さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 「ベーシック・インカム」の話題がさまざまなところで取り上げられることが多くなってきました。私もベーシック・インカムのことを知ってから、これからの世の中に必要なシステムだと思ってずっと関心を持っていました。でも最初にこの考え方を知ったときは、とてもいいもので理想的なものだけれども、これを実現するのは夢物語に近いことなのではないかということでした。

 しかし、その後急速にベーシック・インカムに対する議論が活発化していることを考えると、あながち夢物語とは言えないのかもしれないと思うようにもなってきました。

●今回の札幌報告会の主催は、「ベーシックインカム研究議員連盟」となっており、最初に挨拶されたのはその道議会議員の方で、私も存じ上げている方だったので、少々驚きでした。確かこの議員の方は民主党所属で、国政選挙でも名簿に名を連ねていた方だったからです。

 実際に議員である方がベーシックインカムについて深く学んでおられることは、とても意義のあることだと思います。このような方が将来国政の場に立った時、それまで学んできたことを存分に活かして、ベーシックインカムの制度化実現へ向けて実際に行動に移してくれることでしょうから…(?)。

 もちろん、国政の場だけでなく、現在の活動の中から、ベーシックインカム実現への声を高めていかれるとも思いますし。

●今回は京都で行われた「ベーシック・インカム日本ネットワーク設立集会」の報告会でしたが、国際的にはすでにネットワークが組織され、専門的な議論が行われているのだそうです。今回も海外からのゲストの方がパネリストとして参加されていました。

 また、日本と同じようにグローバリゼーションによる格差が蔓延する韓国から参加された方が、これから日本と協力し合ってベーシックインカム実現へ向けて行動しようと呼びかけられたそうです。私も、これからの世の中を生きやすく暮らしやすくしていくために、韓国と日本が手を携えていくことができれば、とてもいいと思っています。 

●しかし今回の会で、ベーシックインカムが実現すればそれでいいというわけではないこともわかってきました。

 会場から、「ベーシックインカムが実現した場合、それをいいことに最低賃金が今以上に引き下げられるとか、働く者にとって不利益な事態が発生しないとも限らないのではないか」という発言がありました。

 京都の集会でもそのことがやはり取り上げられたそうで、そうならないようにさまざまな動きをみながら実現化へ進むことが大切だと思いました。

 世の中には、自分だけが得をすればそれでいいという人たちが必ずいるわけですから、そのような人たちの動きに巻き込まれないように慎重に進めていかなければいけないのでしょう。

●また、世界的な趨勢として、今後「ベーシックインカム」導入せざるをえない社会になるという議論もあったそうです。

 グローバリゼーションが進行すると、貧困層の増大は避けられない事態であり、しかし資本主義社会を維持させるとなると、貧困層にベーシックインカム的な収入をキープさせていなければ、資本主義自体がなりたたなくなるという議論です。

 つまり、「モノも買えない」貧困層ばかりでは社会が成り立たないので、せめて「モノを買える」程度の収入を与え続ける必要があるというように私には聞こえました。

 この話を聞くと、なんだかとても複雑ながっくりするような気持ちになりますし、そのためのベーシックインカムというのもなんだかなぁ…と思ったりもします。でも現実はその方向に進んでいるのは間違いがないのでしょう。

●現政権による「子ども手当」や「農家への補助金」なども広い意味でのベーシックインカムであり、ベーシックインカムはある日いきなり実現されるのではなく、このようなかたちで徐々に必要なところから制度化していくものなのだとも言われていました。

 本当に実現するとなると、財源としての税制を改革するなど、すべての人に応分の負担が必要にもなってくるわけですから、世論がその方向へ進むにはまだ時間がかかることでしょう。

 いろんな問題が出てくるのは、議論が進んでいるからこそであり、それらを踏まえて、「負の側面」をも乗り越えられるようなかたちで、ベーシックインカム実現へ向けてのさらなる議論や行動が活発化していくことを私は望んでいます。

