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すくーるhanaで使用しているらくだ教材は、B4版の一見何の変哲もない?プリントです。算数数学は数字の書き方から計算を徹底的に、国語教材は文章の中からの漢字の読み方と書き順に沿った書き方を徹底的に、英語プリントは単語の練習から英作文を徹底的に、自主学習することができるように作られたプリントです。
この教材は「押しつけない、強制しない、命令しない」でも学習を続けることができることをコンセプトに作られています。でも、みんながみんな最初から「何も言わなくても学習する」わけではありません。そのためのお手伝い・援助をするのが、私たち指導者の役割、および使命でもあります。
●「プリントを終えたら毎日電話をしてもらう」
子どもも大人もそれぞれに性格が違いますし、家庭環境も違いますから、どんな援助をすればいいのかは、それぞれの子どもさんに合わせて考えます。
例えば、やりたい気持ちはあっても、それを毎日することが億劫だということは、子どもに限らず大人でもあることです。そのような場合、一つの援助のやり方として、「プリントを終えたら毎日電話をしてもらう」方法があります。
「○○君は、毎日忘れないでプリントをするにはどうしたらいいと思う?」
「・・・・・」
「じゃあね、プリントを終わったら先生に電話してくれる?」
「うん。」
「毎日何時頃プリントすることにする? 晩ご飯の前かな?6時頃?」
「うん」
「じゃあ、6時過ぎても電話来なかったら、
先生の方から、『○○君、プリントやったかい?』って電話することにしようか。
そしたら忘れないでしょ?」
「うん、わかった。」
上記のやりとりは一例ですが、子ども自身ですべてを決められるわけではないので、こちらで誘導しながらも、本人と相談の上、一応の約束を取り付けることになります。
この子は翌日から、続けることができなかったプリントを自分からやるようになり、プリントをやり終えたらすぐに電話をくれています。
「プリントやりました〜。」
「そうかー、今日はどれくらいでできた〜?」
「10分ー。」
「10分でできた〜?昨日より早くなったねえ。」
「丸付けも自分でした〜」
「そうか〜、丸付けも自分でしたのか〜。すごいね〜」
「電話ありがとうねー。じゃあまたね〜。さよならー」
「さよならー」
ーと、たわいもない会話ですが、私に電話するのを楽しみにこの子はプリントをやり続けています。
今後は、毎日ではなく週に一度位にして、ゆくゆくは電話をしなくてもいいような状態にしていきたいと思っています。
ファックスを送ってもらうことにしている子どももいますし、教室に通えない生徒でも、「その子に合わせてどんな手助けができるか?」を考えるのが、私の仕事と言えるでしょう。
このようなことが可能なのは、「一日一枚やればそれでオッケーな(自然に学力がついていく)」らくだ教材だからこそではないかと思っています。
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