さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 【二編より】

《学問とは広き言葉にて、無形の学問もあり、有形の学問もあり。心学、神学、理学等は形なき学問なり。天文、地理、窮理、化学等は形ある学問なり。何(いず)れにても皆知識見聞の領分を広くして、物事の道理を弁(わきま)え、人たる者の職分を知ることなり。

 知識見聞を開くためには、或いは人の言を聞き、或いは自ら工夫を運(めぐ)らし、或いは書物をも読まざるべからず。故に学問には文字を知ること必用なれども、古来世の人の思う如く、ただ文字を読むのみをもって学問とするは大なる心得違いなり。

 文字は学問をするための道具にて、たとえば家を建つるに槌鋸の入用なるが如し》

●ここでも、「文字は学問をするための道具」であると言っています。この、「道具(ツール)」という考え方は大事だと私も思っています。


 【ちょっと横道に逸れますがー】
 
●たとえば、教科書は道具であって、それを教えるだけでは教育ではなく、それで何を伝えるかを考えて、初めて教育になるのではないかと私は思います。

 私の教室で言えば、教材は道具であって、それにより何を伝えるかが大事になってきます。単に教材をやらせて問題ができるようになるだけでは、それぞれの子の持っている可能性の半分も引き出されないのではないでしょうか。

 指導者が何を伝えたいと考え、また、その教材がどこまでそのための道具になりうるか、というところが大事だと思います。

 そういった意味で、教材は単に道具に過ぎません。でも、だからこそ、どれだけのことを伝えられる教材かという意味では、とても大切な道具です。

 らくだ教材は、「やったことがないこと(できないこと)に挑戦する力を身につける」ことをコンセプトに作られています。つまり、生きるということは初めて体験することの繰り返しであり、それに挑戦し、すぐできなくてもその壁を乗り越える努力を続けることこそが大事である、ということを伝えたいのです。

 だからこそ、これに惹かれ、自分の子どもにぜひやらせたいと思ったのが開塾するきっかけでした。


《数年の辛苦を嘗め数百の執行金(しゅぎょうきん)を費やして洋学は成業したれども、なおも一個私立の活計をなし得ざる者は、時勢の学問に疎き人なり。これらの人物は、ただこれを文字の問屋と言うべきのみ。その功能は飯を喰う字引に異ならず。国のためには無用の長物、経済を妨ぐる食客と言うて可なり。

 故に世帯も学問なり、帳合も学問なり、時勢を察するもまた学問なり。何ぞ必ずしも和漢洋の書を読むのみをもって学問と言うの理あらんや。この書の表題は、学問のすゝめと名づけたれども、決して字を読むことのみを勧むるに非ず》

●「飯を喰う字引」というのは、知識が身になっていないということだそうです。「文字の問屋」というのも、辛辣な言い方ですね。


 【人は同等なること】より

《初編の首(はじめ)に、人は万人皆同じ位にて生れながら上下の別なく自由自在云々とあり。今この義を拡(おしひろ)めて言わん。人の生るるは天の然らしむるところにて人力に非ず。この人々互いに相敬愛し共に与に天地の間の造物なればなり。たとえば一家の内にて兄弟相互に睦しくするは、もと同一家の兄弟にして共に一父一母を与にするの大倫あればなり。
 故に今、人と人との釣合を問えばこれを同等と言わざるを得ず。但しその同等とは有様の等しきを言うに非ず、権利通義の等しきを言うなり》

《その権利通義とは、人々その命を重んじ、その身代所持の物を守り、その面目名誉を大切にするの大義なり。天の人を生ずるや、これに体と心との働きを与えて、人々をしてこの通義を遂げしむるの仕掛けを設けたるものなれば、何らの事あるも人力をもってこれを害すべからず。大名の命も人足の命も、命の重きは同様なり》

●人は同等だけれども、「有様」と「権利」とは違うーとのことで、村山先生は解説をしてくださいましたが、私にとってはなかなかに難しく、しっくりと腑に落ちません。今後の学びの中でわかってくることでしょうかー。
 

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