 すべての人が飢えることなく、また、それぞれに違った人生を歩む後押しをできるのは、この制度なくして成り立たないと私は思うからです。これこそ、成熟した社会のあり方なのではないかと・・・。

●家に多くいることのメリットがひとつありました。
私の教室の教材プリントを「算数と国語を1日1枚ずつ」する習慣が身についたことと、「毎週図書館に行って借りて来る絵本を一人でも見るようになった」ことです。ひらがなもカタカナも、そして漢字も、特に教えていないのに、どんどんと読めるようになったのですから驚きでした。

 ウチで使っている「らくだ教材」は、「1日1枚ずつ」やる習慣さえつけば、小学校に入ってからの勉強の心配はな〜んにもありません。本人がやってみたいと言ったときにやらせて、できたからうれしくて、新しいことを学ぶのが楽しいから続いているのです。それだけで「学力」も「学習習慣」も身につきます。

 途中にはやりたくない時期ももちろんありますが、そのときそのとき必要な援助をすることで、やりたくない時期も乗り越え、いつのまにか何も言わなくても自分から「1日1枚ずつ」やるようになってきているのですから、これもまた驚きです。

 でも、もしも保育園に夕方まで通えていたら、まだこの習慣はついていなかったはずです。午後ずっと家で過ごしていたから、その子に合ったタイミングで声をかけて学習習慣をつけてこられましたが、夕方帰ってから寝るまでの間にそれをするのは困難なことだったでしょう。

 その子によって違いますが、夕方帰ってご飯食べてテレビ見て遊んでお風呂に入って寝る、という日々の生活の中に「学習」を組み込むのは幼児にとっては大変なことですし、無理にそれをすることもありませんから。

●それにしても、保育園には感謝の気持ちでいっぱいです。
心ゆくまで遊ばせてくれた上に、基本的なしつけなどもしてくれたのですから、もしかしたら家庭より保育園で学んだこと、育ったことの方が多いのではないでしょうか。多種多様な人たちと関わる体験ほど貴重なものもないと思います。

 ひとつエピソードがあります。息子の卒園によせて、保育園の年下の子どものお母さまからお手紙をいただきました。「ウチの子をかわいがってくれて、遊んでくれて、ありがとう」と、本人にも私たち親にも伝えてくださっていました。

 ウチの子がその子をかわいがっている、よく遊んだり面倒をみたりしている、ということを聞いてはいましたが、お母さまに感謝されるほどだとはびっくりでした。ウチの子がいなくなって、その子はこれから大変だ、なんてことを先生はおっしゃってくれていましたがー。

 いずれにしろ、こんな優しい面があるんだなぁと、家ではわからない子どもの一面を目の当たりにさせてくれました。

●これからは児童会館通いになります。
いつでもどこでも、同年齢くらいの子どもがいたら、すぐに仲良しになって遊び回る子どもの姿を見ていて、私は感心させられていました。「スゴイなぁ、仲良しになる天才だなぁ」とー。きっとこの能力を発揮して、児童会館でも小学校でも、友だちをいっぱい作ってくれることでしょう。

 保育園へ通わなくなって一番寂しがっているのは、親(私)かもしれません。保育園を通じて、私は「父親」というものにさせてもらったような気がしていますから。

 3月31日で息子の保育園通いが終わりました。最終日に、お世話になった先生たちひとり一人に挨拶をして帰りたいな‥と思っていたのですがー。

 お昼に迎えに行くと、熱が7度8分くらいあって、昼食は食べたけど具合が悪いようだと伝えられました。本人も調子が悪いため早く帰りたがっていたので、そんなに名残惜しんでいるわけにもいきませんでした。

 でも、特にお世話になった年長組の先生たちが集まって来てくれたり、主任の先生と話をすることができました。私としては、あかちゃんの頃にお世話になった先生たちや、他の先生、用務員さんたちにもお礼を言いたかったのですが、しょうがありません。

 「また遊びに来てねー」と言ってくれていたので、自転車が乗れるようにでもなったら一人で遊びに来るでしょうか。

●他の保育園を私は知りませんが、ここの保育園の先生たちはいつも明るく、毎日毎日子どもたちと元気いっぱいに遊んでくれていました。ここに通わせられてよかったなと思います。

