、種まきで1年もせずに開花させる事ができる。 放置すれば種が勝手に飛んで庭のあちこちに新芽を発生させるが、 種を採る必要がない場合は花が終わったらすぐに摘み取り、 球根を太らせるようにして翌年の成長に備えるとよい。 本種は外見・生態上の特徴が近縁種タカサゴユリに酷似するが、
一般にタカサゴユリよりも小型であり、 葉が太めで、花が白く筋などが入らない点で区別する。 ただし、本種はタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、 変異も起きやすいとされ、違いが判別しにくい場合も多い。 発芽から開花までの期間が短く(概ね1年程度以内)、花が白いが葉が太めであるなど、両者の特徴を併せ持ち判別が困難である場合に「シンテッポウユリ」と呼ばれることもある。 別名で「ナツユリ(夏百合)」と呼ぶこともある。 |
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タカサゴユリ(高砂百合)
<学名:Lilium formosanum A.Wallace>
ユリ科 ユリ属 多年草 台湾固有種で、19世紀にイギリスに導入され、日本では1924年に 園芸用に移入され帰化植物として全国に広く分布する。 明るい原野や荒野で育ち、海岸線付近から低地、高山帯に至るまで 広く分布する。 テッポウユリに似ているが、茎が比較的太く丈夫で、丈 1.5m ほどに 生長するものもある。 撮影日 2018.08.14: 群馬県
花期は7〜9月、花被片は6枚で根元がつながっている、
花長は 15〜20cm、直径は 5cm より大きめと、テッポウユリよりも 大型になる。 外側の花被片は橙褐色になり、花は横向きだが少し下に傾くことが多い。
蕾です。外側の花被片が橙褐色なのが良く分かります。 ただし、本種はテッポウユリとの交雑種が多くまた変異も起きやすいく、花が純白でありながら葉が細く大型の個体がみられるなど、その違いが外見からは判別しにくい場合も多い。種子を多くつけ、風で運ばれて分布を拡げる。
沖縄方言などで台湾を指す言葉「タカサング」に由来すると言われる。 原産地の台湾では「台湾百合」「高砂百合」と呼ばれている。 日本ではテッポウユリとの類似性から「ホソバテッポウユリ」と呼ばれる 場合もある。 以前に撮った画像を追加で載せておきます。
撮影日 2014.8.31: 群馬県
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オモダカ(沢瀉・澤瀉・面高)
<学名:Sagittaria trifolia L.> オモダカ科 オモダカ属 水生多年草 日本各地の水田や湿地、湖沼やため池などに自生する抽水〜湿生植物。
近所の田んぼに生えていました。 撮影日 2018.08.13: 群馬県
春に、種子と塊茎から根生発芽する。発生初期の幼葉は線形の葉を
つけるが、生長が進むと矢尻形をした葉身となる。 葉の形態は変異が大きい。 矢尻形の葉柄は長さ15〜60cm、葉身の頂裂片は挟三角形〜卵形。
葉身の側裂片は頂裂片より長く、先は鋭く尖る。 種子のほかに塊茎でも繁殖するため、難防除性の水田雑草として
扱われることもある。 花期は8〜10月花茎は長さ20〜100cm葉の上部より高くなることはない。
花は単性花で、雌雄同株、白い花弁を3枚つける。 花の形態はアギナシと同じ(3輪生の総状花序の下方に雌花、 上方に雄花をつける。 花弁は3枚で白色。雌しべ、雄しべともに多数。)であるが
雄花と雌花の中間位置に両性花がつくこともある。 果実は長さ3〜6mm、周囲に広い翼がある。球状に集合して、
成熟すると次々と脱落する。 また種子のほかに、地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、 それによって繁殖する。 秋には葉の基部から数本〜多数の走出枝を伸ばし、
先端に塊茎を形成して越冬する。 オモダカの栽培変種であるクワイは、塊茎が肥大化して食用となるため栽培され、おせち料理などに利用される。クワイはその外形から「芽が出る」ことを連想させるため、縁起物として扱われる。 日本では、オモダカの葉や花を図案化した沢瀉紋(おもだかもん)という種類の家紋がある。また、慶事用の切手(90円)にも、ツルと共にオモダカの文様が描かれている。 ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど多くの 別名がある。 オモダカの語源ははっきりとはしておらず、人の顔に似た葉を 高く伸ばしている様子を指して「面高」とされたとも、 中国語で湿地を意味する涵澤(オムダク)からとられたとも言われる。 |
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メマツヨイグサ(雌待宵草) <学名:Oenothera biennis L.> アカバナ科 マツヨイグサ属 越年草 アレチマツヨイグサ(荒地待宵草)
<学名:Oenothera parviflora L.)> アカバナ科 マツヨイグサ属 越年草 北アメリカ原産で、日本では明治中期に渡来し各地の道ばたや荒地、
河原などに野生化している帰化植物。 茎は下部からよく分枝して高さ0.5〜1.5mになり、上向きの毛が生える。 アメリカ原住民は傷薬などに利用し、今日では月見草油としても用いられるが、その効果を裏付ける研究は十分ではない。 葉は長楕円状披針形で先端はとがり、ふちに浅い波状の鋸歯がある。
花期は6〜9月。花は黄色で直径2〜5cm。花は夕方から咲き始め、
朝にはしぼむ1日花で、しぼんでも赤くならない。 花の基本数は4であり、雌しべの柱頭は4つにわかれ、花弁・萼は
4枚、雄しべは8本。 花弁と花弁の間に隙間のあるものをアレチマツヨイグサ(Oenothera parviflora L.)と呼ぶ場合もある。 (それを区別しないで、 花弁の間に隙間のあるものもメマツヨイグサに含めるという意見もある。) 萼筒が長い円柱形で、花柄のように見える。子房は萼筒の基部にある。
さく果は2〜4cmの円柱形。 姿形はオオマツヨイグサとよく似ているが、オオマツヨイグサよりも 花の大きさが小さいことから、メマツヨイグサの名前が付いた。 このほか、荒れ地に生育する傾向が高いことから、 アレチマツヨイグサの異名もある。 18.7.22 群馬県
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