|
3、〈こころ〉と〈からだ〉ー「恋愛」と「性」について考えよう から
【幸せな人生のコスト配分を考える】より
《ぼくは大学受験のとき、受験勉強は1日4時間までと決めていた。だから1浪したけれど、予備校時代も同じで、4時間勉強したら、あとは本を読むか、音楽をきくか、町に出て映画や演劇を見るか、あるいは友だちの家で徹夜でおしゃべりした。革命家になるためだった。
いまにして思えば革命家うんぬんは見当違いだったけれど、勉強の時間を短くしてよかった。いろいろ経験できた。いい大学にいくのも重要だろうけど、「1日4時間だけ精いっぱい勉強して入れるくらいのところに入る」くらいのコスト配分が、一番いい。
残りの時間は「将来の自分が、ちゃんと人を愛し、ちゃんと人から愛されるために必要なこと」「将来の自分が、ちゃんと社会を大切にし、ちゃんと社会から大切にされるために必要なこと」を身につけるのに使おう。幸せになるには、ムダなことに時間を使っていられない。
いまの時代、勉強ばかりに時間を使うのは、「機会費用」の観点から見て不合理だ。「勉強してエラくなれば、いろんなものがついてくる」みたいな考えは、もう通用しないんだ。成功して豊かになった君に、あとから人がついてきたら、そいつは金目当ての可能性が大だ。》
●「幸せ」と「コスト」という言葉が、どうも不釣り合いに感じるのは私だけではないと思いますー。
「幸せな人生のコスト配分」というもの言いや、「1日4時間だけ・・・」、等などの断定的な言い方は、宮台氏独特のものなのでしょうが、この本が14歳に向けて書かれているとしたら、ちょっとどうかなぁ、と思ってしまいました。
このような言い方をして、敢えて反感を持たせて考えさせようとしているのかな、とも思ったりしましたが、14歳だったらこのまま信じ込んで行動する可能性の方が大きいのでは?
ただ単に勉強するだけではしなわせな人生が掴めない、ということを言いたかったのだろうとも思いますし、「成功して豊かになった君に、あとから人がついてきたら、そいつは金目当ての可能性が大だ」ということは頭に入れておいた方がいいかもしれませんが、「幸せになるには、ムダなことに時間を使っていられない」というのは、違うでしょうと私は思います。
本当に宮台氏はこんなことを思っているのかなぁ、とちょっと不思議です。
|
ホント、こういう「宮台節」が、賛否両論(スキキライ)巻き起こすんですよね(苦笑)。
僕自身としては、10年ほど前、さんざん佐伯胖さんほかを名指しで批判(どんな点だったか、覚えてないんですが)してたのに、今、その娘さんと結婚されていたり(苦笑)と、いろんな「矛盾」や「無駄」を含んでらっしゃる姿で、「もう一方のミヤダイ」もさらしていらっしゃるので、挑発的な字面だけで判断したくないなと思ってます。・・・学生時代以来の、ミヤダイファンのひいき目かもしれませんが(苦笑)・・・。でも、うまく言えないのですが、「とにかく、一生懸命頑張りなさい!」とは違う視点が必要な時代なのかな?でも「頑張るな!」って相手に指示するのも変!というジレンマを抱えざるを得ないなと・・・、(特に受験とどう付き合うかなど)
コストって、言葉は確かにイヤなんですけど、どっかで自分の生き方を「客観的」に見ることが大事かとも・・・。うーん、答えはないな。
2009/11/13(金) 午後 5:07 [ horizonおのでら ]
なるほど、おのでらさんならではのコメント、ありがとうございました。
私は宮台氏はずっと気になる存在でしたが、
じっくりと本を読んだりして向き合ったことがなかったので、
本を読む時間を作ることができるようになった、
ここ数年ようやくそんな時間が取れて、
宮台氏の明と暗?を感じられてきたところです。
彼の論には、
共感しても反感を持った文章を書いても、
どちらも何らかのコメントがくる、
という感じですね。
そういえば、
最近NHKの「日本のこれから」でしたっけ、
あの長時間討論番組にゲストというより
有識者としての参加者として出演されていたのには
びっくりでした。
もっとテレビでのコメントを聞きたいとも思いました。
「柔らかく」なったからこそ、
テレビにも出るようになったんでしょうね。
2009/11/14(土) 午前 11:44 [ tomoto ]
受験はともかく記憶
脳カツにいわく記憶には寝るが一番
デスクでもちょい寝るです
2009/11/14(土) 午後 11:23 [ 昼寝ん坊 ]