 運動会では毎年必ず先生たち全員で行う「出しもの」の時間があって、衣装を揃えて歌ったり踊ったり、子どもより大人を楽しませてくれました。いや、先生たち自身が一番楽しんでいたのではないでしょうか。最初これを見たときは度肝を抜かれました、「ここまでやるの!?」とー。後に、この保育園を象徴しているのがこの「出しもの」じゃないだろうか、と思いました。

 とはいえ、表向きいつも明るく楽しくの先生たちでしたが、裏ではいろいろご苦労されていたのでしょう。特にウチの子の喘息への対応では、給食などいろいろ配慮いただいたり、気苦労も多かったことだろうと思います。

●保育園に夕方まで通えた時期はほんの数ヶ月、あとは喘息との闘いで、お昼帰りがほとんどでした。ここ数ヶ月は家にお母さんがいるようになりましたが、その前まではお昼に保育園から帰ってから私といっしょにどう過ごすかが、毎日の課題でした。

 夏場は保育園からそのままいろいろな公園へ直行していました。暑い時期には、水浴びできるような公園によく連れていきました。公園に行くと、同年代の子どもたちとすぐに仲良くなり、ずっと遊び続けていました。

 冬場に入ると家で私と遊ぶことになりますが、教室の生徒対応をしなければいけない上に夕方までずっとつき合うわけにもいきませんから、ビデオなどを見ながら過ごすことがどうしても多くなってしまうのが残念なことでした。

 でもそれはそれでしょうがないことですし、好きなビデオだってそのうち飽きてしまい、やっぱり友だちと遊ぶのが一番楽しいことだという思いが息子の中にあることがわかりましたので、保育園以外の子どもと遊ぶことができるときは連れて行ったりもしていました。

●最初は、「毎日お昼に迎えに行って、私と過ごさなければいけないなんて大変だな〜」と思っていましたが、そのうち、「保育園に通える時期なんて限られているんだから、こんなにいっぱいまだ幼い子どもと過ごすことができるなんて、とても貴重な時間」だと思うようになりました。

 おかげで、いろんな公園に行ったり、図書館に行ったり、虫取りに行ったり、多くの時間を子どもと過ごすことができました。きっと、後で振り返れば振り返る程、「とってもいい時間だった」と思えるのではないでしょうか。

 あと数年もすれば、「オヤジとなんか遊ばないよー」と言われるに決まっているのですから、「遊んでくれる」今は大切なときです。

「クリスマスの約束」が再放送されましたねー。
あまりにCMが多かったことには辟易としましたが、「本番」である歌の部分『22分50秒』をノーカットで放送するためにはああするしかなかったんでしょうね。まぁしょうがないとしますか。私はCMカットでビデオ録画したところ、計1時間8分位で治まりました。今後またこれを見るのが楽しみです。

 9年目を迎えた「クリスマスの約束」は、過去に一度再放送されたことがあったらしいのですが、いずれにしろ今回の再放送は異例のもので、視聴者の声に応えての「今回限り」のもののようです。

 前回放送されたときにはなかった映像もありましたが、もちろんカットされた部分もありました。今回ももちろんよかったですが、今回ほど編集が凝ってない、つまり起こった出来事をダダーッと流した感じの前回のものの方が、私としては感動が大きかったです。でもまあ初めて目にした時の感動が大きいのは当たり前ですね。

 それにしても、何度観てもグッときます。今回は各アーティストごとに感じたことをちょっとずつコメントしてみようかと思います。47歳のオッさんのつぶやきですのでー。

1、藤井フミヤ/TRUE LOVE
 イントロが流れた瞬間、観客席とアーティストが一体となったような気がした。ここでググッとこれから始まる何か得体の知れないことへの期待感が高まっていったような。チェッカーズも藤井フミヤも別に好きなわけじゃなかったけど、彼の声のオリジナリティを感じ、楽曲のすばらしさをあらためて感じた。

