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●学生運動のことー
意見交換の際に、人間塾の若手?の方々に、今の政治に関して思うことなどを聞いていきました。遅れて来たので詳しく聞けなかったのですが、村山先生は学生運動に関わった経験がおありのようでした。
私は学生運動に憧れていた時期があります。世代としては後で、「新人類」と呼称された世代よりも前です。自分と同じ年齢の有名人といえばー元オウム真理教の上祐氏、わりと最近死刑執行された宮崎勤氏、等などを思い起こしますが、『声に出して読む日本語』など、近年教育関連の本を多数出して活躍されている斎藤孝氏も同じ年頃だったでしょうか。
数ヶ月前に観た映画『実録・連合赤軍』は、できる限り事実に即して描いたもので、事件に関わった若者達が在籍した大学名が実名で出ていたのがリアリティを感じさせました。
私が知らなかったことや、知っていても断片的でつながっていなかったことがつながり、「浅間山荘」に至る学生達の一連の動きがとてもよくわかりました。
村山先生が関わっていたのはこの時期より前であり、いわゆる「過激」なものではなかったそうです(もちろんでしょうが‥)。
映画を観ていて思ったのは、「もし自分があの時代に生きていたら、彼らと行動を共にしていたかもしれない」ということです。あの映画に出ていた若者達は、自分の信ずるところを進んで行った結果、自分の思い描いたものとは違う現実を歩いて行ってしまったのです。
なぜそうなったのかーということに関して、若松孝二監督は、「ひとり一人に“勇気”があれば…」という言葉を提示していました。
集団が同じ目的に突き進んでいく過程で、冷静な頭を保って「おかしなことはおかしい!」と伝えるのは並大抵のことではないでしょう。「まず最初に」言い出す勇気があるかどうかで、その後が変わっていくのだと感じました。
周りに流されないで自分の生き方・考え方を貫くーこのことを子どもに伝えるのも大事なことだと思いますが、いかにそれを伝えていくか、それは容易なことではないでしょう。
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