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これはずっと気になっていた本です。なぜかというと、茂木さんの提唱する勉強法が、らくだの学習法ととても近いところにあるのではないかと感じていたからです。
そしてそれは、私の予想を超えたものでした。私が子どもたちに伝えたいことと、茂木さんが伝えたいことは、ほとんど一致していると言っても過言ではなかったので、驚きでした。
もちろん、私にとって都合のいいように茂木さんの説を解釈したのだろうーと言われれば、そうですとしか言いようがないのですが。
いずれにしろ、自分のやっていること、目指すところが、脳科学の第一人者と言われる方から裏付けられた格好ですから、私は大いに勇気づけられました。
ということで、今後しばらく、本の紹介がてら感じたことを記していきたいと思います。
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【はじめに】より
《ここで一番大切で、かつ、面白いのは、最初は取り立てて秀才とはいえなかった僕が、なぜそれぞれの学校で学年一位になることができたのか。その過程において、いったい僕に何が起こったのかということです。
それは、「勉強のしかたが分かった」からに尽きます。そして、僕の勉強法は周りの人たちのそれとは、まったく違うものだったのです。僕自身は、ほとんど親から「勉強しなさい」と言われたことがありません。
自分から進んで勉強していました。それは、勉強が面白くてたまらなかったからです。勉強をしていると自分の中の何かがとても喜ぶのです。それは一種の快感といってもいいぐらい、勉強を続けるほどに楽しくなるのです。やがて「勉強するとうれしい」「うれしいから勉強する」というサイクルを延々と繰り返すようになったわけです》
●最高のサイクルが、幼少の頃からすでに備わっていたのでしょうね。「勉強しなさい」と言われなかったからこそ、「勉強が面白くてたまらなかった」につながったはずです。
茂木さんの親御さんがどんな方なのか知りたいところです。ただ「勉強しなさい」と言わなければいいものではなく、小さい頃からの家庭環境にカギがあるに違いないからです。
らくだ学習が目標とすることの一つも、「勉強のしかたが分かること」です。塾に行って教えられることに慣れてしまったり、学校で勉強は教わるものと思ってしまったり、ましてや家庭教師に手取り足取り教えられてばかりいると、どうなるかー。
ちょっと想像すればわかることですが、目先の成績にとらわれてしまうと、後で取り返しのつかないことになりかねないと私は思っています。
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