2、STARDUST REVUE/今夜だけきっと
 前の曲から自分の楽曲と声で即座に世界が変わる、やっぱりアーティストってスゴイな。

3、広瀬香美/ロマンスの神様
 しばらく活動を休止していたはずだし、あまり顔を見たことがなかったけど、この曲は誰もが知ってるという感じのフレーズがあって盛り上がった〜。あらためて声のよさを感じた。「なつかし〜」「お帰り〜」という感じの観客の顔も映ってた。
 
4、JUJU/明日がくるなら
 この若い子、もちろん知らなかったー。この場に出て来なかったら、決して耳を傾けることはなかっただろうなぁ。若い子の歌をオッさんオバさん(失礼)たちもいっしょになってコーラスする姿が、とってもいい! こんな機会がないとやらなかったろうしね。

5、松たかこ/明日、春が来たら
 この人は女優の方がメインだと勝手に思っていたけど、透明感のあるいい声してるし歌がうまくなっているなぁ。この曲もいいし、見直した‥?

6、中村中(あたる)/友達の詩
 この人、私の中では今回一番認識を新たにー。前々からいい歌歌ってるなとは思っていたけど、積極的に聞こうとまでは思わずにいた。確か、性同一性障害だったのではなかったかな。たぶん体験から来ているだろうこの歌の歌詞「手をつなぐくらいでいい 並んで歩くだけでいい」が、この人の声と相まってとってもグッときてしまう…。そして、今回のイベントを一番喜んで体全体で楽しんでいるように感じられた、その姿もよかった。じっくりアルバムを聴いてみたいー。

7、佐藤竹善/La La La
 Sing Like Talking で活動していたけど、最近はソロ活動の方が多いのかな。知る人ぞ知るなんだろうけど、やっぱり歌がうまい。この場に出ているアーティストはみんな歌がうまいけど。これもいい楽曲だ。
 
8、Crystal Kay/恋に落ちたら
 娘が見ている歌番組でたまに目にしていた程度だったけど、この子もものすごく歌がうまいし、難しい歌を作って歌っている。

9、AI/Story
 この子も上記同様なんだけど、オリジナリティがあって声量があって聞きごたえがあった。関西的ノリでムードメーカーだったらしい。

10、鈴木雅之/夢で逢えたら
 ご存知元ラッツ&スター。一人場違いなコワいオッさんという感じでしたが、この曲の後半伴奏なしの歌唱になり、男性陣の低いコーラスが優れものだった。

11、一青よう/ハナミズキ
 この曲元々私は大好きです。このすんばらしい曲に全員のコーラスが入ったのがまたさらにすんばらしい。最後の最後に顔をくしゃくしゃにして泣いていたのが印象的だったー。

12、山本潤子/翼をください
 出ました名曲! 合唱するにはバッチリな歌であまりにポピュラーという気もしないではないけど、今回の出演アーティスト全員での合唱は、やっぱりいいんだなぁ。いい曲はやっぱりいいと、あらためて思わせてくれたのもうれしい。娘、いや、孫くらいになるかもしれないような子たちの中に入ってこの曲をみんないっしょに歌う、そんな機会を作れただけでもすばらしい。

13、、清水翔太/HOME
 ぜ〜んぜん知らなかった若手アーティストでだったけど、この曲の歌詞がなかなかによかった。そして、ラップ調のこの曲を、オッさんアーティストたちまでいっしょになって歌う、歌える程練習してきたというのを感じるだけでも感動もの。

14、小田和正/YES-YES-YES
 出ました大御所。小田さんはどの曲で来るのかなと思ってたけど、オフコース時代の中でも私も大好きだったこの曲で来たのはうれしかった。この高音の続く歌を他のアーティストたちもいっしょに歌うというのがまたスゴイ場面だった。財津和夫とのかけ合い?がおちゃめで楽しかった。

15、キマグレン/LIFE
 ここでググッとノリのいいリズムになって、アーティストも観客も最高にノリノリ状態にー。みんな心からこの場を楽しんでいる姿を見るのがなんともうれしい。そしてこの若手アーティストも知らなかったけど、とってもよかった。

