|
自動車関連会社に加えて、電機大手の各社もリストラで社員(正規、非正規含めて)削減することを発表し始めました。企業社会とはかくも危ういものだったのかーと、今更ながらに思います。「安泰」でいられる企業なんて、今の世の中何があるのでしょうか。公務員だって、「安泰」とは言えない時代に突入しているのだとも感じます。
企業社会では、原則的に副業禁止が大部分だと思いますが、「副業を認める」会社が出てきていると報道されていました。出社日を減らし賃金も減らす反面、副業を認めるのだそうです。
●若い頃、アジア各地を旅する中で私が日本との違いを感じたのは、副業を持っている方が多くいたことです。例えば、ヴェトナムで知り合った若く有能な「公務員」や「教員」が、それだけの給与ではやっていけないので、勤務が終わった後に露店や何らかの副業をしているケースが多くありました。
日本では公務員はもちろん副業など禁止ですし、公務員をしているのであれば、それだけで一生食べていくのに困ることはないとの認識が一般的でしたから、それは驚きでした。
それらのことが私の頭の隅にあったからかどうか、私自身、何らかの仕事に就いているときでも、常に「もうひとつの仕事」を念頭に置いた日常を送っていました。
東京で長く続けたのは外資系証券会社でのアルバイトでしたが(約7年!)、日本語教師の勉強を続けながら実際に一時期並行してやっていました。
北海道にUターン後は、父親の介護をしながらジンベ(西アフリカのタイコ)の教室を始め、介護の手が離れてからは、ジンベの教室で各地を回る生活をしながら、らくだメソッドへの関心を深めていきました。
そして結婚を機にらくだの教室を始めていますが、2年程前近くに大型スーパーができることになったので、従業員募集に応募しました。早朝の時間帯の仕事なので塾の仕事と並行して行うことができ、また結構動き回りますからいい運動にもなり、私と家族の生活にとってちょうどいいものとなっています。
●大きな企業でも大規模なリストラを断行する世の中ですし、この先倒産だって増えるでしょう。「安泰」でいられる仕事なんてないだろうと思われる今の世の中、複数の仕事をすることは当たり前になってくるような予感が私にはします。
経済成長が見込まれないとなると、少ない収入でなんとかやりくりしなければいけませんし、私がかつて訪れたアジア諸国のような生活に日本は近づき、かつて貧困に喘いでいた国々は、先進諸国のような生活に少しずつ近づいていっているのでしょう。地球規模の視点でみると、これはこれでバランスが取れているのかもしれません。
時代状況に柔軟に対応できる心と身体がないと、これからの世の中、生き抜いていくのは大変です。
|