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先日、漫画家の手塚治虫と「音楽」との関わりについて特集した番組を観ました。今年は手塚さん(手塚大先生!と呼びたいくらいですが)の生誕80年ということで、NHKでは彼に関するさまざまな特集を今後もしていくとのことで、その第1弾でした。
彼が音楽に造詣が深く、クラシックを中心に好きだったということは知っていましたが、漫画を描いている時は必ずクラシックを大音量で流していたとは知りませんでした。
また、テレビアニメを作る際に、音楽家の富田勲に直接電話をかけて依頼したということなどのエピソードが富田さんの口から直接語られたのが、とても興味深かったです。
●わずか3歳から見ていたとは・・・
私は鉄腕アトムをはじめとして、小さい頃からずっと手塚さんのアニメを観ていますから、いろいろ影響を受けて育ったと思っていました。そして今回、それは私の想像を超えたものだったということを、改めて知ることができました。
驚いたのは、小さいころ好きで見ていたテレビアニメの中で、手塚治虫の作だと今の今まで知らなかった番組が多くあったことです。
鉄腕アトム、リボンの騎士、ジャングル大帝、ふしぎなメルモ、等などは知っていましたが、ワンダースリー、どろろ、海のトリトン、マグマ大使、悟空の大冒険、等なども手塚さんの作だったことを、今回初めて知りました。
他の手塚作品も覚えている方がいたら教えてください。
また、初放映された年代がクレジットされていたのを見て、こんな幼い頃に自分が夢中になって見ていたという事実にも驚きました。
1965年ー鉄腕アトム、ジャングル大帝、マグマ大使、悟空の大冒険
1967年ーリボンの騎士 1969年ーどろろ 1971年ー不思議なメルモ
今でもよく覚えているアニメを、実はわずか3歳の時に見ていたとは! ウチの子が3歳頃にアンパンマンに目覚めた?のも当然かなー。
そして、わずか5歳の時に「リボンの騎士」を見ていたとは! あんなロマン溢れる作品を5歳の私が見ていたのか…。「リボンの騎士」は手塚作品の中でも一番好きだったかもしれません。
そして、わずか9歳で「不思議なメルモ」を見て心ときめかせていたとは! 小学校3〜4年、ちょうど前思春期に入ろうかという頃に、ちょうどはまるような作品だったのでしょうねえ。
同じ年代のみなさんも、こんなに手塚作品に夢中になっていましたか?
私が小さい頃、両親は共働きの上に共産党の活動をしていましたから、夕方から夜にかけて家にいないことが多くありました。そのようなこともあって、弟と二人テレビばかり見て過ごしていたことを、今振り返って思いだします。
そんな時代に放映されていたのが手塚さんのアニメだったことは、とても幸運だったんじゃないか、と感じます。テレビアニメ黎明期であり、手塚さんをはじめとして作品に携わる方々は、「ディズニーを超えるものを作ろう」という熱意に満ち溢れていたといいますから、質の高いものが生みだされてきて当然だったかもしれません。
3歳という幼い時期に、手塚アニメにどっぷり浸かっていたのですから、その影響は想像に難くありません・・・。
●アニメ音楽からの影響ー
テレビアニメの主題歌および背景に流れる音楽まで手塚さんは心を配っていたと知り、彼の番組で育った私はその音楽を小さい頃から聞いていたことが、私の音楽好き(音楽遍歴?)の原点にあるだろうということもわかりました。
「ジャングル大帝」のバックは音楽家の富田勲さんです。テーマ曲も含めて、その背景には壮大な音楽が流れていました。それは当時、LP版のレコードになって発売されたほどです。また番組では、大阪大学の交響楽団が富田さんの指揮で演奏していましたが、すばらしいものとなっていました。
「リボンの騎士」のテーマ曲は子ども心に本当にときめくものでしたし、今でもそれを聴いたら心が躍ります。
ウチの子どもはこのところ喘息気味で保育園に行かずに家にいることが多く、どうしてもテレビやビデオを観る時間が多くなっています。また、おねえちゃんの影響もあって、音楽やお笑いなどの番組も大好きです。
どうせ見るなら、手塚作品を見せたいなと思うこの頃ー。もしかしたら、Uチューブで観れるのでしょうか。子どもといっしょに観ようかなー。
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