16、Aqua Times/虹
 引き続きノリノリの若手の曲。コーラスから続くソロの歌声がオリジナリティがあってとても引き込まれた。いい曲だ。

17、スキマスイッチ/全力少年
 この曲のフレーズは印象に残っていたけど、ちゃんと聞いたのは初めてだった。とってもいい曲。キマグレンから続いたノリノリ状態がここでピークに達して、アーティストと観客は一体化! 今回のメドレーは小田さんが編曲していったんだろうけど、曲と曲の「つなぎ」がどれもすばらしかった中で、この曲へのつなぎはまた最高にグッときた。

18、平原綾香/Jupiter
 前の曲までのノリノリ状態をいったんおさめて、じっくりと低音の歌唱で聞かせてくれた。それにしてもそれぞれに独自の世界を持っていて、それを短い間でも表現しきれるのは、プロなのだから当たり前とはいえ、すばらしい。

19、夏川りみ/涙そうそう
 前曲に引き続きじっくり聞かせ、また無伴奏での全員の合唱がすばらしかった。観客席の若い女性たちがアップで映し出される場面が多かったけど、この曲のときはわりとご年配の方が聞き入る姿が映し出され、それもよかった。

20、財津和夫/青春の影
 私も若い頃から大好きだったこの曲でしたが、全員での合唱は財津さんがソロで歌うよりもグッときた。他の曲にも当てはまるけど、合唱により「いい曲をさらにいいと思わせてくれた」のにはびっくり。小田さんはそこまで感じとっていたのだろうか。合唱だとその曲それぞれの持ち味やアーティスト各々の個性を消すのではないかーとここに至るまでに散々言われていたけど、本番では「真逆」だった・・・。

21、いきものがかり/帰りたくなったよ
 「あぁ〜このすばらしいひとときが終わってしまう〜。永遠に続いてほしい〜」と、その場にいたアーティスト、観客誰もが思っていただろうその気持ちを代弁したような曲を最後に据えるなんて、やっぱり小田さんがスゴイのかー。せつなくのびやかな声で「帰りたくなったよ」と発せられた瞬間はたまらないものがあった…。いい歌だしいい声だしいい曲だった。初めてじっくり聞いた。

ーこうして書いてみて、小田さんの編曲のすばらしさと、バックの演奏者たちの技量があったからこそ、この『22分50秒』が成り立ったんだと思い至りました。

 特に小田さんは、それぞれのアーティストのどの曲を選んで、どの部分を歌うことにして、どうソロとコーラスを組み合わせて、どうつないで、等など、ものすごい作業量をこなし、なおかつ実際の練習をリードしていったのですから、本当に大したものです。

 小田さんが、オフコースからソロへとこれまでやってきたことは、今回のこのことをするためにあったのではないか、と思えるほどです。

●「たしかなこと」

 最後に、小田さんのこの歌を全員が前に出て(合唱部スタイルで?)、前半はドラムのハイハットのみの伴奏で(ほとんどアカペラで)、そしてなんとユニゾンで斉唱したのでしたが、『22分50秒』での達成感、感動がまるで歌詞に込められたような歌だったこともあり?、みんな感涙の大合唱となったのでした。

 この日のことを噛みしめるようにそれぞれが歌って、自然と涙が溢れ出た、そんな印象を持ちます。決して台本にはない、作り物ではないことが、画面を通して伝わってきて、見ているこちらも泣けて来ました。

 そうそう、これが「合唱」だとすると、『22分50秒』は思えば「ゴスペル」スタイルだったと言えますね。

●「一人でやった達成感より、みんなと共同作業でやった達成感の方がずっと大きなものになる」

 どうして「今回のクリスマスの約束」に私はこんなに入れ込んでしまっているのだろうーと自分でも思うのですが、きっと上記のことが私がこれまでにやってきたことと通じているからではないかと感じます。

 私がこれまでやってきた「あじあくらぶ」にしろ「ジンベ」にしろ「らくだ」にしろ、一人ではなく場を共有する人たちとの共同作業です。感動は共同作業から生まれるんですね。

