雑草日記

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アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
<学名:Oenothera rosea L'Hér. ex Aiton>
アカバナ科 マツヨイグサ属  多年草

 ◎


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撮影日 2018.08.05: 群馬県
道端や空き地でもよく見かける北米南部から南米原産の帰化植物。
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花期は5〜9月。上部の葉腋に紅色の脈が目立つ約1cmぐらいの
淡紅色の花をつける。
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家の近所にも道端にたくさん群生しています。

そんな中にこんな花色のものを見つけました。
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白花? 
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紅色の脈が入っていて綺麗な花です。
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こちらは我が家での栽培品 
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真っ白な花です。
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和名の由来は、
午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことから
とされる。

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ヘラオオバコ

ヘラオオバコ(箆大葉子)
<学名:Plantago lanceolata L.>
オオバコ科 オオバコ属 多年草




ヨーロッパ原産の帰化植物。江戸時代末期に侵入したものとされ、
その後広く日本全土に分布を広げた。
畑地、道端、果樹園、河川敷、牧草地、荒地など耐乾性が
あり広く生育する。
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撮影日 2018.07.15: 長野県
北アメリカをはじめ世界中に分布を広げ、コスモポリタン
雑草となっている。
環境省指定の要注意外来生物類型2に指定されている。
葉はすべて根生し、細長いへら状披針形で直立し
長さ10〜20cm、幅1.5〜3cm、多少白毛がある。
短い波状の鋸歯があり、へりは波打つ。
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花期は6〜7月。花茎を幾本もひょろひょろと30〜50㎝
くらいに伸ばして帯白色の花穂をつける。穂には小さな
花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていく。
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花穂は密に多数の花をつけ長さ3〜4cm、幅1cm。
苞はうすく乾膜質透明でやや円形、先は鋭尖形。
萼は苞とほぼ同長で膜質透明、4片の中2片はひっつき、
長さ2.5mm、緑色の肋上にまばらに毛がある。
花柱は10mmも長く花外につき出し、葯は長さ2〜2.5mm。
種子は2個で黒褐色、長楕円形、長さ2〜2.5mm、
腹面に溝がある。
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白い輪のように目立つのはおしべである。

オオバコより大きく高いが、
オオバコのような踏みつけ耐性はない。



ヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され、
家畜用飼料としても栽培されている。

花粉症の原因植物になるようです。

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クロイチゴ


クロイチゴ(黒苺)
<学名:Rubus mesogaeus Focke>
バラ科 キイチゴ属 落葉低木




日本全国の低地〜山地の日当たりのよい林内や林縁などに生える
落葉低木。
茎はつる状に伸び、高さは1〜2mになる。枝や茎には白い軟毛と
やや下向きの棘が生えます。
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撮影日 2018.07.15: 長野県
卵形で、頂小葉の先はとがる。
小葉の裏面は白っぽく、毛があり、縁には鋸歯がある。
初夏に枝先や葉腋から総状花序をだし、淡紅色の花を咲かせます。
果実は集合果で最初は赤いが、熟すると黒くなり食べることができる。
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キイチゴ属の中でも木質化した果床から集合果が分離するラズベリー類であり、果床が木質化せず、集合果もろとも収穫されるブラックベリー類とは、果実の色が類似するものの縁は少々遠い。






おまけ
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長野県で見かけたクマイチゴ

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ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ(薮萓草)
<学名:Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel>
ススキノキ科 ワスレグサ属 多年草



以前の分類体系(エングラー)ではユリ科とされていたが、
最近のAPGではススキノキ科とされている。 

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撮影日 2018.07.01: 群馬県
北海道〜九州の道ばたや土手、林のふちなどに多い多年草。
有史以前に中国から帰化したと考えられている。


ヤブカンゾウは日本ではなぜか中国原産といわれ、

逆に中国では日本、朝鮮が原産ではないかといわれている。
ヤブカンゾウは中国には自生はなく、母種のホンカンゾウ が自生する。
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根はところどころ紡錘状にふくらむ。
葉は長さ40〜60cm、幅2〜4cmの広線形。

花期は7〜8月
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花茎は高さ0.8〜1mになり、直径約8cmの橙赤色の花を数個つける。
花は八重咲きで、雄しべと雌しべが弁化していて八重咲きになる。
雄しべが花びらのように変化して八重咲きになっている。
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完全に弁化していない雄しべもまじっている。
花弁に雄蕊が付いているように見えるものなどいろいろなものが見られる面白い花です。
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花筒は長さ約2cm。小花柄は長さ6〜10㎜。3倍体であるため、
結実せず、種子はできない。