●「ジンベ」でやってきた中で一番印象に残っているのは、2003年札幌芸術の森での「ジャナグル」コンサートです。「ジャナグル」はアフリカのジンバブエのミュージシャンたちで、その札幌公演でしたが、私たちジンベクラブは縁あって前座として声がかかりました。

 そのとき私は即座に、「ダンスをいっしょにやってくれる人たちを広く募集して、コンサートのために練習を積み重ねてステージにいっしょに上がり、多くの人たちと楽しみを共有したい」と思い、それを実行しました。

 それに通じるその場全体での共有体験を、「クリスマスの約束」にも感じられるのです。やり方は違っても、目指す方向はいっしょというかー。

●今回のことをブログで発信したところ、私のブログではこれまでで最高のヒット数(来訪者数)となって驚きました。なんと100名越え! 同じような思いでいる人たちがいっぱいいたんですね。

 私もいろいろ調べてみたら、「ニコニコ動画」に、映像はないけれど歌の部分が全編に渡ってアップされているのを見つけました。これは音質もよく、歌もコーラスも観客の拍手も入っているので、映像で見るよりも聞き入ることができ、これはこれで感動ものでした。

 ここに書き込まれたコメントもいっしょに流れてくるので、放送を見ていない人でも「想像で」楽しめますので、興味のある方はのぞいてみるといいですよ。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9350839

●これほどのことをやってしまうと、次の「クリスマスの約束」は何をするのか、気になりますね。今回同様のことをやってもいいのでしょうが、二番煎じになってしまいますし。でもこれを恒例化するのもいいのではないかとも思います。

 歌のよさ、アーティストのよさを感じさせ、つながりを作っていくのですから。
 「紅白歌合戦なんかよりこっちの方がずっと“歌力”を感じる。紅白いらないからこっちをやって!」なんて声もあるみたいですし。

 今日はエイプリルフールということですが、日本人はなかなかセンスのいいウソをつくのは難しいのではないでしょうか。みんなで笑えるようなウソだったらいいんですがー。

 なんて思いつつ今日のテレビをインターネットでチェックしてみると…目が点になりました。あの、「クリスマスの約束」が再放送されるではありませんか! 思わず、「ウソだろ〜」と口走ってしまいました。

 去年のクリスマスに放送されたこの番組を観ての感想等をブログやメルマガで発信したところ、「私も観た〜」「テレビの前で正座して見入った」「目が釘付けになった」「録画しなかったことを後悔した」等などの反響を、友人知人だけでなくネットでこれを読んだ方々からもいただき、同じような思いで観ていた人は多かったんだと感じました。

 そして観ていない人からは、「私も観たかった…」「ビデオ貸してー」などの声をいただき、今私のビデオは友人宅に行ってます。そろそろまた観たいなぁ、と思っていたところでもありました。

 前回は3倍速録画だったので、今回は等倍録画しておこうと思います。
「多くの反響に感謝しての特別編をお届けします」とのことですので、と〜っても楽しみです。前回は約2時間の放送でしたが、今回は1時間半なので、いいところをぎっしりと詰め込んだ内容になっているのでしょうか。

 見逃した方、まだ見ていない方、見逃す手はありません。ちょっとでも歌が好きな方でしたら、世代を問わず、ぜひ見ていただきたいと思います。 23:59〜1:29 TBS系列 での放送です。

 以下に、以前発信した文章を採録しておきます。

                        *
1月29日(金)
 大感動の“22分50秒”ー小田和正「クリスマスの約束」を観てー

 私は今頃になって、年末年始録りためておいたビデオを観ているのですが、去年12月25日の夜に放送されたTBS系「クリスマスの約束」は圧巻でした。小田和正が数々のアーティストと共演するこの番組は、ここ数年毎年クリスマスの夜に放送されており、私は楽しみにしています。

 小田さんが、自分の歌だけでなく、他の歌手の歌を歌ったり、他の歌手とコラボレーションしたりするのですが、彼はこの番組で、他の歌手と「共同」で一つのことを成し遂げることを重要視しており、そこに至るまでのプロセスもドキュメンタリータッチで描いています。

 小田さん自身が手紙を書いて、アーティストに自分の思いを伝えますが、それは受け入れられたり受け入れられなかったりー。小田さんも年を重ねて丸くなったのか(?)、アーティスト同士がつながっていくことの重要性を感じ、それを自分が中心になってやる必要性を感じていることが、番組から伝わってきます。

 どうしてそれがしたいのかというと、最終的には、「歌っていいもんだよ」と伝えたいからこそでしょうし、もっといえば、「歌の力を信じている」からなのでしょう。さらに、一人の力より、多くの力が合わさったときに持つ力・・・。

●今年小田さんが声をかけてOKの返事をくれたアーティストは、総勢21組に上りました。
 そして小田さんが考えていたのは、長年あたためていていつかやりたいと思っていた、「アーティストそれぞれの持ち歌をメドレーにして、参加アーティスト全員で歌う」というものでした。

 最初小田さんが考えていることを他のアーティストや番組制作の方々に伝えても、「どうしてそれをやるのか」の意味を感じとってもらえず、「そんなことをやっても、それぞれのアーティストの持ち味を殺すだけになってしまうのではないか」「何もみんな一同に会していっしょに歌わなくてももっと他にやり方があるのではないか」との声が上がりました。

 しかし小田さんは、「意味が見えないからこそやる価値がある」という強い気持ちで臨み、「とにかく集まれるメンバーで集まって実際に歌うことから始めよう」と、リハーサルを繰り返していくことを強行?しました。

 リハーサルを繰り返す中でも、「準備期間が少ない」「超多忙なアーティストが全員集まれることはない」「目的をはっきりさせないとアーティストの気持ちがまとまらないのではないか」の声が聞こえてくる中で、小田さん自身迷いながらも、「それぞれに才能がありすでに独り立ちしているアーティストが一同に会して声を重ね合う場の共有体験」こそが大事なのだという意思を貫いて、とうとう当日を迎えることになりました。

●感動の場をアーティストと観客が共有ーそれは22分50秒の奇跡?

 小田さんが、それぞれのアーティストの持ち歌(それもヒット曲ばかり!)をメドレーにした、タイトル「22分50秒」は、大勢の観客の前で披露されました。名だたるアーティストが集まっているのですから、大勢の観客が集まるわけです。でもそこで何が起こるかは、やってみないことには誰もわかりませんでした。

 ステージ前には2本のマイクが並び、アーティストが間髪を入れずに次々と持ち歌を続けて歌い、歌のバックには、ステージ後方に陣取ったアーティストみんなでコーラスを入れるという、とんでもないステージが始まりました。

 さてどんなふうになるだろうと思いつつ観たところー
 豪華アーティストが勢揃いし、イントロが流れ、最初に藤井フミヤが歌い出したそのときから、私は胸が熱くなり、それ以来終わりまでず〜っと熱くなりっぱなしでした。歌うのは、それぞれの歌手が多くて1コーラス、しかし耳に馴染んだ曲のサビがこれでもかと連なります。

 これは口で説明できません。観たらわかると思いますがー。
 こんなに大勢のアーティストが、それぞれのアーティストの代表曲をいっしょに歌う、こんな場面はもちろん目にしたことがありませんし、こんな出来事は未だかつて無かったことでしょう。それぞれがそれぞれに敬意を払って、なおかつ参加アーティストのみんなが満面の笑みでこの瞬間を楽しんでいる。そしてそれを観ている観客はアーティストのそんな姿を目の当たりにして感動している。

 私がこれまで興味がなかった若手アーティストの曲も、こうして聴くとすべていい曲に聞こえてしまいました。いや、いい曲なのでしょう。

 「みんな、歌うことを心から楽しんでいる」、「結果的に一つになってその場を存分に楽しんでいる」、その姿に私は感動したのでしょうかー。でも、何にこんなに感動したのか、自分自身まだ説明がつかない感じです。テレビの歌番組?でこんなに感動したことはありませんでした…。