中国原産の薬草、ホンカンゾウに似て藪などに生えるので
「ヤブカンゾウ」と名付けられたようです。。
  「カンゾウ」は、漢名の「萱草」を日本語読みしたもので、
「ヤブ」は藪のような場所に生育するといった意味です。
  草はらや田の縁の草地に生育します。
 
別名のワスレグサは、古名「和須礼久佐」で、
この花の蕾の乾燥品や新芽を食べると憂い(心配事)を忘れる程
美味しいからという説
や、
その美しい花を見ると憂いを忘れることからきているという説
あります。


若葉は食用になり、丈夫で育てやすく、庭によく植えられている。
若葉は、おひたしにして、酢味噌で食べる。
葉が扇形に開いた若芽を指ではさみ、地中の基部からひねりながら採取します。根ぎわの白い部分にネギのようなぬめりがあり、ぬたにすると最高らしいです。
生のまま食べるのもよいですが、さっと茹でた方が甘味が増すそうです。つぼみや花は、茹でて酢の物にすることが一般的で、和、洋、中どんな料理にも向くそうです。蕾は乾燥させて保存食(乾物)とされる。中華料理では、主に「金針花」(チンチェンファ)、「黄花菜」(ホワンホアツァイ)と称する花のつぼみの乾燥品を戻して、スープの具にすることが多い。
沖縄県では不眠や精神安定に効果があるとして、クヮンソウ茶や、クヮンソウを用いたサプリメントなども販売されている。
根は生薬としても使われる。

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ナヨクサフジ

過去記事  
在来のクサフジは夏からが花期に成りますが
ナヨクサフジの花期は春から初夏と早めです。




ナヨクサフジ(弱草藤)
<学名:Vicia villosa Roth subsp. varia (Host) Corb.>
マメ科 ソラマメ属 蔓性一年草




ヨーロッパや西アジアに自生する植物で1943年天草島での帰化が報告され、
現在では本州〜沖縄県にかけて道ばたや河川敷に普通に沢山見られる。
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撮影日 2018.05.27: 長野県
飼料や緑肥として栽培もされ、帰化した植物。
茎はよく分岐して長さ 1.5〜2mに達する蔓性一年草で、クサフジによく
似ているが、クサフジのような滑らかな茎ではなく伏した軟毛が散生する。
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葉は狭楕円形の小葉が10対ほどつく偶数羽状複葉、頂片は巻きひげとなる。
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基部にはやや不規則な形状をした托葉があって互生する。
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花期5〜8月。
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葉腋に花序を立て、長さ1.5㎝ほどの紫色の蝶形花を1方向に
整列して穂状につける。
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花柄は萼筒(ほぼ無毛)の先でなく、横につき、
萼筒の尻(後部)が突き出る。
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旗弁の爪部(筒状の部)が長く、旗弁の舷部(そり返った部分)のほぼ2倍の長さがある。


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花の付き方がT 字形、筒状の部分がそり返った部分より長い





在来種のクサフジの花柄は萼筒の先につく。
旗弁の爪部は舷部の長さとほぼ同長かそれ以下である。
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花の付き方はL 字形、筒状の部分はそり返った部分と同じぐらい




豆果は扁平な楕円形。


全体毛の多いものをビロードクサフジ(Vicia villosa Roth subsp. villosa )といい、
ナヨクサフジも含めてヘアリーベッチという名で市販されている。
他のマメ科植物と同様に、空気中の窒素固定作用があり土壌の富栄養化を行う。
また、コンパニオンプランツとしてトマトなどの相性のよい植物と一緒に
植えることで、雑掌を除去したり成長を促進させることもあるという。


コンパニオンプランツとは
共栄作物または共存作物と呼ばれ、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる植物のことを指す。うまく組み合わせて一緒に植えると、病害虫を防いだり、成長を促進したり、収穫量が増えたり、風味や芳香を良くしたり等様々な良い効果を生み出すと言われている。ほとんどが経験的に言われているもので科学的に解明されている例は少ないがアブラナ科植物とレタス、トウモロコシとマメ科植物、ユウガオと長ネギ等効果が確認されている例も少数ながらある。



クサフジは花序が藤の花に似て草本だからで、ナヨは茎が巻きひげで
他物に絡みつき蔓状に伸びてなよなよしているように見えるからといわれる。


長野の高原からの帰り、少し下ったところで見かけたものです。
こんなところでも帰化種がたくさん見られるようになっています。

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