 22分50秒が終わった後、観客の拍手は長い間鳴り止みませんでした。アーティストたちも抱き合ったり目に涙を浮かべたりー。当の小田和正も、それこそ「言葉にできない」で、ただ、「ありがとう」を繰り返していました。

 その後、何人かのアーティストが感想を述べましたが、一様に、「やってみて始めて小田さんの意図がわかった。このような場に参加できて本当によかった」と述べていました。

 最後に、なんと、全アーティストが‘ユニゾンで’(同じメロディーをみんなで歌うこと)、小田さんの歌を歌いました。ただ単に、みんなで同じ歌を同じように歌っただけなのに、さらなるこの感動は何だろう…と思うくらいに、これもまたすばらしい一瞬でした。

 思うに、最後の歌では、それぞれのアーティストが、「この場に参加できたことに心から感謝して」歌ったのでしょう。それが観客にも伝わり、それぞれのアーティスト同士にも伝わりー。

●とはいっても、「どうせテレビの歌番組だろ」と思われている方も多いことでしょう。私は感動の押し売りをするつもりはありませんが(?)、再放送があったらぜひ騙されたと思って?観てほしいです! きっとないんでしょうけどねえ。DVDが発売でもされたら入手したいとも思いますが、それも叶わぬことでしょうね、それぞれ所属レーベルなど違うでしょうから。

 とにかく、歌っていいな、音楽ってやっぱりいいな、とあらためて思わせてくれました。この番組のビデオは、私にとって永久保存ものです。観たい方がいたらお貸ししますけどね。

 そのうち、家族みんなで観たいなぁと思ってもいます。今をときめく若手アーティストから、私が長年親しんだ「加齢臭漂う?」(財津和夫談)ベテランアーティストまで揃っていますのでー。

○小田和正さんからたくさんのアーティストへ向けての手紙(番組のナレーションより)

「アーティストのみなさまへ。前略、突然のことで、お許しください。お願いの手紙です。

 ずっと考えていました。大勢のアーティストが一堂に会して、歌いたい歌を全員で歌ったら、どうなんだろう。参加してくれるアーティスト自身の曲を、ワンコーラスをメドに、歌い倒す。
 それが、どうしたんだと言われても、返せるような確かな答えは、ありません。何かが伝わるかも、などとも言いません。
 でももし、おもしろそうじゃん、つき合ってもいいよ、と膝を軽くポンと叩いて同意してくれるようなら、参加していただけないだろうか。
 大義名分はありません。どんなところへたどり着けるのか、それだけです。
 ご返事お待ちしています。」

○「クリスマスの約束」第1回目(2001年)に書いた手紙(番組のナレーションより)

「僕らのような音楽をやってきたものにとって、今大切なことは、同じ時代に音楽を作ってきた人たちを、認め、愛し、尊敬することなのではないかー。
 その意味をこめ、無数にある曲の中から、非難を承知の上で、一方的に7曲を選んだので、いっしょに歌ってもらえないだろうか?」

 でもこのとき、小田さんといっしょにステージに立ったアーティストはいませんでした。
 一人で歌いました。

○今回の「22分50秒」に参加したアーティストたち(歌った順番通り)

藤井フミヤ/TRUE LOVE〜STARDUST REVUE/今夜だけきっと〜広瀬香美/ロマンスの神様〜JUJU/明日がくるなら〜松たかこ/明日、春が来たら〜中村中/友達の詩〜佐藤竹善/La La La〜Crystal Kay/恋に落ちたら〜AI/Story〜鈴木雅之/夢で逢えたら〜一青よう/ハナミズキ〜山本潤子/翼をください〜清水翔太/HOME〜小田和正/YES-YES-YES〜キマグレン/LIFE〜Aqua Times/虹〜スキマスイッチ/全力少年〜平原綾香/Jupiter〜夏川りみ/涙そうそう〜財津和夫/青春の影〜いきものがかり/帰りたくなったよ


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